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2024 Season 2 build

2024 シーズン 2 ビルドでのアップデートおよび今後登場するコンテンツについてエグゼクティブプロデューサー Greg Hill が紹介する動画が公開されました。


https://www.youtube.com/watch?v=pbp09poSD28

以下の記事で紹介している内容ですね。

iRacing最新の開発状況について – 2024/02

Release Notes

2024 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s2 リリースノート:


iRacing 2024 シーズン 2 リリースが登場しました! 長年にわたる広範な研究開発と iRacer の大きな期待を経て、雨とテンペスト気象システムが登場しました。複数の新機能、UI の改善、新コンテンツ、一連のアップデートと修正を加えた 2024 シーズン 2 リリースは、iRacing にとってランドマークとなります。 第 13 週の楽しい 1 週間から始まり、オフィシャルシリーズは 3 月 12 日 0000 UTC (日本時間 09:00) に始まります!

雨天レースを実現する iRacing の真新しい気象システムのテンペストは完全に稼働しており、iRacing の気象に関するシミュレーション要求を管理する準備ができています。個別のラダーシステムを提供するとともに、参加者数や競技とマッチメイクを改善するために、ロードライセンスが Sports Car と Formula に分割されます。新規ドライバー用のオントラック体験を追加して、新規ユーザーが直ちにコースに出られるようにコントローラをセットアップしたり、AI ドライバーとレースしたり、次のステップへのインストラクションとガイドを提供します。また、iRacing の見た目をリフレッシュしてナビゲーションを改善しました。

iRacing には 3台の新車: Dirt Micro Sprint (2 モデル), SRX, Super Formula Lights が追加されました。3つのサーキット: Algarve International Circuit (4 レイアウト), Millbridge Speedway, Misano World Circuit Marco Simoncelli (5 レイアウト) も追加されました。Kokomo Speedway には別のレーシングラインを提供する新レイアウト Tires Out も追加され、新しい教育体験の一環として Lime Rock Park に School レイアウトが追加されました。さらに、いくつかのコンテンツ: Dirt Micro Sprint, Circuit de Lédenon, Motorsport Arena Oschersleben, Snetterton Circuit, Winton Motor Raceway iRacing 標準パッケージとして全メンバーに無償で付与されました。

新ダメージモデルは 3台の新車すべてで有効化されています。GTE, LMP1 両クラスを含む既存の 15車種でもオーバーホールされています。AI トレーニングチームは AI ドライバーが水を恐れないように調整することに取り組み、すべての雨天対応車両が AI レースで使用できるようになりました。さらに、AI ドライバーは Super Formula Lights, Algarve International Circuit (ALL), Misano World Circuit Marco Simoncelli (ALL), Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari – Moto, & Sebring International Raceway – Modified をマスターしました。そして車両ダイナミクスチームは雨に対応した各車両の雨用セットアップを含む数百もの最適化されたセットアップを作成しました。iRacing 2024 シーズン 2 が押し寄せてきます! バイザーを下げて雨靴を履こう!

Season highlights include:

  • Dirt Micro Sprint (Winged & Non-Winged) [無償!]
  • SRX (舗装 & ダート)
  • Super Formula Lights
  • Algarve International Circuit (Grand Prix, Grand Prix – Chicanes, Moto, Moto – Chicanes)
  • Millbridge Speedway
  • Misano World Circuit Marco Simoncelli (Grand Prix, Grand Prix 2007, Grand Prix – Historic, Club, Truck)
  • Kokomo Speedway – Tires Out
  • Lime Rock Park – School
  • Tempest 気象システム
  • Rain Racing
  • Road ライセンスタイプの分割 (Sports Car & Formula)
  • 新規ドライバー向けオントラックガイド
  • iRacing Visual Refresh
  • 3D 縁石が Fuji International Speedway と Sebring International Raceway に
  • 3D Foliage (樹木) システムが Algarve International Circuit と Misano World Circuit Marco Simoncelli に
  • 新ダメージモデルを 19 車種に搭載: Audi R18, BMW M8 GTE, Cadillac CTS-V Racecar, Chevrolet Corvette C8.R GTE, Dirt Micro Sprint Car (Winged & Non-Winged), Dirt Midget, Ferrari 488 GTE, Ford GTE, Kia Optima, Porsche 911 RSR, Porsche 919, SRX, Super Formula Lights, VW Beetle, VW Beetle Lite, VW Jetta TDI Cup, [Legacy] Dallara DW12, [Legacy] Dallara IR-05
  • AI-Ready Rain Racing
  • Super Formula Lights が AIレースに対応
  • 11 レイアウトが AIレースに対応: Algarve International Circuit (ALL), Misano World Circuit Marco Simoncelli (ALL), Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari – Moto, and Sebring International Raceway – Modified
  • 専門的にカスタマイズされた数百もの iRacing セットアップ (ウェット用も含む)

