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Tag: Telemetry

Release Notes

2025 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けます。ひとまずハイライトのみ記載して、後日、リリースノート本文の和訳を追記・公開予定。

2025s4 リリースノート:


SIMULATION:

User Interface

  • 新シム UI の登場です!
  • 新シム UI は完全な再設計で再構築されたシム内のユーザーインターフェースで、強力な最新テクノロジーと新しいフレームワークでゼロから開発されました。
  • 初期体験が使い慣れた方法で機能するように造られながら、最新のレンダリング機能で実現された真新しい外観によって複数の機能向上を果たしています:
    • ブラックボックス: 最小化と拡張表示を備えています。Relative と Standings ボックスには表示データの追加があります。
    • オプション画面: 大幅に再編され、Replay および Driving グラフィックオプションが統合されました。左側にクリック可能な目次、右側に設定に関する詳細情報を追加しました。
    • Alt-K (UI 要素の移動): Alt + K を押して要素を移動するとき、移動可能な要素すべてを表示するトグルスイッチが表示されるので、通常はアクティブ化されたときにだけ表示される要素(フラッグやペナルティ通知など)を簡単に視覚化できるようになりました。
    • バーチャルミラーサイズ: Alt + K で UI 要素移動モードに入ると、バーチャルミラーのサイズをドロップダウンで選択できるようになりました。
    • リアルタイムクロック: あなたのローカル時間が F1 メニューとオプションの専用ウィジェットで表示されるようになりました。ウィジェットは Settings – Interface タブ – On-Screen Displays セクションで表示切替できます(Real Time Clock)。
    • カメラツール: セッション画面に用意された専用のボタンからカメラツールを起動できるようになりました。ツール自体のデザインもより論理的に更新されました。これまでのカメラツール起動用の Ctrl-F12 のキー割り当ても引き続き使用できます。
    • ツールチップ: ほとんどのコントロールにマウスを合わせるとツールチップが表示されるようになりました。
    • UI スケールと不透明度について、レイアウト編集中に、または Interface タブ – Scaling & Opacity セクションで、調整できるようになりました。
    • ウィジェット: シンプルなチェックボックスで表示を切り替えできます。変更を元に戻すリセットボタンも使えます。また、UI 編集モードを見つけやすくなり、設定を始めるのに役立つボタンをいくつか用意しました。
  • 新シム UI の将来を大変楽しみにしており、皆さんからのフィードバックをお待ちしております。新機能のご要望、今後の進化についてなどぜひお寄せください。何か問題が発生した場合にも、ぜひご意見をお寄せください。これらのために新シム UI のフィードバック用の新しいフォーラムを用意しました:

Physics

Race Control

  • ピットスタート時のスタートディレイが 3秒拡大されました。
  • ペースカーのピット出口速度と車列/フィールドをピックアップするタイミングが改善されました。
  • コーション時にラップリーダーがラップの早い段階にいた場合にはペースカーが早めにピットから出るようになりました。
  • 「!remove …」は、1人だけをイベントから削除するためのチャットコマンドです。
    • 車両にドライバーが 1人しか登録されていない場合には、車両番号「N」を利用した「!remove #N」コマンドも使えるようになりました。このコマンドで、チーム唯一のドライバーがイベントから削除されます。

Dynamic Track Model

  • 最初のセッションが始まる前にコース上でシミュレートされる天候と時間の効果を改善して、より正確にステージが設定されます。
  • 一部の未舗装部分で舗装部分と著しく異なる路面温度となる可能性がある問題を修正しました。

AI Racing

  • AI ドライバーが新しい車両を運転できるようになりました:
    • Aston Martin Vantage GT3 EVO
    • Ford Mustang GT4
    • NASCAR Gen 4 Chevrolet Monte Carlo – 2003
    • NASCAR Gen 4 Ford Taurus – 2003
  • AI ドライバーが新しいコースでレースできるようになりました:
    • Autódromo Hermanos Rodríguez (Mexico City) – 全レイアウト
    • Charlotte Motor Speedway – ダート以外 (トレーニングしなおしました)
    • Circuit of the Americas – NASCAR West
    • North Wilkesboro Speedway – Oval
    • Sonoma Raceway – NINE non-Dirt configs (トレーニングしなおしました)
    • World Wide Technology Raceway (Gateway) – Oval (トレーニングしなおしました)
  • 今季の AI ドライバーシーズンカリキュラム:
    • コースリフレッシュ – 知ってると思っていることを再トレーニング
    • 地質学101: ダート識別セミナー
  • AI ドライバーが以下の車両でレーシングスキルを向上させました:
    • <Car Class> GT3 Class Cars
    • <Car Class> GT4 Class Cars
    • <Car Class> GTP Class Cars
    • Ferrari 499P
    • Super Formula Lights
  • AI ドライバーが以下のレイアウトでレーシングスキルを向上させました:
    • Bristol Motor Speedway – Dual Pit Roads, Single Pit Road
    • Chicago Street Course – 2023 Cup
    • Daytona International Speedway – Moto, NASCAR Road, Road Course
    • Dover International Speedway
    • Las Vegas Motor Speedway – Oval
    • Oulton Park Circuit – 全レイアウト
    • Rockingham Motor Speedway – Oval
    • Texas Motor Speedway – Oval
    • Watkins Glen International – 全レイアウト
  • Adaptive AI Racing について、以下の調整を行いました:
    • シングルクラスイベントで、Adaptive AI チャレンジスキルの分布と変化率を調整しました。
    • Adaptive AI ドライバーは通常、少しチャレンジングなものになります。
  • 以下の AI システムの問題を修正しました:
    • マルチプレイヤーセッションで、セッションに遅く参加すると正しく出走登録されないという Adaptive AI の問題を修正しました。
    • AI ドライバーのグラベルや泥道の不完全なハンドリングによってクラッシュする可能性のあった問題を修正しました。
    • AI がドライブする Lotus 49 で、ジャンプなどで車両が地面から離れるたびにノーズに行き過ぎた重力がかかる問題を修正しました。

Damage Model

  • 擦り傷テクスチャが出現するダメージしきい値を調整しました。

Graphics

  • 「XR_EXT_eye_gaze_interaction」拡張をサポートする OpenXR VR デバイスで、ダイナミック・フォビエイテッド・レンダリングのサポートを追加しました。関連する新設定 2つ、「Allow Eye Tracking」と「Show Eye Tracking」が追加されました。フォビエイテッド・レンダリングには nVidia RTX2000 シリーズ以上の GPU が必要です。
    • ダイナミック・フォビエイテッド・レンダリングでは両目を低解像度でレンダリングし、両目が見ていると検出された箇所に高解像度のインセットを描画します。端の方は低解像度で処理され、実際に見ている箇所はより高解像度で描画されます。
    • 重要: SteamVR ランタイムは一部の HMD でアイトラッキングを適切にサポートしていません。これらのヘッドセットでより良い結果を得るためにはたとえば Pimax/Varjo OpenXR ランタイムを選択する必要があります。
    • すべての VR ヘッドセット/ランタイムがこの機能をサポートしているわけではありません。ハードウェア仕様を確認してください。
  • テクスチャ圧縮アルゴリズムをアップデートして、シム全体でより高品質のビジュアルと、よりよい GPU パフォーマンス、少し短い読み込み時間を実現しました。

既知の問題:
2025 シーズン 4 ビルドの初期リリースではアイトラッキング アルゴリズムが Y軸で反転処理を行っている問題が確認されました。視線を追随して解像度向上するはずが上を向くと下へ、下を向くと上へと移動するので、視線追跡のフォビエイテッド・レンダリングを有効にしていると鮮明な描画がされずにぼやけた描画となってしまいます。修正がリリースされるまではアイトラッキングは無効にして、固定のフォビエイテッド・レンダリング (Options > Display > VR) を使用することを推奨します。

Audio

  • マイクオフセットを調整できる新しいカメラツールが追加されました。
  • カメラツールのリスナーコントロールの制限が調整されました。

Spotter

  • 新メッセージが追加されました: “Pitting now for fuel will get us to the end of the race.”
  • Time Trials 用にスポッターメッセージが追加されました:
    • “You need to complete X laps for this Time Trial.”
    • “You had an incident. Your lap count has been reset.”
    • “You’ve completed the laps needed for this Time Trial.”
  • スポッターメッセージのバリエーションを追加しました:
    • “We need more laps for fuel data.”
    • “We’ve got good fuel data.”
    • “You have enough fuel to finish the race.”
    • “Remember, you need to pit for more fuel.”
  • 燃料関連のスポッターメッセージは Time Trials では再生されなくなりました。
  • イタリア語スポッターパックがアップデートされました。
  • スペイン語スポッターパックがアップデートされました。
  • ポルトガル語スポッターパックがアップデートされました。

Controls

  • フォースフィードバックについて、360Hz フォースフィードバックチャネルで発生する可聴ノイズを削減するため、ランブルストリップのプロファイルをソフトにしました。
  • Logitech G27 のデッドゾーンを調整しました。
  • Fanatec API が最新版にアップデートされました。一部のユーザに稀に発生するランダムなロックアップが修正されます。
  • app.ini ファイルに新しい設定 [TrueForce] trueForceSetGain= 1 が追加されました。
    • この設定はシム起動時に TrueForce ゲインが 100% に自動設定されるのを無効化します。ビルトイン TrueForce ゲインホットキーではなく、ホイールチューニングメニューで TrueForce のフィーリングを調整するユーザーにとって役立ちます。
  • Moza API をアップデートしました。一定時間経過するとホイールが反応しなくなる問題が修正されました。

Auto-Fuel

  • システムが無効化されていても Auto Fuel が値をそっと変更してしまう可能性がある問題を修正しました。

Replays

  • チェイスカメラアングルを少し低くしました。アスペクトレシオがワイドな場合の視認性が改善されます。
  • リプレイを保存しようとするとときどきシムがクラッシュすることがある問題を修正しました。

Active Reset

  • Active Reset がときどきコースカットのスローダウンペナルティを引き起こす問題を修正しました。

Telemetry

  • 2つのブーリアン変数「PitRepairNeeded」と「PitOptRepairNeeded」が追加され、車両がダメージを負って必須またはオプションのリペアが必要な状態になると True を返します。

Sporting Code

  • iRacing スポーティングコード/公式競技規則にちょっとした変更が加えられました:
    • トラックデブリはイエローフラッグの対象として記載されるようになりました。
    • 接続性ブラックフラッグに関する情報が追加されました。

2025s4 リリースノート:

コスワースと iRacing の提携がシムレーシングでのデータ解析の概念をつくりかえます


https://www.youtube.com/watch?v=JXvyDT7Ayas

コスワースが iRacing のオフィシャルデータ解析パートナーとなり、iRacing メンバーは Pi Toolbox を使用して iRacing のテレメトリ出力 ibt ファイルをネイティブに読み込めたり、WEC や INDYCAR と同じリアルタイムテクノロジーがドライバー・エンジニア・コーチ間でライブリモートテレメトリ共有を可能にします。
また、この提携の一環としてトップレベルオープンホイールシリーズ「Cosworth Cup」や、iRacing Arcade でも、Cosworth の名前でシリーズが開催されます。

Cosworth and iRacing Unite to Redefine Data Analysis in Sim Racing (iRacing.com)
Cosworth and iRacing Unite to Redefine Data Analysis in Sim Racing (Cosworth.com)

コスワースブランドが iRacing コンソールゲームによって PC, PlayStation, Xbox へ、草の根 eスポーツからプロレベルのシミュレーションまでリーチを拡大します。このコラボレーションによって、究極のパフォーマンス解析・トレーニング・開発プラットフォームを提供し、現代および次世代のドライバーとエンジニア両方をサポートできるようになります。統合されたデータ解析ツールと、ビデオチュートリアルや専用のオンラインリソースによる教育サポートで、バーチャルレースとリアルモータースポーツの架け橋となることを目指しています。トラック内外問わず未来のレースでのコスワースの役割を強化する力強い一歩なのです。

iRacing とコスワースのパートナーシップは 2025/09/09 に正式に発表され、iRacing メンバーが Pi Toolbox を入手できるようになるのは 2025/09/16 と予定されています。

Release Notes

2025 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けます。ひとまずハイライトのみ記載して、後日、リリースノート本文の和訳を追記・公開予定。

2025s3 リリースノート:


SIMULATION:

Licenses & Official Racing

  • シーズン終了と新シーズン用 Division 作成する処理を改善し、大幅に高速化され、信頼性も向上しました。オフィシャルセッションをスケジュールできないシーズン切り替え期間にこれまでよりも短時間で完了することを期待いただけます!
    • また、Division を定義する iRating と ttRating の値は、前シーズンのユーザ参加状況に基づいて各レースカテゴリごとに個別計算されるようになりました。これにより各 Division への参加者配分がより均等になります。

Connectivity

  • レイテンシ警告のアイコンとタイミングが更新されました。
  • 一部の車両位置外挿処理を改善し、ドライバー間のコリジョン検出精度を改善しました。
  • 接続性ブラックフラッグシステムに様々な改善が加えられました:
    • チームが接続性ブラックフラッグを受けたとき、ラジオメッセージがチーム全員に表示されるようになりました。
    • 接続性ブラックフラッグは別のフラッグと組み合わせて表示できるようになりました。
    • 接続性ブラックフラッグを受けた車両のピット作業や車両修理が許可されるようになりました。
    • 接続性ブラックフラッグを受けたレーサーにはコーションフラッグが表示されなくなりました。ゴーストはコーションを無視できます。
    • 運転できるチームメイトは、接続性ブラックフラッグを受けてゴーストドライブ中のドライバーを車両から降ろすことができるようになりました。そのドライバーの接続安定性が回復すればチームはレースに復帰できる可能性があるので注意してください!

Physics

  • 自車が他車と接触したときの衝撃力の外挿と適用を改善しました。

Race Control

  • 特に車両が高速で近づくことが予想される場合、トラックデブリ情報のイエローフラッグがより早く振られるようになりました。
  • リードラップ車両に対してピットがオープンされないことがあるレースコントロールの問題を修正しました。これは EchoPark Speedway (Atlanta) で最も多く発生していました。
  • シングルファイルリスタートが有効な状態でコーションが連続すると、コーション最終ラップでグリーンホワイトチェッカーがトリガーされるとレースコントロールがダブルファイルリスタートにセットしない問題を修正しました。

AI Racing

  • AI ドライバーが以下の車両のトレーニングを終えました:
    • Audi R18
    • Ferrari 296 Challenge
    • Porsche 919
    • Silver Crown
  • AI ドライバーが以下のレイアウトのトレーニングを終えました:
    • Shell V-Power Motorsport Park at The Bend – ALL SEVEN CONFIGS
    • Daytona International Speedway – Moto – 2008
    • Daytona International Speedway – Short – 2008
    • Iowa Speedway – Oval
    • Richmond Raceway
  • 以下の AI 車両で、タイヤ温度モデリングがプレイヤーと同等の精度へと向上するアップデートが適用されました。これにより極めて低温時の AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。:
    • Dallara IR18
    • NASCAR Cup Series Gen 7 Class Cars
    • Skip Barber Formula 2000
    • Super Formula SF23 Class Cars
  • アダプティブ AI 学習モジュールがアップグレードされて機能強化を行いました:
    • AI ドライバーによるスキル分析間隔と処理を改善しました。
    • 各難易度設定のバランス強度を改善しました。
    • アダプティブ AI のスキルレーティングはイベント進行に連れてセッション間で引き継がれるようになりました。
    • 許容される最低難易度の幅がわずかに広がりました。
    • セッションがリセットされると AI ドライバーの難易度レーティングもリセットされます。
    • アダプティブ AI ドライバーがレースペースのアドバンテージを得るためにゼロ除算という思い切った動きを試したことでシミュレータのクラッシュが引き起こされていた問題を修正しました。
  • AI ドライバーは今シーズン自身のアダプティブ AI プログラミングを磨くことに時間を費やしたので従来の学習に割く能力が残っていませんでしたが、いくつかの教育セミナーに参加することができました::
    • リアコントロール: スタート時のグリップをマスターしよう
    • レインレース – 6章: ウェット路面のグリップを最大化しよう
    • レインレース – 7章: グリップロールなしのウェットレース
    • AI と P2P – 投資と戦略管理
  • ランダムに生成される AI ロースターについて、ペイントスキーマやナンバー形式、スポンサーなどが改善されました!
  • AI ドライバーが以下の車両で追加トレーニングを行いました:
    • FIA F4
    • GT3 Class Cars
    • Lotus 79
    • NASCAR Truck Series Class Trucks
  • AI ドライバーが以下のレイアウトでウェットレースを含むレーシングスキルを向上させました。:
    • Brands Hatch Circuit – Indy
    • Charlotte Motor Speedway – Legends RC Long
    • Charlotte Motor Speedway – Legends RC Medium
    • Charlotte Motor Speedway – Legends RC Short
    • Charlotte Motor Speedway – Roval Long
    • Daytona International Speedway – Road Course – 2008
    • Pocono Raceway
    • Talladega Superspeedway

Dirt Oval Racing

  • ブラックボックスから、使用できないタイヤと燃料のピットサービスチェックボックスを削除しました。ダートオーバルレース車両ではレース中のピットサービスが利用できないことを明確にしました。

