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Tag: AI

2025 Season 3 build

2025 シーズン 3 ビルドでのアップデートおよび今後登場するコンテンツについてエグゼクティブプロデューサー Greg Hill が紹介する動画が公開されました。


https://www.youtube.com/watch?v=V9EjM3n2Nfo

以下の記事で紹介している内容ですが、記事に対応した新しい映像が出てきていますよ!コースの外で信号待ちする一般車両には驚きました。

iRacing最新の開発状況について – 2025/05

Release Notes

2025 シーズン 3 パッチ 1 のリリースノートを和訳しました。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2025 Season 3 Patch 1 Release Notes [2025.06.12.02]

このパッチで 2025 シーズン 3 リリースの修正と更新を配信します。

iRACING:

Paint Kit

  • ヘルメットやスーツでもカメラ表示のセンタリング動作を改善しました。
  • Paint Kit でのカメラ表示で、新しい車をロードするたびにカメラピッチがリセットされていた問題を修正しました。

SIMULATION:

AI Racing

  • AI ドライバーがグラベルや泥の上に長く留まると脳死状態となってしまう問題を修正しました。AI コミュニティにはとてもトラウマとなる体験でした。

Connectivity

  • 接続性ブラックフラッグルールがホストセッションで有効化できるようになりました!
    • 接続性ブラックフラッグルールが有効化されるとオフィシャルセッションと同様に、レースサーバーへの接続が断絶的で不安定なドライバーはブラックフラッグを受け、接続状況が改善されるまでピットに送られます。

Graphics

  • カメラ距離に応じて 3D 縁石があるべきよりも低い解像度設定でレンダリングされ、視覚的にチラつきが生じていた問題を修正しました。特に The Bend で顕著でした。

CARS:

<Car Class> GTP Series Cars

  • タイヤの種類ごとに個別の車高ルールとなりました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

<Car Class> NASCAR Cup Series Gen 7 Cars

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

<Car Class> Touring Series Cars

  • タイヤの種類ごとに個別の車高ルールとなりました。
  • スタンディングスタートでハンドブレーキが掛けられているのにスターティンググリッドから車が動いてしまう問題を修正しました。

Audi RS 3 LMS TCR

  • 他の TCR クラス車両と同様、スタンディングスタートの補助に使えるようにハンドブレーキをリアブレーキからフロントブレーキへと移しました。

BMW M Hybrid V8

  • デジタルディスプレイでの、タイヤカーカス温度の色分けの問題を修正しました。
  • デジタルディスプレイに表示される燃料残量ワーニングの問題を修正しました。

BMW M2 CSR

  • タイヤの種類ごとに個別の車高ルールとなりました。

Dallara IR18

  • デジタルダッシュボードで、ワーニング表示で背景色が黄色になったときにはタイヤ温度は黒文字で表示するようになりました。

Ferrari 296 Challenge

  • フロントキャンバー制限値が -3.5 へと拡大されました。
  • Triarsi ペイントをアップデートしました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Global Mazda MX-5 Cup

  • タイヤの種類ごとに個別の車高ルールとなりました。

Mercedes-AMG W12 E Performance

  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Renault Clio R.S. V

  • タイヤの種類ごとに個別の車高ルールとなりました。
  • iRacing セットアップがアップデートされました。

Super Formula Lights

  • タイヤの種類ごとに個別の車高ルールとなりました。

Toyota GR86

  • タイヤの種類ごとに個別の車高ルールとなりました。
  • ブレーキングスタビリティが改善しました。

TRACKS:

Bristol Motor Speedway

  • フロントグランドスタンドに 2つ目の機能するスコアボードが追加されました。

Darlington Raceway

  • 観客がスタンドにフィットするよう調整しました。

EchoPark Speedway (Atlanta)

  • 夜間照明が有効化されました!

Homestead Miami Speedway

  • カメラ距離が変化するとフラッグポールが消えたり表示されたり視覚的にチラつく問題を修正しました。

Indianapolis Motor Speedway

  • ピットライトに HALO ライトが追加されました。

Iowa Speedway

  • 夜間照明が有効化されました!

Kansas Speedway

  • グラフィックオプションでグランドスタンドを無効化しても観客が表示される問題を修正しました。

Las Vegas Motor Speedway

  • 地面に埋もれていた観客を救い出しました。ゾンビ化の影響があるかもしれませんが、一晩休めば治っているはずです!

