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Tag: Rain

Release Notes

2024 シーズン 2 パッチ 3 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2024 シーズン 2 リリースの修正とアップデートを配信します。注意点として、このパッチでは多くのメンバーが経験しているクラッシュ問題を追跡するためのエラーログ出力を追加しています。このパッチで解決策を見つけるための追加情報を収集できるようになります。

SIMULATION:

Race Servers

  • リプレイからもクラッシュログが取得できるようになりました。
  • セッションが正常でない場合用のログパラメータをアップデートしました。

Physics

  • コーン、タイヤ束、広告、バレル、ブレーキマーカー、ベールなど、様々な動かせるトラックオブジェクトのコリジョン及びフィジクスパラメータを統合、バランス調整を行い、リアリズムを向上しました。
  • パッチ 2 の Zippy 防止コード用にトルク計算処理のパラメータ調整を行いました。
  • いくつかの物理演算システムにもゼロ除算チェック処理が追加されました。

iRacing Weather System

  • ドライ・ウェット間の遷移中のウォーターフローを大幅にアップデートしました。これにより、雨が降って軽く濡れてる状況から中程度に濡れている状況に変化して水溜りができ始める頃のトラック状況遷移が若干スムーズになります。
  • 短い間に急激な天候変化を処理するための天候システムコードをアップデートしました。
  • シミュレーション内の風向予測処理を修正しました。
  • セッション中に競争相手の車両でフロントワイパーの雨のラインが描画されるようになりました。リプレイでは全車両で描画されます。
  • フロントガラス上の雨粒の最大許容量が若干削減されました。
  • フロントガラスの雨テクスチャがアップデートされました。
  • ワイパーと異なるタイミングで雨粒が消えていた問題を修正しました。

Graphics

  • PopcornFX を新バージョンにアップデートしてメモリ使用率パラメータを向上しました。
  • 処理改善のためにパーティクルエフェクトの処理スケジュールとキューを調整しました。
  • PopcornFX 処理に関するクラッシュログ出力を追加しました。
  • 雨のフロントガラスのテクスチャマッピングを改良しました。
  • フロントガラスのパーティクルエフェクト処理コードがアップデートされました。
  • GPU のパーティクル描画コールが誤った状態/定数が使われる可能性がある問題を修正しました。
  • リファレンスのゴーストカーに重なるとコクピットの大部分が描画されなくなるという不気味なSSRの問題を修正しました。

Audio

  • チャンネルを通じて出力されるアクティブリセット音が適切に再生されるように、スポッターコールのオーディオ出力を調整して 5512 Hz でなく 22050 Hz でミックスされるようにしました。

Spotter – Foreign Language

  • イタリア語の Renzo A. Olivieri スポッターパックをアップデートしました。
    • モルテ・グラッツェ, Renzo!

CARS:

Aston Martin DBR9 GT1

  • 地表とのコリジョン属性を見直して引っ掛かる可能性を減らしました。

Dallara F3

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

Dirt Late Model

  • タイヤのトレッドパターンが 2024 シーズン 2 リリース版に戻されました。

FIA F4

  • フロアとサイドポッドのダメージに対する空力ペナルティを引き下げました。

Ford GT GT2 / GT3

  • (GT3) – UI モデル画像をアップデートしました。

McLaren MP4-12C GT3

  • UI モデル画像をアップデートしました。

Porsche 911 GT3 Cup (992)

  • ノーズのコリジョン範囲を若干高くしました。

Super Formula Lights

  • 特にフロント車高調整に関連してドラッグとダウンフォースの空力計算をアップデートしました。
    フロントフラップの角度に基づいて、追加の抗力も追加されています。 ガレージ内では、フロントとリアの車高調整が制限されるようになりました。
  • 剛性を上げてノーズとフロントウィングの破壊限界を引き下げ、ダンパーのマウント剛性を引き下げました。
  • この車両のエンジン回転数表示のエラーを修正しました。
  • フロントサイドポッドとサスペンションのダメージに関するモデルエラーを修正しました。
  • iRacing セットアップをアップデートしました。

[Legacy] Dallara DW12

  • ボトムの引っ掛かりを若干防止するために車両フロアのコリジョンを調整しました。
  • iRacing セットアップをアップデートしました。

TRACKS:

Algarve International Circuit

  • 伝説のフラッグマーシャル バーニーが到着しました!
  • シムの UI にレイアウト名を追加しました。

Autodromo Nazionale Monza

  • このコースの矢印看板の容量を大幅に削減しました。

Motorsport Arena Oschersleben

  • 若干押しつけがましすぎたトラックリミット・チェックポイントを調整しました。
  • (Alternate) – トラックカメラを追加しました。

Winton Motor Raceway

  • (Club) – スタンディングスタートグリッドのレイアウトが標準化されました。

レインマスターシリーズ


2024シーズン 2 の残り期間、ウェット路面で誰が早いかシリーズ、Rain Master が行われることになりました。SPORTS CAR D クラスで、既に始まっています。
今季の車両は Ferrari 296 GT3 で行われますが、将来的には雨天対応車両が増えたら週替わり車両となるかもしれません。

New Series | Rain Master
https://forums.iracing.com/discussion/60447/new-series-rain-master

スケジュール他

毎時15分開催の15分間レースです。

Rd iR Wk 開始 コース
1 Wk 5 2024/04/09 Mugello – Grand Prix
2 Wk 6 2024/04/16 Sonoma – NASCAR Short
2 Wk 7 2024/04/23 Laguna Seca – Full Course
3 Wk 8 2024/04/30 Long Beach
4 Wk 9 2024/05/07 Oulton Park – International
5 Wk10 2024/05/14 Misano – Grand Prox
6 Wk11 2024/05/21 Okayama – Full Course
7 Wk12 2024/05/28 Aragon – Grand Prix

2024 Season 2 build

2024 シーズン 2 ビルドでのアップデートおよび今後登場するコンテンツについてエグゼクティブプロデューサー Greg Hill が紹介する動画が公開されました。


https://www.youtube.com/watch?v=pbp09poSD28

以下の記事で紹介している内容ですね。

iRacing最新の開発状況について – 2024/02

Release Notes

2024 シーズン 2 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2024 シーズン 2 リリースの様々なアップデートや修正をリリースします。オフィシャルシリーズで同じ天候になってしまう問題の修正、見えやすくなったレインライト、Simucube 360 Hz モードが追加されました。一部の VR ユーザーがシムに接続できない問題など、2024 シーズン 2 で他に注目されている問題について一日でも早く解決策を提供できるよう引き続き調査を続けています! ビルドを配信している間にRain-Xを塗ってWeek1のレースに備えましょう!

iRACING:

iRacing Weather System

  • Forecasted Weather Mode – 天気予報モード – で設定されたその週すべてのオフィシャルセッションで同じ天候が進行していた問題を修正しました。
    • iRacing Weather システムでは、各オフィシャルシリーズの週ごとに天気予報は異なります。天気予報はレーススケジュールで確認することができます。しかしこれはあくまで予報であり、セッションにおける実際の天候は時間の経過とともに変化していく可能性があります。つまり 9:00 のセッションと 11:00 のセッションではシム内の天候は同じではないということです。そして同じ時刻に起動された同じシリーズでスプリットされた各セッションは、すべて同じ天候が進行します。例えば 9:00 のセッションは、どのスプリットも同じ天候が進行します。

General

  • アプリケーションの最大化表示が適切に保存されるように修正されました。

SIMULATION:

General

  • Windows ユーザーアカウント名が Unicode 文字の場合にシムが起動に失敗する問題を修正しました。

AntiCheat Software

  • Epic EAC のインストールを修復するためのスクリプトファイル(.bat)をアップデートしました。
    • アンチ チート ソフトウェアで予期せぬ問題が引き続き発生する場合、カスタマーサポートに連絡してください。

iRacing Weather System

  • リアのレインライト用の照明シェーダーをアップデートしました。
    • エアロスプレーの中でもリアのレインライトの見えやすさが改善しました。
  • コース表面の濡れ度合いをチェックしたり更新したりするためのレースサーバ処理を改善しました。
    • 数十の雨が降るセッションが実行されるとき、頻繁な処理が行き詰まる問題が発生していました。この変更によりレースサーバの処理が軽減されます。
  • エアロスプレーの長さや密度とタイヤからの水煙は、車両の速度による重みづけがなされるようになりました。
  • フロントウィンドウの水のエフェクトをアップデートしました。
  • コース外の多孔質でない様々な地表の濡れ度合いのレンダリングが改善しました。特に反射について改善しました。
  • 一部の降雨エフェクトをより雨がたくさん降っているのを表現できるようにアップデートしました。
  • 雨粒の透明度を調整しました。
  • 少ししか雨が降っていないときにフロントガラスに雨のエフェクトが表示されない問題を修正しました。
  • シェーダーレベルが Medium または Low のとき、フロントガラスに雨が表示されない問題を修正しました。
  • ユーザーが雨エフェクトをリロードする必要があるたびにシムがクラッシュする問題を修正しました。

Tires

  • ドライバー交代後に正しいタイヤコンパウンドが表示されない問題を修正しました。

AI Racing

  • オーバルで AI ドライバーがとても早いタイミングでピットインすることがあった AI のメモリ不足を解消しました。
  • AI ドライバーはショートオーバルでのペース走行の速度と振る舞いについて再びトレーニングを受けました。
    • この修正により、ペースカーがピットレーンに入ったあとのペース速度の問題が修正されます。
  • ニュルブルクリンクでの AI ドライバーのスキルが向上しました。

Oval Racing

  • 様々なレベルのテープを使用して相手車両のビジュアル精度を改善しました。

Dirt Oval Racing

  • ダートオーバルの路面パラメータを調整して、時間経過とともにかなりバンピーな路面になってしまう可能性を引き下げました。

Graphics

  • カメラ距離がある場合の縁石の見栄えを改善しました。
    • これは 3D 縁石と従来のフラットな縁石の両方に当てはまります。
  • モーションブラーエフェクトが不正確になる問題を修正しました。

Spotter

  • ジョーカーラップはレースセッション以外ではリマインドしなくなりました。

Spotter – Foreign Language

  • イタリア語の Marco_Arcidiacono スポッターパックがアップデートされました。
    • モルト グラッツェ, Marco!
  • イタリア語の Renzo_A_Olivieri スポッターパックがアップデートされました。
    • モルト グラッツェ, Renzo!
  • ロシア語の Dmitry_Eniseev スポッターパックがアップデートされました。
    • スパシーボ, Dmitry!
  • スペイン語の Ari_Cejas スポッターパックがアップデートされました。
    • ムチャス グラシアス, Ari!