Graphics

  • VR デバイスの Quad View Fixed Foveated Rendering のサポートが有効化されました!
    • Fixed Foveated Rendering (Quad View) は nVidia RTX 2000以上の GPU と OpenVR ヘッドセットで対応しています。高解像度 VR ディスプレイにおいて SPS より高速となる可能性があります。両目を低解像度でレンダリングしたあとで中央に高解像度のインセットをレンダリングします。これによってステレオ画像の端の解像度は低く、視線の先となる中央部分の解像度は高くなります。現在は OpenXR でのみ動作します。
    • このオプションを有効にするには、シミュレータを再起動する必要があります。OpenXR モードで起動して、Graphics Options で VR モードのドロップダウンリストから Foveated を選択してシミュレータを終了すると、次回 OpenXR で起動したときから有効になります。
      • Documents\iRacing\rendererDX11OpenXR.ini ファイルに、主に 2つの設定が追加されました。このファイルはシミュレータの終了時に上書きされるので、シミュレータを起動していないときに編集します。[openXR]セクションの FoveatedOuterPctRes では低解像度のエッジをレンダリングする解像度を指定します。設定値 35% は幅・高さの 35% を意味し、目のレンダリングで通常使用されるピクセルのおよそ 12% をレンダリングします。もう一つの設定は FoveatedInsetWidthPct で、視線の先で高解像度レンダリングするサイズを、こちらも幅・高さのパーセントで指定します(注: 視線のトラッキングはまだ有効でないので Fixed = “固定” Foveated です)。設定値 40% は視野の大部分をカバーしますが、目全体のピクセルの 16% しかレンダリングされません。これらの設定を組み合わせると、背景 12% + インセット 16% = 28% がレンダリングされるので、SPS と比べると 1/3 にもなります。これにより GPU フィルレート使用率とフレームレイテンシが削減されます。SPS やトリプルと同様に nVidia MVP を使用して 4ビューすべてを同時レンダリングしているため、Foveated は CPU 使用率にはほとんど影響せず、drawPrim コールが CPU ボトルネックを増加することはありません。
  • CPU 使用率が高いことを示す新しい警告表示が追加されました。CPU使用率が高くなるとリアルタイム処理が追いつけなくなり、マルチプレイのネットワーク問題を引き起こします。
    • この新しい警告はネットワークワーニングボックスに表示され、CPU アイコンとCPU使用率が色付のテキストが表示されます。
    • キューブマップ処理で照明と影の生成が改善しました。
  • テクスチャのエンコーディングをアップデートして品質がわずかに向上しました。多くのテクスチャで明るさの微調整が認識しやすいかもしれません。
  • 濡れた路面のレンダリングを向上させました。濡れ具合がどの程度であっても正しく濡れて表示されるようになりましたが、特に低い値でのグラデーションが改善しています。乾いていくラインやゆっくりと濡れていく路面の描画がより正確になります。これにより、水分量の少ないシーンで路面の粗さがおかしく見えたり、スペキュラマップで二重に反射して明るすぎる表示となる問題が修正されます。
  • 水位が低い場合に見える濡れ具合が抑えられてドライラインを見やすくなりました。
  • 雨粒シェーダーを調整しました。
  • 乾いて明るいダンプ路面をより正確に表現できるよう、車両から発せられる水しぶきを調整しました。水しぶきも方向や日照による色合いが改善しました。
  • 水たまりや濡れた路面乾いた路面、水しぶきなど、ウェットコースのビジュアルエフェクトが大幅にアップデートされました。
  • ウェットコースのビジュアルを向上して SSR とキューブマップのバージョンを同等に近づけました。
  • ダートコース路面の継ぎ目を埋めるために一部シェーダーを調整しました。
  • ダートコースの黒いスリック部分の反射と光沢を抑えました。
  • 霞を通した太陽光の減衰が少し緩和されました。
  • 古い樹木モデルのスペキュラーマップがアップデートされました。
  • Dale & Steve の隠しオブジェクトが新しいシェーダーでアップデートされて見栄えがよくなりました! 見つけることができるかな?
  • 一部の面に雲が影を落とさない問題を修正しました。
  • 一部の芝が金属調に見える問題を修正しました。
  • 一部コースの昼夜の移行時に、トラックラインなど一部のテクスチャがわずかにずれる問題を修正しました。
  • シェーダークオリティ設定が Low のときの様々な問題を修正しました。
  • 濃い霧の表示が暗すぎる問題を修正しました。
  • リプレイの早送り中にウィンドウをドラッグするとクラッシュする問題を修正しました。

Audio

  • オーディオデバイスのデフォルト選択に関わる問題を修正しました。

Weather

  • 5車種が Rain-Ready となりました!
    • Dallara IR18
    • Lotus 79
    • Skip Barber Formula 2000
    • Super Formula SF23 – Honda
    • Super Formula SF23 – Toyota
  • イベントの複数セッション間で異なる時間帯を指定した Static Weather 設定で、太陽が時間に従わずセッション中に同じ位置に留まり続ける問題を修正しました。
  • allow fog チェックをオフすると、霞/霧の予報は出なくなりました。

Controls

  • Asetek API がアップデートされ、360Hz FFB サポートが追加されました。
    • app.ini [Force Feedback] loadAsetekAPI=0 で無効化できます。
  • VRS API がアップデートされ、360Hz FFB サポートが追加されました。
    • app.ini [Force Feedback] loadVRSAPI=0 で無効化できます。
  • Fanatec API がアップデートされ、Fanatec の FullForce hapitic エフェクトのサポートが追加されました。
    • FullForce はステアリングホイールでの LFE 実装の一部で、Logitech の TrueForceと似ています。これによりエンジン振動などの触覚的な振動をステアリングホイールに送ります。これは通常、 DirectInput Force Feedback API では送信できないほど高い周波数です。これらのエフェクトは app.ini の [TrueForce] セクションでチューニングすることもできます。app.ini [Force Feedback] loadFanatecAPI=0 で Fanatec API を無効化することもできます。
  • Moza API がアップデートされ、Moza LFE Wheel haptic エフェクトと 360Hz モードのサポートが追加されました。
    • Wheel LFE を使用するとエンジン振動などの触覚的な振動をステアリングホイールに送ります。これは通常、 DirectInput Force Feedback API では送信できないほど高い周波数です。これらのエフェクトは app.ini の [TrueForce] セクションでチューニングすることもできます。app.ini [Force Feedback] loadMozaAPI=0 で Moza API を無効化することもできます。

AutoFuel

  • ドライバー以外のチームメイトが Auto Fuel ブラックボックスを編集できない問題を修正しました。
  • 燃料量の計算で 31 周を超えると 31 周に切り捨てられてしまう問題を修正しました。

User Interface

  • クラブの表示がフラッグに代わりました!
    • アカウントに関連するフラッグを自分で選択することができるようになりました。選択したフラッグが様々な場所でドライバー名と共に表示されます。シミュレータ内では、エントリー列に表示されます。
  • クラブはシミュレータシステム、レースサーバ、テレメトリデータから取り除かれました。
  • ガレージ画面でのセッティング変更の適用ロジックと車検処理を改善しました。
    • Apply ボタンを押すと状態に応じて Wait / Passed / Apply に切り替わるようになりました。
    • Done ボタンは車検処理待ち・車検処理中には無効化されます。
    • 車検処理中はすべてのガレージ調整項目が無効化されます。
    • すべてのガレージ調整は 5秒後に行われる車検処理のキューに送られます。他の調整項目を触るとタイマーはリセットされ、車検処理によって中断されることなく複数項目を素早く連続して調整することができるようになります。

Telemetry

  • タイヤコンパウンド情報がセッション文字列に追加されました。
    • これを使用してタイヤインデックス(PitSvTireCompound または PlayerTireCompound)からタイヤタイプ(Hard, Soft, Qualifying, Wet, All-Purpose, 等)に変換できます。
    • DriverInfo:DriverTires[]:TireIndex および TireCompoundType を参照してください。
  • WeekendInfo:TrackLength: の解像度が 10m から 10cm に拡大しました。

2025s3 リリースノート:

Release Notes

2025 シーズン 2 パッチ 5 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2025 シーズン 2 リリースの更新、改良、修正をパッチで配信します。

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2025 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2025s2 リリースノート:


SIMULATION:

Connectivity

  • 新しい接続性ブラック フラッグ システムが iRacing に実装されました!
    • 接続性ブラックフラッグシステムは、コンペティティブなレース環境を公平で安定したすべてのドライバーによって予測可能なものとして維持するのに役立ちます。このシステムはすべてのドライバーのレースサーバへの接続の安定性を監視し、時間の経過とその差異を検出できます。ドライバーの接続通信品質が一定時間内に許容できる範囲を繰り返し超えて変動していた場合、そのドライバーには接続性ブラックフラッグが掲示されることがあります。
    • 接続性ブラックフラッグはただちに該当レーサーをピットボックスにテレポートさせ、けん引タイマーを適用してコース上から排除することで、他の参加者すべてのポジティブなレーシング体験を保証します。
    • 接続性ブラックフラッグを受けたドライバーには、画面上でなぜピットに移動させられたかの通知が表示され、ピットで待つかゴーストドライブを始めるかの 2つの選択肢が表示されます。ドライバーの選択に関係なく、接続性ブラックフラッグを受けている間、ドライバーはスコア対象とならずイベントを進行することはできず、再度参加できるほどその接続が安定状態へと改善されたとレースサーバが判断するまで待つ必要があります。ドライバーの接続が再び安定すれば、接続性ブラックフラッグは解除され、ピットから出てコース上のレースへと戻れるようになります。
      • 接続性ブラックフラッグを受け、ゴーストドライブを選択した場合、その走行で受けたダメージやペナルティは、レースに復帰できた際に引き継がれます。
      • チームイベントでドライバーが接続性ブラックフラッグを受けた場合、ドライバー交代によってレースサーバへの接続改善を図ることができます。交代したドライバーによって接続が安定すると、接続性ブラックフラッグは解除されます。
      • 接続性ブラックフラッグを受けたドライバーの接続が長時間にわたって不安定な状態が続く場合には、通信品質が原因でイベントに再参加できないことの通知が表示されることもあります。
    • ラグスパイクが 1回発生しただけでは接続性ブラックフラッグは適用されません。このシステムは通信品質と変動時間の両方を考慮して作用します。
    • 相対的に高い ping であってもそれが一貫しているドライバーには接続性ブラックフラッグは適用されません。レースサーバにとって、一貫性と安定性こそが ping よりも重要です。
    • 接続性ブラックフラッグシステムは、特定のオフィシャルシリーズでのみ適用され、有効化されているオフィシャルシリーズにはその旨が表示されます。このシステムはまだ新しいため、データ収集によってチューニングを行う間は控えめな運用となります。その改善によって、将来的にはより多くのイベントへと展開していく計画です。

Race Control

  • 新しい接続性ブラックフラッグが追加されました。
    • ドライバーの接続通信品質が一定時間内に許容できる範囲を繰り返し超えて変動していた場合、ドライバーは接続性ブラックフラッグを掲示されることがあります。このフラッグによりレーサーはただちにピットへとテレポートされ、ゴーストカーとなります。接続性ブラックフラッグを掲示されたドライバーは、再度参加できるほどその接続が安定状態へと改善されたとレースサーバが判断するまで待つ必要があります。ドライバーの接続品質が安定状態へと戻れば、接続性ブラックフラッグは解除され、ゴーストカーでなくなり、ピットからコース上へと戻れるようになります。
      • 詳細については前述の Connectivity セクションをご覧ください。
  • レース Admin がパレードラップ中のコーションを「2-to-green」までの制限で短縮できるようになりました。

Dynamic Track

  • ロードコースにおいて、ドライバーにこの先でコース上にデブリが出現したことを通知するデブリイエローフラッグが追加されました。1周かそこらでデブリはコースの一部とみなされ、その密度が著しく高まらない限り、ドライバーが近づくたびにフラッグが掲示されるということはありません。
    • このフラッグは情報としてのみ作用し、どの参加者にも要求されるアクションはありません。
  • トラックデブリについて、ラバーマーブルの生成が再計算され、減少しました。

AI Racing

  • AI ドライバーが Dallara iR-01 を運転できるように訓練されました!
  • AI ドライバーは以下の新コース及びレイアウトで公式トレーニングを受けました:
    • Portland International Raceway – Full & No Chicane
    • Daytona International Speedway – NASCAR Road Course, Moto, & Short
    • Mid-Ohio Sports Car Course – Chicane & Short
  • いくつかの AI 車両はタイヤ温度モデルの改良があり、精度が大幅に向上してプレイヤー車両と同等になりました。これにより特に極端な温度での AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。今シーズンこのアップグレードを受けるのは以下の車両です:
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • Ray FF1600
    • Toyota GR86
  • AI ドライバーは ’24-’25 冬季トレーニングを修了し、最新のレース技能を習得しました。注目は以下の表彰です:
    • 公式ウェットタイヤ表彰
    • ピットストール出口優秀修了書
    • 歪みのないスタート
    • パレードラップ進行の銀バッジ
    • 精密なペースラップコーナリングに対する T.D. Hudson 表彰
    • 「アダプティブAIが乗っています」リアウィンドウステッカー
  • AI ドライバーは以下の車両のレーシングスキルを向上させました:
    • <Car Class> GT4 Series Cars
    • <Car Class> GTP Series Cars
    • Dallara P217
    • Ferrari 499P
    • Formula Vee
    • Legends Ford ’34 Coupe
    • Ray FF1600
  • AI ドライバーは以下のコースやレイアウトで、該当する場合はウェットも含むレーシングスキルを向上させました:
    • Bristol Motor Speedway – Dual Pit Roads & Single Pit Road
    • Circuito de Jerez – Ángel Nieto – Grand Prix
    • Darlington Raceway
    • Dover International Speedway
    • Homestead Miami Speedway – ALL
    • Kansas Speedway – Oval
    • Knockhill Racing Circuit – International
    • Las Vegas Motor Speedway – Oval
    • Mobility Resort Motegi – Grand Prix
    • Nürburgring Grand-Prix-Strecke – BES/WEC
    • Nürburgring Combined – Gesamtstrecke Long
    • Road America – Bend & Full
    • Sonoma Raceway – NASCAR Long
    • Virginia International Raceway – Full Course, Grand Course, & North Course

Weather

  • シミュレータ内の降雨予想の表示を修正しました。特に短時間の予測でパーセントが不正確でした。
  • 「Allow Heavy Fog」オプションは「Allow Fog」に調整されました。
    • このオプションによって霧の発生を有効または無効で切り替えられるようになりました。
  • 悪天候で太陽が低いとき、霧の効果が暗くなりすぎた問題を修正しました。

Graphics

  • 照明システムを再設計してアップグレードされました。主な影響として、環境が空や天候条件とより統合され、さらにリアルでまとまりのある忠実度の高い体験が得られます。
    • この改訂のコアな部分では、反射光と拡散テクスチャ(反射性のメタルや周囲照明など)の間接反射で環境をより正確に再現するために、イメージベースの照明ソリューションに移行しました。
    • 直射日光は個別の明示的な解析関数となり、空の明るさに比例します。
    • 直射日光は大気減衰を受け、天候や時間帯に応じて強度や色が変わります。
    • もう一つの重要な変更は、拡散と鏡面反射の比例関係が物理ベースのレンダリング原理によって決定されるようになったことです。これによりより素材の忠実度が大幅に高くなりますが、コンテンツの改訂が不可欠となります。
    • このプロジェクトは将来に向けた iRacing の新しくモダンなグラフィックエンジンを構築するという取り組みの一部で、その側面をこのプロジェクトで既存のレンダラーに組み込むことができました。
    • 照明のアップデートではサーキットの数多くの素材テクスチャを新しい照明に適応した粗さでバランス調整を行う必要がありました。これによって今シーズンのコース関係のダウンロードが大量となりました。
  • 優先度の高い車と低い車の車両ペイントテクスチャの vRAM 管理アルゴリズムを改善しました。また、車の位置とカメラに基づいてテクスチャメモリを車両間で割り当てる方法も調整しました。例えば、遠い車やカメラの影になる車からテクスチャメモリを盗みます。また、フォーカスした車両がカメラ距離に関係なく常に高いレンダリング優先度を受け取ります。
  • PopcornFX による雨粒, しぶきなどの水効果の夜間照明が大幅に改善されました。
  • 様々なコースで SpeedTree のインスタンスがアップデートされました。
  • SpeedTree のアンビエントオクルージョンがアップデートされました。
  • ヘッドライトが無効にされているがロードコースや雨のロードによって強制的に有効化されたとき、一部のオブジェクトが誤った照明モードでロードされてしまう問題を修正しました。
  • 夜に水が光って見える問題を修正しました。怖がらないで、放射能ではありません。
  • 雨や霧の天候でヘッドライトフレアのフェードアウトが早すぎる問題を修正しました。

Audio

  • オーディオデバイスが切断された状態でシミュレーションを起動すると、ボリュームコントロールやエフェクトが正しく機能しなくなる問題を修正しました。

Spotter / Crew Chief

  • グリーンフラッグが出ていないときには、ラップタイム, ファステストラップ, パーソナルベストなどラップ関連のコールをしなくなりました。
  • その車両のドライバーでないとき、けん引関連のスポッターメッセージは無効化されます。これはチームメイトに不正確な修理時間の見積メッセージを表示しないためです。
  • レースコントロールのスコアリングが終了したことを示すメッセージは、正しくスコアボードが確定した際に再生されるようになりました。以前はセッション終了時でしたが遅すぎて役に立ちませんでした!
  • ホイールダメージアライメントのスポッターメッセージが chattiness 設定に適切に尊重するようになり、High 設定でのみ再生されるようになりました。このメッセージは長いのでドライバーからダメージレポートをリクエストしても再生されません。
  • バカなスポッターが給油できない車なのにピットインして給油するようリマインダーを送っていたのを修正しました。
  • スペイン語 – Ari Cejas スポッターパックがアップデートされました。
    • Thanks, Ari!
  • イタリア語 – Marco Arcidiacono スポッターパックがアップデートされました。
    • Thanks, Marco!
  • イタリア語 – Renzo A. Olievieri スポッターパックがアップデートされました。
    • Thanks, Renzo!