Lucas Oil Indianapolis Raceway Park

  • 夜間照明が有効化されました!

Martinsville Speedway

  • 夜間照明が有効化されました!
  • 一部の観客の位置を調整しました。
  • 屋根の上にファンが乗っているのが見つかりました。これは許可されていなかったため、退去するよう求められました。

Michigan International Speedway

  • Michigan Acceleration Track Club の建物はなくなりました。

Nashville Superspeedway

  • 夜間照明が有効化されました!

Phoenix Raceway

  • 夜間照明が有効化されました!
  • サボテン型スタンドのイルミネーションを修正しました。
  • サボテンの見た目がアップデートされましたが、依然としてトゲトゲしています。

Portland International Speedway

  • 浮いていた車両が取り除かれました。

Richmond Raceway

  • 夜間照明が有効化されました!

Rudskogen Motorsenter

  • ターン 13 のチェックポイントのエラーを修正しました。

Shell V-Power Motorsport Park at The Bend

  • 様々なオブジェクトが、カメラ距離が変化すると消えたり表示されたりする視覚的な問題を修正しました。
  • ピットガレージ複合施設のホテルセクションにある標識を更新しました。
  • いくつかの浮いていたトラックが地上に戻されました。

Talladega Superspeedway

  • ピクニックテーブルを占領していたいくつかのフェンスを除去して、テーブルをゲストに解放しました。

Release Notes

2025 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けます。ひとまずハイライトのみ記載して、後日、リリースノート本文の和訳を追記・公開予定。

2025s3 リリースノート:


SIMULATION:

Licenses & Official Racing

  • シーズン終了と新シーズン用 Division 作成する処理を改善し、大幅に高速化され、信頼性も向上しました。オフィシャルセッションをスケジュールできないシーズン切り替え期間にこれまでよりも短時間で完了することを期待いただけます!
    • また、Division を定義する iRating と ttRating の値は、前シーズンのユーザ参加状況に基づいて各レースカテゴリごとに個別計算されるようになりました。これにより各 Division への参加者配分がより均等になります。

Connectivity

  • レイテンシ警告のアイコンとタイミングが更新されました。
  • 一部の車両位置外挿処理を改善し、ドライバー間のコリジョン検出精度を改善しました。
  • 接続性ブラックフラッグシステムに様々な改善が加えられました:
    • チームが接続性ブラックフラッグを受けたとき、ラジオメッセージがチーム全員に表示されるようになりました。
    • 接続性ブラックフラッグは別のフラッグと組み合わせて表示できるようになりました。
    • 接続性ブラックフラッグを受けた車両のピット作業や車両修理が許可されるようになりました。
    • 接続性ブラックフラッグを受けたレーサーにはコーションフラッグが表示されなくなりました。ゴーストはコーションを無視できます。
    • 運転できるチームメイトは、接続性ブラックフラッグを受けてゴーストドライブ中のドライバーを車両から降ろすことができるようになりました。そのドライバーの接続安定性が回復すればチームはレースに復帰できる可能性があるので注意してください!

Physics

  • 自車が他車と接触したときの衝撃力の外挿と適用を改善しました。

Race Control

  • 特に車両が高速で近づくことが予想される場合、トラックデブリ情報のイエローフラッグがより早く振られるようになりました。
  • リードラップ車両に対してピットがオープンされないことがあるレースコントロールの問題を修正しました。これは EchoPark Speedway (Atlanta) で最も多く発生していました。
  • シングルファイルリスタートが有効な状態でコーションが連続すると、コーション最終ラップでグリーンホワイトチェッカーがトリガーされるとレースコントロールがダブルファイルリスタートにセットしない問題を修正しました。