Controls

  • Simucube 360 Hz モードが使えるようになりました。
    • True Drive 最新版 (release 2024.3) が必要です。
  • Pause のコントロール割り当てができるようになりました。デフォルトは Pause キーです。
    • オンラインセッションを一時停止することはできません。
  • Simagic haptic reactor のサポートが一時的に無効化されました。いくつかのバグに対処中です。
  • 新しいピットストップマクロが追加されました。
    • チャットウィンドウで「#tc 1」と送ると 1番目のコンパウンドが選択されます。
      訳注: 車両によって 1番目のコンパウンドが何かは異なります
  • Controls オプション画面で一部のテキストをアップデートしました。
  • 新しく追加したクラッチのローンチコントロールの問題を修正しました。
    • このシステムはローンチ後に 5秒待たずに適切にリセットするようになりました。また、押して離すローンチモードから押し続けるローンチモードに切り替えることのスイッチを追加しました。これは app.ini ファイルの [Force Feedback] clutchLaunchMode=0 で設定できます。

Telemetry

  • いくつかのテンペストに関連するテレメトリ変数がアップデートされました。
    • irsdk_WeatherDynamics と irsdk_weatherVersion の列挙型定義を削除しました。
    • 変数の WeatherType と WeatherVersion を削除しました。これらはすでにセッション文字列 WeekendInfo:TrackWeatherType: にカプセル化されています。
      • これは「Classic Specified / Dynamic Sky」、「Classic Generated / Dynamic Sky」、「Classic Specified / Static Sky」、「Classic Generated / Static Sky」、「Realistic」、「Static」、「Timeline」、「Unknown」から選択できます。
    • irsdk_TrackWetness 列挙型を追加して変数 TrackWetness にアタッチしました。これによりトラックの全体的な濡れ度合いの推定値を得ることができます。
    • テレメトリ変数 WeatherDeclaredWet を追加しました。マーシャルがレインタイヤの使用を許可すると true に設定されます。
  • IRSDK にタイヤコンパウンド変更コマンドが追加されました。

CARS:

GTE Class Cars

  • 接地状態を改善しました。

NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars

  • Homestead Miami Speedway 用セットアップのギアレシオを修正しました。
  • Phoenix Raceway – Oval w/open Dogleg でのエアロパッケージの問題を修正しました。

BMW M8 GTE

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

Cadillac CTS-V Racecar

  • 2024 シーズン 2 リリースでのミラーの問題を修正しました。

Dallara IR18

  • エアロスクリーンとフードが 2024 シーズンに合わせて変更されました。
  • ピットワゴンのテクスチャが車両とマッチしていなかった問題を修正しました。
  • ダメージを負ったパーツが誤ったディテールレベルで表示される問題を修正しました。
  • 車両モデルのフロントエンドの軽微な問題を修正しました。

Dirt Late Model

  • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。
  • リアタイヤのトレッドパターンをアップデートしました。

Dirt Micro Sprint Car

  • ウィング付きとウィングなしのこの車両間でセットアップファイルをシェアできるようになりました。
  • トップウィングが車内から調整できた問題を修正しました。
  • リアタイヤのトレッドパターンがアップデートされました。
  • アンビエントオクルージョンマップがアップデートされました。

Dirt Modified

  • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。

Dirt Street Stock

  • タイヤのトレッドパターンをアップデートしました。

Dirt UMP Modified

  • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。

Ford GT

  • (GT2) – 競技上重大な問題を修正しました。すべての相手車両にクローキング装置が付けられていました。

Honda Civic Type R TCR

  • デジタルダッシュボードに一部の情報が漏れていた問題を修正しました。

Legends Ford ’34 Coupe

  • (Dirt Tires Version) – タイヤカーカスとトレッドパターンをアップデートしました。
  • リアビューミラーがサンバイザーになる問題を修正しました。

Mercedes-AMG GT3 2020

  • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。

Porsche 911 GT3 R (992)

  • 相手車両が誤ったセットアップが適用されているように表示される問題を修正しました。

Porsche 963 GTP

  • 高温の青いバックファイアエフェクトとなりました。

Ray FF1600

  • タイヤのレインオクルージョンマッピングをアップデートしました。

SRX

  • (Dirt Tires Version) – フロントガラスにドライバー名バナーが追加されました。
  • バックファイアエフェクトは両方のエグゾーストから発せられるようになりました。
  • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。
  • セッションでダメージが無効に設定されていると車がひっくり返る可能性があった問題を修正しました。

Super Formula Lights

  • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。
  • iRacing セットアップをアップデートしました。

[Legacy] Dallara DW12

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

TRACKS:

Algarve International Circuit

  • 一部のバリア標識がアップデートされました。
  • 足りなかったグランドスタンドが追加されました。
  • オリーブの木をアップデートしました。

Misano World Circuit Marco Simoncelli

  • タイヤスタックのマテリアルが更新されました。
  • レジェンドフラッグマンの Barney が到着しました!

Nürburgring

  • 一部のピットレーン色をアップデートしました。
  • 一部のコースロゴがアップデートされました。
  • 様々な看板、広告と天気予報バナーがアップデートされました。

Oran Park Raceway

  • (South) – ピットを離れるといつもイエローフラッグが振られる問題を修正しました。
  • フォトグラファーが1台の車にフォーカスをあて続けることができない問題を修正しました。

Slinger Speedway

  • 一部のフェンスのコリジョンシェイプをアップデートしました。
  • 特定のグラフィック設定で照明塔が消失してしまう問題を修正しました。

Wild West Motorsports Park

  • 最終コーナーのキャッチフェンスが車両が飛び越えるのをブロックできるようになりました。

Release Notes

2024 シーズン 2 ビルド ホットフィックス 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このホットフィックスには 2024 シーズン 2 リリースの重要な修正が含まれます。雨天対応車両がプラクティスサーバからレースサーバへ移動できない問題や Fixed セットアップと指定されたイベントでタイヤを交換できない問題への修正も含んでいます。ダウン中に靴下を履き替えて、再び雨を楽しみましょう!

SIMULATION:

Race Servers

  • 雨天対応車両が使われているとき、プラクティスサーバからレースサーバへ移る際にシムがクラッシュするという重大な問題を修正しました。

Cars

  • Fixed セットアップイベント中に雨天対応車両がタイヤコンパウンドを変更できないという重大な問題を修正しました。
  • 競争相手の車両に作用するダウンフォース変化によってウィリーしているように見えることがある問題を修正しました。

Tires

  • タイヤコンパウンドチェックボックスがピットストップ中のステータスと一致しない問題を修正しました。
  • ドライバー交代後にタイヤコンパウンドが正しく表示されない問題を修正しました。

Graphics

  • SSR が有効なときの一部の樹木の表示の問題を修正しました。

CARS:

Dallara F3

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Dallara iR-01

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Super Formula Lights

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Super Formula SF23

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

TRACKS:

Algarve International Circuit

  • タイヤラップの視覚的な問題を修正しました。

Lanier National Speedway

  • (Asphalt) – トラック路面パラメータを若干アップデートしました。

Millbridge Speedway

  • 入口フェンスにバナーが追加されました。

Oran Park Raceway

  • (South) – ピットレーン路面タイプの修正と、ターン 7 の路面バンプの修正と、トラックマーシャルは引き続き状況をモニターします。

Slinger Speedway

  • 一部の電灯がディテールレベル Low だと消えてしまう問題を修正しました。

Release Notes

2024 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s2 リリースノート:


CARS:

GT3 Class Cars

  • IMSA シリーズの全車両がレインレースに対応しました!
    • Audi R8 LMS EVO II GT3
    • BMW M4 GT3
    • Ferrari 296 GT3
    • Lamborghini Huracán GT3 EVO
    • Mercedes-AMG GT3 2020
    • Porsche 911 GT3 R (992)
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

GTE Class Cars

  • このクラスの全車両で新ダメージモデルが有効化されました!
    • BMW M8 GTE
    • Chevrolet Corvette C8.R GTE
    • Ferrari 488 GTE
    • Ford GTE
    • Porsche 911 RSR

GTP Class Cars

  • このクラスの全車両がレインレースに対応しました!
    • Acura ARX-06 GTP
    • BMW M Hybrid V8
    • Cadillac V-Series.R GTP
    • Porsche 963 GTP
  • コクピットのアンビエントオクルージョンマッピングが改善されました。

LMP1 Class Cars

  • このクラスの全車両で新ダメージモデルが有効化されました!
    • Audi R18
    • Porsche 919

NASCAR Cup Series Next Gen Cars

  • NASCAR 規定に準じてトラックごとのギアレシオとレブリミットを更新しました。
  • 一部のウォールに接触した際に一時的にオーバーレブを引き起こしてしまう問題を修正しました。
  • 新ダメージモデルで、特定のダメージ値によってエンジンブロックがボンネットフードを突き破ってしまう可能性があった問題を修正しました。
  • スペキュラーマップをアップデートしてビニールラップを改善しました。
  • タイヤのアンビエントオクルージョンマッピングをアップデートしたので、タイヤ内側が外側よりも暗くなります。
  • ロールバーカメラの位置を少しずらしました。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

NASCAR Legends 1987 Class Cars

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

NASCAR Truck Class Trucks

  • NASCAR スポンサーデカールが 2024 年シーズン版にアップデートされました。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

NASCAR Xfinity Class Cars

  • 新ダメージモデルで、リアパネルマウントの降伏限界及び破壊限界を引き上げました。
  • NASCAR スポンサーデカールが 2024 年シーズン版にアップデートされました。
  • 2024 規定に準じてリアウィンドシールドをアップデートしました。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Rallycross Series Class Cars

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Stock Car Pro Series Class Cars

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

TCR Class Cars

  • iRacing と TCR シリーズとのライセンス合意により、このクラスは公式に TCR クラスとなり、各車両の車名に TCR が追加されました!
    • その車両は Audi RS3 LMS TCR, Honda Civic Type R TCR, Hyundai Elantra N TCR, Hyundai Veloster N TCR です。
  • 新ダメージモデルで、破壊後のリバウンドを削減するためにマウント強度を引き下げました。

Acura ARX-06 GTP

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!
  • 6速, 7速のシフトライトをアップデートしました。
  • ファイナルドライブのレシオを若干アップデートし、どちらのギアスタックも全体的にギアレシオがショートになりました。
  • エンジンブレーキをアップグレードしました。
  • ブーストカーブ、エンジン冷却、燃費がアップデートされました。
  • ブーストゲインが大幅に増加し、低速ギアの低回転域でのラグが削減されました。
  • オンボードエンジンサウンドを改善しました。

ARCA Menards Chevy / Gen 4 Cup

  • (BOTH) – iRacingセットアップがアップデートされました。

Audi R18

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

Audi R8 LMS EVO II GT3

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!

BMW M4 GT3

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!
  • ドライバーのパドルシフトアニメーションの応答性が向上しました。
  • 特定のディテールレベルでボディパネルが適切に配置されない問題を修正しました。
  • ライトがオフのときにブレーキライトが透明だった問題を修正しました。

BMW M4 GT4

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

BMW M8 GTE

  • 新ダメージモデルが有効化されました!
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

BMW M Hybrid V8

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!
  • コクピットでダッシュボードのボタンが正しく点灯しない問題を修正しました。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Cadillac CTS-V Racecar

  • 新ダメージモデルが有効化されました!
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Cadillac V-Series.R GTP

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!