2024 シーズン 2 特設ページはこちら: iRacing 2024 Season 2 is HERE!

2024 シーズン 2 リリースノート全文は以下をご参照ください。

iRACING:

Tempest Weather System & Rain

  • ついに雨が降り始めました。シム RIG から手の届く位置に傘を置きましょう!
  • テンペスト気象システムがあらゆる面で元の気象システムを完全に置き換えました。
  • Tempest in the iRacing Application:
    • 雨天はアスファルト舗装されたロードコースのセッションでのみ有効化できます。
    • 雨天は更新されたタイヤまたは新開発のレインタイヤコンパウンドを使用できる車両を使うセッションでのみ有効化できます。
      • テンペストの初期リリースでは、Rain-Ready として雨天に対応する車両は次の通り:
        • IMSA GT3 Class (Audi R8 LMS EVO II GT3, BMW M4 GT3, Ferrari 296 GT3, Lamborghini Huracán GT3 EVO, Mercedes-AMG GT3 2020, Porsche 911 GT3 R (992))
        • GTP Class (Acura ARX-06 GTP, BMW M Hybrid V8, Cadillac V-Series.R GTP, Porsche 963 GTP)
        • Toyota GR86
        • Dallara P217
        • FIA F4
        • Super Formula Lights
    • テンペストでの気象生成方法は次の 3通り: Static, Forecasted, Timeline
      • Static Weather: 雲の両、コースの湿度、温度を含むパラメータを選択します。セッション中の天候は時間が経過しても変化しません。コースの湿度が高い場合、雨の効果が現れ、雲で覆われます。ただし、雨は蓄積されたり流されたり、トラック状況に影響を与えることはなく、ラップごとに同じ状況を保ちます。
      • Forecasted Weather: 一連のガイドラインから選択して作成し、イベント中に発生する可能性のある気象予報を作成します。手動でパラメータを選択して iRacing テンペストシステムを実行することもできます。雨も含めることができます。または Auto = 自動モードを選択することもできます。このモードでは選択したコースから直接取得した過去の気象データを使用して登録することができます。最後に、組み合わせて結果をプレビューし、希望通りでなければランダムに生成しなおすこともできます。
      • Timeline Weather: 気象の神様となってテンペストのフルパワーを発揮させることができます! イベント全体を通して、カスタマイズ可能なブロックを使ってオーダーメイドの気象体験を作成します。耐久レースの開始30分後に雨を降らせることもできます。
  • Forecasted Weather 設定で作成されたセッションでは、View Forecast ボタンを利用できます。
    • このボタンを使用すると、セッションで予想される気象状況を表示でき、セッション作成にどの気象モードが使われたか、雨が降る可能性があるか、詳細が表示されます。
      • これは天気予報であり保証するものではないことに留意してください。気象学は正確な科学ではなく、セッションが長いほどに母なる自然が風向きを変える機会が増えます。ただしセッションで雨の確立をなしに設定するなど特定のオプションが働きます。他のすべてのオプションはテンペストがどのような予測を作成するのかについてのヒントとなります。