AI Racing

  • AI ドライバーが以下の車両のトレーニングを終えました:
    • Audi R18
    • Ferrari 296 Challenge
    • Porsche 919
    • Silver Crown
  • AI ドライバーが以下のレイアウトのトレーニングを終えました:
    • Shell V-Power Motorsport Park at The Bend – ALL SEVEN CONFIGS
    • Daytona International Speedway – Moto – 2008
    • Daytona International Speedway – Short – 2008
    • Iowa Speedway – Oval
    • Richmond Raceway
  • 以下の AI 車両で、タイヤ温度モデリングがプレイヤーと同等の精度へと向上するアップデートが適用されました。これにより極めて低温時の AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。:
    • Dallara IR18
    • NASCAR Cup Series Gen 7 Class Cars
    • Skip Barber Formula 2000
    • Super Formula SF23 Class Cars
  • アダプティブ AI 学習モジュールがアップグレードされて機能強化を行いました:
    • AI ドライバーによるスキル分析間隔と処理を改善しました。
    • 各難易度設定のバランス強度を改善しました。
    • アダプティブ AI のスキルレーティングはイベント進行に連れてセッション間で引き継がれるようになりました。
    • 許容される最低難易度の幅がわずかに広がりました。
    • セッションがリセットされると AI ドライバーの難易度レーティングもリセットされます。
    • アダプティブ AI ドライバーがレースペースのアドバンテージを得るためにゼロ除算という思い切った動きを試したことでシミュレータのクラッシュが引き起こされていた問題を修正しました。
  • AI ドライバーは今シーズン自身のアダプティブ AI プログラミングを磨くことに時間を費やしたので従来の学習に割く能力が残っていませんでしたが、いくつかの教育セミナーに参加することができました::
    • リアコントロール: スタート時のグリップをマスターしよう
    • レインレース – 6章: ウェット路面のグリップを最大化しよう
    • レインレース – 7章: グリップロールなしのウェットレース
    • AI と P2P – 投資と戦略管理
  • ランダムに生成される AI ロースターについて、ペイントスキーマやナンバー形式、スポンサーなどが改善されました!
  • AI ドライバーが以下の車両で追加トレーニングを行いました:
    • FIA F4
    • GT3 Class Cars
    • Lotus 79
    • NASCAR Truck Series Class Trucks
  • AI ドライバーが以下のレイアウトでウェットレースを含むレーシングスキルを向上させました。:
    • Brands Hatch Circuit – Indy
    • Charlotte Motor Speedway – Legends RC Long
    • Charlotte Motor Speedway – Legends RC Medium
    • Charlotte Motor Speedway – Legends RC Short
    • Charlotte Motor Speedway – Roval Long
    • Daytona International Speedway – Road Course – 2008
    • Pocono Raceway
    • Talladega Superspeedway

Dirt Oval Racing

  • ブラックボックスから、使用できないタイヤと燃料のピットサービスチェックボックスを削除しました。ダートオーバルレース車両ではレース中のピットサービスが利用できないことを明確にしました。