Chevrolet Corvette C6.R GT1

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Chevrolet Corvette C8.R GTE

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

Dallara F3

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Dallara iR-01

  • リペアのバインディングがピットにスタックさせてしまう可能性のあった問題を修正しました。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Dallara IR18

  • 2023シーズン終了後の規定に準じてカーモデルをアップデートしました。
  • 競争相手のピットクルーがピットワゴンの日よけに座っているのが見えることがあった問題を修正しました。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Dallara P217

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!
  • オンボードエンジンサウンドを改善しました。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Dirt Late Model

  • ピットに牽引された後に非現実的にバウンドする可能性があった問題を修正しました。
  • ロールバーの小さなテクスチャの問題を修正しました。

Dirt Sprint Car

  • (ALL) – 追加のリサーチデータによって空力モデルを改善しました。
  • (ALL) – 車両ダメージによる空力ペナルティをアップデートしました。
  • (ALL) – リアアクスルのアートワークをアップデートしました。

Dirt Sprint Car Non-Winged

  • (ALL) – 車両ダメージによる空力ペナルティをアップデートしました。
  • (ALL) – リアアクスルのアートワークをアップデートしました。

Dirt Micro Sprint Car

  • NEW CAR!
    • 新しいダートオーバル車両 Dirt Micro Sprint Car が使用できるようになりました!
    • ダートレースラダーに挑戦してみませんか? マイクロスプリントがその最初のステップです。アメリカで最も急速に成長している小型車クラスのひとつであり、この小さくすばしっこいマシンで競うドライバーが将来のスタードライバーがとなる日も来ることでしょう。毎週のウィークリーシリーズでも全米を巡るチャンピオンシップでも、タルサシュートアウトのようなメジャーイベントでも、楽しく、手ごろな価格でレースに出場することができます。マイクロスプリントのレースは主にノースカロライナのミルブリッジスピードウェイなどの小さなコースで行われます。160馬力以上を発生する 600cc エンジンを搭載し、若いレーサーがステップアップに必要なスキルを学ぶのに十分なパワーがありますが、圧倒されるほどではなく扱いやすい車両です。マイクロスプリントにはウィング有無どちらもあり、iRacing でもどちらのタイプも走らせることができます!
    • この車両には、ウイング付きとウィングなしの 2モデルがあります。
  • この車両は iRacing 標準コンテンツに追加され、全てのメンバーに無償で提供されます!
  • 新ダメージモデルが有効化されました!

Dirt Midget

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

Ferrari 296 GT3

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!

Ferrari 488 GTE

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

FIA F4

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!
  • 新ダメージモデルで、サスペンション、ディフューザー、スプリングダンパーのダメージ特性を調整しました。これにより、ヒーリングダメージモードを使用したセッションで生じることのあった問題も修正されます。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Ford GTE

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

Formula Vee

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Global Mazda MX-5 Cup

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Honda Civic Type R

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

HPD ARX-01c

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Indy Pro 2000 PM-18

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Kia Optima

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

Lamborghini Huracán GT3 EVO

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!
  • 「low fuel pressure」メッセージが「low fuel warning」に変更されました。

Late Model Stock

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Legends Ford ’34 Coupe

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Legends Ford ’34 Coupe – Rookie

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Ligier JS P320

  • 空力ドラッグパラメータがアップデートされました。
  • 車高の制限値がアップデートされました。
  • ギア依存のハードウェアシフトライトの問題を修正しました。

Lotus 49

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Lotus 79

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Lucas Oil Off Road Pro 2 Lite

  • タイヤトレッドパターンをアップデートしました。
  • 空力モデルが若干アップデートされました。

Lucas Oil Off Road Pro Trucks

  • (BOTH) – タイヤトレッドパターンをアップデートしました。
  • (BOTH) – 空力モデルが若干アップデートされました。

Mercedes-AMG GT3 2020

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!
  • 新ダメージモデルで、外れたパーツが複製される問題を修正しました。車両パーツの赤ちゃんはどこから生まれるのか、ご両親に聞いてください。

Mercedes-AMG W13 E Performance

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified

  • (BOTH) – iRacingセットアップがアップデートされました。

NASCAR Cup Series Next Gen Chevrolet Camaro ZL1

  • ロッカーパネルが外れるたびに発生していたアンビエントオクルージョンマッピングの問題を修正しました。

NASCAR Cup Series Next Gen Ford Mustang

  • 現実の NASCAR 2024 シーズンの変更を反映してテクスチャやデカールをアップデートしました。

NASCAR Truck Ford F150

  • 2024 シーズン用にアイデンティティパッケージをアップデートしました。

Porsche 911 GT3 Cup (992)

  • 新ダメージモデルで、ノーズとリアの位置を調整し、バンピングを改善するために強化しました。ノーズの降伏限界及び破壊限界は引き下げました。

Porsche 911 GT3 R (992)

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!
  • 車両テクスチャシェーダーをアップデートしました。

Porsche 911 RSR

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

Porsche 919

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

Porsche 963 GTP

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!

Porsche Mission R

  • 車両ダメージに基づいて空力特性がアップデートされました。

Radical SR10

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Ray FF1600

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • この車両のタイヤはドライとウェットの両方をサポートします。
  • 回転するタイヤのサイドウォールにはダートのテクスチャが表示されなくなりました。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Renault Clio R.S. V

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Silver Crown

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

SRX

  • NEW CAR!
    • アスファルト及びダートのオーバル車両 SRX が購入して使用できるようになりました!
  • レジェンドレーサーのトニー スチュアートとレイ エヴァーナムが 2020年7月に Superstar Racing Experience の創設を発表して世界を熱狂させました。そのコンセプトはオールスターレーシングシリーズとシニアゴルフツアーとショートトラックのウィークリーレースの組み合わせです: 夏に舗装・ダートのオーバルが混在する 6週連続開催、多岐に渡るレースチャンピオン達、若手のスタードライバー、プロ相手に栄光を賭ける地元の人気ドライバーもいます。エヴァーナムがゼロから設計して Fury Race Cars で製造された SRX 車両は他に類を見ないストックカーです。700馬力のイルモア V8 エンジンと 1970年代のような大きなスポイラーを搭載するこの車両は、大パワーと低ダウンフォースによって運転はチャレンジングなものとなっています。iRacing の SRX 車両のタイヤは舗装用もダート用も装着されるので、どちらでもお好みのオーバルでレースすることができます!
  • 新ダメージモデルが有効化されました!

Street Stock

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Super Formula Lights

  • NEW CAR!
    • 新しいフォーミュラ車両スーパーフォーミュラライツを購入して使用できるようになりました!
  • スーパーフォーミュラライツはトップシリーズのすぐ下のシリーズです。グローバルな F3 レギュレーションをベースとしてきた歴史を持つこのシリーズは 2024 年に、レース史上最も印象的なオープンホイール車両のポートフォリオのひとつであるダラーラの最新車両が加わります。ダラーラ 324 として知られるスーパーフォーミュラライツ車両は、シリーズで 4年間使用された 320 モデルの後継車です。シャシーと空力のアップデートは別として、新車ではシリーズ史上初となるスペックのエンジンを搭載するなど、過去数年から大きな飛躍を見せています。トムスによって開発される1.6 リッター 3気筒ターボのトヨタ TGE33 エンジンは約 275 馬力を発生します。これは世界トップのヤングオープンホイールレーサーのほとんどが最高レベルへと登る道と同じ力量なので過小評価してはいけません!
  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤを選択して使用できます!
  • 新ダメージモデルが有効化されました!
  • AI ドライバーとこの車両で競えます!

Super Formula SF23

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Super Late Model

  • 車両のリアにコライダーがなかった問題を修正しました。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

Toyota GR86

  • この車両はレインレースに対応しました!
    • レインタイヤが選択できるようになりました!

USF 2000

  • 一部のピットクルーメンバーの頭が胴体から離れて浮いているという重大な問題を修正しました。この恐ろしい体験から長期的な被害はまだ報告されていません。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

VW Jetta TDI Cup

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

[Legacy] BMW Z4 GT3

  • iRacingセットアップがアップデートされました。

[Legacy] Dallara DW12

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

[Legacy] Dallara IR-05

  • 新ダメージモデルが有効化されました!

[Legacy] Mazda MX-5 Cup & Roadster – 2010

  • 新ダメージモデルで、危険なホイールダメージが適切にフラグ付けされずにピットから再スタートできてしまっていた問題を修正しました。

[Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009

  • スーパースピードウェイを走行する場合のスプリングパラメータを調整しました。
  • iRacingセットアップがアップデートされました。

2024s2 リリースノート:

Release Notes

2024 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s2 リリースノート:


SIMULATION:

Tempest Weather System & Rain

  • iRacing で使われる気象システムが根本から完全に再構築されました。以前の天候はもうありません。テンペスト気象システムが iRacing ユニバースの気象を管理する唯一の方法となりました。
  • iRacing シムでの Tempest:
    • シムで新しい Weather タブが利用できるようになりました。ドップラーレーダーマップを含む現在及び今後予測される気象情報が提供されます。
      • TRACK CONDITIONS の INFO タブと WEATHER タブには現在のサーキットの水分レベルに関する情報が表示されます。
    • 新しい F11 気象ブラックボックスが追加されました。このボックスには基本的な天気予報が表示され、スポッターに最新情報を依頼する Weather Report ボタンが付いています。
  • レインタイヤ:
    • ウェット路面、溜まった水、そしてタイヤの相互作用はリアリズムを追求して設計されました。これには、水がトラックから持ち上げられたり、タイヤトレッドを流れたり、様々なスピードのタイヤから飛び落ちたり、ボディを伝って戻ったり、水しぶきが生成されたり、ハイドロプレーニングやトラック路面の粗さと濡れ方によるグリップ変化が含まれます。
    • すべての車両でウェット路面に伴う課題に取り組む装備と準備がされているわけではありません。雨天走行の最適なパフォーマンスとリアリズムを追求して、各車両及びタイヤセットがそれぞれ別々に開発されます。これには雨天でもタイヤを交換しない車両も含まれます。
    • Ray FF 1600 には雨天時にもそのまま走行できるタイヤが装着されています。
    • 以下の車両では新しいレインタイヤが使えるようになりました。他のタイヤコンパウンドと同様のルールで適用・変更できます。
      • IMSA GT3 Class (Audi R8 LMS EVO II GT3, BMW M4 GT3, Ferrari 296 GT3, Lamborghini Huracán GT3 EVO, Mercedes-AMG GT3 2020, Porsche 911 GT3 R (992))
      • GTP Class (Acura ARX-06 GTP, BMW M Hybrid V8, Cadillac V-Series.R GTP, Porsche 963 GTP)
      • Toyota GR86
      • Dallara P217
      • FIA F4
      • Super Formula Lights
  • ダイナミックトラック体験:
    • Dynamic Track システムはトラック路面の水及び湿度に応じて動作します。水分が蓄積されるにつれてトラック路面特性が変化した結果、レース中の挙動が変化します。これには濡れた走行ライン、水溜りの形成、タイヤやそこに起こる風で移動する水、磨かれた路面、乾いていく路面なども含まれます。蒸発したり、ロードコースすべてで現実の位置にマップされた排水システムによって、路面から水が完全になくなることもあります。大きく異なるドライビング体験に備えてください!
  • レースコントロール:
    • レースコントロールシステムはコースの飽和レベルを認識してリファレンスラインとレースルールを状況に応じて調整するようになりました。
    • ペースカーはペースラップ中に濡れたコーナーを認識して適切にスローダウンするようになりました。
    • 予選監視システムはウェットでのスピードを考慮してテストを行い、状況に応じて期待値を調整するようになりました。
    • Relative ブラックボックスのデルタタイムが飽和レベルに応じて調整されるようになりました。
    • Fuel-to-End のブラックボックス計算が飽和レベルに応じて調整されるようになりました。
    • ブルーフラッグのための距離計算がウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
    • 低速車両のイエローフラッグのための距離のしきい値がウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
    • テレメトリ値 CarIdxEstTime はウェット調整を行ったラップタイム推定値が使われるようになりました。
    • カット防止チェックポイント、得られる時間、コースカットペナルティシステムはすべてウェットエリアの速度を認識して調整されるようになりました。
      • これら 3つのシステムは、セッション中にドライのラップが記録されてからウェットになったり、またその逆でも、適切にスケールします。セッションペースは、イベントを通して変わるコンディションによってスケーリング変数が変化します。
  • AI ドライバー:
    • AI ドライバーは雨の中でも十分運転でき、この日のために特訓して準備してきました。
      • AI ドライバーは雨天のレースの準備ができています!
  • レインビジュアル:
    • 雨の視覚効果には、雨粒、ウェットシェーダー、水溜り、エアロスプレーと水しぶき、ボルテックス(渦)効果、霧、フロントガラスとバイザーの水滴、水の反射や波紋、照明、などが含まれます。
  • 雨音:

    • 雨天時の周囲の音や環境音を幅広くサンプリングして追加し、レベルを最適化しました。
    • Option 画面で雨の効果用に新しいオーディオレベルスライダーが追加されました。
  • 雨に関するテレメトリ変数及びデータが追加されました!
    • ライブ変数 WeatherType は単なる動的定数ではなく新しい irsdk_WeatherDynamics 定義を返すようになりました。
    • 新しいライブ変数 WeatherVersion は新しい irsdk_WeatherVersion 定義を返します。
    • 新しいライブ変数 Precipitation はスタート/フィニッシュラインで見られる降水量を返します。
    • セッション文字列 WeekendInfo:TrackWeatherType: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
    • セッション文字列 WeekendInfo:TrackSkies: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
    • 新しいセッション文字列 WeekendInfo:TrackPrecipitation: はセッション開始時のスタート/フィニッシュラインでの初期降水量を返します。
    • セッション文字列 WeekendInfo:WeekendOptions:WeatherType: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
    • セッション文字列 WeekendInfo:WeekendOptions:Skies: は動的な天候をカバーするために拡張されました。
  • セットアップビルダーとテスト走行向けの注意: 静的気象モードでは、同じコースの 2つのセッションがすべて同じパラメータ調整で設定された場合、常にまったく同じ気象シードが生成されます。これにより、まったく同じ静的気象パラメータを使用する場合には、予測可能な同じコンディションを同じコースで完全に再現できるようになります。

Anti-Cheat Software

  • アンチチートソフトウェアを EasyAntiCheat から Epic Online Services に変更しました。
    訳注: iRacing ユーザにとって実質的な変更はないと思われます

Updater

  • アップデート完了直後に続けてアップデータを実行したとき、起動に失敗する可能性がある問題を回避できるようになりました。

Simulation

  • データハッシュを一部最適化し、他のユーザーがセッションに参加するたびに視覚的なスタッターが発生する可能性を削減しました。
  • Alt + F4 のキーを押すのでなくキーを離すときにシムが終了する問題を修正しました。以前は Alt + F4 で終了された別のプログラムのあとでシムがフォーカスを得るとシムが予期せず終了してしまう問題がありました。
  • ホストセッションでレース終了後のクールダウン中にホストの残り時間がなくなるとシムがクラッシュする可能性があった問題を修正しました。

Connectivity

  • iRacing は進化するネットワーク標準に参加しています。これはレイテンシに敏感なアプリケーションがネットワークトラフィックを識別できるように設計されています。iRacing は Google, Apple, NVIDIA, Valve, Comcast などとこの標準に加わり、L4S (Low Latency, Low Loss, Scalable-throughput = 低遅延, 低ロス, スケーラブルスループット) は、ECN (Explicit Congestion Notification = 明示的輻輳通知) として知られるネットワーク基盤を使用して、VoIP (Voice over Internet Protocol) やゲーミングといったリアルタイムアプリケーションのネットワーク上での優先処理をリクエストします。この標準に準拠したネットワークトラフィックは、キューイング遅延によるレイテンシやジッターの削減、輻輳時のパケットロスの低減、といった恩恵を受けることができます。
  • 新しい E メーターがシムに表示されるようになりました。これは Explicit Congestion Notification (ECN) メーターです。
    • 輻輳が通知されていないときには、数値表示の E メーターでは緑の OK が表示され、グラフィカルな E メーターではパケットロスがない Q メーターと同様に空の状態となります。
    • 輻輳が通知されているときには、E メーターの対応する側 (左が受信/ダウンロード方向, 右側が送信/アップロード方向) に赤い CE または赤いバーが表示されます。
      • アップロード側の輻輳がある場合、他の人があなたの車の位置を取得する頻度が下がります。ダウンロード側の輻輳がある場合、他の人の車の位置を取得する頻度が下がり、セッションに参加している人が多い場合にはアカウントの接続タイプの設定よりも帯域幅が小さくなります。
  • ECN (明示的輻輳通知) の応答中はボイスチャットが無効になります。
    • シムがサーバーへのアップロードパスでの CE に応答中はボイスチャットの記録/送信が無効化されます。プッシュ to トークが有効なときには、CE によってボイスチャットを送信できないことが通知として表示されます。送信しようとした試みた会話はリプレイには記録されません。
    • サーバーからのダウンロードパスでの CE 応答中はサーバーは誰かが話していると通知しますが、実際の音声データは送信しません。誰かが話しているという通知が変更され、話者の名前が CE によってミュートされていることを示すメッセージで置き換えられます。通知はリプレイに保存されるので、「Voice Chat Review」オプションを有効にしてリプレイを再生すると通知が表示されます。

Cars

  • 3気筒車両についてスターターモーターのトルクカーブを改善しました。
    • これにより一部の車両が高地で始動できない問題を解決します。
  • 着火遅れがカウントダウンしている間、スターターモーターはクランキングし続けるようになりました。
  • 特定のエンジンブレーキスロットルを備えた特定の車両でトラクションコントロール (TC) が誤って介入する可能性がある問題を修正しました。
  • 特に理由もなくおよそ 1,000,000 分の 1 の確立でエンジン故障が発生する古来のレガシーコードを削除しました。
  • 油圧が限りなくゼロに近づくが決してゼロにはならない問題が発生する可能性があった計算処理の問題を修正しました。

Tires

  • ドライでもウェットでもどちらも芝の滑りやすさが引き上げられました。
  • 特に車両でブレーキを掛けているときのオフトラックでの転がり抵抗を更新されました。
  • タイヤがオフトラック路面の深さを検出する処理をアップデートしました。タイヤがレーシング路面から遠く離れるにつれて砂やダートなどは緩く深くなるので、オフトラック路面の効果が強くなります。

Dynamic Track

  • Info パネルの Current Track Temperature で表示されるトラック温度の読み取り精度が向上しました。

Race Control

  • 2024 シーズン 2 リリースの一環として、レースコントロール開発者は iRacing のベテランペースカードライバー向けの特別なトレーニングカリキュラムを組み立てました。私たちは AI レーシングスクールで多くの成功を築き上げてきたシーズンから学んだ教訓を彼に授けるときが来たと感じました。このトレーニングの受講受付で分かったのですが、長年のミステリーだったペースカードライバーの名前がわかりました! フレッドです!
    • フレッドは、特にタイトなコーナーやシケインでのスムーズなペースカー走行と、2ワイドのペースフィールドのリード方法について、の 2つのコースを修了しました。これによってフレッドはタイトなコーナーでは徐々にペースカーの速度を落としてコーナーに進入したり、フィールドに合わせて合理的に加速を行うようになりました。また、ペースカー走行の車列が 2ワイドなのか広いフィールドなのかを認識して、それに合わせてペースカーの速度を調整するようになりました。
    • フレッドは、必須トレーニング講座でピットレーンとは何であり何でないのかを学習しました。以前の彼はときどき、すでにピットを出てレーストラック上に出ているのにピットでの制限速度のまま走っていたことがありました。
    • フレッドは困難な状況からペースフィールドをまとめる特別コースも修了しています。レースリーダーがスタート/フィニッシュラインやピット入口/出口にとても近い場所だったときにコーションが発生した場合でも、フレッドはペースフィールドを適切に扱えるようになりました。以前は集団をリードするための位置につくまでに猛スピードで走ったり変な位置に付いたりすることがありました。
  • コースカットのチェックポイントで表示されるペナルティ値が正しくない可能性がある問題を修正しました。

Team Racing

  • ドライバー交代時に燃料使用データがコピーされるようになりました。次のドライバーが燃費データを持っていなくても、以前のドライバーが良いデータを持っていればそれを受け取れるようになりました。これにより、チームメイトが交代後のドライバー用に Auto-Fuel チェックボックスを操作することができなかった問題も修正されます。

Dirt Racing

  • 一部のダート路面パラメータ変更により、ダート路面のタイヤ接地感を向上し、スリックのレーシングスピードを若干引き下げます。

Rallycross Racing

  • ラリークロス車両の燃料タンクは 80 リットルに調整されました。

AI Racing

  • iRacing の AI レーシングスクールは 2023 年末~ 2024年初の冬の間に実施した 2つのカリキュラムで多くの時間をウェットコンディションでのドライビングにフォーカスしました。雨の中でのドライビングが大変だということを AI ドライバーから伝えてもらいましょう! 彼らは耐え抜いてレインドライビングの最初の評価を獲得しました。
    • 今シーズンのレーシングカリキュラム:
      • The True Tire Temperature Test: Tepid to Torrid
      • Dealing with the Loss of a Loved Wheel
      • Racing Speed Mathmatimancy – Level 8
      • Choose Your Own Racing Adventure: Downforce and Gear Selections
      • Ankle Strength Training for Maximum Throttle Control
    • 今シーズンの特別ウェットレーシングカリキュラム:
      • Rain Tires (2nd Edition) by Nigel “Welly” Saunders
      • Where Exactly is it “Slippery When Wet”?
      • Earth & Water – An Elementalists Perspective at the Track
      • Looks Like a Storm is Rolling In & Other Scary Stories to Tell in the Pits
      • Wet Strategies for Beginners and Professionals
      • 1001 Wet Racing Lines – A Picture Book
      • The International Survival Guide To: Puddles
    • 残念ながらこれらの文献の人間が読める形式のものはありません。
  • AI ドライバーは以下の車両でレースできるようになりました:
    • Super Formula Lights
  • AI レースで以下のレイアウトが使用できるようになりました:
    • Autódromo Internacional do Algarve – Grand Prix, Grand Prix w/chicane, Moto, Moto w/chicane
    • Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari – Moto
    • Misano World Circuit Marco Simoncelli – Club, Grand Prix, Grand Prix – 2007, Grand Prix – Historic, Truck
    • Sebring International Raceway – Modified
  • AI ドライバーが以下の車両でドライビングスキルを向上させました:
    • GT3 Class Cars
    • GTP Class Cars
    • Dallara P217
    • FIA F4
    • Ray FF1600
    • Toyota GR86
  • AI ドライバーが以下のレイアウトでレーシングラインを改善しました:
    • Sebring International Raceway – International & Club
    • WeatherTech Raceway Laguna Seca