Autofuel

  • Autofuel のロジックがアップデートされ、自動給油で燃料残量と周回数がより正確に推測できるようになりました。
  • 燃料使用記録が 5周から 10周平均に増加しました。

Controls

  • VRS ホイールの 360 Hz モードがサポートされました。
    • app.ini [Force Feedback] loadVRSAPI=0 で無効化することもできます。

Telemetry

  • 新しいテレメトリ SteeringFFBEnabled が追加されました。シムのオプション画面で FFB がチェックONされていると TRUE を返します。
  • 新しいセッション文字列 SessionInfo:CurrentSessionNum: x が追加され、文字列自体で生成されたセッションを定義できるようになりました。

Active Reset

  • Active Reset を実行するとトラックカメラのビューに一瞬変更される可能性がある問題を修正しました。

Sporting Code

  • iRacing 競技規則 スポーティングコードがアップデートされました:
    • 3.4.2.2. = MPR が特定のシーズンに関連付けられていないことを明確にしました。
    • 3.4.3.5. = 昇格と降格によって MPR に何が起こるか説明する新しいセクション
    • 3.7.3. = ライセンスクラスと SR のオーバーラップに関して説明する新しいセクション
    • 3.7.4. & 3.7.5. = ライセンスクラスと SR のオーバーラップとマッピング方法についてより適切に定義し、昇格・降格時の SR 変動に対する混乱を軽減します。
    • 3.9.3. = 昇格すると MPR がリセットされることを明確にしました。
    • 3.10.3. = 降格すると MPR がリセットされることを明確にしました。
    • 5.7.2.1. = チャンピオンシップポイント同点の場合について補足しました。
    • 様々なドキュメント内リンクを修正しました。

2025s2 リリースノート:

Release Notes

2025 Season 1 Vehicle Telemetry Update [2025.02.18.01] を和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


これは匿名化されたレースデータ収集システムを含む車両テレメトリのアップデートです。

iRacing

Anonymized Telemetry Data:

  • iRacing シミュレーションに将来の改善及び機能強化に使用する匿名の追加テレメトリシステムを実装しました。
    • この追加テレメトリシステムは現在 Atlas や Motec などのサードパーティアプリケーションで使用されているものとは別個のものです。既存テレメトリシステムの変更はありません。
  • 特定のオフィシャルシリーズに参加しているドライバーは、自動的に車両テレメトリデータを生成します。セッションから抜けたあと、生成されたテレメトリデータは自動的に安全に iRacing に収集されます。
  • メンバーは希望に応じて車両テレメトリデータ収集プロセスからオプトアウトすることができ、特定のオフィシャルシリーズにおいて、設定が有効化されている参加者からのみ収集されます。
    • メンバーは Settings > Preferences ページでオプトアウトを選択することができます。
  • このシステムは一部のオフィシャルシリーズで有効化され、第11週から始まる iTested シリーズで使用が始まります。
    • iTested シリーズ参加者には iTested Award が授与されます!

Release Notes

2024 シーズン 4 パッチ 2 ホットフィックス 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2024 シーズン 4 パッチ 2 の重要な修正と更新をホットフィックスとして配信します。

SIMULATION:

iRacing Weather System

  • 天気予報モードで、雲と雨の短期予測処理の問題を修正しました。
    • これによりスポッターが誤った天候予測を報じ続ける問題が修正されます。スポッターは気象学者でなくベストを尽くそうとしていることをご承知おきください。

Heat Racing

  • ヒートレースでセッションをスキップすると路面温度が華氏45度(摂氏 7.2度)程度スパイクすることがある問題を修正しました。そういう意味でのヒートレースではないんです!

Graphics

  • 雨天対応車両のフロントガラスが劇的で不透明に輝いたりガラスに影のフレアが出現することがある問題を修正しました。
  • UI の車両モデルで Chrome や Brushed のホイールが黒く表示される問題を修正しました。
  • PaintShop で一部の車両モデルのフロントガラスが失われたように見える問題を修正しました。

Audio

  • ランブル鋸歯縁石のサウンドを改善しました。
  • 多くのエンジンスターターサウンドが再生されない問題を修正しました。

Telemetry

  • P2P プッシュ to パスシステムのテレメトリ値が追加されました。
    • P2P_Count = 残り P2P 秒数
    • P2P_Status = P2P がアクティブかどうか表示します

CARS:

Lotus 49

  • ブレーキバイアスの増減単位を 0.5% から 0.25% 単位に変更しました。

McLaren 720S GT3 EVO

  • McLaren からの情報に合わせて、空気抵抗を若干増やし、クラッチ慣性が拡大し、エンジンの慣性を小さくしました。

NASCAR Cup Series Toyota Camry

  • ダメージモデルで、フロントフェンダーの取付部の問題を修正しました。

NASCAR Cup Series Next Gen Ford Mustang

  • 金属製のノーズストリップの照明特性を調整しました。

NASCAR Xfinity Ford Mustang

  • 金属製のノーズストリップの照明特性を調整しました。

TRACKS:

Daytona International Speedway

  • (Road Course) – バスストップシケインで最初の左縁石のスローダウンペナルティについて若干緩くしました。エイペックス中央部で タイヤ 2本を芝まで落とさないとスローダウンペナルティとなりません。

Hockenheimring Baden-Württemberg

  • メインピットレーンを使用するすべてのレイアウトで、セーフエントリールールを厳格化しました。緑にペイントされたエリアまでにレース路面から離れる必要があります。

Watkins Glen International

  • あるべき排水溝を追加しました。

Release Notes

2024 シーズン 4 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2024 シーズン 4 リリースの様々な更新と修正を配信します。McLaren 720S GT3 EVO もリリースされます!

SIMULATION:

iRacing Weather System

  • 現在の降水量を示すテレメトリ出力には、スタート/フィニッシュラインの実際の降水量が使われるようにアップデートされました。

Graphics

  • コーンやコースサイドのインスタンス化(複製)されたオブジェクトが適切にヘッドライトに照らされない問題を修正しました。
  • 一部の木の上に細い線が浮いて見えることがある問題を修正しました。

Replay

  • リプレイで繰り返し早送り早戻しを行うと煙の粒子がその場に残ってしまうことがある問題を修正しました。

Controls

  • Simucube API をアップデートしました。
  • Conspit API をアップデートしました。

CARS:

NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

NASCAR Xfinity Class Cars

  • 対戦相手車両のダッシュボード照明がつきました。
  • iRacing セットアップをアップデートしました。

TCR Class Cars

  • Fixed セットアップセッションでタイヤを変更できない問題を修正しました。

BMW M4 G82 GT4

  • 車内用エンジンサウンドが大幅に改善されました。
  • ダメージおよび汚れのデカールテクスチャレイヤーをアップデートしました。
  • フロントグリルのロゴがミラーリングされてしまっていた問題を修正しました。

Dallara IR18

  • Detroit Grand Prix at Belle Isle と WeatherTech Raceway Laguna Seca で P2P を最大 15秒間使用できます。

Dirt Mini Stock

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

Ford Mustang FR500S

  • 足元が暗くなりました。

Ford Mustang GT3

  • ホイールハブの向きを訂正しました。

Indy Pro 2000 PM-18

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

Lamborghini Huracán GT3 EVO

  • IMSA ブランド使用時に、ピットクルーの一人がフロントガラスのサンシェードを外すのを忘れてドライブできない状態になっていた問題を修正しました。

McLaren 720S GT3 EVO

  • NEW CAR!
    • 新しい Sports Car 、McLaren 720S GT3 EVO を購入して使用できるようになりました!
    • 2019年から McLaren 720S GT3 は最もコンペティティブな GT3 の 1台であることを証明してきました。2023 年に空力にサスペンション、全体バランス、その他キー要素を改善した 720S GT3 EVO を投入してその成功がさらに続きました。720S GT3 EVO は世界中で人気のカスタマーカーです。GT4 クラスレースと自動車ディーラーの両方で McLaren ブランドと長年提携してきた Pfaff Motorsports は 2024 シーズンに初めて、IMSA GTD Pro クラスにこの車両を投入しました。チームは 5月の WeatherTech Raceway Laguna Seca で初表彰台を獲得し、世界の先頭を走る McLaren GT3 の長い歴史に 1ページを追加しました。
    • McLaren MP4-12C GT3 を購入済みの場合、新車リリースの補償として購入した時期に応じて iRacing Credit を受け取ります:
      • 0-90 日 = 100%
      • 91-180 日 = 75%
      • 181-365 日 = 50%
      • 366 日以上 = 0%
    • 以前の McLaren MP4-12C GT3 は [Legacy] コンテンツとなりました。
  • AI レースで使用できます!
  • ウェットレースで使用できます!

Mercedes-AMG W12 E Performance

  • 特定カメラ距離でリアタイヤが透明になってしまう問題を修正しました。

Renault Clio R.S. V

  • 足元が暗くなりました。

Street Stock – Panther C1

  • Casino M2 や Eagle T3 のスタイルにより適合するようにボディテクスチャがアップデートされました。

[Legacy] McLaren MP4-12C GT3

  • McLaren 720S GT3 EVO のリリースにより、McLaren MP4-12C GT3 は [Legacy] コンテンツとなります。
  • この車両はオフィシャルシリーズでは使用されません。
  • 車両価格が $2.95 に引き下げられました。

TRACKS:

Cadwell Park Circuit

  • ターン 4 Park コーナーへ続くブレーキマーカーブロックを間違った順序で配置していた問題を修正しました。
  • 重複している猫が 1匹へと統合されました。見つけることができますか?

Circuit de Spa-Francorchamps

  • コース路面のバンプマップが再生成され、特にやっかいなシケインのバンプが修正されました。
  • シケインのエスケープロードのスローダウンペナルティが増やされました。
  • ピット入口が使用されていないときにブロックするためのコーンを追加しました。
  • 欠落していたブレーキマーカーが追加されました。
  • 一部タイヤバリアから、見えない衝突判定ゾーンを削除しました。
  • グランドスタンドを地形上でより適切な位置に配置して、岩壁を改良しました。
  • さまざまな夜間テクスチャをいアップデートしました。
  • コース上に飛び出ていた木の枝を切りました。
  • 一部の木が照明を二重に受け取っていた問題を修正しました。
  • 一部の木が地形ポリゴンから飛び出ていた問題を修正しました。

Circuit Zolder

  • ビルニューブシケインでグラベルトラップをカットすると課されるスローダウンペナルティが拡大されました。カットしないでください。

Release Notes

2024 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s4 リリースノート:


SIMULATION:

Official Racing

Divisions

  • Division は Week 1 開始時でなく、Week 13 に計算されるようになります。
    • 最近のロードライセンスの分割やメンバーシップが大幅に拡大したことで、設計当初よりもデータベース処理にかかる時間が指数関数的に長くなっていました。処理に時間がかかることで、昨シーズンの切り替わり時にオフィシャルシリーズのダウンタイム延長に繋がりました。この変更により、13週を通してサービス稼働中に負荷を分散して処理できるようになります。プロセスの変更によって生じる Division 自体にはほとんど変化はありません。

Physics

  • スタンディングスタートを使用する車両は、自動的にシミュレートされたパレードラップを完了するようになります。この処理によってタイヤが温められてコンディションが整い、ブレーキが加熱されることで、スタートの体験が向上します。
  • クラッチで自然なばらつきが生じるようになりました。
    • すべてのクラッチにはそのかみ合わせに同じだけの小さなばらつきを持つようになりました。その大きさはセッション開始時にランダムに決定され、セッション内のすべての車両でまったく同じだけ設定されます。このばらつきは現実をシミュレートしており、すべてのクラッチが毎回同じように作動するわけではありません。この変更により各セッションで自然なクラッチのばらつきがすべてのドライバーに均一に適用されるので、フィールドの公平さが保たれます。
  • クラッチペダルが装備されていない車両では、クラッチ発進アシストは機能しません。
  • エンジンの摩擦トルクのシステム的な処理誤りを修正しました。

iRacing Weather System

  • タイムライン天気モードで新しいタイプが選択できるよういなりました: Spotty Rain
    • 「Spotty Rain」はその地域で割り当て時間中に激しい雨から弱い雨まで、にわか雨をシミュレートします。実際のにわか雨のように、このモードは様々な雲と日照を様々な程度で取り混ぜて、周期的に、様々なレベルの雨を降らせます。「Spotty Rain」が使用されているときには、天気レーダーや地平線で何が起こっているか、十分に注意してください!
    • 「Spotty Rain」はタイムライン天気モードでのみ使用できます。
  • 気圧と作用する雨の計算方法の見落としを是正して、雨を選択したのにシムで雨が降らないことがある問題を修正しました。
  • 特にウェット路面とドライ路面が切り替わる部分で、それぞれの路面に四角いブロックのように見えることがある問題を修正しました。
  • 雨の降り始めと終わり時刻が 1分ごとに表示される問題を修正しました。母なる自然はそんなに厳密ではありません。
  • タイムラインの雨ブロックの始めと終わりに最低 75% の雲の量が強制される問題を修正しました。
  • 夜間にフロントガラスの雨エフェクトで突然マスクされたりマスクが外れたりする問題を修正しました。
  • 自分のタイヤからの水しぶきがフロントガラスに現れる問題を修正しました。
  • 経過時間を考慮した時刻にスタート時間のオフセット指定が適切に考慮されるように時刻計算処理を修正しました。これにより倍速指定セッションで天候精度が高くなります。
  • セッション開始時刻が 1時間間隔でなく倍速指定のセッションで使われるキーフレームデータの問題を修正しました。
  • コースが実際にはウェットコンディションなのに、リプレイではセッション開始時にドライに見える部分があった問題を修正しました。

Race Control

  • タイムペナルティが 5秒ごとに増加し続けることで、クリアできないペナルティになってしまうことがある問題を修正しました。

Road Racing

  • ストックカーでロードコースを走行する際のタイヤ冷却パラメータが若干アップデートされました。

Dirt Racing

  • ダートレース路面の含水量パラメータが若干アップデートされました。

AI Racing

  • AI ドライバーが無事に資格認定コースを修了し、以下の車両が AI レースで使えるようになりました:
    • BMW M4 G82 GT4
    • McLaren 720S GT3 EVO
    • Mini Stock
  • AI ドライバーがレース課程を修了し、以下のコースおよびレイアウトが AI レースで使えるようになりました:
    • Cadwell Park Circuit (Full, Club, Moto, Woodlands)
    • Circuit de Spa-Francorchamps (Grand Prix Pits, Classic Pits, Endurance, Bike)
  • AI ドライバーがウェットタイヤのメリットバッジを獲得し、ダート以外のすべての新規・既存コンテンツでウェットレースが行えるようになりました!
  • プレーヤー車両と比較してもより正確になるよう、AI 車両のタイヤ温度モデルを改善しました。これにより、特に極端な温度での AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。今回のシーズンリリースでは、この改善が以下の車両に適用されます:

    AI 車両は温度が低いと超速かったので以前は AI セッションでは Afternoon が推奨でした。このアップグレードが適用された車両では、様々な条件下でプレーヤーのタイヤ温度にかなり近くなるのでペースも近くなります。
    Improved Tire Temperature Modeling

  • AI ドライバーは多くのロードコースでのウェットコンディションと、ドライのニュルブルクリンクでの追加講習を受けました。
  • AI ドライバーは 24-25 年に向けて夏期読書課題を完了しました:
    • ピッチ&ロールは制御不要じゃない! – ワイルドレースプロが贈るベーシックレッスン
    • 日常生活における適切なスタンディングスタート手順
    • オフトラからのリカバリを改善する 101 の Tips & Tricks
  • 彼らの主張に反して AI ドライバーは完全からはほど遠いです。今回のリリースでのアップデートや修正についていくつか紹介します:
    • コーションラップがレース周回としてカウントされないイベントでは、AI ドライバーは少し余分な燃料を積んでスタートするようになりました。彼らは何度も苦い経験をして学びました。
    • 一部の AI ドライバーがスーパースピードウェイでぼーっとしてピットやグリッドから動くのを忘れてしまう問題を修正しました。
    • セッションに AI ドライバーを含めると、ダイナミックトラックデータや天候コンディションがロードされたあとでわずかに変更されることがある問題を修正しました。AI ドライバーがコードを変更するチート行為を行っていたと思われ、これを防止しました!
    • AI ドライバーは Ray FF 1600 で常に間違ったセットアップを使用しているように見える問題を修正しました。

Graphics

  • iRacing グラフィックスチームは 2024 シーズン 4 リリースで様々なアップデートを完了しました:
    • 反射率パラメータを調整して、反射率の高い路面の視認性を向上しました。
    • フロントガラスと汚れの表面テクスチャシェーダーがアップデートされました。
    • 車体に貼られる様々な汚れのテクスチャとデカールがアップデートされました。
    • SpeedTree の照明シェーダーがアップデートされ、日中/夜間および夜間/日中の遷移が改善しました。
    • PopcornFX で、動的なメモリバッファアロケーションを調整してパフォーマンスを改善しました。
    • 非常に明るいエリアが白飛びしていたのを改善する非 HDR モニター用の HDR トーンマッパーを追加しました。
    • renderDX11.ini ファイルから AAQuality 設定が削除されました。
  • iRacing グラフィックスチームは 2024 シーズン 4 リリースで様々な問題を修正しました:

Audio

  • このシーズンリリースから、iRacing から DirectSound を廃止するプロセスが始まります。
    • 今回のアップデート後にオーディオ設定を復元するにはサウンドデバイスを選択しなおす必要がある場合があります。
    • サウンドデバイスはデバイスセレクタに一度だけリストされます。ハードウェアの互換性のために DirectSound が必要な場合には、app.ini ファイルで有効化することもできます。
    • ステレオサウンドをサラウンドスピーカーに送るための DirectSound ミキシングバランスが修正され、app.ini ファイルから削除されました。
  • 低速での縁石の衝突音や擦過音が改善しました。
  • 新しいオーディオコーデック OPUS のサポートが追加され、シムのすべての環境音はこの新しいフォーマットにコンバートされました。
    • OPUS 形式のオーディオは高い品質を保ったままサイズを縮小することができます。この削減により期待する体験を保ったまま全体的なファイルサイズが削減されました。
  • sampleRate 設定は使われなくなり、app.ini から削除されました。サンプルレートは Windows のサウンドデバイスのプロパティで設定されます。
  • マルチメディアデバイスの無作法によりシムがクラッシュすることがある問題を低減する保護機能を追加しました。