Graphics

  • VR デバイスの Quad View Fixed Foveated Rendering のサポートが有効化されました!
    • Fixed Foveated Rendering (Quad View) は nVidia RTX 2000以上の GPU と OpenVR ヘッドセットで対応しています。高解像度 VR ディスプレイにおいて SPS より高速となる可能性があります。両目を低解像度でレンダリングしたあとで中央に高解像度のインセットをレンダリングします。これによってステレオ画像の端の解像度は低く、視線の先となる中央部分の解像度は高くなります。現在は OpenXR でのみ動作します。
    • このオプションを有効にするには、シミュレータを再起動する必要があります。OpenXR モードで起動して、Graphics Options で VR モードのドロップダウンリストから Foveated を選択してシミュレータを終了すると、次回 OpenXR で起動したときから有効になります。
      • Documents\iRacing\rendererDX11OpenXR.ini ファイルに、主に 2つの設定が追加されました。このファイルはシミュレータの終了時に上書きされるので、シミュレータを起動していないときに編集します。[openXR]セクションの FoveatedOuterPctRes では低解像度のエッジをレンダリングする解像度を指定します。設定値 35% は幅・高さの 35% を意味し、目のレンダリングで通常使用されるピクセルのおよそ 12% をレンダリングします。もう一つの設定は FoveatedInsetWidthPct で、視線の先で高解像度レンダリングするサイズを、こちらも幅・高さのパーセントで指定します(注: 視線のトラッキングはまだ有効でないので Fixed = “固定” Foveated です)。設定値 40% は視野の大部分をカバーしますが、目全体のピクセルの 16% しかレンダリングされません。これらの設定を組み合わせると、背景 12% + インセット 16% = 28% がレンダリングされるので、SPS と比べると 1/3 にもなります。これにより GPU フィルレート使用率とフレームレイテンシが削減されます。SPS やトリプルと同様に nVidia MVP を使用して 4ビューすべてを同時レンダリングしているため、Foveated は CPU 使用率にはほとんど影響せず、drawPrim コールが CPU ボトルネックを増加することはありません。
  • CPU 使用率が高いことを示す新しい警告表示が追加されました。CPU使用率が高くなるとリアルタイム処理が追いつけなくなり、マルチプレイのネットワーク問題を引き起こします。
    • この新しい警告はネットワークワーニングボックスに表示され、CPU アイコンとCPU使用率が色付のテキストが表示されます。
    • キューブマップ処理で照明と影の生成が改善しました。
  • テクスチャのエンコーディングをアップデートして品質がわずかに向上しました。多くのテクスチャで明るさの微調整が認識しやすいかもしれません。
  • 濡れた路面のレンダリングを向上させました。濡れ具合がどの程度であっても正しく濡れて表示されるようになりましたが、特に低い値でのグラデーションが改善しています。乾いていくラインやゆっくりと濡れていく路面の描画がより正確になります。これにより、水分量の少ないシーンで路面の粗さがおかしく見えたり、スペキュラマップで二重に反射して明るすぎる表示となる問題が修正されます。
  • 水位が低い場合に見える濡れ具合が抑えられてドライラインを見やすくなりました。
  • 雨粒シェーダーを調整しました。
  • 乾いて明るいダンプ路面をより正確に表現できるよう、車両から発せられる水しぶきを調整しました。水しぶきも方向や日照による色合いが改善しました。
  • 水たまりや濡れた路面乾いた路面、水しぶきなど、ウェットコースのビジュアルエフェクトが大幅にアップデートされました。
  • ウェットコースのビジュアルを向上して SSR とキューブマップのバージョンを同等に近づけました。
  • ダートコース路面の継ぎ目を埋めるために一部シェーダーを調整しました。
  • ダートコースの黒いスリック部分の反射と光沢を抑えました。
  • 霞を通した太陽光の減衰が少し緩和されました。
  • 古い樹木モデルのスペキュラーマップがアップデートされました。
  • Dale & Steve の隠しオブジェクトが新しいシェーダーでアップデートされて見栄えがよくなりました! 見つけることができるかな?
  • 一部の面に雲が影を落とさない問題を修正しました。
  • 一部の芝が金属調に見える問題を修正しました。
  • 一部コースの昼夜の移行時に、トラックラインなど一部のテクスチャがわずかにずれる問題を修正しました。
  • シェーダークオリティ設定が Low のときの様々な問題を修正しました。
  • 濃い霧の表示が暗すぎる問題を修正しました。
  • リプレイの早送り中にウィンドウをドラッグするとクラッシュする問題を修正しました。

Audio

  • オーディオデバイスのデフォルト選択に関わる問題を修正しました。

Weather

  • 5車種が Rain-Ready となりました!
    • Dallara IR18
    • Lotus 79
    • Skip Barber Formula 2000
    • Super Formula SF23 – Honda
    • Super Formula SF23 – Toyota
  • イベントの複数セッション間で異なる時間帯を指定した Static Weather 設定で、太陽が時間に従わずセッション中に同じ位置に留まり続ける問題を修正しました。
  • allow fog チェックをオフすると、霞/霧の予報は出なくなりました。

Controls

  • Asetek API がアップデートされ、360Hz FFB サポートが追加されました。
    • app.ini [Force Feedback] loadAsetekAPI=0 で無効化できます。
  • VRS API がアップデートされ、360Hz FFB サポートが追加されました。
    • app.ini [Force Feedback] loadVRSAPI=0 で無効化できます。
  • Fanatec API がアップデートされ、Fanatec の FullForce hapitic エフェクトのサポートが追加されました。
    • FullForce はステアリングホイールでの LFE 実装の一部で、Logitech の TrueForceと似ています。これによりエンジン振動などの触覚的な振動をステアリングホイールに送ります。これは通常、 DirectInput Force Feedback API では送信できないほど高い周波数です。これらのエフェクトは app.ini の [TrueForce] セクションでチューニングすることもできます。app.ini [Force Feedback] loadFanatecAPI=0 で Fanatec API を無効化することもできます。
  • Moza API がアップデートされ、Moza LFE Wheel haptic エフェクトと 360Hz モードのサポートが追加されました。
    • Wheel LFE を使用するとエンジン振動などの触覚的な振動をステアリングホイールに送ります。これは通常、 DirectInput Force Feedback API では送信できないほど高い周波数です。これらのエフェクトは app.ini の [TrueForce] セクションでチューニングすることもできます。app.ini [Force Feedback] loadMozaAPI=0 で Moza API を無効化することもできます。