Road License Type Split

  • ロードライセンスを Sports Car と Formula の 2つに分割します!
  • 両方への参加を奨励し、マッチメイクのそれぞれのドライバースキルレベルをとより適切に反映するために、iRacing 2024 シーズン 2 ビルドではロードライセンスを 2つのライセンスタイプ – Sports Car と Formula に分割します。ビルドが配信されるとき、既存の Oval, Dirt Oval, Dirt Road ライセンスに加えて、新しいライセンスタイプが表示され、Road ライセンスは表示されなくなります。
    • ライセンスタイプの分割が発生すると、全 iRacer の現在のロードライセンスの iRating, Safety Rating 及びライセンス昇格のための MPR の値が、新しい Sports Car と Formula のライセンスタイプにコピーされます。iRacer の過去のロードライセンスデータ(統計、リプレイ、アワード、やその他の情報は、ライセンス分割後も Road (Retired) ライセンスとして保持されます。
    • iRating と Safety Rating は Road ライセンスからキャリーオーバーされて始まりますが、次のデータは新しい Sports Car 及び Formula ライセンスタイプとして新しく収集されます: レースリザルト, 統計(スタート回数、勝利数、トップ 5 フィニッシュ数など)、アワード、Time Trial Rating (ttRating)
    • ライセンスタイプの分割という性質上、リーグやホストで Road ライセンスとして設定されていた車両を使うすべてのセッションは削除されるため、再作成が必要です。セッションが起動に失敗したり、キャンセルされたりした場合、セッション費用が課金されることはありません。
    • 新しいライセンスタイプは、iRating や Safety Rating の計算方法やオフィシャルシリーズへのライセンス要件には影響しません。現時点では他のどのライセンスタイプも分割する計画はありません。
    • 追加情報及び推奨事項について、iRacing カスタマーサポートの次の記事を参照してください: Road License Type Split

New Racer Onboarding

  • 新規ユーザーが直接 iRacing に移行できるよう、ガイド付きの最初のオントラック体験を新機能として追加しました。この機能により、ユーザーはオーバルまたはロードコンテンツから好みで選択して体験を始めることができ、コントローラのセットアップとキャリブレーションを支援したり、AI ドライバーを使用してプラクティスとレースを段階的に体験することができます。そして最後に iRacing で利用できる多くの機能についてさらなる情報と Getting Started ガイドにユーザーを案内します!
  • この新機能による体験は新規作成されたユーザーアカウントすべてにデフォルトで ON になっています。既存アカウントにはデフォルトで OFF となっています。
    • おそらく基本のヘルプが欲しい場合や、リグを使用して誰かに優れた導入編を提供したい場合など、どんな理由であれこの機能を体験したい場合には、Settings > User Preferences メニューから New Racer Onboarding トグルスイッチを ON すると、次にログインしたときにその体験がスタートします!
  • この機能の一部には、iRacing が提供するテストドライブ、タイムアタック、観戦、ゴーストレース、タイムトライアル、AIレース、オフィシャルレース、といった数多くの機能を使用するための導入説明やガイドの新しい公開Webページも含まれます。このガイドにはiRacingを使ううえでの複雑さや難しさをゆっくりと高めて進捗を提供する推奨アクティビティを新規レーサーのチェックリストとして含んでいます。

General

  • iRacing のコアページが新しいデザインになりました!
    • このスタイルは左側にネストされたレベルが表示されて使用可能なアクティビティにフォーカスしたアプローチが提供されます。右側にはライセンスクラス情報が表示されます。
    • Profile などの一部のモーダルウィンドウはページにコンバートされました。
  • iRacing アプリケーションは Windows ネイティブなタイトルバーを使用するようになりました。
    • これにより Window のスナップなどの Windows 操作を使えるようになります。
  • ユーザーが切断されたときにエラー通知が重複する問題を修正しました。この修正によりエラー通知を消去できなくなりますが、ユーザーが再接続すると成功通知に置き換えられます。