Controls

  • Conspit ペダルの振動サポートを追加しました。
  • Simagic ハンドルが検出され、それが 360Hz モードをネイティブにサポートしていない場合、自動的に DirectInput にフォールバックするようになりました。
  • Thrustmaster デバイスがシャットダウン中にシムをクラッシュさせる可能性があった問題を修正しました。

Auto-Fuel

  • autoFuelDefaultEnable が False でも、ピット出口で Auto Fuel が給油量を変更してしまう問題を修正しました。

Replay

  • 単独走行の予選 Lone Qualifying セッションのリプレイ中にすべての参加者が表示されるようになりました。

Sporting Code

  • 公式 iRacing 競技規則 Official iRacing Sporting Code がアップデートされました。2024 シーズン 4 リリースの変更は以下のとおり:
    • 5.4. Divisions – Division がいつ計算されるかの説明を変更しました。
    • 6.8. Starting – ジャンプスタートペナルティの説明を訂正しました。
    • 6.11.4. Tires – 箇条書きナンバリングを修正しました。
  • iRacing Official Sporting Code はこちらから参照できます: https://www.iracing.com/iracing-official-sporting-code/

Telemetry

  • ライブテレメトリの瞬間的な消失を引き起こす可能性のある問題を修正しました。

2024s4 リリースノート:

Release Notes

2024 シーズン 3 パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2024 シーズン 3 リリースの様々な更新と修正を配信します。このパッチでは Oswego Speedway の Dirt レイアウトがリリースされます。また、2024 シーズン 2 リリースから始まった GPU クラッシュ問題に関するアップデートも含まれます。

iRACING:

Web Data API



  • Results / Get

    • リザルトの各車両クラスに SOF と台数を示す strength_of_field’および‘num_entries’を追加しました。

    • リザルトの天候オブジェクトから‘simulated_start_utc_time’および‘simulated_start_utc_offset’を削除し、API の他のエリアでは天候オブジェクトに一致させるために‘simulated_start_time’を追加しました。



  • Series / Seasons

    • スケジュールオブジェクトから重複した‘simulated_time_multiplier’を削除しました。各スケジュールの weather オブジェクトのみに現れるようになりました。

    • スケジュールの weather オブジェクトから‘simulated_start_utc_time’を削除しました。



SIMULATION:

Race Servers



  • 選択されたコースでローリングスタートができるかどうかの検証処理を改善しました。

AI Racing



  • AI ドライバーが使うウェットレースの走行ラインが増えました。ヘビーレインでは特に増えました。

  • スーパースピードウェイで AI ドライバーがピットやグリッドから離れるのを忘れてしまうことがあった問題を修正しました。

  • iRacing Superspeedway で AI ドライバーが一部のファイナルレシオを使用したとき、シムがクラッシュする可能性があったアスファルトオーバル車両の問題を修正しました。

iRacing Weather System



  • フロントガラスを伝っていく雨粒のエフェクトを更新し、雨粒がそこから離れる前に消えてしまわないようになりました。

  • その時点で雨が降っていなかったのに雨が表示されてしまう問題を修正しました。

  • リプレイでのフロントワイパーの動作を改善しました。

  • セッションのウェット/ドライ状況と車両速度に基づいて、ワイパーによるフロントガラスのウェット/ドライ状況の進捗状態について改善しました。

  • HDR が無効なときにエアロスプレーがブロック状になっていた問題を修正しました。

  • リプレイ、特に巻き戻したりウェット/ドライが移り変わるタイミングにおいて、フロントガラスのウェット/ドライ描画を改善しました。

  • 自動ワイパーが無効で手動でワイパーを動かしたとき、フロントワイパーが水を正しく履いてなかった問題を修正しました。

  • フロントガラスの視覚エフェクトに使われる時間が不正確になる可能性があった問題を修正しました。

Cars



  • 競争相手の車両が誤ったウィング角度で表示される問題を修正しました。

Graphics



  • 2024 シーズン 2 リリース以降レポートされてきた GPU クラッシュを回避するエビデンスを示すアップデートが行われました。

    • パーティクルシステム PopcornFX でのみ SMP/MVP/SPS を無効化するメカニズムを追加しました。いくつかのエビデンスが、iRacing Weather System リリース後に PopcornFX システムと作用する処理が GPU のクラッシュを引き起こしていたことを示していました。

    • このパッチリリースで、Nvidia のみの特殊モード (SMP/MVP/SPS) は PopcornFX システムをバイパスします。これらのモードはすべてのレンダリングに有効です。この変更はパフォーマンス処理とフレームレートに最小限の影響しか与えません。

      • この新しいデフォルトを変更したい場合、適切な“rendererDX11*.ini”ファイルの“PopcornFXSPSAllowed”と“PopcornFXSMPMVPAllowed”をどちらも“1”にすることでパーティクルシステム用に Nvidia 専用モードを再有効化します。





  • フル解像度のパーティクルエフェクトが画面左上に正しく表示されない問題を修正しました。

Replays



  • 出走登録したのに入室しなかったドライバーがいたセッションのリプレイがロードに失敗する可能性があった問題を修正しました。

Controls



  • Conspit ペダルの振動サポートが追加されました。

  • 最新の Simucube API が統合されました。

  • “enable360HzInterpolated=0”と設定された Simucube ホイールでフォースフィードバックが適切に有効にならない問題を修正しました。

Telemetry



  • レースサーバ名がセッション文字列に記録されるようになりました。

CARS:

GT3 Class Cars



  • iRacing セットアップがアップデートされました。

    • Daytona International Speedway と Circuit des 24 Heures du Mans では最長のギアレシオが使用されるようになりました。Nürburgring セットアップをリネームし、ノルドシュライフェ混合レイアウトで自動的に読み込まれるようになりました。



LMP1 Class Cars



  • ダメージモデルで、曲がったホイールを完全に修理できるようになりました。

NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars



  • タイヤパラメータがアップデートされ、全体的なコンディショニングが早くなりました。

  • ダメージモデルで、フロントタイヤのサイドウォールの摩擦が少なくなり、壁面との接触挙動が改善されました。これは特に対戦相手車両を見たときに顕著でした。

Rallycross Vehicles



  • ダメージモデルで、ラリークロスレイアウト以外でレースを行う際には、多少曲がったホイールでも完全に修理できるようになりました。

  • ダメージモデルで、ホイールの横方向の破壊限界が引き上げられました。

Stock Car Pro Series Class Cars



  • この車両の旧ダメージモデルが使われた古いリプレイがロードできなかった問題を修正しました。

Street Stocks



  • ドライブシャフトが視覚的にずれていた問題を修正しました。

  • ダメージモデルをチューニングして、エンジンのダメージ伝達がさらに減らされ、ノーズが若干強化されました。

V8 Supercars Class Cars



  • ダメージモデルをチューニングして、ホイールが強化され、ノーズ構造体をアップデートしてフロントホイールのカバー範囲を拡大しました。

Acura ARX-06 GTP



  • BoP調整: ダウンフォースとエンジン出力を若干引き下げました。

BMW M4 GT3



  • UI モデルが誤ったリアウィングエンドプレートを使用していた問題を修正しました。

BMW M4 GT4



  • レインライトをアップデートしました。

  • ダメージを負っていないレインライトの見た目をアップデートしました。

  • 水しぶきの向こうでも見やすいようにブレーキライトをアップデートしました。

  • コクピットのラベルのテクスチャをアップデートしました。

  • バックファイアエフェクトをアップデートしました。

  • 特定カメラ距離でのホイール表示の問題を修正しました。

  • ダメージを負っていないのにダメージを受けたパーツが描画される問題を修正しました。

Dallara IR18



  • ステアリングウェイトが 2024 シーズン 3 以前の値にリセットされました。

Dallara P217



  • ダメージモデルで、ノーズが完全に外れるようになり、その破壊限界と特性が調整されました。

Dirt Micro Sprint Car



  • (Outlaws) – この車両タイプがピットサービスを受けられなかった問題を修正しました。

  • 外部エンジンサウンドを改善しました。

Ford Mustang FR500S



  • UI モデルにおけるアンビエントオクルージョンの問題を修正しました。

Ford Mustang GT3



  • ダメージモデルで、完全に取り付けられた状態のノーズが強化されました。

  • iRacing セットアップでリアキャンバーを増やしました。

Ligier JS P320



  • ダメージモデルで、ノーズが完全に外れるようになり、その破壊限界と特性が調整されました。

Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified



  • (Modified – SK) – ダメージモデルで、フロント及びリアバンパーの剛性がアップデートされました。

NASCAR Xfinity Ford Mustang



  • 他のNASCAR Xfinity 車両と同じようにペイントパターンの黒の縁取りをアップデートしました。

Nissan GTP ZXT



  • ダメージモデルのチューニングを行って、ノーズを強化して破壊限界を引き上げ、コーンで破壊されないようになりました。

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR



  • 遠距離カメラでレインライトが働いていなかった問題を修正しました。

Porsche 911 GT3 Cup (992)



  • SIlverstone 用の iRacing セットアップをアップデートしました。

Porsche 911 GT3 R (992)



  • コクピットのプルタブのテクスチャをアップデートしました。

Radical SR8



  • 夜間にヘッドライトが適切に動作していなかった問題を修正しました。

Ruf RT 12R



  • コクピットのミラーが極端に暗かった問題を修正しました。

Street Stock – Casino & Eagle



  • 数字フォントの傾き指定が逆になっていた問題を修正しました。

[Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado – 2008



  • iRacing セットアップがアップデートされました。

TRACKS:

Circuito de Navarra



  • 誤ったピットストールがレーシング路面に置かれてしまい、そのエリアを通過する車両に問題が発生していたのを修正しました。

  • 最終コーナーのブレーキマーカーを修正しました。

  • 様々なオブジェクトがカメラ距離の変更に応じて視覚的にポッピングしていた問題を改善しました。

Daytona International Speedway



  • (2008 Configs) – ピットロードの後ろを走行して周回できていた問題を修正しました。

Oswego Speedway



  • 新レイアウトを追加しました – Oswego Speedway – Dirt!

    • 新しいダートオーバルレイアウト Dirt が追加されました!



  • スキッドマークやアスファルトのヒビ、路面テクスチャを改良しました。

  • 競争相手の車両がインサイドのウォールに引っ掛かって空中に飛び上がるように見えることがあった問題を修正しました。

  • 一部のコンクリートバリアとアウトサイトウォール及びインフィールドフェンスが固体オブジェクトでなかった問題を修正しました。

  • 観客の配置を更新しました。

Sachsenring



  • 一部テクスチャをアップデートしました。

  • 風力タービンのビジュアルを改善しました。

  • 樹木ラインをアップデートしました。

  • 一部 ARMCO と路面のラインテクスチャをアップデートしました。

WeatherTech Raceway Laguna Seca



  • いくつかロゴが間違っていたのを更新しました。

World Wide Technology Raceway (Gateway)



  • いくつかロゴが間違っていたのを更新しました。

Release Notes

2024 シーズン 2 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2024 シーズン 2 リリースの様々なアップデートや修正をリリースします。オフィシャルシリーズで同じ天候になってしまう問題の修正、見えやすくなったレインライト、Simucube 360 Hz モードが追加されました。一部の VR ユーザーがシムに接続できない問題など、2024 シーズン 2 で他に注目されている問題について一日でも早く解決策を提供できるよう引き続き調査を続けています! ビルドを配信している間にRain-Xを塗ってWeek1のレースに備えましょう!

iRACING:

iRacing Weather System

  • Forecasted Weather Mode – 天気予報モード – で設定されたその週すべてのオフィシャルセッションで同じ天候が進行していた問題を修正しました。
    • iRacing Weather システムでは、各オフィシャルシリーズの週ごとに天気予報は異なります。天気予報はレーススケジュールで確認することができます。しかしこれはあくまで予報であり、セッションにおける実際の天候は時間の経過とともに変化していく可能性があります。つまり 9:00 のセッションと 11:00 のセッションではシム内の天候は同じではないということです。そして同じ時刻に起動された同じシリーズでスプリットされた各セッションは、すべて同じ天候が進行します。例えば 9:00 のセッションは、どのスプリットも同じ天候が進行します。

General

  • アプリケーションの最大化表示が適切に保存されるように修正されました。

SIMULATION:

General

  • Windows ユーザーアカウント名が Unicode 文字の場合にシムが起動に失敗する問題を修正しました。

AntiCheat Software

  • Epic EAC のインストールを修復するためのスクリプトファイル(.bat)をアップデートしました。
    • アンチ チート ソフトウェアで予期せぬ問題が引き続き発生する場合、カスタマーサポートに連絡してください。

iRacing Weather System

  • リアのレインライト用の照明シェーダーをアップデートしました。
    • エアロスプレーの中でもリアのレインライトの見えやすさが改善しました。
  • コース表面の濡れ度合いをチェックしたり更新したりするためのレースサーバ処理を改善しました。
    • 数十の雨が降るセッションが実行されるとき、頻繁な処理が行き詰まる問題が発生していました。この変更によりレースサーバの処理が軽減されます。
  • エアロスプレーの長さや密度とタイヤからの水煙は、車両の速度による重みづけがなされるようになりました。
  • フロントウィンドウの水のエフェクトをアップデートしました。
  • コース外の多孔質でない様々な地表の濡れ度合いのレンダリングが改善しました。特に反射について改善しました。
  • 一部の降雨エフェクトをより雨がたくさん降っているのを表現できるようにアップデートしました。
  • 雨粒の透明度を調整しました。
  • 少ししか雨が降っていないときにフロントガラスに雨のエフェクトが表示されない問題を修正しました。
  • シェーダーレベルが Medium または Low のとき、フロントガラスに雨が表示されない問題を修正しました。
  • ユーザーが雨エフェクトをリロードする必要があるたびにシムがクラッシュする問題を修正しました。

Tires

  • ドライバー交代後に正しいタイヤコンパウンドが表示されない問題を修正しました。

AI Racing

  • オーバルで AI ドライバーがとても早いタイミングでピットインすることがあった AI のメモリ不足を解消しました。
  • AI ドライバーはショートオーバルでのペース走行の速度と振る舞いについて再びトレーニングを受けました。
    • この修正により、ペースカーがピットレーンに入ったあとのペース速度の問題が修正されます。
  • ニュルブルクリンクでの AI ドライバーのスキルが向上しました。

Oval Racing

  • 様々なレベルのテープを使用して相手車両のビジュアル精度を改善しました。

Dirt Oval Racing

  • ダートオーバルの路面パラメータを調整して、時間経過とともにかなりバンピーな路面になってしまう可能性を引き下げました。

Graphics

  • カメラ距離がある場合の縁石の見栄えを改善しました。
    • これは 3D 縁石と従来のフラットな縁石の両方に当てはまります。
  • モーションブラーエフェクトが不正確になる問題を修正しました。

Spotter

  • ジョーカーラップはレースセッション以外ではリマインドしなくなりました。

Spotter – Foreign Language

  • イタリア語の Marco_Arcidiacono スポッターパックがアップデートされました。
    • モルト グラッツェ, Marco!
  • イタリア語の Renzo_A_Olivieri スポッターパックがアップデートされました。
    • モルト グラッツェ, Renzo!
  • ロシア語の Dmitry_Eniseev スポッターパックがアップデートされました。
    • スパシーボ, Dmitry!
  • スペイン語の Ari_Cejas スポッターパックがアップデートされました。
    • ムチャス グラシアス, Ari!