AutoFuel

  • ドライバー以外のチームメイトが Auto Fuel ブラックボックスを編集できない問題を修正しました。
  • 燃料量の計算で 31 周を超えると 31 周に切り捨てられてしまう問題を修正しました。

User Interface

  • クラブの表示がフラッグに代わりました!
    • アカウントに関連するフラッグを自分で選択することができるようになりました。選択したフラッグが様々な場所でドライバー名と共に表示されます。シミュレータ内では、エントリー列に表示されます。
  • クラブはシミュレータシステム、レースサーバ、テレメトリデータから取り除かれました。
  • ガレージ画面でのセッティング変更の適用ロジックと車検処理を改善しました。
    • Apply ボタンを押すと状態に応じて Wait / Passed / Apply に切り替わるようになりました。
    • Done ボタンは車検処理待ち・車検処理中には無効化されます。
    • 車検処理中はすべてのガレージ調整項目が無効化されます。
    • すべてのガレージ調整は 5秒後に行われる車検処理のキューに送られます。他の調整項目を触るとタイマーはリセットされ、車検処理によって中断されることなく複数項目を素早く連続して調整することができるようになります。

Telemetry

  • タイヤコンパウンド情報がセッション文字列に追加されました。
    • これを使用してタイヤインデックス(PitSvTireCompound または PlayerTireCompound)からタイヤタイプ(Hard, Soft, Qualifying, Wet, All-Purpose, 等)に変換できます。
    • DriverInfo:DriverTires[]:TireIndex および TireCompoundType を参照してください。
  • WeekendInfo:TrackLength: の解像度が 10m から 10cm に拡大しました。

2025s3 リリースノート:

Release Notes

2025 シーズン 3 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けます。ひとまずハイライトのみ記載して、後日、リリースノート本文の和訳を追記・公開予定。

2025s3 リリースノート:


2025 Season 3 Release Notes [2025.06.10.01]

iRacing 2025 シーズン 3 ビルドが準備できました! 日本時間 2025/06/17 09:00 から始まる 2025 シーズン 3 向けの新コンテンツや新機能、修正や改善が含まれています!

シーズンハイライト:

  • Ferrari 296 Challenge
  • NASCAR Gen 4 Chevrolet Monte Carlo – 2003
  • NASCAR Gen 4 Ford Taurus – 2003
  • フィジクスオーバーホール:
    GT3 クラス
    NASCAR カップカー Gen 7
    Dallara IR18
  • Shell V-Power Motorsport Park at The Bend
  • NASCAR トラック アートオーバーホール:
    EchoPark Speedway (Atlanta)
    Indianapolis Motor Speedway
    Iowa Speedway
    Lime Rock Park
    Lucas Oil Indianapolis Raceway Park
    Martinsville Speedway
    Michigan International Speedway
    Nashville Superspeedway
    Phoenix Raceway
    Pocono Raceway
    Richmond Raceway
    Talladega Superspeedway)
  • ペイントキットを拡張して複数ボディタイプをサポート
  • アダプティブ AI が ホストセッションで使用可能に
  • アダプティブ AI が AI シーズンで使用可能に
  • 新しい組み込み AI シーズン
  • クラブに代わって Flags システムが有効化
  • Fixed Foveated Rendering (FFR = 固定中心窩レンダリング) for Open XR
  • より多くのデバイスで 360 Hz FFB をサポート
  • 接続性ブラックフラッグのアップデート
  • CPU 使用率ワーニング
  • 5車種が新たにウェットレースに対応:
    Dallara IR18
    Lotus 79
    Skip Barber Formula 2000
    Super Formula SF23 – Honda
    Super Formula SF23 – Toyota
  • 4車種が新たに AI レースに対応:
    Audi R18
    Ferrari 296 Challenge
    Porsche 919
    Silver Crown
  • 11 レイアウトが新たに AI レースに対応:
    Daytona International Speedway – Moto – 2008 & Short – 2008
    Iowa Speedway – Oval
    Richmond Raceway
    Shell V-Power Motorsport Park at The Bend – ALL SEVEN CONFIGS
  • 新しい何百もの車両セットアップ

