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Tag: Tire

Release Notes

2023 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2023s2 リリースノート:


CARS:

GT3 Cars

  • ABS を改善し、レスポンス及び制御とパフォーマンスが向上しました。
  • ノルドシュライフェ走行時にはサスペンションの下垂距離を拡大させました。
  • 高速走行時に燃料節約のためにクラッチを切ることができなくなりました。
  • 後続車のドラッグ効果を削減しました。
  • ダイナミックブレーキオーディオシステムが追加されました。ブレーキ温度とブレーキプレッシャーによるロジックでチューニングされたブレーキオーディオロジックで、ブレーキの鳴きは高温になるとフェードアウトして温度が下がるとまた鳴るようになります。この音はブレーキプレッシャーによって動的に生成されます。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

GT4 Cars

  • 後続車のドラッグ効果を削減しました。
  • ダイナミックブレーキオーディオシステムが追加されました。ブレーキ温度とブレーキプレッシャーによるロジックでチューニングされたブレーキオーディオロジックで、ブレーキの鳴きは高温になるとフェードアウトして温度が下がるとまた鳴るようになります。この音はブレーキプレッシャーによって動的に生成されます。

GTE Cars

  • ダイナミックブレーキオーディオシステムが追加されました。ブレーキ温度とブレーキプレッシャーによるロジックでチューニングされたブレーキオーディオロジックで、ブレーキの鳴きは高温になるとフェードアウトして温度が下がるとまた鳴るようになります。この音はブレーキプレッシャーによって動的に生成されます。

NASCAR Classic 1987 Cars

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

NASCAR Cup Series Next Gen Cars

  • タイヤパラメータがアップデートされました。
  • ドラフティングパラメータがアップデートされました。
  • エンジンのレブリミッターが引き下げられました。
  • シフトライトの回転数をアップデートしました。
  • ガレージ画面のブレーキバイアスとテレメトリ値 dcBrakeBias の値がマッチするようになりました。
  • 外れる部品の LOD カメラ距離がアップデートされました。特定の距離で車体の部品が消失するのを防ぎます。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

NASCAR Trucks

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

NASCAR Xfinity Cars

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

V8 Supercars Cars

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Touring Cars

  • 後続のエアロドラッグ効果が削減されました。
  • ABS を改善し、レスポンス及び制御とパフォーマンスが向上しました。
  • ダイナミックブレーキオーディオシステムが追加されました。ブレーキ温度とブレーキプレッシャーによるロジックでチューニングされたブレーキオーディオロジックで、ブレーキの鳴きは高温になるとフェードアウトして温度が下がるとまた鳴るようになります。この音はブレーキプレッシャーによって動的に生成されます。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

[Legacy] V8 Supercar – 2014 Cars

  • フロントロールセンターの Low オプションは取り除かれました。

ARCA Menards Chevrolet Impala

  • ウィンドシールドのプルタブにダートが付着する問題を修正しました。ノーズロアグリルのテクスチャを調整しました。ペイントテンプレートのナンバーブロックの問題を修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Audi 90 GTO

  • ブレーキペダルの最大フォースを調整しました。

Audi R8 LMS GT3

  • インターフェースモデルにペダルがなかった問題を修正しました。

BMW M4 GT3

  • 現行ドライバーマニュアルに合致するようにダッシュディスプレイをアップデートしました。

Chevrolet Corvette C8.R GTE

  • バックファイアの新しいオーディオとトリガーするロジック、ビジュアルエフェクトが追加されました。

Chevrolet Monte Carlo SS

  • 今シーズンのアップデートで、この車両はリタイヤコンテンツとなりました。
    • Late Model Stock がこの Chevrolet Monte Carlo SS を置き換えます。
      • Chevrolet Monte Carlo SS は [Retired] 状態となり、すべてのイベント及び iRacing ストアから取り除かれます。Chevrolet Monte Carlo SS での記録は残ります。リプレイは機能しなくなります。
      • Chevrolet Monte Carlo SS を購入していたメンバーには新車の Late Model Stock が無償で提供されます。
      • この車両を使ってスケジュールされていた AI を使わないホストセッションは Late Model Stock を使うようにアップデートされます。
      • この車両の AI ロースターを使ってスケジュールされていたホストセッションはキャンセルされ、課金取消となります。必要なら Late Model Stock とその AI を使って再作成してください。

Dallara F3

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Dallara iR-01

  • エアロモデルとタイヤ属性のコンビネーションがオーバルレースを改善するために開発されました。
  • エアロモデルとタイヤパラメータがアップデートされました。
  • セットアップ調整幅がアップデートされました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Dallara IR18

  • この車両でのバイザーのティアオフ操作割り当てが削除されました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Dallara P217

  • ドラフトパラメータがアップデートされました。
  • 高速走行時に燃料節約のためにクラッチを切ることができなくなりました。
  • ブレーキバイアス調整は 0.25 単位で変更できるようになりました。

Dirt Street Stock

  • 一部のカーパーツのカメラ距離が調整されました。

Ford Mustang FR500S

  • タコメーターのミスプリントを修正しました。 RPM は宣伝されているような 10,000 の倍数にはなっていません。
  • ダッシュボードの燃料及び油圧の単位変換と警告灯に関する問題を修正しました。

Formula Renault 2.0

  • コクピットカメラでタイヤが誤ったモデルを使用していた問題を修正しました。

Formula Renault 3.5

  • リアフロアの耐久性が向上しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Global Mazda MX-5 Cup