Controls

  • Simucube 360 Hz モードが使えるようになりました。
    • True Drive 最新版 (release 2024.3) が必要です。
  • Pause のコントロール割り当てができるようになりました。デフォルトは Pause キーです。
    • オンラインセッションを一時停止することはできません。
  • Simagic haptic reactor のサポートが一時的に無効化されました。いくつかのバグに対処中です。
  • 新しいピットストップマクロが追加されました。
    • チャットウィンドウで「#tc 1」と送ると 1番目のコンパウンドが選択されます。
      訳注: 車両によって 1番目のコンパウンドが何かは異なります
  • Controls オプション画面で一部のテキストをアップデートしました。
  • 新しく追加したクラッチのローンチコントロールの問題を修正しました。
    • このシステムはローンチ後に 5秒待たずに適切にリセットするようになりました。また、押して離すローンチモードから押し続けるローンチモードに切り替えることのスイッチを追加しました。これは app.ini ファイルの [Force Feedback] clutchLaunchMode=0 で設定できます。

Telemetry

  • いくつかのテンペストに関連するテレメトリ変数がアップデートされました。
    • irsdk_WeatherDynamics と irsdk_weatherVersion の列挙型定義を削除しました。
    • 変数の WeatherType と WeatherVersion を削除しました。これらはすでにセッション文字列 WeekendInfo:TrackWeatherType: にカプセル化されています。
      • これは「Classic Specified / Dynamic Sky」、「Classic Generated / Dynamic Sky」、「Classic Specified / Static Sky」、「Classic Generated / Static Sky」、「Realistic」、「Static」、「Timeline」、「Unknown」から選択できます。
    • irsdk_TrackWetness 列挙型を追加して変数 TrackWetness にアタッチしました。これによりトラックの全体的な濡れ度合いの推定値を得ることができます。
    • テレメトリ変数 WeatherDeclaredWet を追加しました。マーシャルがレインタイヤの使用を許可すると true に設定されます。
  • IRSDK にタイヤコンパウンド変更コマンドが追加されました。

CARS:

GTE Class Cars

  • 接地状態を改善しました。

NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars

  • Homestead Miami Speedway 用セットアップのギアレシオを修正しました。
  • Phoenix Raceway – Oval w/open Dogleg でのエアロパッケージの問題を修正しました。

BMW M8 GTE

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

Cadillac CTS-V Racecar

  • 2024 シーズン 2 リリースでのミラーの問題を修正しました。

Dallara IR18

  • エアロスクリーンとフードが 2024 シーズンに合わせて変更されました。
  • ピットワゴンのテクスチャが車両とマッチしていなかった問題を修正しました。
  • ダメージを負ったパーツが誤ったディテールレベルで表示される問題を修正しました。
  • 車両モデルのフロントエンドの軽微な問題を修正しました。

Dirt Late Model

  • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。
  • リアタイヤのトレッドパターンをアップデートしました。

Dirt Micro Sprint Car

  • ウィング付きとウィングなしのこの車両間でセットアップファイルをシェアできるようになりました。
  • トップウィングが車内から調整できた問題を修正しました。
  • リアタイヤのトレッドパターンがアップデートされました。
  • アンビエントオクルージョンマップがアップデートされました。

Dirt Modified

  • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。

Dirt Street Stock

  • タイヤのトレッドパターンをアップデートしました。

Dirt UMP Modified

  • ガレージ画面で設定可能なタイヤ空気圧範囲を調整しました。

Ford GT

  • (GT2) – 競技上重大な問題を修正しました。すべての相手車両にクローキング装置が付けられていました。

Honda Civic Type R TCR

  • デジタルダッシュボードに一部の情報が漏れていた問題を修正しました。

Legends Ford ’34 Coupe

  • (Dirt Tires Version) – タイヤカーカスとトレッドパターンをアップデートしました。
  • リアビューミラーがサンバイザーになる問題を修正しました。

Mercedes-AMG GT3 2020

  • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。

Porsche 911 GT3 R (992)

  • 相手車両が誤ったセットアップが適用されているように表示される問題を修正しました。

Porsche 963 GTP

  • 高温の青いバックファイアエフェクトとなりました。

Ray FF1600

  • タイヤのレインオクルージョンマッピングをアップデートしました。

SRX

  • (Dirt Tires Version) – フロントガラスにドライバー名バナーが追加されました。
  • バックファイアエフェクトは両方のエグゾーストから発せられるようになりました。
  • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。
  • セッションでダメージが無効に設定されていると車がひっくり返る可能性があった問題を修正しました。

Super Formula Lights

  • アンビエントオクルージョンマップをアップデートしました。
  • iRacing セットアップをアップデートしました。

[Legacy] Dallara DW12

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

TRACKS:

Algarve International Circuit

  • 一部のバリア標識がアップデートされました。
  • 足りなかったグランドスタンドが追加されました。
  • オリーブの木をアップデートしました。

Misano World Circuit Marco Simoncelli

  • タイヤスタックのマテリアルが更新されました。
  • レジェンドフラッグマンの Barney が到着しました!

Nürburgring

  • 一部のピットレーン色をアップデートしました。
  • 一部のコースロゴがアップデートされました。
  • 様々な看板、広告と天気予報バナーがアップデートされました。

Oran Park Raceway

  • (South) – ピットを離れるといつもイエローフラッグが振られる問題を修正しました。
  • フォトグラファーが1台の車にフォーカスをあて続けることができない問題を修正しました。

Slinger Speedway

  • 一部のフェンスのコリジョンシェイプをアップデートしました。
  • 特定のグラフィック設定で照明塔が消失してしまう問題を修正しました。

Wild West Motorsports Park

  • 最終コーナーのキャッチフェンスが車両が飛び越えるのをブロックできるようになりました。

Release Notes

2024 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2024s1 リリースノート:


SIMULATION:

Optimization

  • グリッドに並ぶ際などの複雑なシーンのレンダリングパフォーマンスが向上しました。

Updater

  • 2024 シーズン 1 から始まる新規プレーヤー向け機能で使用されるため、以下のルーキーコンテンツはダウンロード必須パッケージとなりました:
    • Formula Vee
    • Street Stock
    • Lime Rock Park
    • USA International Speedway

Physics

  • 新しい 3D 縁石システムが追加されました!
    • 3D 縁石システムは、以前はテクスチャでシミュレートしていたような小さな縁石を含めサーキットのすべての縁石をモデル化します。これらの 3D オブジェクトの縁石は、縁石の上を走るときやタイヤの相互作用のリアリズムを大幅に向上します。以下のサーキットで 3D 縁石システムが使用されるようになりました:
      • Autodromo Internazionale del Mugello
      • Okayama International Circuit
  • 一部のエリアで、多孔質の表面素材はコース端からの横方向の距離によって転がり抵抗を増加し、コース外の地表からの高さは増します。一般的に、多孔質素材の表面はコース端近くでは低く、離れるほどに高くなります。
  • 芝、ダート、砂、グラベルでの路面のズレる感覚を改善しました。
  • 芝ではタイヤがスリップしているときのせん断強度のピークを少し弱めました。

Race Control

  • リセットしてピットに戻ったラップなど、不完全なラップも平均ラップタイムに含んで計算されていたのを修正しました。

Oval Racing

  • iRacing はアスファルトオーバルプロジェクトのフェーズ 1 をリリースできることを嬉しく思います。
    • アスファルトオーバルリフレッシュは進行中のプロジェクトであり、アスファルトオーバルレーシングの総合的な体験とリアリズムを向上させることを目的としています。このフェーズ 1 リリースには、路面温度に相関したグリップレベルの向上が含まれており、天候や車両台数、そして車両がどこを通っていたかといった要素によって、よりダイナミックな体験を提供できます。
  • アスファルトやダート、大小やトライオーバルなど、すべてのオーバルコースで、1周あたり 4コーナーとして SR 調整の計算を行うようになりました。以前は、小さなオーバルでは 1周あたり 2 コーナーのものがあり、同じ長さのレースでは大きなコースよりもペナルティが重くなっていました。この変更により、大きなオーバルを好むドライバーも小さなオーバルを好むドライバーも、すべてのオーバルレーシングでの SR を同条件にします。

AI Racing

  • 以下の車両が AI レースで使用できるようになりました:
    • Audi R8 LMS EVO II GT3
    • HPD ARX-01c
  • 以下のコースが AI レースで使えるようになりました:
    • Autodromo Internazionale del Mugello – Grand Prix & Short
    • Homestead Miami Speedway – Road Course A & Road Course B
    • Silverstone Circuit – International & National
    • Slinger Speedway – Oval & Figure Eight
  • AI ドライバーが以下のコースについて 2023 秋講習を修了しました:
    • Meteorology Pre-Course: Sky, Clouds, and Other Aerial Phenomena
    • Kinesthetics Elective with a focus on Attunement to Vehicle Slip
    • Clown Science HAHA7 – Balloon Animals and Tire Pressures
    • Community Study in Psychology & Wellness for Improving your Optimism Stats
    • Geology Level E2 – Identification of Surfaces and Minerals
    • Applied Petroliology to Oval Racing Tires
    • Science Lab in Aerodynamic Draft with practical applications for passing on Road Courses
  • AI ドライバーの心理プログラムの論理バグをいくつか修正しました:
    • ピットレーンの急コーナーではピットレーン制限速度以下に減速する必要があることを認識しています。
    • コーションラップを周回数にカウントしないレースで、AI ドライバーが周回数を数え間違えてレースを完走せずに停まってしまうことがあったのを修正しました。
    • ペナルティ中にピットサービスを受けることを選択していた戦略のエラーを修正しました。
  • AI ドライバーが以下の車両で運転スキルを向上させる専門トレーニングを修了しました:
    • GT3 Class Cars
    • GTP Class Cars

New Damage Model

  • 新ダメージモデルが以下の車両で使用できるようになりました:
    • Audi R8 LMS EVO II GT3
    • Dirt Modified (BOTH)
    • HPD ARX-01c
    • Lucas Oil Off Road Pro 2 Lite
    • Lucas Oil Off Road Pro Trucks (BOTH)
    • Lotus 49
    • Lotus 79
    • NASCAR Cup Series Chevrolet Camaro ZL1
    • NASCAR Cup Series Ford Mustang
    • NASCAR Cup Series Toyota Camry
    • Super Late Model
    • [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009
    • [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet SS – 2013
    • [Legacy] NASCAR Cup Ford Fusion – 2016
    • [Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado – 2008
    • [Legacy] Porsche 911 GT3 Cup (991)
  • 新ダメージモデルの様々な車両でサスペンションダメージのビジュアルが改善しました。
  • NASCAR 車両すべてで、深刻なボンネットダメージがない限り、フラップが適切に機能するようになりました。

Graphics

  • グラフィック自動調整処理を改善しました。シム用に使用するグラフィックメモリとシステムメモリをより適切に調整するようになりました。
    • グラフィックオプションでの既存メモリ設定は、アップデート後に初めてシムを起動したときにリセットされます。
  • グラフィックオプション画面からグラフィックメモリのスライダーはなくなりました。
    • この設定をカスタマイズしたい場合、rendererDX11Monitor.ini ファイルやまたは VR用の renderDX11.ini ファイルで調整することができます。
  • グラフィック設定に関する様々なパラメータが改善されました。
  • PopcornFX システムをバージョンアップしました。
  • 様々なダイナミックシャドウのパフォーマンスを向上しました。
  • オープンホイール車両のドライバーヘルメットがカメラ距離によって視覚的に表示されたり消えたりしていた問題を修正しました。

3D Foliage System

  • 母なる自然が以下のコースにも到着しました:
    • Lime Rock Park
    • Okayama International Circuit
    • Virginia International Raceway
  • 作付けされた芝がトラック路面を覆わないようにする許容値を厳しくしました。

Virtual Reality

  • OpenXR ローダーが最新の 1.0.30 にアップデートされ、DLL ファイルではなく静的ライブラリとして構築されました。

Audio

  • リアエンジン搭載車両でフロントセンターからエンジンサウンドが鳴っていたのを修正しました。
  • エンジン停止音を調整しました。
  • 低周波エフェクトのパチパチ音を修正しました。

Spotter

  • スポッターの “wrecking in corner” (コーナーでの衝突) メッセージのインシデント閾値を調整しました。
  • “faster cars approaching” (速い車が接近中) メッセージの閾値を 15秒以内に引き下げました。
  • ホワイトフラッグやチェッカーフラッグが出ているときには “pit for fuel” (給油のためのピットイン) リマインダーは無効化されます。
  • ドライバーとチームクルーに異なるダメージとリペアメッセージが再生されてしまう問題を修正しました。
  • セットアップ固定のレースをフィニッシュするのに燃料が足りない場合にスポッターが適切にレポートしない問題を修正しました。
  • “laps of fuel remaining” (燃料残量が n周分) の同じメッセージが 2分後に再度トリガーされることのないように修正しました。

Spotter – Foreign Language

  • イタリア語スポッター Renzo A. Olivieri パックがアップデートされました。
    • Grazie, Renzo!
  • イタリア語スポッター Marco Arcidiacono パックがアップデートされました。
    • Grazie, Marco!
  • スペイン語スポッター Ari Cejas パックがアップデートされました。
    • Gracias, Ari!

Pits

  • ピットの War wagon / Pit Box がアップデートされ、その生成アルゴリズムの多様性マトリックスが増加しました。
  • ロリポップマンの視覚設定をアップデートし、カメラ距離によって表示されたり消えたりしないように調整しました。
  • ロリポップのテクスチャをアップデートしました。
  • ユーザーがタイヤコンパウンド選択やセットアップ情報を見る前に、ユーザーより早く観戦者が Join していた場合、クライアントが正確なタイヤコンパウンド選択やセットアップ情報を送信しない、という長年のバグを修正しました。

Sporting Code

  • ルール違反に関するセクション 8.1 が更新され、Automated Driving Inputs と Cheating で運転操作の自動入力とチートについて明記されました。
  • 罰則の適用に関するセクション 8.2 を書き直して明確化し、新しいペナルティも追加されました。
    • Post-Results Disqualification (リザルト後の失格) ペナルティが追加されました。リザルトが掲示されたあとでも失格となることがあります。
    • アカウントの制限や一時停止ペナルティの対象となる領域がいくつか追加されました。特定のオフィシャルシリーズからドライバーを制限することもできるようになりました。
    • これらの新しいペナルティの追加でプロテストチームは公平な裁定と対策運営のための新しいツールを得ました。
  • オフィシャルスポーティングコードの最新かつ最高のバージョンはこちらから: https://www.iracing.com/iracing-official-sporting-code/

Controls

  • ボイスチャットミュートにトグルスイッチが使えるようになりました。
  • ジョイスティックスムージングスライダーの説明をアップデートしました。
  • デルタ表示の前方切り替えを割り当てられるようになったので、ロータリーノブで前後に切り替えられるようになりました。
  • Thrustmaster Ferrari 488 GT3 ハンドルでの黄色のピットライト点灯バグが修正され、ピットロードのグリーンコーンの間でだけ点灯するようになりました。これはピットロードにいるときにだけ点灯し、ピットでのサービス中には点滅します。
  • Razer キーボードについて、一部のキーボードでバックライトのコマンドに応答しなくなる可能性のあるバグを修正しました。

Telemetry

  • シフトライトの値がギアごとの範囲に応じてライブテレメトリに記録されるようになりました。

Results

  • セッション画面のリザルトタブでの右クリックメニューの問題が修正されました。
    • チームでドライブ中でない限り個々のドライバーに対するメニューが無効化されました。これらのメニューはチームで宣言されたライバーが 1名など明確なときに有効化されます。

2024s1 リリースノート:

Release Notes

2023 シーズン 4 ビルド パッチ 3 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチには新機能とアップデートと、2023 シーズン 4 リリースの修正が含まれます。

iRACING:

Cart

  • ショッピングカートが iRacing UI に統合されました!
    • カートへの追加から購入操作まで、メンバーサイトにリダイレクトすることなく iRacing UI で完結します。
  • iRacing (UI) のどこからでも車両やコースをカートに追加できます。カートボタンをクリックすることでコンテンツをカートに追加でき、すぐに購入することもあとで購入することもできます。
  • 右上のカートボタンからカートの内容を見ることができます。カートボタンにはカートに入っているコンテンツの数が表示されます。
    • カート内の商品について、SKUナンバー、説明、定価、購入単などが表示されます。カートには推定される税額、注文に使用する iRacing Credit の額も表示されます。
  • カートで購入する際、支払い方法を iRacing Credit や iRacing Dollar 、登録したクレジットカードや別のクレジットカード、または Venmo などから選択できます。
    • PayPal は現時点では iRacing (UI) からの購入では使用できません。メンバーサイトのカート操作での購入では使用できます。
    • iRacing (UI) のカートからコンテンツを直接購入するとき、支払いに iRacing Credit を使用できます。
  • カートの注文操作を完了すると、確認画面が表示され、確認メールが送信されます。

Wallet

  • Recharge ボタンに代わって Funds ボタンが追加されました。
    • このボタンは新しいカート機能を使用していて、iRacing Dollar の購入操作も完了できます。
  • Wallet には新しい Send Gift ボタンも追加されました。
    • このボタンは新しいカート機能を使用していて、iRacing (UI) 内で、他のユーザーのための iRacing Dollar 購入操作を行うこともできます。フレンドやフォローしているユーザーだけでなく、検索機能を使って誰にでもギフトを贈ることができます。任意の金額を入力して、メッセージを追加して贈ることもできます。
  • Wallet に Promo Codes & Gift Cards セクションが追加されました。
    • このセクションで、プロモコードやギフトカードコードをチェックしたり、アプリ内で直接引き換えできるようになりました。
  • これら 3つの新機能はすべて My Account > Overview > Account Balance セクションからも利用できます。

Spectate Sessions Page

  • Go Racing セクションに観戦用メニューが追加されました!
    • このページには実行中のセッションが表示され、ここから観戦者として入室できます。
    • Spectate Session Page はセッションの種類によって以下の 3つのタブで分けられています:
      • Official Sessions
      • Hosted Sessions
      • League Sessions
    • 各タブを選択すると、観戦できるセッションが一覧表示されます。
  • Spectate Sessions Page では検索や並べ替えの方法やフィルタが用意され、観戦したいセッションを検索できるようになっています。
    • Search Bar – シリーズ名や車両、コースなどから、文字を入力して検索することができます。
    • Sort – 検索結果が多いとページ分割されるため、検索結果を再編成して並べ替えすると便利です。
    • Filters – 検索結果を絞り込むために、ドライバー数、特定ドライバー、予選やレースといったセッションタイプ、ライセンスクラスなどでフィルターできます。
    • Favorite – お気に入りシリーズだけを表示できます。
  • Spectate Sessions Page の「About Spectating」から、観戦機能の仕組みなどがリンクされています。

Automatic Crash Reporter

  • クラッシュダンプとログを自動的にデータベースに追加して iRacing が解析できるようにしました。
    • このシステムにより未報告の問題を把握して問題の傾向をリアルタイムで確認できるようになることを期待しています。現時点ではこのシステムはシムのクラッシュイベントにのみに対して作用します。
  • Automatic Crash Reporter ツール用にオプトアウトのオプションが追加されました。
    • このオプションは Account Settings ページにあります。
    • オプトアウトすると、クラッシュレポートは iRacing に自動送信されません。
    • デフォルトはオプトインです。

Downloader

  • 更新・ダウンロードするコンテンツを選択する画面がドロップダウンメニューに統合され、所有コンテンツのみを選択する新しいオプション「Select Owned」が追加されました。
    • 「Select Owned」オプションには所有コンテンツと共に必須のアップデートを含み、デフォルトではこの「Select Owned」が選択されます。

Series

  • 「Drive Now」ドロップダウンに「Track Info」オプションが追加され、選択した週の Track Info ページが表示されます。

Leagues

  • リーグ管理者だけでなく、参加者もニックネームやカーナンバーをリーグ名簿に表示できるようになりました。
  • League Sessions ページで表示されていたセッションが起動されるとページを再更新するまで一覧から消えて表示されない問題を修正しました。

Spotter

  • スポッターがレースセッションでセッションから抜けたりスポッターを止めようとするときに「Forfeit」ボタンが表示される問題を修正しました。

Help

  • 「Get Support」オプションは「Support & Live Chat」に変更され、視認性を向上するために青色になりました。
    • このボタンは FAQ や ライブチャットを利用できる iRacing Support ページをブラウザで開きます。

SIMULATION:

AI Racing

  • 11台以上の AI ロースターで、車両の相対速度に応じたグリッド順にならなかった問題を修正しました。

Tires

  • 走路外地表の ABS なしでの転がり抵抗パラメータをアップデートしました。

Spotter

  • スポッターが一時的に沈黙していても、ダメージレポートなど明示的にトリガーされたスポッターメッセージは常に再生されるようになりました。
  • プレーヤーのすぐ前や後の車に起きたオフトラックを伝えるスポッターメッセージをアップデートし、精度が向上しました。
  • スポッターメッセージの「That car is a lap down」はプレーヤーと同クラスの場合にのみ再生されるようになりました。
  • グリッドのスポッターメッセージで伝えていた SoF の計算が間違っていたのを修正しました。
  • オリジナルの iRacing オージースポッターコールが再録音され改良されました!