Dashboard

  • 30日間パフォーマンスボックスで SR が小数点以下第2位に四捨五入される問題を修正しました。

Official Series

  • チャンピオンシップポイントが 0 のドライバーが NULL ポイントと表示される問題を修正しました。

Team Racing

  • チーム招待または申請承認が更新されて新しくチームメンバーに追加されたドライバーが、チームが既に出走登録しているセッションに参加できるドライバーとして表示されるようになりました。以前は既に登録されたセッションには参加できませんでした。
    • ドライバー定義機能を使用するセッションでは、新しいチームメンバーはクルーとしてのみ登録できます。
    • ドライバー定義機能を使用していないセッションでは、新しいチームメンバーがイベント参加要件を満たせばドライバーとして出走登録できる可能性があります。
  • 必要ドライバー数を満たしていない場合に表示されるモーダルウィンドウの見た目と言語を変更しました。

Leagues

  • リーグ検索で矢印ボタンでページを移動するとクリック時にモーダルウィンドウ上部にブランク行が表示される問題を修正しました。

Results & Stats

  • オフィシャルシリーズのセッションが実行されると、シリーズ自体のライセンスタイプではなく、セッションで使用されたライセンスタイプが記録されます。例えば NASCAR のオフィシャルシリーズでロードコースが使われる週は、シリーズのセッションは Sports Car ライセンスタイプとして記録され、統計で使用されます。
  • 検索機能の「Season & Week」フィルターは「Year & Season」に変更されました。
  • リザルト画面で Back ボタンがウィンドウを閉じるだけだった問題を修正しました。

Paint Shop

  • 新しいスポンサー CONSPIT が Paint Shop に追加されました!
  • 一部の車両で、新規ユーザーにランダムで割り当てられたペイントパターンで固定ペイントが上書きされてしまう問題を修正しました。
  • Graphics Option でシェーダーレベルが High に設定されていても一部のカーテクスチャが圧縮されていた問題を修正しました。

Profile

  • Profile 画面に Certificates タブが追加されました。
    • このタブは獲得した表彰状を表示します。Search フィールドで検索することもできます。各エントリーは獲得した日付やリザルト表示ボタンがあり、表彰状を開いて保存することもできます。

Awards

  • ドライバーの初勝利賞が常に Oval Racing の勝利として表示されていた問題を修正しました。
  • 新しいライセンスライプの Sports Car 及び Formula 用の Award や Certificate が新しく追加されました!
  • Unearned Road Awards は廃止され、非表示となりました。

Errors

  • エラーモーダルウィンドウの Copy ボタンでクリップボードにコピーされない問題を修正しました。

2024s2 リリースノート:

PREVIEW WIP

チャリティイベントのタイミングに開発中のコンテンツや機能をチラ見せしていた iRacing ですが今年はイベントより一足先に出てきました。

Midseason Dev Update, July 2023
https://forums.iracing.com/discussion/45765/midseason-dev-update-july-2023
July 2023 Development Update
https://www.iracing.com/july-2023-development-update/


サーキット開発リスト

ロードコースの追加・アップデートの開発リストをおさらいすると、アルガルヴェ(PT)、ミサノ(IT)、ムジェロ(IT)、プケコヘ(NZ)、レドゥノン(FR)、ザントフォールト(NL)が伝えられていました。そして今回、新しくナバラ(ES)の名前が登場、複数のサーキットのために再びの訪英予定と、アジアでも新しい地域のサーキットを収録する動きを明らかにしました。
2023/07/29追記: スパ・フランコルシャンのアップデートも計画にあるとのこと。

ショートオーバルではスリンガーとウィンチェスター、そしてカーンカウンティが開発中。

ザントフォールト

既存の古いレイアウトを保持したまま、現在の新しいレイアウトが追加される。

カーンカウンティ

ダートとアスファルトの両方を備えたオーバルコースで、$11.95 で購入すれば両方のレイアウトが手に入ります。新しいショートオーバル車両や複数のダート車両も追加予定がある。