  • ABS を改善し、レスポンス及び制御とパフォーマンスが向上しました。

Honda Civic Type R

  • 2023s2 BoP: 車重を若干軽く、エンジントルクを若干削減しました。

Hyundai Elantra N TC

  • 2023s2 BoP: 車重を若干重く、エンジントルクを若干削減しました。

Hyundai Veloster N TC

  • 2023s2 BoP: 車重を若干重く、エンジントルクを若干削減しました。

Indy Pro 2000 PM-18

  • 新ダメージモデルのチューニングが完了しました。サイドポッド、フロント/リアウィングの破壊限界を引き下げました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

iRacing Formula iR-04

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Lamborghini Huracán GT3 EVO

  • バックファイアのオーディオ効果を改善しました。

Late Model Stock

  • NEW CAR!
  • 新しいストックカー Late Model Stock が購入できるようになりました!
    • CARS Late Model Stock Tour などで使われる Late Model Stock はストックカーレースキャリアの重要なステップとなっています。ジョシュ ベリー、サム メイヤー、マイアット スナイダーなど NASCAR Xfinity シリーズのフロントランナーから NASCAR Craftman Truck シリーズのヘイリー ディーガンやクリスチャン エックスなど、そして 2023 NASCAR Cup シリーズルーキーのタイ ギブスなどがこのシリーズから栄光を掴んでいます。Late Model Stock Car は 400馬力を超える 350 キュービックインチエンジンを搭載しています。ファイバーグラス製ボディパネルは車を計量化しますがフルコンタクトに耐える強度を持ち、CARS ツアーは Southern National Motorsports Park, Hickory Motor Speedway, Langley Speedway, South Boston Speedway, North Wilkesboro Speedway を巡ってショートトラックレースで最高のショーを行います。
  • Late Model Stock は既存の iRacing レイトモデル車両 Chevrolet Monte Carlo SS を置き換えます。
    • この入替で Chevrolet Monte Carlo SS はリタイヤコンテンツとなって使用できなくなり、iRacing ストアからもなくなります。Chevrolet Monte Carlo SS の記録・Stats は残されますがリプレイは機能しなくなります。
    • Chevrolet Monte Carlo SS を所有していたメンバーには Late Model Stock が無償で提供されます。
  • Late Model Stock の購入は iRacing ストアのこちらから: https://members.iracing.com/membersite/member/CarDetail.do?carid=164
  • この車両には新ダメージモデルが適用されます!
    土壇場の問題によって新ダメージモデルは搭載されなくなりました。パッチでの登場となる見込み。
  • AI レースで使用できます!

Legends Ford ’34 Coupe

  • 回転する右タイヤのテクスチャが反転していた問題を修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Lotus 49

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Lotus 79

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Mercedes-AMG GT3 2020

  • 2023s2 BoP: 重心が若干高くなり、リアサスペンションジオメトリもアップデートされました。エアロバランスが若干前側へ移動してリアタイヤの発熱性が若干引き下げられました。
  • 周囲の車両の LED ルーフライトストライプの問題を修正しました。

Mercedes-AMG GT4

  • 高速走行時に燃料節約のためにクラッチを切ることができなくなりました。
  • コクピットの燃料位置ビジュアルを調整しました。
  • インターフェースモデルにスタリングギアを追加しました。
  • インターフェースモデルにブレーキバイアスノブが付いていなかった問題を修正しました。

Mercedes-AMG W12 E Performance

  • 外部RPMライトを調整しました。

Mercedes-AMG W13 E Performance

  • AI レースで使用できます!
  • 外部RPMライトを調整しました。
  • ドライバーのパドルシフト操作アニメーションを追加しました。
  • 黒い Monza ロールフープストライプを取り除きました。
  • サイドミラーモデルとテクスチャをアップデートしました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Modified – SK & NASCAR Whelen Tour Modified

  • (Both) – iRacing セットアップがアップデートされました。

NASCAR Classic Buick LeSabre – 1987

  • 新ダメージモデルが使用されていないとき、ダッシュボードのゲージレンズが不透明になる問題を修正しました。

NASCAR Cup Series Next Gen Chevrolet Camaro ZL1

  • 特定の距離からミラーで見ると車のノーズが消えることがある問題を修正しました。

NASCAR Cup Series Next Gen Toyota Camry

  • フロントフェンダーのテクスチャマッピングを改善しました。
  • 特定のカメラ距離でファントムダメージが出現する問題を修正しました。

Porsche 911 GT3 Cup (992)

  • 新ダメージモデルが適用されます!
  • 特定の距離で一部のミラーが位置を入れ替えて表示される問題を修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Radical SR10

  • フィジクスパラメータが若干アップデートされました。
  • 新ダメージモデルで、ボディパネルのイールド及び破壊限界を引き下げました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Ray FF1600

  • NEW CAR!
  • 新オープンホイール車両 Ray FF1600 が iRacing で使用できるようになりました。この車両はすべてのメンバーに無償で提供されます!
    • 英国を拠点とする Ray Race Cars は半世紀異常にわたってエントリーレベルオープンホイール車両を製造してきました。

      FF1600はグランプリを目指す練習用の手ごろな価格のフォーミュラです。ウィングなしでダウンフォースの少ないマシンに1.6リッターエンジンを搭載するFF1600は、他のジュニアフォーミュラと比べるとコーナーではかなり注意が必要ですがコース上では接近戦で追い越しが多くなります。スペースフレームシャーシによる比較的オープンなレギュレーションによってFF1600は手ごろなオープンホイールレースとして世界中で人気です。Ray Race Cars は世界中で多くのチャンピオンシップで勝利し、最近では 2022年 4月に Alex Crosbie がニュージーランドのナショナルタイトルを獲得しました。

  • Ray FF1600 について詳細はこちら: https://members.iracing.com/membersite/member/CarDetail.do?carid=163
  • この車両は iRacing の基本コンテンツに含まれるので全メンバーに無償で提供されます。
  • この車両には新ダメージモデルが適用されます!
  • AI レースで使用できます!

Renault Clio R.S. V

  • NEW CAR!
  • 新しいロードカー Renault Clio R.S. V が購入できるようになりました!
    • ルノーのワンメイクシリーズはほぼ60年間ずっとヨーロッパで最も親しみやすい下位レベルのロードレースシリーズの一部を担っています。1966年に誕生したゴルディーニを起源とする初代クリオは 1991 年にデビュー、欧州の主要各国でシリーズが開催されました。一時中断もありましたが、2000年代初頭から再びルノークリオが選ばれるようになりました。第5世代のルノークリオカップカーは 2020年にデビューして以来ヨーロッパ中のアクティブなクリオカップシリーズに採用されています。

      車重 1030 kg ホイールベース 2579mm でルノー HR13 エンジンを搭載、速く機敏な車はあらゆるスキルレベルのドライバーに楽しい体験となります。

      過去のルノーワンメイクチャンピオンには、WRC とダカールのレジェンド Carlos Sainz 、ルマン勝者の Jan Lammers 、ツーリングカーのヒーロー Jason Plato 、オープンホイールチャンピオンで X Games ゴールドメダリストの Kenny Brack らの名前が挙がります。私たちが話している間に次にくる偉大なレーサーはクリオで走っています。

  • Renault Clio R.S. V の購入は iRacing ストアのこちらから: https://members.iracing.com/membersite/member/CarDetail.do?carid=162
  • AI レースで使用できます!