Spotter – Foreign Language

  • 「SPCC_MID_ZERO」オプションスポッターコールが追加され、スポッター作成者が数値中のゼロをコールさせられるようになりました。
    • 一例として、数値の 1001 は「SPCC_N1000 + SPCC_MID_ZERO + SPCC_N1」とコールされます。これは最初の桁より上のゼロと最後の桁以下のゼロでのみトリガーされ、2つのゼロが隣り合っている場合にはゼロは 1回だけ呼び出されます。

Graphics

  • パーティクル設定が Low で SPS を有効化して VR を使うとき、スモークが表示されない問題を修正しました。

Telemetry

  • 「AirPressure」の単位をその他のテレメトリ値とよりマッチするように「inHg」から「Pa」に変更しました。

CARS:

NASCAR Legends – 1987 Cars

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Acura ARX-06 GTP

  • 新しいオフィシャル HRC ペイントが追加されました。

BMW M4 GT4

  • 遠景カメラで、コクピットモデルのパーツがフロントガラスにしみ込んで見える問題を修正しました。

Dallara IR18

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Ferrari 296 GT3

  • 新ダメージモデルで、リアパネルも破損していた場合にリアウィングを修理できない問題を修正しました。

Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified

  • (Modified – SK) – iRacing セットアップの燃料搭載量をアップデートしました。

NASCAR Legends Pontiac Grand Prix – 1987

  • 新ダメージモデルで、ノーズシェイプをアップデートしました。

Super Formula SF23

  • Fixed セットアップ使用時にローンチコントロールシステムをトリガーできるようになりました。
  • オーバーテイクシステム変数がライブテレメトリ出力に追加されました。P2Pとして表示されます。
  • ダメージ修復メッセージにフロントウィングとリアウィングが追加されました。
  • オーバーテイクシステムに関する様々な問題を修正しました:
    • Fuji International Speedway – Grand Prix と Twin Ring Motegi – Grand Prix でタイミングが不適切だった問題
    • セッションに再接続した後にオーバーテイクシステムがロックアウトされてしまう可能性がある問題を修正しました。
    • コーション発生時にオーバーテイクシステムのタイマーが適切にリセットされない問題を修正しました。
  • ピットボックステントがペイントパターンから適切に反映されていなかった問題を修正しました。

TRACKS:

Autodromo Internazionale Enzo e Dino Ferrari

  • イタリア語の PA アナウンスが追加されました。

Autódromo José Carlos Pace

  • ポルトガル語の PA アナウンスとコメンタリーが追加されました。

Autodromo Nazionale Monza

  • イタリア語の PA アナウンスとコメンタリーが追加されました。

Charlotte Motor Speedway

  • ゴーストコンタクトを防ぐためにタイヤスタックのコリジョンシェイプを厳重にしました。

Circuit de Barcelona Catalunya

  • スペイン語の PA アナウンスとコメンタリーが追加されました。

Circuit de Lédenon

  • フランス語の PA アナウンスとコメンタリーが追加されました。

Circuit de Nevers Magny-Cours

  • フランス語の PA アナウンスとコメンタリーが追加されました。

Kern County Raceway Park

  • (Legends) – フェンスの衝突モデルの問題を修正しました。

Release Notes

2023 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2023s3 リリースノート:


SIMULATION:

Windows Support

  • iRacing 2023 シーズン 3 で Windows 8.1 は iRacing アプリケーションを正常に起動できなくなります。
    • マイクロソフトは公式に Windows 8.1 のサポートを 2023/01/14 で終了しています。この結果 iRacing ソフトウェアの互換性はなくなり、起動できなくなります。
    • カスタマーサポートも iRacing を Windows 8.1 では実行できません。Windows 10, 11 に iRacing をインストールするのにヘルプが必要な場合、こちら: https://support.iracing.com からカスタマーサポートに連絡してください。

Race Servers

  • レースサーバでセッションあたり 9車種まで扱えるようになりました。
  • ユーザーの平均ラップタイムは invalid (無効) とされたラップを除外しなくなりました。
  • 一部のオープンプラクティスサーバーがアクティブでないときに早期終了していた問題を修正しました。
  • AI レースでセッションを巻き戻した場合など、セッションがリスタートされるとトラック温度の変動幅が大きくなる問題を修正しました。

Loading

  • ビデオメモリリソースのロード方法に調整を加えました。
  • 一部の車両でロードアルゴリズムを最適化しました。

Dynamic Track

  • ダイナミックトラックアルゴリズムの路面に関する処理、特に外側のコース端について改善しました。
  • ダート、マーブル、ラバーといった一部のダイナミックトラックデータの視覚的な表示が一部のコースセグメントで適切に動作していなかった問題が修正されました。

Race Control

  • クラスごとのレーススプリット生成アルゴリズムを改善しました。
  • Short Parade Laps が以下のコースで使えるようになりました:
    • Barber Motorsports Park – Full Course
    • Brands Hatch Circuit – Indy
    • Canadian Tire Motorsports Park
    • Charlotte Motor Speedway – Roval, Roval – 2018, & Roval Long
    • Circuit Park Zandvoort – Grand Prix
    • Circuit Zolder – Grand Prix, & Alternate
    • Daytona International Speedway – Oval – 2008, Road Course – 2008, & Moto – 2008
    • Hockenheimring Baden-Württemberg – PEC – Outer
    • Indianapolis Motor Speedway – Oval – 2009, Open Wheel Oval – 2009, Road Course – 2009, & Bike
    • Long Beach Street Circuit
    • Mount Panorama Circuit
    • Phillip Island Circuit
    • Talladega Superspeedway

Qualifying Scrutiny

  • 予選監視システムを調整して、スタート位置から離れてから速度を上げるまでに時間がかかるケースについてより適切に対処できるようになりました。

Dirt Racing

  • ダートリフレッシュプロジェクトによって様々なアップデートが可能となりました!
    • このプロジェクトには開発者、車両物理学者、テスターからなるグループが参加してダートレースを機能させるすべてを徹底的に調査し、いくつか大幅な改善とアップデートが登場しました。
    • ダートトラックの以下のパラメータをアップデートしました:
      • あらゆる摩耗と水分量の組み合わせによるダートレース特性
      • ダート・深さ・ハードパンの動作
      • コース摩耗パラメータ
      • タイヤラバーの載り具合
      • ダートのタイヤからの転移
      • コースの粗さ・摂動の形成
      • ダイナミックトラックデータの進捗ですべてのダートコースがアップデートされました。
    • すべてのダートレースタイヤがアップデートされました:
      • 新しくダートサーフェスの硬さ・水分量による摩耗率が適用されるようになりました。
      • ダートの転移パラメータ
      • 起伏のあるダートサーフェスでのタイヤの接地を計算する方法を改善しました。

AI Racing

  • AI ドライバーがヒートレースに参加するためのトレーニングコースを修了しました!
    • AI ロースターとのホストセッションでヒートレースが行えるようになりました。
    • これは AI レースとヒートレース形式の両方にとっての新しい機能実装です。
      • 現時点ではホストセッションでのみ有効な機能だることに注意してください。AI ドライバーには人間のドライバーの助けがないと必ずカオスとなります。
  • AI ドライバーは以下の車両について完全にトレーニングを受けました:
    • Aston Martin DBR9 GT1
    • Cadillac CTS-V Racecar
    • Cadillac V-Series.R GTP
    • Chevrolet Corvette C6.R GT1
    • Ford GT GT2
    • Ligier JS P320
    • Porsche 911 GT3 R (992)
    • Radical SR10
  • AI ドライバーは以下のコース・レイアウトでゴールドを獲得してレースの準備ができました:
    • Autodromo Nazionale Monza – GP without first chicane, Junior, and GP without chicanes
    • Chicago Street Course – 2023 Cup and Prototype
    • Circuit of the Americas – East and West
    • Irwindale Speedway – ALL 5 Configurations
    • MotorLand Aragón – ALL 7 Configurations
    • Nashville Fairgrounds Speedway – Mini
    • New Smyrna Speedway
    • Twin Ring Motegi – East and Oval
    • Willow Springs International Raceway
  • AI ドライバーはアドバンスド教育クラスの追加 1シーズンを卒業します。2023 シーズン 3 用に以下のプログラムをトレーニングしました:
    • Kinesthetics for Preventing Pace Lap Panic
    • [PHY-220] Drafting Speed Predictions
    • White-Knuckle Door-to-Door Racing: A Retrospective
    • Fast Cars Beware: Slow Cars
    • Slow Cars Beware: Fast Cars
    • AI Program Upgrade IV: Reaction Timing (Class: Pistol Shrimp)
    • Danny S.’s Pre-School Seminar: Left-Hand Makes the “L”!
    • The Technical Know-How Overlaps for GTP & Rocket Ship Piloting
    • SuperTravel SuperProgram 2023: SuperSpeedways
    • Lessons from Slot Car Racing on Racing Lines
    • Tire Compound Connoisseur Magazine (Spring ‘23 Issue)
    • Brake Pad Dissection – a Science Lab Qualified Course
  • AI ドライバーは以下の車両のドライビングスキルを向上させました:
    • NASCAR Cup Series Next Gen Cars
    • NASCAR Trucks
    • BMW M Hybrid V8
    • Dallara P217
  • AI ドライバーは以下のコースでドライビングスキルを向上させました:
    • Atlanta Motor Speedway – Oval
    • Bristol Motor Speedway – Dual Pit Roads & Single Pit Road
    • Canadian Tire Motorsports Park
    • Daytona International Speedway – Oval
    • Detroit Grand Prix at Belle Isle
    • iRacing Superspeedway
    • Talladega Superspeedway
  • 安全のために AI ドライバーと車両はセッションが終了すると直ちに取り除かれるようになりました。
  • AI システムの問題をいくつか修正しました:
    • リプレイで AI ドライバーのカスタムペイントが表示されない問題を修正しました。
    • ホストセッションのスタンディングスタートで、グリーンで AI ドライバーがアクセルを踏むまでにラグがある問題を修正しました。
    • AI ドライバーがピットへ牽引される際にカットペナルティを負うことがある問題を修正しました。
    • 複数のピットイン通知を受信できる問題を修正しました。
    • リプレイで Entries タブに AI dライバーの名前が掲載されない問題を修正しました。
    • AI ドライバーが Dallara P217 で誤ったダイブプレーンを使用しているように見える問題を修正しました。

New Damage Model

  • 新ダメージモデルを以下の車両に搭載しました:
    • Cadillac V-Series.R GTP
    • Dirt Late Model (ALL)
    • Ligier JS P320
    • NASCAR Truck Chevrolet Silverado
    • NASCAR Truck Ford F150
    • NASCAR Truck Toyota Tundra TRD Pro
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • Porsche 911 GT3 R (992)
    • Renault Clio R.S. V
  • 将来の開発を簡単にするために新ダメージモデルの一部のシステムコードが再編成されました。

Auto Fuel

  • スポッターやチームメンバーが Auto Fuel 状態をコントロールできるようになりました。

Spotter

  • より正確かつ動的に動作するようにスポッターシステムがアップデートされました。トラック上で起こるレースコントロールイベントを適切に読み取るようになり、バラエティに富んだスポッターコールが追加されました:
    • Car in Front/Behind is Pitting
      前後の車のピットストップ
    • Faster Car Approaching
      速い車が来ている
    • Gaining/Losing the car in front
      前車に追いついてる/離されてる
    • Leader Change
      先頭が代わった
    • Leader Lap Time
      先頭のラップタイム
    • Leader is Lapping You
      先頭にラップダウンされる
    • Session New Fastest Lap
      セッション中のファステストラップ
    • Your Personal Best Lap Time
      自己ベストタイム
    • Time Remaining in Session 20/10/5 Minutes
      セッション残り時間
    • これらのメッセージ設定が app.ini ファイルの [SPCC] セクションに追加されました。
      • これらのメッセージは Chattiness 設定が MEDIUM か HIGH で、app.ini でオンになっているとき(デフォルトはオン)にだけ再生されます。
  • スポッターに「Silence」機能が追加されました。
    • Sound オプションでキーを割り当てると再生中のスポッターメッセージおよびその先少しの間のメッセージを無効にすることができます。黙らせる時間は app.ini ファイルの [SPCC] セクションにある hushDuration 変数で調整することができます。
  • 「Leader Car」コールはプレイヤーと同じクラスのリーダーについて示すようになりました。リーダーに関する全てのメッセージは総合トップでなく、プレーヤーと同じクラスのリーダーを指すことを意味しています。
    • 例:
      • Leader is pitting now
        クラスリーダーがピットイン
      • Leader is at Start/Finish
        クラスリーダーがスタート/フィニッシュ
      • You’re catching the leader
        クラスリーダーに追いつく
      • One lap to win (if you are the leader car)
        勝利まであと1周(自身がクラスリーダーのとき)
  • イタリア語スポッターパックがどちらもアップデートされました!
    • Renzo A. Olivieri と Marco Arcidiacono に感謝!
  • 残り周回数のスポッターメッセージのロジックがアップデートされました。
  • ピット入口の位置がスタート/フィニッシュラインとかなり離れている場合の燃料に関するスポッターコールの問題を修正しました。

Graphics

  • 新しいグラフィックオプションが追加されました: Hide Cockpit Obstructions
    • ヘイロー、Aピラー、岩ガードなど視界を邪魔するコクピット構造物を非表示化するオプションです。
      訳注: 以前ガレージ画面のセットアップにあった項目がグラフィックオプションに移動されました。元々設定がなかった車にも追加されたというものではありません。
  • 新ダメージモデルを搭載した車両が使用するビデオメモリを減らすために車両モデル形式を調整しました。
  • 周囲の車両についてステアリング角度の表示精度を改善しました。
  • 遠景で白くならないようにブレーキライトの露出を調整しました。
  • リプレイでヘイローを非表示にしたり表示したりを処理するシステムをアップデートしました。
  • GGX ブレンドしたダート テクスチャ シェーダーが改善されました。
  • SpeedTree の照明がアップデートされました。
  • SpeedTree self-shadow のグラフィックオプションを取り除きました。
    • 処理のニーズが厳しかった割に視覚的な利点は大きくありませんでした。
  • SSAO パラメータにツールチップが追加されました。
  • SpeedTree の新 SDK を統合しました。
  • SpeedTree の裏側や見えない部分が描画されて処理時間を浪費していた問題を修正しました。
  • ディストーションパーティクルが車内以外では適切に描画されていなかった問題を修正しました。
  • ガレージに入るたびにモーションブラーがトリガーされる問題を修正しました。
  • モーションブラーが同じ車の異なるパーツに異なる量で描画される問題を修正しました。

3D Foliage System

  • 新しい環境グラフィック機能が追加されました: Foliage <フォリッジ/群葉> !
    • 新しいフォリッジシステムは、コースに合うバイオーム/生物群系の 3D 群葉を手続き的に生成します。草、灌木、岩、サボテン、花、その他小さな環境資源が含まれます。3D フォリッジはドライビングやフィジクスには何の影響も与えませんが、シミュレーション世界をよりリアルにデコレートします。
    • Graphics オプションには 3D フォリッジシステムで使われるレベル設定がいくつかあり、ビジュアルや描画パフォーマンスをカスタマイズすることができます。システムを完全に無効化することもできます。
    • 今回のリリースでは、Willow Springs International Raceway のみ 3D フォリッジシステムで種がまかれましたが、母なる自然は常に拡散する方法を探しています!