既存コースのアップデート

ブランズハッチ、岡山、オウルトンパークと、古いNASCAR等オーバルも進行中。

3D 縁石プロジェクト

長期的なタイヤモデルとフィジクスエンジンの強化とともに再開した3D縁石プロジェクトは良い進捗をみせており、これがレーシングラインに大きな影響を与えることになるだろう。

レイン(天候システムの一部として)

レーシングラインと言えばレインプロジェクトもここ数週間で大幅に進捗した。
コース表面が磨かれたりラバーがのるシステムは動的なフィジクスベースのステータスやコンディションによってドライビングラインは劇的に影響を受けるようになるだろう。慣れ親しんだコースに対してこれまでとはまったく異なる方法でアプローチする必要がある。現実世界のレーサーが直面している現実の力学に直面することになる。

レインタイヤモデルはコースに大量の水を正確にまき散らして限界まで印象的なグリップを発生するが、ハイドロプレーニングはその限界を超えていく。車をスライドさせてもある程度の許容はあるが、注意深く限界を見極める必要がある。タイヤがスライドして水中を転がるとき、ピックアップしなかったものや変位しなかったものは摩擦エネルギーによって表面から蒸発する可能性がある。
今回は表面をなぞっただけなので、リリースが近づいてよりテクニカルな詳細な説明がなされることを期待してほしい。

オーバルリフレッシュ

以前も言及したとおり、オーバルレースはダートレースでリリースしたのと同様のプロセスを進んでいます。オーバルリフレッシュはテスターや車両ダイナミクスエンジニアにタイヤ開発者、ダイナミックトラック開発者が総動員で互いのモデル評価を行い、改良機会を発見して最終的により現実的で楽しい体験を生み出します。

ロードレースライセンスシステム

劇的に異なる特性を持つ車両や馴染みのない車両でのレース体験や陥る落とし穴を改善することを目指して、近い将来大幅な追加が行われる見込みです。

キャリアモード

比類のないマルチプレーヤー、コンペティション、コミュニティシステムが iRacing 体験のベースとなっていましたが、価値のあるより広範な体験を提供することに取り組んでいます。
iRacing及び現実世界のレーシングを忠実に構築する現実的で魅力的なキャリアモードに期待してください。

強化・拡大したiRacing体制

長期的で広範なアップデートとして。

アートチームの規模は2倍に。テクニカルマネジメントチームもひとつ上のレベルに引き上げてくれる業界のベテランを採用。アニメーションチームも2倍の規模となってシフト操作や感情システムを追加し、GT3 などピットアニメーションも増える。

タイヤ及びフィジクスエンジンチームは 3倍の規模になった。優れたタイヤモデルの将来や、可能な限り本物らしい体験を提供し続けるために必要な進化にフォーカスする。

タイヤの変形モデル、カーカスのねじりやたわみ、コンタクトパッチ、有限要素モデル、フィジクスレート、発熱性と勾配、トレッドプロファイルなど、これらの用語が毎日飛び交うチームは活気に満ちている。適切な時期に、エキスパート達とこれらを記事にしたい。

これらは昨年にシムエンジン本体を大幅に見直してマルチスレッドやタスク処理を最適化したことで実を結んでいる。昨シーズンはロード時間の短縮効果があった。次シーズンでは車が大幅に増加する(フィールドサイズでなく同時使用車種数)ので、これからさらに多くの車を見ることになるだろう。そしてこれもまだまだ表面のことでしかなく、オーディオについて準備中のものを待て。

UI はモダンでデザイナーフレンドリーなフレームワークに置き換えられる。ラスタライズされた現在のUIとは異なり、新UIではベクターベースで高い柔軟性を持つものになる。

購入トランザクションやリザルトや履歴に検索機能などWeb チームは相変わらず多忙。

シム/ゲームデザインディレクターの優秀なベテラン達に現実に世界最高レベルの舞台でレースチームを運営していた開発者で構成されたチームも加わり、iRacingのデザイン機能はこれまで以上に強力になっている。

これまでのiRacingでももっともエキサイティングです。我々は自分たちが行っていることが大好きで、過去15年間連続で3か月ごとのリリースがそれを表せていると願っている。これからの15年も同様に皆さんと一緒に続くことを楽しみにしているよ!