Silver Crown

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Street Stock

  • カメラがフォーカスしている車を除いてサイドミラーが消失してしまう問題を修正しました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Supercars Ford Mustang GT

  • インターフェースモデルが誤って詳細なカーモデルを使用していた問題を修正しました。

Super Late Model

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Toyota GR86

  • この車両に新ダメージモデルが適用されました!
  • ABS を改善し、レスポンス及び制御とパフォーマンスが向上しました。
  • 一部のタイヤアートワークがアップデートされました。

USF 2000

  • 新ダメージモデルのチューニングが完了しました: サイドポッド、フロント/リアウィングの破壊限界を引き下げました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

2023s2 リリースノート:

Season Spotlight – GT3 Updates

アップデートの詳細について、開発チームからのメモ内容を和訳して紹介します。

Season Spotlight | GT3 Updates
https://forums.iracing.com/discussion/19164/season-spotlight-gt3-updates/p1


https://www.youtube.com/watch?v=L9LwtHC603k

2022 シーズン 2 での GT3 のアップデートは大掛かりなのでここで詳細を確認してください。このアップデートはパフォーマンスを上げるためのセットアップ アプローチや運転方法を変えることになるでしょう。

Setup “Notes”:

各車両ごとに、iRacing セットアップ Notes タブに以下のことが書かれているので読んでください。

  1. オフィシャルシリーズのシーズン 2 開催コースごとの推奨ダウンフォーストリム
  2. HDF セット(ウィング +6度) でのターゲットとすべき車高
  3. ウィング角を小さくするときにどれだけレーキ角を減らすべきか
    とはいえ、iRacing セットアップで使われているスプリング・車高の維持を推奨します
  4. アンチロールバー、ディファレンシャルプレート及びプリロードのクイックリファレンス
  5. 空力学的なストールを認識する方法

空力学的なストール:

キーとなる車両特性である空力学的なストールについて、これはいったい何なのでしょうか。
簡単に言うと、空力面が不利な条件で効果を失いはじめて全体的なダウンフォース損失につながるとき。状況によって、時間をかけてゆっくりと発生したり、非常に急激に発生したりします。車がストール状態にならないように車高に気を払うことが重要です。

ストールの主な原因はフロント車高が低すぎることです。これが起きるとアンダーボディの効果が大幅に小さくなり急速にダウンフォースが減少します。これは比較的軽い不安定さに気づきやすく、極端な場合、完全な損失に繋がる可能性があります。
幸い、その解決策はシンプルで、フロントのスプリングレートを上げればよいです。これは動的なフロント車高が高くなり、アンダーボディがストール領域とならないようにします。

同じことがリアにも当てはまります。リアスプリングが柔らかすぎたり、静的な車高が低すぎると、ディフューザーがストールする可能性が生じます。繰り返しになりますが、結果はフロントと同様比較的軽い不安定さと、極端な場合には車の制御を失うことがあります。
加えて、アグレッシブなレーキ角で走行すると、高いリア車高でストール特性が現れることがあります。この場合、ハードブレーキ中やターンイン時点といったブレーキングゾーンで車が不安定になるのを感じられるでしょう。ここでの解決策は、静止時のリア車高を下げてリアスプリングを硬くし、高速コーナーでのリア車高を維持することです。

エアロダイナミクス:

モデリングの忠実度とともに高速時のパフォーマンスも向上します。全体的に良いバランスを保ち、エアロマップのストール領域での操作を回避すれば、予期せず飛び出すことが減って高速コーナーでのパフォーマンスをより感じられるでしょう。

新しいモデルは以前よりもロールとピッチの変化に敏感なため、ほとんどの車で以前よりもスプリングやロールバーが硬くセッティングされていることに気づくでしょう。変更する場合は硬くするより柔らかくする方を推奨します。これによって柔らかいスプリングから硬くしていく作業とは対照的に、最大パフォーマンスへじわじわと詰めていくことができます。柔らかいスプリングがラップの大部分をストール領域とするのは難しいことが分かると思います。

ウィングの調整感度と範囲を完全にバランスさせました。ウィングは最もドラッグの小さな -2度から最大ダウンフォースとなる +6度まで 1度刻みの設定となりました。これでほとんどのコースで以前よりも大きなウィング角で走行することが魅力的に見えるでしょう。

シャシー/スプリング/アンチロールバー/ディファレンシャル:

全ての車で利用できるスプリング及びアンチロールバーのオプションを再評価しました。ほとんどの車で、利用できるスプリングレートが変更され、アップデートされたエアロダイナミクスの処理に必要な剛性アップがあります。高速コーナーがほとんどなく負荷の低いコース用に柔らかいスプリングレートも残っていますが、スパなどの負荷の高いコースで柔らかいスプリングを使うと、フロアのストールが発生して、パフォーマンスが低下します。

さらに、ディファレンシャルのチューニングとしてクラッチプレートが加わりました。このプレートのオプションは現在は4枚か6枚かに限定されています。6枚が標準、4枚がオプションです。より平坦でより滑らかなコースではプレート 4枚でロックを減らすことが有益です。他方でバルセロナで見られるような低速なヘアピンなど粗いコースでは、トラクションを維持するために一部の車では 6枚プレートが不可欠です。

タイヤ:

新しいエアロダイナミクスに合わせて、タイヤグリップが若干減らされました。高速でのパフォーマンス向上と中速でのパフォーマンスの微小な変化が見られるはずですが、タイトなシケインやヘアピンといった低速コーナーではグリップが少し減りました。これらの領域では全体的なフィーリングは悪化しませんが、低速コーナーでのスピードとトラクションコントロールやより正確なスロットルコントロールが必要になりました。全体的なタイヤ寿命は同程度ですが、温度によってタイヤがどのように硬化していくかは大きな変化があります。実際のところ、摩耗の意味ではこれまでどおりダブルスティントをマネジメントできますが、硬化による2スティント目のパフォーマンストレードオフは大きくなります。タイヤのパフォーマンスは残りトレッド量によるのでなく、それ以上にコンパウンドの硬化状態に依存することが多いことに留意しておくことが重要です。

燃料とBOP:

燃料消費と燃料タンク容量を再評価しました。IMSA 仕様のサイズに変更し、それに応じて燃料消費量を調整しました。
実際にはこれは小さな変更です。主な違いはスタート時に搭載する燃料が少なくなり、消費率がより現実に近くなることです。
すべての車で空のタンクに満タン給油するまでの時間は40秒です。
これがこのアップデートの範囲であり、各車のマイナーなBOP変更に関する詳細は提供しないことを選択しました。
これは大きなBOP変更がなかったことを示すものではありませんが、この新しいBOPが今後のベースラインとなると考える必要があります。


最後に、マウントパノラマやニュルブルクリンク ノルドシュライフェなどアップダウンで標高変化が多く、連続コーナーを駆け抜けるコースで、新しい sprint セットアップで走ってみてください。

Release Notes

2021 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。

間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4ページに分けました。

2021s4 リリースノート目次:


iRacing 2021 シーズン 4 ビルドが登場します!
このリリースでは、新コンテンツとしてフェラーリ488 GT3 Evo、ポルシェ911 GT3 Cup (992)、ヒッコリー・モーター・スピードウェイ、ハンガロリンク・サーキットが追加されます!AI ドライバーロースターをホストレースに追加して、レースフィールドを大きくすることができるようになりました。「ノーダメージ」モードを「ヒーリング」ダメージモードにアップデートして、レースを台無しにする永続的案ダメージを負うことはなしにリアルな接触判定と物理法則を確保できるようになりました。SCCAスペック・レーサー・フォードとストリート・ストックの両車はアートワークのオーバーホールが行われ、新ダメージモデルも搭載しました。全車両にロードタイヤが与えられたので、どの車でもどのトラックでも走行できるようになりました!5台の車両と 11のレイアウトで計16個のコンテンツが AI用として拡充されました。
iRacingの2021シーズン4へようこそ!

シーズンハイライト:

  • Ferrari 488 GT3 Evo
  • Porsche 911 GT3 Cup (992)
  • Hickory Motor Speedway
  • Hungaroring Circuit
  • Hosted AI Racing
  • 新しい「Healing」ノー・ダメージ・モード
  • SCCA Spec Racer Ford & Street Stock にアートオーバーホール
  • SCCA Spec Racer Ford & Street Stock に新ダメージモデル
  • 全車両でロードタイヤ装着可能に
  • 5台の車両が AI レースで使用可能に:
    Ferrari 488 GT3 Evo
    Porsche 911 GT3 Cup (992)
    Super Late Model
    Supercars Ford Mustang GT
    Supercars Holden ZB Commodore
  • 11レイアウトで AI レースが可能に:
    Bristol – Dual Pit Roads
    Bristol – Single Pit Roads
    Concord Speedway
    Five Flags Speedway
    Hickory Motor Speedway
    Hungaroring Circuit
    Mount Panorama Circuit
    Myrtle Beach Speedway
    Phillip Island Circuit
    Red Bull Ring – North
    The Bullring

2021 シーズン 4 をフィーチャーしたページもどうぞ: https://www.iracing.com/2021-season-4/

リリースノーツ全編を以下に記します。

continue reading…

Release Notes

2021 Season 2 Patch 1 Hotfix 1 [2021.03.18.02] のリリースノートを和訳して掲載します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね

2021s2 Release Notes
2021s2 Hotfix 1 Release Notes
2021 Season 2 Patch 1 – Release Notes


このホットフィックスには 2021 シーズン 2 パッチ 1 リリースに対するアップデートと修正が含まれています。

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Release Notes

2021 Season 2 Patch 1 [2021.03.16.03] のリリースノートを和訳して掲載します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね

2021s2 Release Notes
2021s2 Hotfix 1 Release Notes


このパッチには 2021 シーズン 2 リリースに対するアップデートと修正が含まれています。

continue reading…

Release Notes

2020 シーズン 4 ビルド [2020.09.08.01] のリリースノートを和訳して紹介します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね

とても長くなったので 4ページに分けました。
2020s4 リリースノート目次:


今回のシーズンビルドには2台の新車と3つの新コース、ドライバーカスタマイズ、環境サウンド、ナスカー・ピットライト、McLaren MP4-30の大アップデート、ペイントショップのアップグレード、リーグセッション表示、などなど! iRacing 2020 シーズン 4 にようこそ!

こちらでiRacingが画像&トピックまとめページを公開しています:
https://www.iracing.com/membership/2020-season-four/
https://www.iracing.com/membership/2020-season-four/

今回のハイライト:

  • 新車: Chevrolet Corvette C8.R GTE
  • 新車: Dallara P217
  • 新コース: Crandon International Raceway
  • 新コース: Nashville Fairgrounds Speedway
  • 新コース: Weedsport Speedway
  • ドライバーカスタマイズ
  • 環境サウンド
  • NASCAR ピットイン&ピットアウト・ライト
  • McLaren MP4-30 タイヤコンパウンド
  • McLaren MP4-30 エネルギー回生システムのアップデート
  • チームドライバー指定システム
  • ペイントショップのアップグレード
  • リーグセッション表示
  • ショートカットペナルティ消化方法のアップデート
  • さらに 5レイアウトが AI レースで使用可能に
  • AI Drivers のディフェンシブなドライビング
  • Global Mazda MX-5 Cupに新ダメージモデルを搭載
  • 新ダメージモデルのシステムアップデート
  • 雲・霧の描画アップデート
  • タイヤの減衰に関する大アップデート