Graphics

  • 深度解決バッファフォーマットを最適化しました。この変更が SSR, SSAO, heat haze, SMAA, DOF が高速化されます。
  • Screen Space Reflections (SSR) レンダリングをアップデートしました。この機能はデフォルトでは OFF です。雨の場合にあなたの PC でこの設定が Low または High のときにどのように動作するかを調べる価値があります。この設定はドライブ用とリプレイ用で個別に設定できるので、シナリオに基づいてグラフィック設定がパフォーマンスに影響する度合いをカスタマイズできます。
  • パーティクルエフェクトを、システムのパフォーマンスニーズに基づいて解像度を半分または 1/4 にダウンサンプリングできるようになりました。これにより、見た目を完全に犠牲にせずに処理速度が大きく改善する可能性があります。
    • 1/4 解像度のパーティクルは最低限として常に有効化されます。
  • 雨の Dynamic Track Surface のレンダリングの見た目とパフォーマンスを改善しました。
  • 様々な追加背景キャラクターがプレーヤー車両やフォーカスオブジェクトに注目するようになります。
  • ヘッドライトの強度をドライでもウェットでも全体的に引き上げました。これはすべてが暗くなるのでウェットコンディションで特に役立ち、ナイトレースでの露出強度を改善します。
  • SpeedTree システムが配置した樹木は照明と影の属性を調整しました。
  • タイヤスキッドマークの生成強度を調整しました。
  • 霧のレンダリングエフェクトがアップデートされました。
  • PopcornFX がアップデートされました。
  • PopcornFX のメモリアロケーションがアップデートされました。
  • グラフィックスの自動設定が選択したディスプレイデバイスを settings.ini に適切に保存しない問題を修正しました。これにより、複数モニターで全画面モードを使用しているユーザーの問題が修正されます。

Audio

  • 一部の全体的な PA コメンタリーが日本のサーキットに追加されました。
  • 一部の車両にアンダートレーの擦過音が追加されました。

Pit Stop

  • autoResetPitBox=0 の場合でも、 autoFuelDefaultEnable=1 ならピット出口で Auto Fuel が自動的に再有効化されます。
  • レース終了または失格となった場合など、スコアを獲得できなかった場合には Auto-Fuel は無効となり、グレー表示されます。

Spotter

  • 気象状況、雨、路面の含水状態、レインタイヤに関するスポッターメッセージが追加されました。
  • ラリークロスで、レースが終わりに近づいてもジョーカーラップを消化していなければリマインドするスポッターメッセージが追加されました。
  • レースコントロールとスコアリングが終了したことをドライバーに知らせるスポッターメッセージが追加されました。
  • ガス欠の車両をクランキング/再始動させようとしているときにドライバーにガス欠であることをリマインドするスポッターメッセージが追加されました。
  • 車両との接触があった場合、インシデントメッセージで関与した車番を特定するようになりました。例えばチャットウィンドウには「Car Contact」でなく「Car #5 」と表示されるようになります。
  • デフォルトのスポッターとクルーチーフのボリュームレベルを引き下げました。
  • スポッターが前の車両がコースアウトしたことを知らせたあとでその車を追い抜くと、再び後ろの車がコースアウトしたと知らせていましたが、スポッターはこれは同じ車であると認識するように修正しました。
  • 車両をピットへ牽引し始めたとき、スポッターが誤ったダメージアセスメントをチームメンバーに提供する可能性がある問題を修正しました。
  • タイヤセット数が制限されていないセッションでスポッターがタイヤセットの残数を通知する問題を修正しました。
  • 牽引中にスポッターがピットまでの距離をコールする問題を修正しました。

Options

  • Network ツールチップを更新して新しい E メーター (Explicit Congestion Notification (ECN)) の説明を加えました。
  • ハイコントラストなマウスカーソルを有効にするためのオプションが Options 画面に追加され、ハイコントラストマウスカーソルの見た目が更新されました。

Controls

  • Options 画面にブレーキの出力レンジを制限することのできるスライダーが追加されました。
    • これによりユーザーは joyCalib.yaml ファイルを編集することなしにブレーキペダルのロングキャリブレーションを行うことができるようになります。
  • デュアルクラッチのバイトポイントに関する機能が追加されました。
    • ユーザーは発進時にクラッチペダルの最大範囲として 100% 未満の値を設定できるようになりました。そして別のボタンまたはアナログパドルで発進時までクラッチを 100% に保持します。そしてプライマリクラッチを使用して、ユーザーはクラッチをより正確にクラッチを離すことができます。これにより、クラッチが 1つしかないプレーヤーも含めてすべてのプレーヤーにデュアルクラッチスタイルを解放し、フィールドの平等化に役立ちます。
    • この機能は発進を自動化するものではないため、あなたは手動でクラッチを離す必要がありますが、ローンチでの最初のバイトポイントをより正確に設定するのに役立ちます。
  • Asetek 社のステアリング用に改善したデフォルトのフォース設定を搭載しました。
  • Fanatec API がアップデートされました。
  • Simmagic P-HPR haptic pedal reactorのサポートが追加されました。
    訳注: 最初はホイールのスリップ・ロック・ABSのみ/今後拡張される可能性
  • 識別できないステアリングに対して警告メッセージが生成される問題を修正しました。
  • Active Reset

    • Active Reset がトリガーされたときのトラック状態の保存と読み込みは無効化されました。
    • Active Reset がトリガーされる都度カメラビューがずつトラックサイドカメラに変更される問題を修正しました。これでカメラがコクピット内に留まり、視覚的なチラつきは発生しなくなります。

    Sporting Code

    • Road ライセンスタイプが Sports Car と Formula に分割されたことを反映してスポーティングコードをアップデートしました。
    • レインレーシングの適切な手順を文書化するために新しいセクション 6.11.1. が追加されました。
    • Formula, Full Course Caution, Local Caution, Rain Race, Restart, Sports Car, Tire Compound に関する新しい用語集エントリが追加されました。
    • セクション 3.5. のインシデントペナルティ表の問題を修正しました。
    • iRacing オフィシャルスポーティングコードの最新バージョンはこちら: iRacing Official Sporting Code – iRacing.com

    2024s2 リリースノート:

    Release Notes

    2024 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2024s2 リリースノート:


    iRacing 2024 シーズン 2 リリースが登場しました! 長年にわたる広範な研究開発と iRacer の大きな期待を経て、雨とテンペスト気象システムが登場しました。複数の新機能、UI の改善、新コンテンツ、一連のアップデートと修正を加えた 2024 シーズン 2 リリースは、iRacing にとってランドマークとなります。 第 13 週の楽しい 1 週間から始まり、オフィシャルシリーズは 3 月 12 日 0000 UTC (日本時間 09:00) に始まります!

    雨天レースを実現する iRacing の真新しい気象システムのテンペストは完全に稼働しており、iRacing の気象に関するシミュレーション要求を管理する準備ができています。個別のラダーシステムを提供するとともに、参加者数や競技とマッチメイクを改善するために、ロードライセンスが Sports Car と Formula に分割されます。新規ドライバー用のオントラック体験を追加して、新規ユーザーが直ちにコースに出られるようにコントローラをセットアップしたり、AI ドライバーとレースしたり、次のステップへのインストラクションとガイドを提供します。また、iRacing の見た目をリフレッシュしてナビゲーションを改善しました。

    iRacing には 3台の新車: Dirt Micro Sprint (2 モデル), SRX, Super Formula Lights が追加されました。3つのサーキット: Algarve International Circuit (4 レイアウト), Millbridge Speedway, Misano World Circuit Marco Simoncelli (5 レイアウト) も追加されました。Kokomo Speedway には別のレーシングラインを提供する新レイアウト Tires Out も追加され、新しい教育体験の一環として Lime Rock Park に School レイアウトが追加されました。さらに、いくつかのコンテンツ: Dirt Micro Sprint, Circuit de Lédenon, Motorsport Arena Oschersleben, Snetterton Circuit, Winton Motor Raceway iRacing 標準パッケージとして全メンバーに無償で付与されました。

    新ダメージモデルは 3台の新車すべてで有効化されています。GTE, LMP1 両クラスを含む既存の 15車種でもオーバーホールされています。AI トレーニングチームは AI ドライバーが水を恐れないように調整することに取り組み、すべての雨天対応車両が AI レースで使用できるようになりました。さらに、AI ドライバーは Super Formula Lights, Algarve International Circuit (ALL), Misano World Circuit Marco Simoncelli (ALL), Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari – Moto, & Sebring International Raceway – Modified をマスターしました。そして車両ダイナミクスチームは雨に対応した各車両の雨用セットアップを含む数百もの最適化されたセットアップを作成しました。iRacing 2024 シーズン 2 が押し寄せてきます! バイザーを下げて雨靴を履こう!

    Season highlights include:

    • Dirt Micro Sprint (Winged & Non-Winged) [無償!]
    • SRX (舗装 & ダート)
    • Super Formula Lights
    • Algarve International Circuit (Grand Prix, Grand Prix – Chicanes, Moto, Moto – Chicanes)
    • Millbridge Speedway
    • Misano World Circuit Marco Simoncelli (Grand Prix, Grand Prix 2007, Grand Prix – Historic, Club, Truck)
    • Kokomo Speedway – Tires Out
    • Lime Rock Park – School
    • Tempest 気象システム
    • Rain Racing
    • Road ライセンスタイプの分割 (Sports Car & Formula)
    • 新規ドライバー向けオントラックガイド
    • iRacing Visual Refresh
    • 3D 縁石が Fuji International Speedway と Sebring International Raceway に
    • 3D Foliage (樹木) システムが Algarve International Circuit と Misano World Circuit Marco Simoncelli に
    • 新ダメージモデルを 19 車種に搭載: Audi R18, BMW M8 GTE, Cadillac CTS-V Racecar, Chevrolet Corvette C8.R GTE, Dirt Micro Sprint Car (Winged & Non-Winged), Dirt Midget, Ferrari 488 GTE, Ford GTE, Kia Optima, Porsche 911 RSR, Porsche 919, SRX, Super Formula Lights, VW Beetle, VW Beetle Lite, VW Jetta TDI Cup, [Legacy] Dallara DW12, [Legacy] Dallara IR-05
    • AI-Ready Rain Racing
    • Super Formula Lights が AIレースに対応
    • 11 レイアウトが AIレースに対応: Algarve International Circuit (ALL), Misano World Circuit Marco Simoncelli (ALL), Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari – Moto, and Sebring International Raceway – Modified
    • 専門的にカスタマイズされた数百もの iRacing セットアップ (ウェット用も含む)

    2024 シーズン 2 特設ページはこちら: iRacing 2024 Season 2 is HERE!