とのことだ。

Release Notes

2021 シーズン 1 ビルド [2020.12.08.01] のリリースノートを和訳して紹介します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなったので 4ページに分けました。
2021s1 リリースノート目次:


今シーズンのリリースはこれまでで最も大きなビルドのひとつとなりました。3台の新車と2つの新トラック、そして3つの新レイアウトが追加されます。それだけでなく、多くの車でタイヤのアップデートがあったり、Dallara IR18 にコンパウンド違いのタイヤや、コンペティションに焦点を当てた新ダメージモデルにクロスライセンスレース、3D カービューアなどたくさんのアップデートがあります!

今ビルドのハイライト:

  • Dallara iR-01
  • Dirt Modified (2車種含みます)
  • Lamborghini Huracán GT3 EVO
  • Cedar Lake Speedway
  • Long Beach Street Circuit (完全版)
  • Brands Hatch Circuit – Rallycross
  • Charlotte Motor Speedway – Rallycross
  • Irwindale Speedway – Figure Eight Jump
  • クロスライセンスレース
  • 3D Car Viewer
  • AI コンテンツの追加(4車種 & 2コース)
  • 多くの車両にタイヤアップデート
  • 多くのストックカーにエアロのサイドウォールエフェクト
  • 様々な車両に競争力のあるセットアップの提供(Custom Competitive Setups)
  • 新ダメージモデルの大幅なアップデート
  • 夜間照明のアップデート
  • ロシア語スポッターパック
  • Dallara IR18 のタイヤに複数コンパウンド
  • Dallara IR18 に新ダメージモデルを搭載

2021 シーズン 1 リリースの詳細は以下を参照してください。

continue reading…

iRating/Safety Rating Per Track Type

iRating/Safety Rating Per Track Type Debut in 2021 Season 1
https://www.iracing.com/irating-safety-rating-per-track-type-debut-in-2021-season-1/
https://members.iracing.com/jforum/posts/list/3777255.page

これまで iRacing では、ロードシリーズならロードライセンス、オーバルシリーズならオーバルライセンス、というように、どのシリーズに出場しているかによって使用されるiRating及びSafety Ratingのカテゴリーが決まっていました。

2021 年シーズン 1 からは、イベントのトラックタイプによって、使用されるレーティングカテゴリーが決定されるようになります

例えば、アスファルトオーバルトラックを主に使用するシリーズでいくつかのアスファルトロードトラックを使うとき、アスファルトロードレーティングに基づいて調整されます。
このとき、シリーズに参加するためのライセンス要件はアスファルトオーバルライセンスであることに変更はありません。つまりアスファルトオーバルシリーズ中のアスファルトロードイベントに出場するためにアスファルトロードライセンスが要件となることはありません。

NASCAR iRacing Class C シリーズの例

上記の説明によれば、NASCAR iRacing Class C トラックシリーズでは、以下のようになると推測されます。

  • シリーズ出場要件はアスファルトオーバル D 4.0です。
  • シリーズ中の Eldora Speedway で開催されるイベントでは、ダートオーバル iRating によってセッションがスプリットされ、そのイベント結果はダートオーバルライセンスのiRating/Safety Ratingに作用します。
  • シリーズ中の Canadian Tire Motorsport Park で開催されるイベントでは、アスファルトロード iRating によってセッションがスプリットされ、そのイベント結果はアスファルトロードライセンスのiRating/Safety Ratingに作用します。

License Class Update

2021シーズン1 より、以下のシリーズへの出場に必要なライセンスクラスが変更となることが発表されました。
https://members.iracing.com/jforum/posts/list/3772187.page
https://members.iracing.com/jforum/posts/list/3772188.page
https://members.iracing.com/jforum/posts/list/3772189.page

  • iRacing IMSA SportsCar Championship(Solo / P2, GTE, GT3): Class B
  • iRacing Le Mans Series(Solo / P1, P2, GTE): Class A
  • iRacing Endurance Le Mans Series(Team / P1, P2, GTE): Class A

各シリーズのレース水準を上げるためで、現シーズンから継続して参加するためにライセンスクラスを上げるだけの猶予期間を与えるために2か月前に発表するもの、とされています。

Want to be a XXX Championship Driver?