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Release Notes

2020 Season 3 Patch 3 [2020.06.30.01] のリリースノートを和訳して掲載します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね

iRACING BETA UI:

  • Safety Rating は常に小数点以下2桁で表示されるようになりました。
  • Entry List 画面でいくつかの車両画像が読み込まれない問題を修正しました。
  • Team Results 画面が正しくスケールされなかったのを修正しました。
  • AI ドライバーがカーナンバーに負の値が設定できた問題を修正しました。
  • 明確にするため、iRacing BETA UI 初期化中に「iRacing データのリクエスト」ステップを追加しました。
  • データを受信していないとき iRacing BETA UI がタイムアウトとなる問題を修正しました。
  • 画面のはずれに Reconnect ボタンが表示されることがあった問題を修正しました。

SIMULATION:

Race Servers

  • チームメイトがあとからセッションに参加したとき、シミュレータがあるオープンプラクティスセッション内のチームを別のラングループに再割り当てしてしまうことがあった問題を修正しました。

AI Racing

  • AI ドライバーが以下の車両を運転できるようになりました:
    • Kia Optima
    • VW Jetta TDI Cup
  • AIドライバーが以下のレイアウトでレースできるようになりました:
    • Atlanta Motor Speedway – Oval
    • Martinsville Speedway
  • AI ドライバーが International Speedway – Road Course でトレーニングを受けました。

New Damage Model

  • 新ダメージモデルを使用している車両で、0x となる接触の閾値が引き上げられました。
  • 新ダメージモデルを使用している車両で、特に衝突攻撃側にインシデントが誤って割り当てられていた問題を修正しました。

Audio

  • ジェットのフライオーバーの音量を上げました。

Pit Crew

  • 修理を始める前にタイヤが外されるとピットクルーが地面に埋もれてしまう問題を修正しました。

Rendering

  • 広角の視野周縁部に霧を描画する際の問題を修正しました。

Paint Shop

  • 新スポンサー FilterTime が追加されました!
  • カーナンバーのフォントがいくつか表示されていなかった問題を修正しました。

Virtual Reality

  • 数値丸め処理のエラーを修正しました。シムの実行後に、rendererDX11.ini の Oculus Rift 用 PixelsPerDisplayPixel 設定が若干調整されることがありました。

CARS:

ARCA Menards Chevrolet Impala

  • Texas Motor Speedway – Oval 用の iRacing セットアップを追加しました。

Aston Martin DBR9 GT1

  • 新ダメージモデルで、全体的な硬さを減らしました。
  • タイヤパラメータを若干アップデートしました:
    • タイヤ摩耗を減らしました。
    • Daytona International Speedway – Road Course と Circuit des 24 Heures du Mans を走行中のカーカス温度を下げました。

Audi R18

  • 霧深い天候でのタイヤテクスチャの外観の問題を修正しました。

Audi R8 GT3

  • 2020s3 BoP: エンジン出力を若干下げました。
  • タイヤパラメータを若干アップデートしました:
    • タイヤ摩耗を減らしました。
    • Daytona International Speedway – Road Course と Circuit des 24 Heures du Mans を走行中のカーカス温度を下げました。

BMW M4 GT4

  • ダッシュボードに BMW Motorsport Sim Racing デカールが追加されました。
  • タイヤコンパウンドを調整しました。
  • 駆動系のロスを調整しました。
  • ベースラインセットアップをアップデートしました。

BMW M8 GTE

  • 2020s3 BoP: 最低重量を 5kg減らし、空力ドラッグを若干減らしました。
  • 前後最低車高を 50mm としました。
    • より安定した高いパフォーマンスのセットアップを可能にします。
  • タイヤパラメータをアップデートしました。
  • グリルとラジエータが同じ場所を占めていた視覚的な問題を修正しました。
  • ベースラインセットアップをアップデートしました。

BMW Z4 GT3

  • 2020s3 BoP: 空力ドラッグを若干減らしました。
  • タイヤパラメータを若干アップデートしました:
    • タイヤ摩耗を減らしました。
    • Daytona International Speedway – Road Course と Circuit des 24 Heures du Mans を走行中のカーカス温度を下げました。

Chevrolet Corvette C6R

  • タイヤパラメータを若干アップデートしました:
    • タイヤ摩耗を減らしました。
    • Daytona International Speedway – Road Course と Circuit des 24 Heures du Mans を走行中のカーカス温度を下げました。

Ferrari 488 GT3

  • 2020s3 BoP: エンジン出力を若干減らしました。
  • タイヤパラメータを若干アップデートしました:
    • タイヤ摩耗を減らしました。
    • Daytona International Speedway – Road Course と Circuit des 24 Heures du Mans を走行中のカーカス温度を下げました。

Ferrari 488 GTE

  • Minimum ride heights have been set to 50mm for both axles.
    • より安定した高いパフォーマンスのセットアップを可能にします。
  • タイヤパラメータをアップデートしました。
  • ベースラインセットアップをアップデートしました。

Ford GT GT2

  • タイヤパラメータを若干アップデートしました:
    • タイヤ摩耗を減らしました。
    • Daytona International Speedway – Road Course と Circuit des 24 Heures du Mans を走行中のカーカス温度を下げました。

Ford GT GT3

  • タイヤパラメータを若干アップデートしました:
    • タイヤ摩耗を減らしました。
    • Daytona International Speedway – Road Course と Circuit des 24 Heures du Mans を走行中のカーカス温度を下げました。

Ford GTE

  • 前後最低車高を 50mm としました。
    • より安定した高いパフォーマンスのセットアップを可能にします。
  • タイヤパラメータをアップデートしました。
  • ベースラインセットアップをアップデートしました。