    2024 シーズン 2 リリースノート全文は以下をご参照ください。

    iRACING:

    Tempest Weather System & Rain

    • ついに雨が降り始めました。シム RIG から手の届く位置に傘を置きましょう!
    • テンペスト気象システムがあらゆる面で元の気象システムを完全に置き換えました。
    • Tempest in the iRacing Application:
      • 雨天はアスファルト舗装されたロードコースのセッションでのみ有効化できます。
      • 雨天は更新されたタイヤまたは新開発のレインタイヤコンパウンドを使用できる車両を使うセッションでのみ有効化できます。
        • テンペストの初期リリースでは、Rain-Ready として雨天に対応する車両は次の通り:
          • IMSA GT3 Class (Audi R8 LMS EVO II GT3, BMW M4 GT3, Ferrari 296 GT3, Lamborghini Huracán GT3 EVO, Mercedes-AMG GT3 2020, Porsche 911 GT3 R (992))
          • GTP Class (Acura ARX-06 GTP, BMW M Hybrid V8, Cadillac V-Series.R GTP, Porsche 963 GTP)
          • Toyota GR86
          • Dallara P217
          • FIA F4
          • Super Formula Lights
      • テンペストでの気象生成方法は次の 3通り: Static, Forecasted, Timeline
        • Static Weather: 雲の両、コースの湿度、温度を含むパラメータを選択します。セッション中の天候は時間が経過しても変化しません。コースの湿度が高い場合、雨の効果が現れ、雲で覆われます。ただし、雨は蓄積されたり流されたり、トラック状況に影響を与えることはなく、ラップごとに同じ状況を保ちます。
        • Forecasted Weather: 一連のガイドラインから選択して作成し、イベント中に発生する可能性のある気象予報を作成します。手動でパラメータを選択して iRacing テンペストシステムを実行することもできます。雨も含めることができます。または Auto = 自動モードを選択することもできます。このモードでは選択したコースから直接取得した過去の気象データを使用して登録することができます。最後に、組み合わせて結果をプレビューし、希望通りでなければランダムに生成しなおすこともできます。
        • Timeline Weather: 気象の神様となってテンペストのフルパワーを発揮させることができます! イベント全体を通して、カスタマイズ可能なブロックを使ってオーダーメイドの気象体験を作成します。耐久レースの開始30分後に雨を降らせることもできます。
    • Forecasted Weather 設定で作成されたセッションでは、View Forecast ボタンを利用できます。
      • このボタンを使用すると、セッションで予想される気象状況を表示でき、セッション作成にどの気象モードが使われたか、雨が降る可能性があるか、詳細が表示されます。
        • これは天気予報であり保証するものではないことに留意してください。気象学は正確な科学ではなく、セッションが長いほどに母なる自然が風向きを変える機会が増えます。ただしセッションで雨の確立をなしに設定するなど特定のオプションが働きます。他のすべてのオプションはテンペストがどのような予測を作成するのかについてのヒントとなります。

    Road License Type Split

    • ロードライセンスを Sports Car と Formula の 2つに分割します!
    • 両方への参加を奨励し、マッチメイクのそれぞれのドライバースキルレベルをとより適切に反映するために、iRacing 2024 シーズン 2 ビルドではロードライセンスを 2つのライセンスタイプ – Sports Car と Formula に分割します。ビルドが配信されるとき、既存の Oval, Dirt Oval, Dirt Road ライセンスに加えて、新しいライセンスタイプが表示され、Road ライセンスは表示されなくなります。
      • ライセンスタイプの分割が発生すると、全 iRacer の現在のロードライセンスの iRating, Safety Rating 及びライセンス昇格のための MPR の値が、新しい Sports Car と Formula のライセンスタイプにコピーされます。iRacer の過去のロードライセンスデータ(統計、リプレイ、アワード、やその他の情報は、ライセンス分割後も Road (Retired) ライセンスとして保持されます。
      • iRating と Safety Rating は Road ライセンスからキャリーオーバーされて始まりますが、次のデータは新しい Sports Car 及び Formula ライセンスタイプとして新しく収集されます: レースリザルト, 統計(スタート回数、勝利数、トップ 5 フィニッシュ数など)、アワード、Time Trial Rating (ttRating)
      • ライセンスタイプの分割という性質上、リーグやホストで Road ライセンスとして設定されていた車両を使うすべてのセッションは削除されるため、再作成が必要です。セッションが起動に失敗したり、キャンセルされたりした場合、セッション費用が課金されることはありません。
      • 新しいライセンスタイプは、iRating や Safety Rating の計算方法やオフィシャルシリーズへのライセンス要件には影響しません。現時点では他のどのライセンスタイプも分割する計画はありません。
      • 追加情報及び推奨事項について、iRacing カスタマーサポートの次の記事を参照してください: Road License Type Split

    New Racer Onboarding

    • 新規ユーザーが直接 iRacing に移行できるよう、ガイド付きの最初のオントラック体験を新機能として追加しました。この機能により、ユーザーはオーバルまたはロードコンテンツから好みで選択して体験を始めることができ、コントローラのセットアップとキャリブレーションを支援したり、AI ドライバーを使用してプラクティスとレースを段階的に体験することができます。そして最後に iRacing で利用できる多くの機能についてさらなる情報と Getting Started ガイドにユーザーを案内します!
    • この新機能による体験は新規作成されたユーザーアカウントすべてにデフォルトで ON になっています。既存アカウントにはデフォルトで OFF となっています。
      • おそらく基本のヘルプが欲しい場合や、リグを使用して誰かに優れた導入編を提供したい場合など、どんな理由であれこの機能を体験したい場合には、Settings > User Preferences メニューから New Racer Onboarding トグルスイッチを ON すると、次にログインしたときにその体験がスタートします!
    • この機能の一部には、iRacing が提供するテストドライブ、タイムアタック、観戦、ゴーストレース、タイムトライアル、AIレース、オフィシャルレース、といった数多くの機能を使用するための導入説明やガイドの新しい公開Webページも含まれます。このガイドにはiRacingを使ううえでの複雑さや難しさをゆっくりと高めて進捗を提供する推奨アクティビティを新規レーサーのチェックリストとして含んでいます。

    General

    • iRacing のコアページが新しいデザインになりました!
      • このスタイルは左側にネストされたレベルが表示されて使用可能なアクティビティにフォーカスしたアプローチが提供されます。右側にはライセンスクラス情報が表示されます。
      • Profile などの一部のモーダルウィンドウはページにコンバートされました。
    • iRacing アプリケーションは Windows ネイティブなタイトルバーを使用するようになりました。
      • これにより Window のスナップなどの Windows 操作を使えるようになります。
    • ユーザーが切断されたときにエラー通知が重複する問題を修正しました。この修正によりエラー通知を消去できなくなりますが、ユーザーが再接続すると成功通知に置き換えられます。

    Dashboard

    • 30日間パフォーマンスボックスで SR が小数点以下第2位に四捨五入される問題を修正しました。

    Official Series

    • チャンピオンシップポイントが 0 のドライバーが NULL ポイントと表示される問題を修正しました。

    Team Racing

    • チーム招待または申請承認が更新されて新しくチームメンバーに追加されたドライバーが、チームが既に出走登録しているセッションに参加できるドライバーとして表示されるようになりました。以前は既に登録されたセッションには参加できませんでした。
      • ドライバー定義機能を使用するセッションでは、新しいチームメンバーはクルーとしてのみ登録できます。
      • ドライバー定義機能を使用していないセッションでは、新しいチームメンバーがイベント参加要件を満たせばドライバーとして出走登録できる可能性があります。
    • 必要ドライバー数を満たしていない場合に表示されるモーダルウィンドウの見た目と言語を変更しました。

    Leagues

    • リーグ検索で矢印ボタンでページを移動するとクリック時にモーダルウィンドウ上部にブランク行が表示される問題を修正しました。

    Results & Stats

    • オフィシャルシリーズのセッションが実行されると、シリーズ自体のライセンスタイプではなく、セッションで使用されたライセンスタイプが記録されます。例えば NASCAR のオフィシャルシリーズでロードコースが使われる週は、シリーズのセッションは Sports Car ライセンスタイプとして記録され、統計で使用されます。
    • 検索機能の「Season & Week」フィルターは「Year & Season」に変更されました。
    • リザルト画面で Back ボタンがウィンドウを閉じるだけだった問題を修正しました。

    Paint Shop

    • 新しいスポンサー CONSPIT が Paint Shop に追加されました!
    • 一部の車両で、新規ユーザーにランダムで割り当てられたペイントパターンで固定ペイントが上書きされてしまう問題を修正しました。
    • Graphics Option でシェーダーレベルが High に設定されていても一部のカーテクスチャが圧縮されていた問題を修正しました。

    Profile

    • Profile 画面に Certificates タブが追加されました。
      • このタブは獲得した表彰状を表示します。Search フィールドで検索することもできます。各エントリーは獲得した日付やリザルト表示ボタンがあり、表彰状を開いて保存することもできます。

    Awards

    • ドライバーの初勝利賞が常に Oval Racing の勝利として表示されていた問題を修正しました。
    • 新しいライセンスライプの Sports Car 及び Formula 用の Award や Certificate が新しく追加されました!
    • Unearned Road Awards は廃止され、非表示となりました。

    Errors

    • エラーモーダルウィンドウの Copy ボタンでクリップボードにコピーされない問題を修正しました。

    2024s2 リリースノート:

    GT3 @ Wet Sebring

    GT3 で走る雨のセブリング、オンボード動画で雰囲気を予習しましょう。

    https://www.youtube.com/watch?v=IgY9YX7UGq4

    Tempest

    新ビルドに搭載される気象システム テンペスト によってドライブ体験がどのようなものになるのか紹介する動画が公開されました。


    https://www.youtube.com/watch?v=sCffoeVoEhU

    雨が降ってきました

    iRacing ウェットコンディションの紹介動画が登場しました!


    https://www.youtube.com/watch?v=FqzRK3wux3g

    Raing

    iRacing のウェットコンディションはこうなります、というプレビュー…

    Development Update February 2024

    エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が最新の開発状況として、来たるビルドで登場する新機能・新コンテンツなどについて伝えてくれました。
    シーズン 2 / 3月ビルドには改善や新機能に新コンテンツが多数含まれます。雨とともにランドマーク的なビルドになることでしょう。まとめて紹介します。

    iRacing Development Update – February 2024
    https://www.iracing.com/iracing-development-update-february-2024/
    Midseason Dev Update – February, 2024
    https://forums.iracing.com/discussion/56014/midseason-dev-update-february-2024/p1