Qualifying series for Pro/WC

2019年 World Championship シリーズへの出場権を獲得する最後のチャンスとして、2019年シーズン 1 に開催される予選シリーズについての発表がありました(さらに変更される可能性もあります)。

GTE クラスでの開催に変更となる、2019年の GT World Championship Series 出場権を得るには

12月~3月の 2019 シーズン 1 に開催される GT iRacing Team Endurance Series (6週開催) が予選シリーズとなるので、その総合ランキングで Pro/WC クラスを除く上位25名に入ること。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3613383.page

※GT Sprint シリーズは GT3 マシンを継続使用とのこと。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/25/3613383.page#11156086

2019年の iRacing Rallycross World Championship Series 出場権を得るには

12月~3月の 2019 シーズン 1 に開催される iRacing Rallycross Series (12週開催、ドロップ 4週) が予選シリーズとなるので、その総合ランキングで Pro/WC クラスを除く上位13名に入ること。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3613334.page

2019年の World of Outlaws Craftsman Sprint Car Championship Series / Late Model Championship Series 出場権を得るには

12月~3月の 2019 シーズン 1 に開催される World of Outlaws Sprint Car Series / World of Outlaws Late Model Series (12週開催、ドロップ 4週) が予選シリーズとなるので、その総合ランキングで Pro/WC クラスを除く上位20名に入ること。

http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3613335.page

World Grand Prix Championship Seriesは?

追記: Porscue iRacing World Championship Series が新しく開催されることになりました。
https://www.shupop.com/iracing/2018/12/16/porsche-iracing-world-championship-series/

Release Notes

2018 Season 1 [2017.12.04.01] ビルドのリリースノート、及び直前にフォーラムに掲載されたアップデート内容について、こちらに和訳して掲載します。
間違いなど見つけたら教えてくださいね

ハイライト:

  • 新しいドライバーライセンス
  • ヒート制レース
  • Red Bull Global Rallycross シリーズ
  • アニメーションするピットクルー
  • 重要なストックカーアップデート
  • 新車: Dirt Midget
  • 新車: Ford Fiesta RS WRC
  • 新車: VW Beetle GRC
  • 新トラック: Knoxville Raceway
  • 新レイアウト: 計 5つの Rallycross レイアウト

全文は以下、続きで。
continue reading…

Season Build Updates

次期シーズンビルドでのアップデート内容について、メンバーフォーラムでその見込みが語られているのでご紹介。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3579546.page

  • Global Rallycross
    • レースコントロールやスポッターコマンドなど調整中。
    • 既存トラック内へのレイアウト追加のため購入済みなら自動追加。無償トラックもあり。
    • Ford FiestaとVW Beetleが登場。後者は無償マシン。
  • ヒート制
    • オフィシャルシリーズでのヒート制レースをGRC、ダートオーバル、ショートオーバル(舗装)で予定。
    • ホストセッションでの実装はWebインターフェイスの開発次第。
  • ダートライセンスの開始
    iRJA 2017/10/17 の投稿: Dirt License plan を参照
  • 新トラック: ノックスビルをリリース見込み
  • 新車: ダートミジェットをリリース見込み
  • ストックカーにフィジクスのアップデート
  • ハイレベルのストックカーでピットクルーアニメーションを追加
  • 腕を交差するステアリング操作アニメーションモデルの実装車両を追加
  • 新UIのアップデート