Formula Renault 3.5

  • カメラ距離によってリムからタイヤにかけて白い人工物が表れていた視覚的な問題を修正しました。

HPD ARX-01c

  • テクスチャのパラメータをいくつか調整しました。
  • 霧深い天候でのタイヤテクスチャの外観の問題を修正しました。

Indy Pro 2000 PM-18

  • 色指定されたリムが回転中のスペキュラーマップが正確でなかった問題を修正しました。

McLaren MP4-12C

  • 2020s3 BoP: エンジン出力を若干減らしました。
  • タイヤパラメータを若干アップデートしました:
    • タイヤ摩耗を減らしました。
    • Daytona International Speedway – Road Course と Circuit des 24 Heures du Mans を走行中のカーカス温度を下げました。

Mercedes AMG GT3

  • タイヤパラメータを若干アップデートしました:
    • タイヤ摩耗を減らしました。
    • Daytona International Speedway – Road Course と Circuit des 24 Heures du Mans を走行中のカーカス温度を下げました。
  • エンジンブレーキによるリアのホイールロックを減らしました。
  • ベースラインセットアップをアップデートしました。

NASCAR Xfinity Chevrolet Camaro

  • Pocono Raceway 用のiRacingセットアップを追加しました。

NASCAR Xfinity Ford Mustang

  • Pocono Raceway 用のiRacingセットアップを追加しました。

NASCAR Xfinity Toyota Supra

  • Pocono Raceway 用のiRacingセットアップを追加しました。

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR

  • タイヤコンパウンドを調整しました。
  • ベースラインセットアップをアップデートしました。

Porsche 911 RSR

  • 前後最低車高を 50mm としました。
    • より安定した高いパフォーマンスのセットアップを可能にします。
  • タイヤパラメータをアップデートしました。
  • ベースラインセットアップをアップデートしました。

Ruf RT 12R Track

  • タイヤパラメータを若干アップデートしました:
    • タイヤ摩耗を減らしました。
    • Daytona International Speedway – Road Course と Circuit des 24 Heures du Mans を走行中のカーカス温度を下げました。

Super Late Model

  • The Bullring (Night)用のiRacing セットアップを追加しました。

USF 2000

  • 色指定されたリムが回転中のスペキュラーマップが正確でなかった問題を修正しました。
  • ガレージでのセットアップ範囲の制限を調整しました。
  • シーズンセットアップをアップデートしました。

TRACKS:

Fairbury Speedway

  • 投光器の問題を修正しました。

Tire Set Limits

NASCAR iRacing シリーズのタイヤセット数制限のアナウンスがありました。今週のポコノから始めるとのこと。
https://members.iracing.com/jforum/posts/list/3744255.page

また、NASCAR A/B/Cシリーズも同様に、今週のポコノからタイヤセット数制限が始まります(C Fixedは導入済み)。使用可能なセット数はスケジュールPDF (Find Official Races > iRacing Race Schedule (PDF)) で確認できます。
https://members.iracing.com/membersite/member/GetSeasonSchedulePDF

以下は NASCAR iRacing Series (Open/Fixed共) のタイヤセット数制限です。

Week ラウンド レース長 タイヤセット
18 Pocono 80 周 4 セット
19 Indianapolis 160 周 9 セット
20 Kentucky 134 周 4 セット
21 New Hampshire 151 周 4 セット
22 Michigan 100 周 4 セット
23 Watkins Glen 45 周 3 セット
24 Dover 200 周 5 セット
25 Daytona 80 周 4 セット
26 Darlington 367 周 13 セット
27 Richmond 200 周 5 セット
28 Bristol 250 周 5 セット
29 Las Vegas 134 周 5 セット
30 Talladega 94 周 4 セット
31 Charlotte Roval 55 周 4 セット
32 Kansas 134 周 5 セット
33 Texas 167 周 5 セット
34 Martinsville 250 周 5 セット
35 Phoenix 156 周 5 セット

1 セット = レース中のタイヤ交換不可、スタートしたタイヤで最後まで
2 セット = スタートしたタイヤに加えてもう1セット
5 セット = スタートしたタイヤに加えて 4セット

参考: NASCAR Road to Proシリーズのタイヤセット制限
https://www.shupop.com/iracing/2020/06/16/tiresets-for-nascar-road2pro-series/

Tire Set Limits

NASCAR Road to Proシリーズではコース・レース長によって異なるタイヤセット数制限が加わるようです。
実際のレースでのデータをリサーチして決定されたとのこと。
https://members.iracing.com/jforum/posts/list/3743175.page

ラウンド レース長 タイヤセット
Darlington 140 周 5 セット
Dover 170 周 5 セット
Las Vegas 134 周 4 セット
Canadian Tire 55 周 3 セット
Texas 140 周 4 セット
Martinsville 200 周 4 セット
Phoenix 160 周 4 セット

*現時点で他のシリーズでは、St.Stockは1セット、SLM、Modifieds、Trucks、1987 Legends は 2セット、XfinityとCupは無制限となっています。

1 セット = レース中のタイヤ交換不可、スタートしたタイヤで最後まで
2 セット = スタートしたタイヤに加えてもう1セット
5 セット = スタートしたタイヤに加えて 4セット

続いて NiS でも適用されそうです。

  • Tire Set Limits

    タイヤ本数制限が 2020 シーズン 3 より導入される新機能として登場!待望の機能がついに!

    フレッシュタイヤを残したりタイヤ自体のマネージメントなどもっとも重要な要素のひとつですね。限定的なスタートとして、まずは 5種類のストックカーシリーズで有効化されるようです。

    以下のシリーズのではレースで使える予備のタイヤは1セットのみです。

    • NASCAR Legends Series
    • NASCAR iRacing Class C Fixed Series
    • NASCAR iRacing Tour Modified Series
    • iRacing Super Late Model Series

    以下のシリーズのレースでは使えるタイヤは 1セットのみ。スタートで履いていたタイヤでチェッカーまで走る必要があります。

    • iRacing Street Stock Series (Class C)

    なお、ホストやリーグでもタイヤセット制限を使用することができるようになります。

    ※2セット目をダメにしてしまったときにまだましな1セット目に戻す、というのはこのビルドでは不可とのこと。

    追記

    Q: 2セット使えるところ、右だけ交換したらどうなりますか。
    A: 残りのタイヤは左側 2セットと右側 1セットです。

    フルコースコーションが発生する都度ピットでタイヤ交換、とはいかなくなりますね。
    ロードカテゴリでも想定される週末を通じての(OP – Q- R 通しでの)タイヤセット数、ではないと思われます。