Visual Effects

  • パーティクルエフェクトの照明が改善されました。
  • PopcornFX SDK が最新バージョンにアップデートされました。

Audio

  • オーディオデバイスのホットスワップサポートが追加されました!
    • レース前にヘッドセットの接続を忘れていてももう大丈夫。たとえレース中でも、iRacing の起動後に接続したデバイスを認識するようになりました。Sound オプションでデバイスに「System Default」を選択していた場合、デフォルトデバイスが変更されるとすぐに新しいデバイスに切り替わりますし、特定デバイスを選択していた場合にはそれが有効化された時点で動作し始めます。
    • 実行中のオーディオデバイス切り替えがサポートされるようになりました。デフォルトのデバイスが選択されている場合、Windows で新しいデバイスが選択されたらシミュレータもその新しいデバイスを使うようになります。特定のデバイスを指定していた場合、Windows でアクティベートされたらシミュレータで使われるようになります。
      • disableWindowsCoreAudio=0 | このオプションを有効 (1) にすると、 Windows Core Audio を無効化します。
      • disableAudioDeviceChangedEvents=0 | このオプションを有効 (1) にすると、ダイナミックなオーディオデバイス切り替えを無効化します。
    • 注: オーディオホットスワップはデフォルトで有効化されます。
  • 新しいオーディオオプションが追加され、System Communication デフォルトデバイスを割り当てできるようになりました。
  • app.ini に新しいオーディオオプション「ambientMusicDisabled」が追加されました。
    • この値のデフォルトは 0 です。1 に設定するとシミュレーションの PA システムが鳴らす環境音楽を無効化します。
  • ダイナミックブレーキサウンドを調整しました。
  • 様々な車両で荷重移動で生じるサウンドを改良しました。
  • 全ペースカーのエンジン音を調整・最適化しました。

Environment

  • コースのあちこちにある様々な駐車車両について、色やテクスチャのバリエーションを追加しました。

Interface

  • セッション/リプレイ画面及びドライブ中画面で右クリックポップアップメニューを改良し、個別のユーザー、車の現在のドライバーやそのチーム全員宛にプライベートメッセージ(PM)を送信できるようになりました。
    • 車にメッセージが送られる既存の Admin/レースコントロールについては、チーム全員宛にメッセージが送信されるようになりました。
    • 「/#N」形式でカーナンバーを指定したPMはチーム全員宛に送信されるようになりました。
    • 車の現在のドライバーだけに PM を送信するには、カーナンバーに続いて「@」を付加した「/#N@」形式となります。その車がピットにいるとき、ドライバーが車から降りていなければ、そのドライバーに PM が送信されます。そのチームの車がシミュレーションにいないときには PM は送信されず、送信できなかったことがあなたに通知されます。
      • 自分が送信したメッセージが自分も宛先に含まれるためにメッセージを重複して受信しないように、メッセージの宛先に関連付けられているメッセージを受信します。個別のメッセージはエコーバックされません。
    • 「/」のあとにメンバーの名前を指定して個別に送信する PM はこれまでどおり送信できます。
  • レースコントロールの Admin コマンドに対するレスポンスでは、ドライバー名でなくチーム名とカーナンバーでエントラントが識別されるようになりました。ドライバー交代のないイベントでは、チーム名はドライバー名となります。
  • 分かりやすくするために単位系の選択肢を「English (USA)」としました。

Camera

  • モーションブラーのオプションに最上級の Ultra を追加しました。
  • ドライバービューのピッチ/ロールエフェクトの問題を修正しました。ビューが地平線に固定されている場合、カメラが車の位置をフォローすることなく遠くまでロールすることができるようになりました。この機能を使うことで VR での酔いを軽減できます。
  • 車の重心がカメラフレームから外れるたびに車にかかるモーションブラーが失われてしまう問題を修正しました。
  • コクピットカメラで不要なモーションブラーがかかることがあった問題を修正しました。
  • マルチディスプレイ環境での車のモーションブラーに関する問題を修正しました。

Controls

  • 停車後にブレーキを踏んだままにしていなくても、いつでも車が停止すれば直ちに停車時用の自動パーキングブレーキが働くようになりました。これにより停車後にブレーキが離れて車が動いてしまうのを防げます。
  • ステアリングの割り当てがされていないとき、リセットボタンで車に乗り込むことを防ぐようになりました。この操作はコントロールウィザードを表示してドライビング操作の割り当てやキャリブレーションへと進みます。
  • XInput デバイスのテストを簡略化しました。
  • 以前のキャリブレーションが新しいキャリブレーションと十分類似していた場合にキャリブレーションが失敗してしまうジョイスティックがあった問題を修正しました。
  • ボタンを押していると Options 画面でステアリングホイールやシフターが反応しない問題を修正しました。

Force Feedback

  • ステアリングホイールのキャリブレーションで、選択していた最大回転角度とフォースフィードバックステータスをチェックして、検出したハードウェアから期待される値と合致しない場合には通知するようになりました。
    • これは正しいドライバーがインストールされていないか、最大回転角度がデフォルトでとても小さな値に設定されている一部のホイールに関する一般的なエラーを検出するための取り組みです。この通知を受け取ったりステアリングホイールの設定に助言が必要な場合にはカスタマーサポートに連絡してください。
  • iRacing はステアリングホイールの最大フォースを自動検出して、適切にフォーススライダーを調整するようになりました。これはステアリングホイールに送信されるフォースレベルを安全かつ自動的に計算するために使用されます。ホイールがどのようにセットアップされているのか常に知ることができるわけではないため、最大フォースレベルを過大評価している可能性があります。これはより安全な憶測ですが、場合によってはシミュレーションで要求できるフォースレベルが制限される可能性があります。その場合には auto-mode をオフにして、手動でホイールのピーク値を設定します。
  • フォースの Auto ボタンを改善してホイールの最大フォースを考慮に入れるようにしました。これによってホイールのフォースが大きくなると Auto チューニングは軽くなります。
    • app.ini ファイルに新しいスケールパラメータ「autoForceFactor」が追加されました。デフォルトは 0.5 で、リダクションの挑戦的な調整を行うこともできます。[Force Feedback] autoForceFactor=1 ですべてのリダクションを取り除いて 1:1 のフォース出力を得られます。これを 0 (zero) に設定すると実質的に常に 6Nm のピークフォースがホイールにかかることになります。この中間の値を設定するとこの極端な 2つをブレンドします。デフォルト値の 0.5 は多くのユーザーにとって良い値です。
  • F9 ブラックボックスのフォース自動設定の Auto ボタンにキー割り当てができるようになりました。デフォルトは Ctrl – A です。
  • フォースフィードバックのピーク検出において、車が制御不能となった際のデータ収集が抑制されるようになりました。また、インシデント発生から数秒の間もデータ収集が一時停止されます。安定したより一貫性のあるシステムにすることが目標です。
  • フォースフィードバックに関して、ステアリングホイールの位置がジャンプしていないか検出する安全機構を追加しました。つまりホイールとの通信が失われたり回復したりしていないかを検出します。通信の中断が検出されると、安全のためにフォースフィードバックが一時的に抑制されます。
  • Force Feedback オプションに Smoothing スライダーで設定するスルーレートリミッターフィルターが追加されました。
    • このフィルターはフォースフィードバック信号の変化率を制限して、信号が固定値以上を越えて加速することのないようにします。つまり信号の大部分はそのままに大きな衝撃を和らげます。25% に設定すると縁石やウォールにヒットした衝撃を和らげながら通常の運転にはほとんど影響を与えません。75% にするとランブルストリップや縁石のヒットもほとんど分からなくなります。縁石や事故で生じる FFB が大きすぎてフォースレベルを下げたりと思ったとき、代わりにこの値を引き上げてみてください。50% から始めてみて、それが大きすぎると感じたら 25% に下げてみてください。
      • app.ini ファイルの [Force Feedback] セクションで「smoothingFilterType=1」と設定して以前のフィルターに戻すこともできます。

Replays

  • チャットメッセージやインシデント発生ポイントをリプレイに記録して確認できるようになりました。
  • AI ドライバー用のカスタムペイントがリプレイで表示されない問題を修正しました。

Telemetry

  • ブレーキライン圧のライブテレメトリ「LFbrakeLinePress」はゼロとなり、値が表示されなくなります。
    • ブレーキライン圧のディスクベーステレメトリ「LFbrakeLinePress」は引き続き利用可能で ABS の調節による波が値に含まれるようになりました。
    • ディスクベーステレメトリに新しい値「BrakeABSCutPct」が追加されました。ABS によるブレーキフォース減少割合をパーセントで示します。
  • ドライバーのスーツ、ボディ、顔、ヘルメットタイプID がセッション文字列に含まれるようになりました。

Official iRacing Sporting Code

  • オフィシャル競技規則スポーティングコードをアップデートしました:
    • 新セクション 6.8.3 が追加され、ピットスタートの正しい動作が記述されました。
    • オーバル・ロード両方でローリングスタートについてわかりやすくするために段落を整理しました。
    • マルチクラスレースでのグリッドの並び方とレーススタートの定義をより明確にしました。
    • ライセンスクラスの画像をアップデートしました。
    • ラリークロスコースでのタイムベース競技ではジョーカーラップは使えないことを確認しました。
    • メンバーシップを停止されたり制限を受けたメンバーが替わりのアカウントを使うことは受け入れられないという注意事項が追加されました。
    • 不正な戦術がレース中に使えないことを確認し、不正で悪い例の記述を削除しました。
  • オフィシャル競技規則スポーティングコードはこちらで確認してください。:

2023s3 リリースノート:

Release Notes

2023 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2023s2 リリースノート:


SIMULATION:

Connectivity

  • ミートボールペナルティの衝突を防ぐため、レースサーバーへの再接続時にはフレッシュリペアが常にサーバーへ送信されるようになりました。オレンジボールフラッグを受けた直後に切断されたケースで、車の状態が保存されなかったために再接続時に車のダメージはないのにオレンジボールとなってクリアもされない状態が発生することがありました。この再接続時のアップデートによってサーバーでのオレンジボール状態から改めて車の状態を同期されます。

Race Control

  • 2番手のジャンプスタート判定ロジックについて、リーダーとの間隔と速度の比較を組み込んでアップデートしました。
  • ローリングスタートでのペース速度のルールが更新され、コーナー外側の方が長く内側の車に追いつくために車が少し速くなることを許容するようになりました。
  • ロードコースでピット出口をクリーンに走行するとピットエントリーの黒旗がクリアされることがあった問題を修正しました。それが起こるのはオーバルコースのみです。
  • レースコントロールは無効ラップを検出するとドライバーに通知するようになりました。レースサーバーとの通信品質に問題があって途切れたりする場合にドライバーがそれに気付けるようにします。この通知はインシデントと同様にレースコントロールからのテキストチャットメッセージで示されます。

Active Reset

  • 外れたパーツの重量がアクティブリセット後に元に戻っていない問題を修正しました。外れた部品は復元されてもその重量が復元されていませんでした。そのパーツが再び外れると結果的にその重量を2回失うことになっていました。この車体重量に影響する処理が時間経過とともに繰り返されていた可能性があります。
  • アクティブリセットでティアオフを含むウィンドシールドやバイザーの状態が保存されていなかった問題を修正しました。
  • アクティブリセットが短時間で行われた場合にホイールが修理されなかったりロックされてしまう問題を修正しました。

Dirt Racing

  • 特にウォール近くで、ダートの量が変化するにつれてトラックのサイドウォールに沿って行き過ぎたバンプが生成されるのを抑えるため、ダートトラック表面のジオメトリを更新する方法をアップデートしました。
    • この修正で、ウォールの向こうで高さの異なる草地などレースと関係しない近くの地形によってダートトラック表面の高さ計算で異常データが出てくる問題が修正されます。
  • ダートレースの改善努力を続けており、開発は進捗していて近い将来のプランもあるので安心してください。このプロジェクトについて詳細はこちらを参照してください:

AI Racing

  • AI ドライバーは以下の車両を習得しました:
    • Late Model Stock
    • Mercedes-AMG W13 E Performance
    • Ray FF1600
    • Renault Clio R.S. V
  • AI ドライバーは以下のレイアウトを習得しました::
    • Atlanta Motor Speedway – Oval
    • Circuit de Barcelona-Catalunya – Club
    • Circuit de Barcelona-Catalunya – Historic
    • Circuit de Barcelona-Catalunya – Moto
    • Circuit de Barcelona-Catalunya – National
    • Circuito de Jerez – Ángel Nieto – Grand Prix
    • Circuito de Jerez – Ángel Nieto – Moto
    • Circuit Park Zandvoort – Chicane
    • Circuit Park Zandvoort – Club
    • Circuit Park Zandvoort – Grand Prix
    • Circuit Park Zandvoort – National
    • Circuit Park Zandvoort – Oostelijk
    • Circuit Zolder – Alternate
    • Circuit Zolder – Grand Prix
    • Darlington Raceway
    • Detroit Grand Prix at Belle Isle
    • Los Angeles Memorial Coliseum
    • Nashville Superspeedway
    • Oxford Plains Speedway
    • Pocono Raceway
    • Suzuka International Racing Course – East
    • Suzuka International Racing Course – Moto
    • Suzuka International Racing Course – West
    • Suzuka International Racing Course – West w/chicane
    • Twin Ring Motegi – Grand Prix
    • Twin Ring Motegi – West
  • AI ドライバーは以下の車両で追加トレーニングを満了しました:
    • Mercedes-AMG GT3 2020
    • NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
  • AI ドライバーは以下のレイアウトで追加トレーニングを満了しました:
    • Circuit of the Americas – Grand Prix
    • Long Beach Street Circuit
    • Watkins Glen International (ALL)
    • Winton Motor Raceway – National
  • AI レースのペースカードライバーが賭けに負けてポルシェを失ったため、ペースカーはセダンに変更となりました。
  • AI ドライバーは以下の iRacing 2022-2023 冬季講習を満了しました:
    • ステアリング講座 LV2: バンクとバンプでの車体制御
    • ゼロを超えるな – AI 安全運転啓蒙活動
    • デジタル紳士淑女のためのペースカーエチケット
    • 簡単! ジャンプスタートしないためのたったひとつの方法!
    • スーパースピードウェイでのギアレシオ選択ガイド
    • フォスターサンダースヒンクルパティンソン14世の ロードコース レーステクニック
    • 頭脳ソフトウェアアップデート022388 – ラインリーダーのためのローリングスタート技術
    • Mr. ABS との井戸端会議
    • Star Cup 勝者からのスライドレッスン
    • 失格になる前にタイヤを交換しろ!
    • ペースカーラインの予測とその他の高度な数学公式
    • タイムペナルティ消化の忍耐 101 レッスン
    • 2ワイドペースカー走行中のごまかし
    • 回避の妙技: 速い車やミサイルの回避テクニック
  • AI ドライバーのステアリング操作によってシムがクラッシュすることがあった問題を修正しました。

Soft Surface Modeling

  • 車が若干速すぎたのでグラベルのパラメータをアップデートしました。

Auto Fuel

  • 給油に関する新機能 Auto Fuel が使えるようになりました。
    • このオプションによってイベントの最後まで到達できるだけの十分な燃料を給油するか必要なら満タン給油することができます。車とコースとイベントを通じてのドライビング、及びその他の変数によって給油量が決定されます。
      • Auto Fuel が適切に働くには、使用中の車とコースで自分である程度走行した燃費データが必要です。例えば、プラクティス開始時にはまだ十分なデータがないことが通知され、いくらかラップすると正確で有効な見積に更新されます。
    • Fuel ブラックボックスではマージンを選択することもできます。
      • Auto Fuel ではコーションラップは計算に含みません。
      • 時間制レースでの追加の 1周分は自動的に組み込まれます。
  • Auto Fuel 機能についてはカスタマーサポートのこちらのページも参照してください: https://support.iracing.com/en/support/solutions/articles/31000169381-how-to-use-autofuel
  • この新しい給油オプションは以下の車両・クラスで使えます:
    • GT3 Cars
    • GT4 Cars
    • GTE Cars
    • NASCAR Cup Series Next Gen Cars
    • NASCAR Trucks
    • NASCAR Xfinity Class Cars
    • V8 Supercars Cars
    • Touring Class Cars
    • ARCA Menards Chevrolet Impala
    • Aston Martin DBR9 GT1
    • Audi 90 GTO
    • BMW M Hybrid V8
    • Chevrolet Corvette C6.R GT1
    • Dallara F3
    • Dallara iR-01
    • Dallara P217
    • Ford GT GT2
    • Formula Renault 3.5
    • Global Mazda MX-5 Cup
    • Indy Pro 2000 PM-18
    • iRacing Formula iR-04
    • Late Model Stock
    • Lotus 79
    • Nissan GTP ZXT
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • Radical SR10
    • Ray FF1600
    • Renault Clio R.S. V
    • Super Late Model
    • Toyota GR86
    • USF 2000

Graphics

  • SpeedTree の制御をアップデートしてパフォーマンスを改善しました:
    • SpeedTree はポータルごとに選別されたので複数のミラーがレンダリングされる際のパフォーマンスに作用するはずです。
    • SpeedTree のメモリ使用が改善されました。
    • SpeedTree のセルフシャドウオプションはすべてのグラフィックパフォーマンスクラス設定でデフォルトでは無効となりました。以前はすべてのグラフィックパフォーマンスクラス設定で有効でしたが、2つの追加レンダーが必要となるためにスタッタリングやパフォーマンスヒットがありました。
  • グラフィックプリセットで Low Quality を選択しても車両のシェーダーが不適切なディテールレベルに設定されてしまう問題を修正しました。
  • ゴーストカーがオブジェクトを塞ぐ問題を修正しました。再びゴーストらしくなりました。

Visual Effects

  • PopcornFX パーティクルシステムが最新バージョンにアップデートされました。
  • オートマチックシフトエイドを使用しているとドライバーのシフト操作アニメーションが適切に再生されない問題を修正しました。
  • 運送車両やトレーラーなどの駐車車両に反射マップが適用され、輝いたり反射するようになりました。

Audio

  • 新しいオーディオ機能がいくつかのクラスに追加されました: GT3, GT4, GTE, TCR
    • ダイナミックブレーキオーディオはブレーキの温度と車両フィジクスで生成されるペダル圧を使ってブレーキが鳴く音及び音量をコントロールします。 ブレーキサウンドは高温になるとフェードし、冷めると戻る傾向があります。これらのノイズはブレーキペダル圧からダイレクトに影響を受け、圧が高まると音量も大きくなり、圧が弱まると音も小さくなります。
    • これらのアップデートされたサウンドはブレーキ動作と最適なブレーキ適用にとても役立ちます。
  • 本物のオーストラリア PA アナウンスがオーストラリアコースに追加されました。

Spotter

  • フロント/リアウィング及びサスペンションのダメージ報告についてスポッターがアップデートされました:
    • 多くのダメージが発生するとトリガーされるメッセージが増えます。また、部分的に修復された部品が再びダメージを負った場合にもメッセージがトリガーされます。これは 1回だけの初期ダメージとは異なり、部品が完全に修復された場合のみリセットされます。
    • キューに登録されたメッセージはパーツが修復されたり、より大きなダメージを負った場合には、メッセージ自体がキャンセルされることがあります。
      • これらの修正は、チームが車両から受け取る不正確なダメージ状況や、ピットから出てすぐに受け取るメッセージを正すことを目的に行われました。
  • Ari Cejas さんによってスペイン語スポッターパックがアップデートされました。
    • Thank you, Ari!
  • Guto Colvara によってポルトガル語スポッターパックがアップデートされました。
    • Thank you, Guto!