実際に色々と開発中である何台ものロードマシンや、トラック、オーバルコンテンツ、そして既存コンテンツのアップグレードに Day-Night 時刻変化、新ダメージモデルやフィジクスにタイヤアップデート、サウンドやグラフィックスのアップデート、と色んな開発が進行中とのこと。まだ触れていない重要なアップデートもあるそうですよ。

More info about dirt licenses

ダートライセンスについて進捗が報告されているので紹介しましょう。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3575845.page

ただし、リリース予定のヒート制レースに関係して、さらに追加される内容があるかもしれません。

Dirt Oval:

ダートレーシングの新しいライセンスタイプを公開する場合、全てのメンバーが同じルーキーライセンスクラス、標準的なルーキーレベルの iRating からスタートすることになります。しかしそうはしません。ダートライセンスリリース後のダートオーバルシリーズで出場したレース数によって、以下の A, B, C の 3カテゴリに分類するアプローチをとります。

A) 25レース以上の場合

舗装用のオーバルライセンスと同じライセンスクラスとセーフティレーティングが与えられます。

B) 25 レース未満の場合

ルーキーから舗装用オーバルライセンスまでの中で、出場レース数の割合によってダートオーバル CPI (Corner per Incident) が舗装オーバル CPI からスケーリングされ、クラス・セーフティレーティングが決定されます。
例えば、舗装オーバルライセンスがクラス B 3.x で、ダートオーバルのオフィシャルレースを 2レースしかこなせなかった場合にはダートオーバルライセンスはルーキーにかなり近くなりますが、23レースをこなしておけばクラス B ライセンスに近くなります。

C) レースを行っていない場合

ルーキーライセンスとなります。

*Dirt Oval iRating

iRating については、これまでのダートレースには関係なく、全てのメンバーが標準的なルーキー iRating からスタートすることになります。スプリット・マッチメイクが上手く働き始めるまでには少し時間が掛かると認識していますが、みんなが新しいスタートを切るのも楽しいはずです。

Dirt Road:

ラリークロスと共に新しいダートライセンスを開始させます。全メンバーが同じルーキークラスで同じ iRating からスタートします。

まずルーキー及びクラス D シリーズをスタートさせます。それらの違いはほんの少しでしょうが、ルーキークラスは全てフリーのコンテンツとなり、D シリーズは有償コンテンツも含まれるシリーズとなります。また、セットアップが Fixed か否か、レース長などにも違いがあるかもしれません。

Development updates

Rally Cross と、関連する開発中プロジェクトの進捗状況について、社長TGより。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3573961.page

Rally Cross

の初期リリースは 2車種・3-4コースで、1ヶ月以内にリリース予定を明らかにできる見込みで、少なくとも年内にはリリースされそうな雰囲気。

Driver Licenses

新しいライセンス形態についても進捗中。iRating と Safety Rating などを持ったダートオーバル・ダートロードライセンスという形態で、次のシーズンビルドに適用されるかもしれない。

Heat Racing

オフィシャルおよびホストセッションでのヒート制も今年、例えば次のシーズンから、 Rally Cross と共にリリースされる可能性が高く、その際にはダートオーバルや舗装路のショートオーバルでもヒート制を取り入れる見込み。1セッション内で複数ヒートを行う形。

much more

実際のところ、今日アナウンスした LMP1 など色んなプロジェクトが進行中。

Maintenance / License Promotion

2010 season 2最終13週最後はライセンス昇格/降格の計算が行われるため、以下のオフィシャルシリーズはセッションが23:00GMT=日本時間2010/08/03 07:59までで終了となります。

  • iRacing Legends Cup
  • iRacing SRF Challenge
  • Intel GP Series

これまではクラス昇格のチャンスは12週の各シーズン終了後のみでしたが、今後Rookieについては4週ごとにそのチャンスが来ることになりました。

改訂版のFIRST公式スポーツ規約は来週リリースされる見込みです。

※クラス昇格には、4回以上のタイムトライアルまたは2回以上のレースへの出走と、Safety Rating 3.00以上であることが必要です。