  • Tire Model update

    リリースノートには記載はありませんでしたが、2019s1 ビルドではV6タイヤに変更が加えられているようです。
    (常にそうですがリリースノートにあることが全てではないのです)

    温度に対する反応を以前より半分にした、とDK先生から投稿が。
    http://members.iracing.com/jforum/posts/list/50/3625480.page#11334965

    リリースノートに記載されるべきことだったが、V6タイヤに変更を加えた。V6の温度に対する反応はあるべき姿よりも倍早かったのだが、原因は掴めたと思っていて V7では適切に修正される。今ビルドでの V6に対する変更はハックと言える対応だが、現実には近づいた。今ビルドでの雲の影や時間経過によるトラック温度変化は、正しいレベルでグリップに影響する。

    続けて、

    トラック温度変化は主に太陽によって起こり、太陽が高いと太陽放射によってトラックに注がれる熱量は1000W/㎡以上にもなり得るが、太陽の高度が下がるほどに少なくなる。トラックの冷却は主に路面よりも冷たい地面に熱を逃がすことによる。これらの変化は急速に起こり、わずか1周でも予選中に雲が来ればそれだけで差が生じるのだ。

    とも書いています。

    Release Notes

    2018 Season 1 [2017.12.04.01] ビルドのリリースノート、及び直前にフォーラムに掲載されたアップデート内容について、こちらに和訳して掲載します。
    間違いなど見つけたら教えてくださいね

    ハイライト:

    • 新しいドライバーライセンス
    • ヒート制レース
    • Red Bull Global Rallycross シリーズ
    • アニメーションするピットクルー
    • 重要なストックカーアップデート
    • 新車: Dirt Midget
    • 新車: Ford Fiesta RS WRC
    • 新車: VW Beetle GRC
    • 新トラック: Knoxville Raceway
    • 新レイアウト: 計 5つの Rallycross レイアウト

    全文は以下、続きで。
    continue reading…

    Release Notes

    2017 シーズン 4 パッチ 2 (ビルド 2017.09.27.01) のリリースノートを和訳しました。

    CHANGE LOG:

    Tires

    • 2017 シーズン 4 リリースより生じていた、いくつかの車両でタイヤが温まる前に意図せずグリップが増大してしまっていた問題を修正しました。

    Weather

    • セッションの天候情報に時間帯についての一文を追加しました。
    • 新 UI で、リプレイ再生機能を使用してからセッションを起動した際に、ディスクから読み込んだリプレイの天候に関連する情報がアクティブなセッションへ繰り越されてしまうことがあった問題を修正しました。

    New iRacing.com UI Preview

    • デフォルトではないバージョンの車両(例: Dirt Sprint Car – 360)を使用してホストセッションを作成するとき、ホストセッション作成パネルが適切に動かなくなってしまうことがあった問題を修正しました。
    • リプレイ機能を再び有効にしました。

    Time Attack

    • タイムアタック競技を完全にリセットしました。
    • タイムアタック競技を再開させました。

    CARS:

    Ferrari 488 GT3

    • 2017 s4 BoP: ギアセットをアップデートし、ベースラインはStandard、ストレートが長くないトラック用に Short を最適化しました。ファイナルギアの選択肢はなくしました。
    • 2017 s4 BoP: 燃費 -2%
    • ベースラインセットアップをアップデートしました。
    • いくつかの Level-of-Detail モデルで誤っていたダイブプレーンを取り除きました。

    Ford GT – 2017

    • リア車高が高いときに稼働範囲外まで垂れることのないようリアダンパーの長さとダンパートラベルを追加しました。
    • ボトム時の非現実的なダメージを防ぐために車両下面の耐久性を強化しました。

    Ford Falcon FG V8

    • ダメージを負ってもドライブしやすかったバグを修正しました。

    Holden Commodore VF V8

    • ダメージを負ってもドライブしやすかったバグを修正しました。

    V8 Supercar Ford Falcon circa 2012

    • ダメージを負ってもドライブしやすかったバグを修正しました。

    TRACKS:

    Snetterton Circuit

    • (100) – ピットレーンにコーナーカット判定のチェックポイントを追加しました。
    • Coram Curve 外側のウォールにタイヤウォールがオーバーラップしていたのを修正しました。

    新しい EasyAntiCheat SDK によって再インストールが繰り返されてしまう問題も修正されているはずです。

    Release Notes

    2017 Season 2 [2017.03.06.01] ビルドのリリースノートを和訳して掲載します。
    間違いなど見つけたら教えてくださいね

    まとめ:

    • 新トラック: The Bullring
    • 選択可能なセーフティカー
    • ドライバーの腕交差アニメーションを搭載する車種の拡大
    • VR用ダイナミックヘッドセットオーディオ
    • McLaren MP4-30 MGU-K 最適化
    • イモラサーキットのフレームレート向上
    • 多くの車両でタイヤをバージョンアップ
    • エンジンサウンドのアップデート
    • 32-bit および DirectX 9 サポートの廃止

    詳細は以下の続きからどうぞ。

    continue reading…

    Release Notes

    2016年シーズン 2 パッチ 2.1 [2016.04.20.01] ビルドのリリースノートを和訳しました。前回パッチ後に残されていたいくつかの問題の修正を行っています。

    continue reading…

    Release Notes

    時間が掛かってしまいましたが、2016 シーズン 2 ビルドのリリースノート http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3467797.page をようやく和訳できました。以下、続きからどうぞ。

    continue reading…

    開発状況 2015/11

    かつてはCat Herderブログとして定期的に書かれていた上級副社長Steve Myersのブログより、開発状況をお知らせ。

    12月のビルドに限った話でなく、しかし全てを語るつもりはないし、約束もしない(たとえ12月ビルドに来ると言ったとしても!)。

    いつものように、多くのものを開発中で、中にはみんなをぶっ飛ばすような(未公表の) big tickets items も。素晴らしいコミュニティのサポートがなければここまで来れなかったのでとても感謝しています。