    気象システム Tempest – テンペスト – リリース

    • 気象システム Tempest のリリースにより 2024 シーズン 2 = 3月ビルドで雨が降ります。
    • Tempest はこれまでのゲームにはない新しい手法で雨を降らせます。雨のレースで起こり得る多くの物理的環境的要因と、水がコースとタイヤにどう影響するのかを、自然界と同じようにダイナミックにシミュレーションします。
    • ウェットではアスファルトの状態によって路面状況が変わります。粗い路面では水で覆われる前にまず低いところに浸透します。滑らかな路面はタイヤがグリップせずハイドロプレーニングを起こす原因にもなります。通過する車両の多いレーシングラインは摩耗によって滑らかなのでオフラインでグリップを見つける必要があります。
    • オンラインでのウェットレースの前に、まずはテストセッションや AI とのセッションでの走行をおすすめします。完全に動的に変化する現実世界をベースとした予報から天候を生成したり、静的で変化しない天候や、天候状況をタイムラインで設定することもできます。13週にはこの天候を体験できる Unrank レースも開催されます。
    • 基本的に、Tempest はすべてのシリーズに展開されます。ただし、実際に雨が降るシリーズは限定され、その中でも特定の週のみです。
    • 雨が降る可能性があるシリーズでも、実際に雨が降るかどうかは Tempest の動的な予報システムによって異なり、サーキットの過去の天候記録にも関連付けらています。雨が降りそうな空でも降らなかったり、降りそうになかったのに風が嵐を呼ぶこともあるかもしれません。ただしどのスプリットも同じ天候となります。
    • iRacing スポッター/クルーチーフは天候変化を常に知らせてドライバーをサポートします。友人にスポッターを頼んで気象レーダーや他チームの動向を教えてもらい、適切なタイミングでタイヤ交換を決断することができます。
    • Tempest の最初のリリースでウェットレースに対応する車両: GT3, GTP, LMP2 の 11台 + Ray FF 1600, Toyota GR86, FIA F4。今後のパッチやビルドを通じて拡大されます。ロードカテゴリのすべてのサーキット(Rovalも含む)が、最初のリリースからウェットレースに対応します。
    • グラフィック的には技術面や VFX のアーティストとレンダリングチームと物理エンジニアの連携が必要で、水は単にシェーダーで描かれるのではなく、水たまりや路面から吸い上げられる水にタイヤから飛ばされる水はすべて物理的にシミュレートされます。


    新コンテンツ

    サーキット

    • Misano World Circuit Marco Simoncelli ミサノ サーキット
    • Algarve International Circuit (Portimao) アルガルヴェ(ポルティマオ)サーキット
    • Millbridge Speedway ミルブリッジ スピードウェイ(0.25マイルダートオーバル)



    車両

    • Dallara 324 (スーパー フォーミュラ ライツ, ユーロフォーミュラオープン) クラス C
    • Micro Sprint 小型ルーキーダート車両 (全メンバー無償)
    • SRX cars (アスファルト & ダート) クラス D
    • NASCARシリーズ開始と共に 2024年次アップデートをフォロー
    • NASCARトラックは空力解析を経て6月ビルドで大幅アップデート予定
    • NASCAR Xfinity & トラックのフォードマスタングパッケージに 2024年次アップデートを予定
    • Dallara IR18 の INDYCAR 2024年次アップデートを予定

    ドライバーライセンス構造のアップデート

    • ロードライセンスを Open Wheel と Sports Car に分離します。
      ※iRacingの絵では Formula と Sports Car となっていますが実際のところ Openwheel か否か/フェンダー有無 という分かれ方とのこと。
    • はじめはどちらも同じロードレーティングで分離され、レースを経ることでドライバーレーティングとして最適化されます。

    参考:

    新人 iRacer ガイド機能

    • 新人iRacerの初期体験の向上を目指した新機能でインタラクティブな UI が最初のステップを案内します。
    • 最初はレースカテゴリの選択から始まり、コントローラ設定、最終的には AI ベースのドライビングとレーシングシナリオをガイドします。
    • これを行うには、UI 左下の Settings から「Show New Racer Onboarding」をオンに切り替えます。

    iRacing UI オーバーホール

    • Web チームとデザインチームによってシーズン 2 から UI ランチャーのオーバーホールが始まります。
    • 最初の変更は UI ナビゲーションを大きなカテゴリに分割するラッパーの追加で、ライセンスの見栄えが変わります。
    • 現在のモーダルベース UI から、ハブを持ちより階層化された UI へと段階的に移行します。次に同じデザインパターンでシリーズエリアを作り直します。

    4 コースが標準コンテンツに

    • Motorsport Arena Oschersleben
    • Snetterton Circuit
    • Circuit de Lédenon
    • Winton Motor Raceway

    3D 縁石適用コースの拡大

    • 新サーキットのミサノとアルガルヴェに3D 縁石
    • セブリングとフジにも追加される予定。

    将来の新コンテンツ・プロジェクト・etc.

    • Circuito de Navarra ナバラサーキット
    • Sachsenring Circuit ザクセンリンクサーキット
    • Oswego Speedway オズウィーゴスピードウェイ(ダート&アスファルトオーバル)
    • イギリスで 2サーキットをスキャン予定
    • スパのアップデートにも着手予定
    • NASCARとのパートナーシップ強化
      • iRacingのサービス初期からNASCARは素晴らしいパートナーであり多くのNASCARコンテンツがありました。
      • コースを最新に保つために最善を尽くしてきたがさらに改善するためのNASCARリマスタープロジェクトで、成果をiRacingとコンソール向けNASCAR ’25の両方にもたらして相乗効果を得られるようにしていきます。
    • 2024年から2025年にかけて耐久シリーズを大幅に強化する。最適化によって現在の11車種から拡大していくための準備も整っています。
    • スーパーカーのアップデートやオーストラリアでの他のエキサイティングなことにも取り組んでいます。
    • レースカーについて衝撃的な出来事も起こりそうですが驚かすにはまだ早すぎます。
    • 過去のアップデートでも述べていたとおり、シム UI の再構築にも取り組んでいる。
      • この再構築では Noesis UI フレームワークをシムに統合します。キーとなる作業やデータモデルの設計と実装は完了しています。
      • 残る作業はエンジニアリングと同レベルのチャレンジはないものの、20年間使った UI を 1つずつやり直すために多くの労力が必要です。今年後半には、新しい UI を楽しめそう。

    • キャリアモードが順調に進行中。
      • デザインチームは仕様を完成し、バックエンドエンジニアリングチームと連携して、複雑で高度なシステムにサービス提供するためのデータモデルを構築。
      • キャリアモードの実装には 2025年までかかる予想だが、その過程で UI や関連システムでキャリアモードに隣接する領域に、的を絞った改善を段階的に加えていく予定。
    • レインプロジェクトの取り組みによって、煙などの既存のエフェクトも新しいアイデアと現代的なレンダリングテクニックで刷新していく計画です。
    • オーバルリフレッシュのフェーズ2は進行中。リリースが近くなればより多くの情報が共有される予定。

    天候システムの開発状況

    新しいスクリーンショットがあります。

    新しい天候システム Tempest の開発は順調で、10月末にはアルファテストに入ったとのこと。
    とはいえ、まだ完成までには作業が残されていて、12月ビルドや 1月末のデイトナといったところで雨が降ることはなさそう。現在のターゲットは 3月ビルドとなっている模様。

    Rain feature (Tempest) update
    https://forums.iracing.com/discussion/51755/rain-feature-tempest-update/p1

    Development Update November 2023

    今月公開された Development Update November 2023 (iRJA では iRacing最新の開発状況について – 2023/11 として紹介) の動画版が公開されました。お話されている内容はほぼ前述の記事のとおりですが、新しい映像もあって必見の動画です!


    https://www.youtube.com/watch?v=PcHWGSORIrQ

    Development Update November 2023

    エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が最新の開発状況として、12月の2024シーズン1ビルドで登場する新機能・新コンテンツなどについて伝えてくれているので、まとめて紹介します。

    2023/11/19 追記: この最新開発状況について紹介する新しい映像も追加した動画が公開されました。 >>> Video: Development Update – November 2023

    なお、iRacingは戦略的にスタッフを拡大、過去20年間 id Tech, Unity, Unreal, Decima, and Glacier などのグラフィックス/レンダリングチームを構築/リードしてきたプリンシパルレベルのレンダリングプログラマーが加わり、今後長期に及ぶグラフィックスエンジンのアップグレードを担うようです。

    https://forums.iracing.com/discussion/50588/midseason-dev-update-november-2023
    https://www.iracing.com/development-update-november-2023/

    Weather/Rain -Tempest system-:

    Tempest と呼ばれる高度な天候システムは12月に準備できる保証はまだないものの、リリースは差し迫っている。つまりもうすぐ雨が降ります。

    Tempestはゼロから構築したいくつかの相互接続された複雑なシステムで、サーキットやレースカーだけでなくとりまく領域に与える影響と物理的コンポーネントをシミュレートして様々な天候を生成する。レース現場から得られる現実のデータを燃料とし、ダイナミックトラックシステムと組み合わされてシミュレーション/ゲーミングにおいて比類のない体験を作り出します。

    濡れたエリアを走ると引っ張られる抵抗を感じます。ハイドロプレーニング現象も発生します。エアロヘビーなレースカーがコースから吸い上げた水を空気中や他の場所に移すことでレーシングラインが急速に渇いていく過程を見ることができます。ラインを探すためには、そこに存在する様々な力学、常に変化する自然、遠くに見える暗雲、気象レーダーをチェックしたり、起こっているすべてから予測する必要があります。iRacingで物理的に正確な体験をすることができます。

    Tempestプロジェクトは2020年1月のディスカッションとブレインストーミングで形になり、小規模な研究開発チームで気象システムとデータモデルに重点を置いて最初の技術設計を行った。現在は領域をまたいで数十人規模の開発者チームで進めています。

    レインタイヤの構造/モデリングと走行特性から車両ごとに研究開発を行っているので、初期製品としては オープンホイール、プロダクションカー、ツーリングカー Formula 1600, Toyota GR86, Ferrari 296 GT3 などからレインサポートが追加されそうです。

    オーディオチームが作成した素晴らしいサウンドクリップを紹介します。

    Wiper


    Raing Driving


    2024シーズン1ハイライト:

    シムの最適化とパフォーマンス向上:

    コアエンジンの最適化・最新化の取り組みがしばらく継続されます。専任チームが毎日ことにあたっていて、ロード時間の大幅な改善、車種制限増加が最近のリリースにありました。
    今シーズンはシャドウカリング、錐台カリング、ミラーレンダリングのパフォーマンス改善にフォーカスしました。
    ※カリングシステム=映っていないエリアのレンダリングを停止してパフォーマンスを向上させる

    プロテストシステム改良:

    問題が発生した場合に指導・修正して措置を講じる任務にあたって膨大なレポートを処理するチームに、仕事を遂行するための広範なツールセットを装備させます。
    現時点では:

    • コーチング
    • 事後のレース失格によるチャンピオンシップポイントはく奪と最下位フィニッシュ
    • iRacingの様々な部分に対する制限
    • 特定のオフィシャルシリーズのレース/予選に参加する権利
    • すべてのオフィシャルシリーズのレース/予選に参加する権利
    • ホストセッションに参加する権利
    • あらゆる種類のマルチプレーヤーセッションに参加する権利
    • 観戦する権利
    • シム内でのボイス/テキストチャットの使用権利

    など。
    もちろんこれらシステムを体験する必要がない方がよいことですが、iRacingはフェアプレーとリスペクトの精神に重点を置いた環境を維持することに尽力しています。

    Cars:

    Audi R8 LMS Evo II GT3

    旧型を30日以内に購入していたら全額、31~180日以内に購入していたら半額相当のiRacing Creditが手当される。

    なお、同様にGT3の取り組みは新年も継続され、複数の追加/置き換えが予定されている。

    Tracks:

    発表済みのサーキットコンテンツのリリースが予定されている。

    • 世界最速のクオーターマイルオーバル Slinger Speedway 。8の字レイアウトも含む
    • Mugello
    • Okayama: 無償コースとして最新技術で再構築・再リリース
    • Misano ※言及なくスクリーンショットのみ掲示された