Cameras

  • コクピットモデルでコクピット内のカメラが車外に影を適切に投影するようになりました。

Replays

  • リプレイスプールが有効なとき、「_spool.tmp」ファイルが「%USERPROFILE%\Documents」フォルダでなく「%LOCALAPPDATA%」フォルダに書き込まれます。
    • これはマイクロソフト OneDrive がリプレイ用一時ファイル _spool.tmp をクラウドへ同期することでアップロード帯域を使われるのを防ぐ試みです。
    • 以前の動作に戻すには、 app.ini の [Replay] spoolRecordingToDir=C:\users\user_name\documents\iracing\replay を編集することができます。
  • コースの端に水が表示されることがあった問題を修正しました。
  • 一部のリプレイで、イベント中に存在した雲が表示されない問題を修正しました。

Voice Chat

  • ボイスチャットの音量調整をしているつもりが、異なる音声入力チャンネルの音量調整をしているように見えた UI の問題を修正しました。

Controllers

  • Razer と Logitech のキーボード両方でキーボードのバックライトを修正したので、そのレスポンスがリニアになりました。シム起動時に少量のバックライトが Logitech キーボードに追加されてキーが読みやすくなりました。

Force Feedback

  • 一部の Logitech ハンドルの 360 Hz FFB モードのサポートが追加されました。これはデフォルトで有効ですが app.ini の [Force Feedback] enableFFB360HzInterpolated=0 設定で無効化することもできます。
  • ブレーキのキャリブレーションでブレーキペダルがロードセルペダルかどうか確認して、ブレーキカーブを自動設定できるようになりました。
  • Auto ボタンは走行から走行まで一貫性があります。
  • 新しいクラッシュサスペンションロジックの一部のクラッシュフォースが裏抜けする問題を修正しました。衝突時はもっと静かになります。

Telemetry

  • 新しいテレメトリ変数 IsGarageVisible が追加されました。
    • この変数はガレージ画面が表示されているときに True を返します。ガレージフィジクスが使用されていることを示す既存の変数 IsInGarage と関連しています。
      この変数はチームセッションで便利です。例えば、車はガレージに入っていなくてもクルーチーフががレージ画面を開くことがあります。配信でガレージの値を見せたくない場合に示すことができます。

2023s2 リリースノート:

Release Notes

2023 シーズン 1 ビルド パッチ 3 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

※今季これまでのリリースノート:
2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – ハイライト
2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Simulation
2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – iRacing UI
2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Cars
2023 Season 1 Release Notes [2022.12.06.01] – Tracks
Release Notes for iRacing UI (7.24.5)
Release Notes for iRacing UI (7.25.0)
Release Notes fir iRacing UI (7.25.1)
2023 Season 1 Hotfix 1 Release Notes [2022.12.08.01]
Release Notes fir iRacing UI (7.25.2)
Release Notes fir iRacing UI (7.25.3)
2023 Season 1 Hotfix 2 Release Notes [2022.12.14.02]
2023 Season 1 Hotfix 3 Release Notes [2022.12.15.02]
2023 Season 1 Patch 1 Release Notes [2022.12.20.03]
2023 Season 1 Patch 2 Release Notes [2023.01.06.02]
Release Notes for iRacing UI (7.26.1)


このパッチには 2023 シーズン 1 リリースの様々な修正とアップデートが含まれます。

iRACING UI:

Go Racing

  • Race Guide で選択された時刻がイベント開始後だったとき、繰り返されないイベントは表示されなかった問題を修正しました。

Series

  • Go Racing メニューでレースをクリックしたあと、Results タブは Season Results でなく Series Results が表示されるようになりました。
  • Race Results の並び順を降順にして新しいイベントが上に来るようにしました。
  • カークラスごとのエントリー分布を示すフィールドサイズが Season Session Results のツールチップで表示されるようになりました。

AI Racing

  • AI Racing で、必要に応じて Time of Day のワーニングが表示されるようになりました。
  • AI 対応でないカークラスを使用すると、AI 非対応の車両がセッションから除外されるようになりました。

Leagues

  • 複数のリーグレースイベントを連続して作成するとエラー発生の可能性がある問題を解消しました。
  • ホストイベントを作成して Enable League Racing をクリックしたときにユーザーのリーグを選択するドロップダウンが表示されない問題を解消しました。

Results

  • ルーキーシリーズの Results & Stats ページで Series Stats に iRating が表示されていた問題を修正しました。

Stats

  • Series Stats 画面で 1ページに表示する行数を 10 から 25 に増やしました。

Replays

  • 複数のオンラインリプレイを続けて削除すると問題が生じる可能性があったのを修正しました。

Protests

  • プロテストデータの送信処理を最適化しました。

Account

  • View Order ウィンドウで戻るボタンを使っても適切な場所に戻れない問題を修正しました。

Errors

  • 「Could Not Find SIM Error」に関するヘルプページを追加して、このエラーに遭遇した方により良いアシストができるようにしました。

SIMULATION:

Clubs

  • Mid-South クラブのロゴがアップデートされました。

AI Racing

  • AI ドライバーが Porsche 911 GT3 Cup (992) のレーシングスキルを向上させました。

New Damage Model

  • 2023 シーズン 1 リリースでは、新ダメージモデル全体に関わる長年の問題が修正されました。これらの問題により、 2023 シーズン 1 以前に新ダメージモデルを使うように開発された車両は一般的により強く耐久性がありました。
  • 長年の問題が解消されたこのパッチには、これらの車両を現実的な設定にリセットするための新ダメージモデルの色々な調整が含まれます。一般的に、この修正によって新ダメージモデルを使う多くの車種が弱くなります。注意してください!

Camera

  • カメラツールにモーションブラーの量を増減するための新しいコントロールを追加しました。この値はカメラごとの設定です。

Telemetry

  • 新しいテレメトリ値「ClutchRaw」が追加されました。
    • この値はアンチストールが適用されていないクラッチペダルの生の位置を示します。BrakeRaw などと同様です。

CARS:

GT4 Cars

  • 新ダメージモデルのチューニングを完了しました:
    • 多くのパネルについて、イールドや破壊限界を引き下げました。
    • 路面と衝突した際の摩擦強度を引き下げました。

NASCAR Trucks Class Trucks

  • 車両テクスチャやデカールのアートワークを 2023 シーズンに向けてアップデートしました。
    • NASCAR トラックシリーズの Craftsman へのスポンサー変更についても含まれます。
  • これらの車両名が読みやすいよう調整されました。
  • シェーダー品質を高く設定しているとフェンダーに擦過痕やダメージ表現が現れる問題を修正しました。

NASCAR Classic 1987 Class Cars

  • 新ダメージモデルのチューニングを完了しました。車体から外れる部品のイールドや破壊限界を引き下げました。

NASCAR Cup Series Next Gen Cars

  • 車体モデルとテクスチャの 2023 シーズンアップデートを完了しました。
  • NASCAR の 75周年デカールが追加されました。
  • Bristol Motor Speedway – Dirt の iRacing セットアップが追加されました。

NASCAR Xfinity Class Cars

  • テクスチャやデカールの車体アートワークを 2023 シーズン向けにアップデートしました。

Touring Cars

  • 新ダメージモデルのチューニングを完了しました:
    • 多くのパネルや外れるマウント部のイールドや破壊限界を引き下げました。
    • 路面と衝突した際の摩擦強度を引き下げました。
    • サスペンション部品とノーズマウントの弾性を引き下げてこれらの部品が壊れた場合のリバウンド速度を減少させました。

ARCA Menards Chevrolet Impala

  • 新ダメージモデルのチューニングを完了しました:
    • 多くのパネルや外れる部品のイールドや破壊限界を引き下げました。
    • 一部のフロントコンポーネントについてはイールドや破壊限界を引き上げました。
    • リアホイールの過伸張を小さくしました。

BMW M Hybrid V8

  • 車両の詳細テキストを更新しました。

Chevrolet Corvette C8.R GTE

  • バックファイアサウンドを改善しました。

Dallara F3

  • Circuit de Nevers Magny-Cours 用の iRacing セットアップをアップデートしました。

Dallara IR18

  • 新ダメージモデルのチューニングを完了しました。すべてのボディマウントについて、イールドや破壊限界が大幅に引き下げられました。

Dirt Modified

  • 一部で Big Block と 358 バージョンの両方が「Big Block」と名付けられていた問題を修正しました。

Dirt Sprint Car

  • 新ダメージモデルのチューニングを完了しました。ウィングとホイールのイールドや破壊限界が引き下げられました。

Dirt Sprint Car Non-Winged

  • 新ダメージモデルのチューニングを完了しました。ホイールのイールドや破壊限界が引き下げられました。

Global Mazda MX-5 Cup

  • インターフェースモデルが適切に描画されるように修正しました。

NASCAR Trucks Chevrolet Silverado

  • トラックの車体にゴムの蓄積が適切に発生していなかったのを修正しました。

Pontiac Solstice

  • iRacing UI でコクピットが適切に表示されていなかった問題を修正しました。

Radical SR10

  • 新ダメージモデルのチューニングを完了しました。多くのパネルについてイールドや破壊限界が引き下げられました。

Skip Barber Formula 2000

  • 新ダメージモデルのチューニングを完了しました:
    • 多くのパネルや外れるマウント部のイールドや破壊限界を引き下げました。
    • 路面と衝突した際の摩擦強度を引き下げました。

[Legacy] Dallara DW12

  • iRacing UI 用モデルのタイヤブランドについてアップデートしました。

TRACKS:

Chili Bowl

  • スターティンググリッドのサイズを調整しました。

Daytona International Speedway

  • 一部のSAFERバリアを通り抜けて地形の一部が表示されていた問題を修正しました。

Kansas Speedway

  • (Road Course) – スターティンググリッドが 60 に拡大されました。

Sonoma Raceway

  • ショートパレードラップが選択できるようになりました。

Suzuka International Racing Course

  • (West & West w/chicane) スターティンググリッドが 60 に拡大されました。

Virginia International Raceway

  • (South Course & Patriot Course) – テクニックを磨くため、これらのレイアウトにもフラッグマンのバーニーが登場しました!
  • 地形にあった様々な穴や縫い目を塞ぎました。

Release Notes

2022 シーズン 2 ビルドのリリースノート(プレリリース版)を和訳して紹介します。2022 シーズン 2 ビルドは、日本時間 2022/03/08(火)22時からで計画されているメンテナンスでリリースされる予定です。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 3ページに分けました。

2022s2 リリースノート目次:


iRacing 2022 シーズン 2 が来ます。ガレージの拡張をしてください – このリリースでは 6台もの新車(アストンマーチン ヴァンテージGT4、ヒュンダイ ヴェロスター、iRacing Formula iR-04、NASCAR ビュイック ルセーバー 1987、ストックカープロシリーズのトヨタカローラとシボレークルーズ) と 2つの新サーキット(I-55、ウィントン モーターレースウェイ) が新登場。ストックカープロシリーズ車両以外で新ダメージモデルがはじめから有効化されています。新しく 10コンテンツがAI レースに対応します。ネットコードの改善、タイヤのマルチコンパウンドルールもあります。GT3車両にはエアロとタイヤのアップデートがあります。NASCAR キャンピングワールド トラックは 2022年仕様となり、トヨタ タンドラがアップグレードされます。iRacing 2022 シーズン 2 へようこそ!

シーズンハイライト:

  • Aston Martin Vantage GT4(アストン マーチン ヴァンテージ GT4)
  • Hyundai Veloster N TC(ヒュンダイ ヴェロスター)
  • iRacing Formula iR-04
  • NASCAR Buick LeSabre – 1987(NASCAR ’87 ビュイック ルセーバー)
  • Stock Car Pro Series Toyota Corolla(ストックカープロシリーズ トヨタ カローラ)
  • Stock Car Pro Series Chevrolet Cruze(ストックカープロシリーズ シボレー クルーズ)
  • Federated Auto Parts Raceway at I-55(I-55 レースウェイ)
  • Winton Motor Raceway(ウィントン モーター レースウェイ)
  • ネットコード改善
  • タイヤの複数コンパウンド使用ルール
  • スポッターコールアップデート: 燃料、タイヤコンパウンド、ピットボックスコール
  • GT3 アップデート: エアロ及びタイヤ
  • NASCAR Camping World Truck Seriesを2022 シーズン仕様にアップデート
  • 新ダメージモデル適用車種:
    Aston Martin Vantage GT4
    Hyundai Veloster N TC
    iRacing Formula iR-04
    NASCAR Buick LeSabre – 1987
  • AI 用車両の追加:
    Aston Martin Vantage GT4
    Hyundai Veloster N TC
    Mercedes-AMG F1 W12 E Performance
  • AI 用コースの追加:
    Autodromo Nazionale Monza – Grand Prix
    Circuit of the Americas – Grand Prix
    Circuit Gilles Villeneuve
    Silverstone Circuit – Grand Prix
    Suzuka International Racing Course – Grand Prix
    Winton Motor Raceway

Visit our 2022 Season 2 features page here: https://www.iracing.com/seasons/2022-s2/

2022 シーズン 2 リリースの詳細を以下に記します。

continue reading…

Release Notes

2022 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。

間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 3ページに分けました。

2022s1 リリースノート目次:


シーズンハイライト:

  • Honda Civic Type R
  • Hyundai Elantra N TC
  • Mercedes-AMG F1 W12 E Performance
  • Knockhill Racing Circuit
  • Watkins Glen International (2021 完全再スキャン & 再開発版)
  • Hockenheimring Baden-Württemberg に 4 レイアウト追加 = Porsche Experience Center
  • Tire Scuffing Visual Effect
  • 「Ready to Race!」ボタン
  • 新ダメージモデル搭載: Dirt Street Stock, Honda Civic Type R, Hyundai Elantra N TC, Mercedes-AMG F1 W12 E Performance
  • AI レースで使用可能な車両 x3: Dallara IR18, Honda Civic Type R, Hyundai Elantra N TC
  • AI レースで使用可能なコース x19: Charlotte Motor Speedway – Rallycross 以外の 6 レイアウト, Homestead Miami Speedway – Indy Oval, Indianapolis Motor Speedway – Oval & IndyCar Oval, Knockhill Racing Circuit – 全 4 レイアウト, Nashville Fairgrounds Speedway – Oval, Watkins Glen International – 全 4 レイアウト, World Wide Technology Raceway – Oval

2022 シーズン 1 リリースの詳細を以下に記します。

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Release Notes

2021 Season 4 Patch 4 Release Notes [2021.11.10.03] を和訳して掲載します。

間違いなど見つけたら教えてくださいね

2021s4 Release Notes
iRacing UI 05.17.05 Release Notes
2021s4 Patch 1 Release Notes
2021s4 Patch 2 Release Notes
2021s4 Patch 2 Hotfix 1 Release Notes
2021s4 Patch 3 Release Notes


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Release Notes

2021 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。

間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4ページに分けました。

2021s4 リリースノート目次:


iRacing 2021 シーズン 4 ビルドが登場します!
このリリースでは、新コンテンツとしてフェラーリ488 GT3 Evo、ポルシェ911 GT3 Cup (992)、ヒッコリー・モーター・スピードウェイ、ハンガロリンク・サーキットが追加されます!AI ドライバーロースターをホストレースに追加して、レースフィールドを大きくすることができるようになりました。「ノーダメージ」モードを「ヒーリング」ダメージモードにアップデートして、レースを台無しにする永続的案ダメージを負うことはなしにリアルな接触判定と物理法則を確保できるようになりました。SCCAスペック・レーサー・フォードとストリート・ストックの両車はアートワークのオーバーホールが行われ、新ダメージモデルも搭載しました。全車両にロードタイヤが与えられたので、どの車でもどのトラックでも走行できるようになりました!5台の車両と 11のレイアウトで計16個のコンテンツが AI用として拡充されました。
iRacingの2021シーズン4へようこそ!

シーズンハイライト:

  • Ferrari 488 GT3 Evo
  • Porsche 911 GT3 Cup (992)
  • Hickory Motor Speedway
  • Hungaroring Circuit
  • Hosted AI Racing
  • 新しい「Healing」ノー・ダメージ・モード
  • SCCA Spec Racer Ford & Street Stock にアートオーバーホール
  • SCCA Spec Racer Ford & Street Stock に新ダメージモデル
  • 全車両でロードタイヤ装着可能に
  • 5台の車両が AI レースで使用可能に:
    Ferrari 488 GT3 Evo
    Porsche 911 GT3 Cup (992)
    Super Late Model
    Supercars Ford Mustang GT
    Supercars Holden ZB Commodore
  • 11レイアウトで AI レースが可能に:
    Bristol – Dual Pit Roads
    Bristol – Single Pit Roads
    Concord Speedway
    Five Flags Speedway
    Hickory Motor Speedway
    Hungaroring Circuit
    Mount Panorama Circuit
    Myrtle Beach Speedway
    Phillip Island Circuit
    Red Bull Ring – North
    The Bullring

2021 シーズン 4 をフィーチャーしたページもどうぞ: https://www.iracing.com/2021-season-4/

リリースノーツ全編を以下に記します。

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