    Web & UI, Infra

    Screenshot-2015-11-17-11.43.08

    • リニューアルされたパブリックサイトhttp://www.iracing.comと同じテイストでメンバーサイトとユーザーインターフェースをオーバーホールする。現時点でUIフロントエンドのデザインはほぼ完成、実装していく段階に。(=12月ビルドでは来ない)
    • 巨大な「behind the scenes」プロジェクトとして、バックエンドのハードウェアや技術面をアップグレード。商用製品からオープンソース製品へとインフラ技術を移行しようとしている。大人数が参加するビッグイベントでのサーバースケーリングに有利になる。最初のステップはもっとも危険が大きく、変更を最小限にするためにダイレクトに移植してリスクの最小化に努めている。しかしOS、運用手順、監視手法、キャパシティプランニング、ベンダー独自だった仕様、実装方法、といった基本的なインフラは完全に新しくなる。これらの最初のステップとともに、よりスケーラブルな機能セット、継続的なインテグレーション(統合)、テスト、デプロイ(展開・配備)を可能にする。

    Screenshot-2015-11-17-11.43.55

    McLaren MP4-30 F1

    • 今年のパフォーマンスは芳しくないが、これまで誰も開発していない、最も技術的に高度な車両をこれまでにないほどのディテールでお届けできる。
    • 3週間前に新しいCADデータを受け取った。
    • 今日のF1技術として想像されるすべての技術を組み込もうとしている。
    • ERS(Energy Recovery System/ターボ・ブレーキの熱エネルギー回生システム)を実装するためにエンジンモデルを再設計した。
    • 電力バンクによる推進力を生むMGU(Motor Generator Unit)を使ったオーバーテイクとリチャージのためのマネージメントや、レースを走りきるための燃料マネージメントが必要になる。
    • DRS(Drag Reduction System)も実装し、各トラックで基本的に 1-2 のDRSゾーンが設定され、前車との関係で使用可能となる(予選やプラクティスでは前車に関係なく使用可能)。
    • この新しいF1のリリース時、F1で使用される主なトラック群にDRSゾーン設定が追加されたあと、徐々に他のトラックにも追加されていく。
    • McLaren MP4-30開発の最終的なゴールでもある複数コンパウンド(レース中の両コンパウンド使用が必須)の採用については、12月ビルドでは実装されないが、2016年のiRacing World Championship Grand Prixシリーズまでに実装する計画。

    ニュルブルクリンク

    • NordschleifeとGPコースを別トラックとしてリリース、2つを組み合わせれば24時間レース用レイアウトが使えるようになる。リリース後にホットラップ競技で使われるツーリスト設定を含む全部で12のレイアウト。
    • ニュルのリリースだけで興奮しているわけではない。トラックの共同オーナーにiRacingを訪問いただいて、我々が如何にして共に前進できるか、VLNシリーズなどについて話し合いを行った。
    • ニュルのツーリスト設定において何台の車両を使えるようにするか、として始まったプロジェクト。ピットロードの限られたスペースでどれだけの車両を使えるようにするか。12月ビルドではDaytona, Sebring, Spa, Nurburgringで最大60台となり、今後このトラックリストを拡大していく計画。

    Oval

    • Southern National Motorsports Parkが12月ビルドで。もしかしたらビルドリリースに間に合わないことがあるかもしれないが、その後すぐにリリースされる予定。

    Sound

    • 12月ビルドにはサウンドのアップデートもある。
    • 車両のサウンドアップデートと、デブリ、タイヤのサウンド。

    Graphic

    backfire_chevy1

    • 前ビルドで実装した新しいパーティクルシステムはそのターゲットとする利点を逃してしまった。バックファイア、グラベル、芝、ダート、マーブルが次期ビルドで新しくなり、コクピットのライブ感にドラマチックな違いをもたらす。
    • これらデブリはただのエフェクトというだけではない。タイヤに拾われ飛ばされトラクションに影響する。ビルドにまだ含まれないかもしれないが、オープンホイールでは視覚的に確認できるようにタイヤ上のデブリを見えるようにする計画。
    • このパーティクルシステムのもう一つの視覚的なエフェクト、スモーク。ハイ・ディテールでシムを起動できればそれらを目にするだろう。バーンナウトはこれまでになく美しくなっている。
    • DX11はこのビルドでは来ないが、進捗はとても良い。すでにアルファテストを進行中で、素晴らしいフィードバックを得ている。現時点ではDX11専門のアルファテスターを数名置いている。
    • 大多数のシェーダーやエフェクトシステムは新しいグラフィックAPIに移行された。そのプロセス上、いくつかのシステムはパフォーマンス向上のために書き直すことになった。特に注目すべきは、DX9でのDepth of Field実装のような後処理システムで、書き直したことで将来的にエフェクトの追加がやり易くなった。
    • さらにDX11の作業の一部としてOculus Rift 0.7 SDKサポートの実装に関する作業もスタートさせている。
    • まだ少し作業は残っているが、多くの進捗を見た。ここで明確にしておこうと思うが、Windows 7以降の64bit版、それ以外は終焉を迎えることになる。ニュルブルクリンクを走るには 6GBのメモリが必要になるだろう。サンタにPCアップグレードをお願いしないと。

    その他の開発パイプライン上にあるコンテンツ

    DSC_6824

    • Mazda Global MX-5 Cup carは、実際にレースカー開発の手助けをしていたのでフィジクス面では完成している。つい最近ボディキットが最終決定されたので、今週ボディをスキャンする予定。新しいMX-5が完成したら、オフィシャルシリーズでは車両を入れ換えることになる。そこには無料の基本パッケージも含まれる。
    • Mercedes AMG GT3とAudi R8 LMSが 3月ビルド、2016シーズン2 の iRacing Blancpain GT シリーズに追加されることになるだろう。
    • Formula Renault 2.0も開発中で来年前半には完成させたい。
    • Imolaが次のメジャープロジェクトとして3月ビルドの見込み。
    • Le Mansはでき得る全てを行っても来年 6月の完成は難しいだろう。