    これ以外にもさらに多くの修正・改善・追加が予定されていて、包括的なリストはリリースノートで提供されます。

    現在進行中の多くのことから一部を紹介

    • スキャンチームはノースカロライナで SRX の舗装&ダート車両と、いくつかのストリートストックボディをスキャンして戻ったところ。
    • スキャンチームからは Portimao と Navarra のデータがすでにアートチームに渡ってそれぞれ制作過程に入っている。
    • Micro Sprint とそれに適した Millbridge Speedway(既に進行中) 、他にも将来追加されるショートトラックがある。
    • キャリアモードも大幅に前進した。
    • UX&デザインチームはUIの新構造に取り組み中。現在のモーダルベースからより親しみやすくアクセスしやすいデザインへと移行する。
    • オーバルリフレッシュに多くの開発者が日々取り組み、大幅な進歩を遂げている。今後も関連システムを反復しながらしばらく継続するが、12月ビルドではアスファルトオーバルが更新される。天候、時間帯、車両からのエネルギーによって路面グリップレベルの変化はより急速なものになる。レース中に熱くなったり冷えたりするのでトラックコンディションに合わせてセットを調整する準備をしてください。

    開発中スクリーンショット:

    Global Mazda MX-5 in the rain

    Global Mazda MX-5 in the rainGlobal Mazda MX-5 in the rainGlobal Mazda MX-5 in the rain

    2024s1: Audi R8 LMS Evo II GT3, Slinger, Okayama, Mugello (, Misano)

    Audi R8 LMS Evo II GT3Slinger SpeedwayOkayama TerrainMugello CircuitMugello CircuitMisano

    Future Build: Portimao(Algarve), Micro Sprint, Millbridge, SRX car & dirt tire

    Autódromo Internacional do Algarve(Portimao)Micro SprintMillbridge SpeedwaySRX CarSRX dirt tire in developmentSRX

    Rain WIP

    iRacingのチャリティイベントで初披露された開発中の天候変化・雨・路面変化の様子を収めた動画部分を切り出しました。

    PREVIEW WIP

    チャリティイベントのタイミングに開発中のコンテンツや機能をチラ見せしていた iRacing ですが今年はイベントより一足先に出てきました。

    Midseason Dev Update, July 2023
    https://forums.iracing.com/discussion/45765/midseason-dev-update-july-2023
    July 2023 Development Update
    https://www.iracing.com/july-2023-development-update/


    サーキット開発リスト

    ロードコースの追加・アップデートの開発リストをおさらいすると、アルガルヴェ(PT)、ミサノ(IT)、ムジェロ(IT)、プケコヘ(NZ)、レドゥノン(FR)、ザントフォールト(NL)が伝えられていました。そして今回、新しくナバラ(ES)の名前が登場、複数のサーキットのために再びの訪英予定と、アジアでも新しい地域のサーキットを収録する動きを明らかにしました。
    2023/07/29追記: スパ・フランコルシャンのアップデートも計画にあるとのこと。

    ショートオーバルではスリンガーとウィンチェスター、そしてカーンカウンティが開発中。

    ザントフォールト

    既存の古いレイアウトを保持したまま、現在の新しいレイアウトが追加される。

    カーンカウンティ

    ダートとアスファルトの両方を備えたオーバルコースで、$11.95 で購入すれば両方のレイアウトが手に入ります。新しいショートオーバル車両や複数のダート車両も追加予定がある。

    既存コースのアップデート

    ブランズハッチ、岡山、オウルトンパークと、古いNASCAR等オーバルも進行中。

    3D 縁石プロジェクト

    長期的なタイヤモデルとフィジクスエンジンの強化とともに再開した3D縁石プロジェクトは良い進捗をみせており、これがレーシングラインに大きな影響を与えることになるだろう。

    レイン(天候システムの一部として)

    レーシングラインと言えばレインプロジェクトもここ数週間で大幅に進捗した。
    コース表面が磨かれたりラバーがのるシステムは動的なフィジクスベースのステータスやコンディションによってドライビングラインは劇的に影響を受けるようになるだろう。慣れ親しんだコースに対してこれまでとはまったく異なる方法でアプローチする必要がある。現実世界のレーサーが直面している現実の力学に直面することになる。

    レインタイヤモデルはコースに大量の水を正確にまき散らして限界まで印象的なグリップを発生するが、ハイドロプレーニングはその限界を超えていく。車をスライドさせてもある程度の許容はあるが、注意深く限界を見極める必要がある。タイヤがスライドして水中を転がるとき、ピックアップしなかったものや変位しなかったものは摩擦エネルギーによって表面から蒸発する可能性がある。
    今回は表面をなぞっただけなので、リリースが近づいてよりテクニカルな詳細な説明がなされることを期待してほしい。

    オーバルリフレッシュ

    以前も言及したとおり、オーバルレースはダートレースでリリースしたのと同様のプロセスを進んでいます。オーバルリフレッシュはテスターや車両ダイナミクスエンジニアにタイヤ開発者、ダイナミックトラック開発者が総動員で互いのモデル評価を行い、改良機会を発見して最終的により現実的で楽しい体験を生み出します。

    ロードレースライセンスシステム

    劇的に異なる特性を持つ車両や馴染みのない車両でのレース体験や陥る落とし穴を改善することを目指して、近い将来大幅な追加が行われる見込みです。

    キャリアモード

    比類のないマルチプレーヤー、コンペティション、コミュニティシステムが iRacing 体験のベースとなっていましたが、価値のあるより広範な体験を提供することに取り組んでいます。
    iRacing及び現実世界のレーシングを忠実に構築する現実的で魅力的なキャリアモードに期待してください。

    強化・拡大したiRacing体制

    長期的で広範なアップデートとして。

    アートチームの規模は2倍に。テクニカルマネジメントチームもひとつ上のレベルに引き上げてくれる業界のベテランを採用。アニメーションチームも2倍の規模となってシフト操作や感情システムを追加し、GT3 などピットアニメーションも増える。

    タイヤ及びフィジクスエンジンチームは 3倍の規模になった。優れたタイヤモデルの将来や、可能な限り本物らしい体験を提供し続けるために必要な進化にフォーカスする。

    タイヤの変形モデル、カーカスのねじりやたわみ、コンタクトパッチ、有限要素モデル、フィジクスレート、発熱性と勾配、トレッドプロファイルなど、これらの用語が毎日飛び交うチームは活気に満ちている。適切な時期に、エキスパート達とこれらを記事にしたい。

    これらは昨年にシムエンジン本体を大幅に見直してマルチスレッドやタスク処理を最適化したことで実を結んでいる。昨シーズンはロード時間の短縮効果があった。次シーズンでは車が大幅に増加する(フィールドサイズでなく同時使用車種数)ので、これからさらに多くの車を見ることになるだろう。そしてこれもまだまだ表面のことでしかなく、オーディオについて準備中のものを待て。

    UI はモダンでデザイナーフレンドリーなフレームワークに置き換えられる。ラスタライズされた現在のUIとは異なり、新UIではベクターベースで高い柔軟性を持つものになる。

    購入トランザクションやリザルトや履歴に検索機能などWeb チームは相変わらず多忙。

    シム/ゲームデザインディレクターの優秀なベテラン達に現実に世界最高レベルの舞台でレースチームを運営していた開発者で構成されたチームも加わり、iRacingのデザイン機能はこれまで以上に強力になっている。

    これまでのiRacingでももっともエキサイティングです。我々は自分たちが行っていることが大好きで、過去15年間連続で3か月ごとのリリースがそれを表せていると願っている。これからの15年も同様に皆さんと一緒に続くことを楽しみにしているよ!

    とのことだ。

    iRacing development update – 2023/04/19

    トニー・ガードナーが開発状況について、今回は特にダートレースのリフレッシュにフォーカスして伝えています。

    Development Update – Dirt Racing Refresh
    https://www.iracing.com/development-update-dirt-racing-refresh/
    https://forums.iracing.com/discussion/40813/development-update-dirt-racing-refresh

    前回 2023/02 の開発状況お知らせ記事はこちら


    ダートオーバル及び舗装オーバルについて、オーバーホールとは呼ばないリフレッシュを進めている。
    ダートオーバルのリフレッシュは 6月ビルドで形になる見込み。

    コース

    • 土に含まれる水分量によって土壌の強度差が大きくなるので、水分が多くフレッシュで粘着性のある部分と、乾いて滑りやすい部分とでドライビングの差が大きくなる。
    • ダート路面とタイヤの関係も実際のコースをより再現するようアップデートし、コースの摩耗状況によってもドライビングに大きな差ができるようになる。
    • ダートと水分の変動によるバンプが追加され、滑らかな路面だったり、硬くて凸凹した路面だったり、セッションによって異なる路面ができるようになる。
    • レースごとにコースの水分分布は異なる場合があるし、高い部分は低い部分よりも乾燥している可能性があり、下部は湿っている可能性がある。

    車両

    • ダートオーバルのレース車両はタイヤ・フィジクスを調整した。これはストックカー(NASCAR カップカー、トラック、ARCAR Menards インパラ)、さらにオフロードトラック(Pro4, Pro2, Pro2 Lite)も含む。
    • ダートタイヤモデルに摩耗が導入され、車両ごとに個別の調整が行われた。レイトモデルの 75周レースでも 360 スプリントの 30周レースでも、レース長とタイヤに注意を払う必要があります。
    • 一部の車両にサウンドアップデートがある。

    新ダメージモデルの有効化

    • Super Late Model
    • Pro Late Model
    • Limited Late Model

    新機能

    • ホストセッションではバーチャルミラーを無効化できるようになる。

    バグ修正

    • ビジュアルのみでフィジクスには関係しないが周辺にあったコースの隙間を埋めた。
    • 周辺の車両でホイールがぴくぴく動くことがあったのが修正された。
    • 一部のコースでキャッチフェンスに衝突判定が設定されていなかったのが修正された。
    • 一部のコースのおかしなクッションが修正されるようDTIデータを作り直した。
    • などなど

    リフレッシュリリースとは別に

    • ダート AI … リリースまでに越えなければならない技術的なハードルが残っているものの作業中。
    • 年内にはダートオーバルとハーフマイル舗装オーバルの両方を備えた Kern County のリリースとともにダートの新コンテンツも登場する。

    以前お伝えした()とおりオーバルリフレッシュも進行中

    • ダートリフレッシュが達成したのと同様の目標があり、特にダイナミックトラックとそのマルチグルーブの影響といったオーバルレースを構成するすべてのシステムの徹底的な評価とチューニングを行っている。タイヤとモデルに関しても同様に全般に進捗している。

    サービス全体・ロードレーシングでも

    • 雨とともに新天候システムも大幅に進歩年内にリリースしたいと考えている。
    • 開発パイプラインには今週のイタリアツアーでスキャンしているミサノとムジェロを含むエキサイティングなコースが控えている。

    Rain – work in progress

    エイプリルフールにウソではない情報を投じることのある iRacing が今年は何を伝えてくれるかなと思っていたらウェットレースのシム内スクリーンショットが到着。

    次シーズンにも登場するのかそれともまだかかるのか。