2025 シーズン 3 特集ページはこちらで公開予定: https://www.iracing.com/seasons/2025-s3/

iRACING:

General

  • クラブの表示がフラッグに変わりました!
  • アカウントに関連する国旗を自分で選択できるようになりました。選択されたフラッグは様々な場所で名前と共に表示されます。iRacing (UI) では、プロフィール、スタッツ、リザルトに表示されます。
  • プロフィールページを開けばいつでもフラッグを変更することができます。
  • /data API にも新しいフラッグを取得できるようになりました。/data/lookup/flairs で見つかります。

AI Racing

  • アダプティブ AI がホストセッションでも選択できるようになりました!
    • ホストセッション作成者はセッション設定時に AI タイプに Adaptive AI を選択できます。これはセッションに参加しようとしているドライバーに対しても表示されます。ホストセッションでは Challenge Level は固定され、セッション中のフィールド全体のパフォーマンスレベルに基づいて AI ドライバーの難易度設定が調整されます。これによりイベントを通じてすべての参加者に AI Challenger が均等に分散されます。
    • マルチクラスセッションではアダプティブ AI はまだ最適化されていないことに注意してください。
      Please be aware, Adaptive AI for multi-class Sessions has not yet been optimized.
      AI ドライバーがスキルを多様なフィールドでどのように適応させるかはまだトレーニング中で、現実的なパフォーマンスに達していません。開発チームは引き続き取り組んでおり、近い将来の改善が期待されます!
  • アダプティブ AI が AI シーズンで選択できるようになりました!
    • AI シーズンを作成するとき、固定の AI Difficulty 値でなく Adaptive AI Challenge rating を選択できるようになりました。Adaptive AI Challenge rating はイベント間で調整することもできます。
  • 新しく 9 つの AI シーズンが追加されました! 最も人気のシリーズに加えてマルチカーおよびマルチクラスのシーズンもあります:
    • IMSA
    • IMSA Michelin Pilot Challenge
    • GT3
    • GT4
    • Production Car Challenge
    • NASCAR Cup
    • NASCAR Xfinity
    • NASCAR Truck
    • ARCA

Paint Kit

  • コースごとに自動選択される複数のボディタイプを持つ車両について、Paint Kit で個別に表示したり編集したりできるようになりました! このリリースでは NASCAR Gen 4 と Dallara IR18 が含まれます。
    • 選択したコースとルールパッケージによって構成される車両構成を iRacing UI 内で確認できるようになりました。Paint Shop と Car Information ページでは車両の 3D モデルで異なるボディタイプ設定を切り替えられるようになりました。
      • Dallara IR18 は Road、Short Track、といった 3種類のウィングサイズのモデルが用意されています。IE18のテンプレートは更新されていますが、3種類のボディすべてで同じテンプレートが使われています。>/li>
      • NASCAR Gen 4 のシボレーモンテカルロとフォードトーラスには、Superspeedway Stockcar ボディと、ショート及びインターミディエイトオーバルやロードコースで使われる Stockcar ボディがあります。NASCAR Gen 4 車両は Superspeedway ボディと Stockcar ボディで異なる 3D モデルとペイントテンプレートを持つ点でユニークです。
      • iRacing Paint Shop の Show Custom Paint ツールチップに、iRacing\paints\ フォルダに配置すべきカスタムペイントファイル名が表示されます。標準の Stockcar ボディは従来の car_membernumber.tga のファイル名形式ですが、Superspeedway Stockcar ボディには car_membernumber_ss.tga のファイル名形式を使用します。コースごとに使い分けされるボディタイプが iRacing の至るところで表示されます。
  • Paint Kit に多くの新スポンサーが追加されました:
    • ’47, Aaron’s, Apex Coffee Roasters, Best Repair Co., Bilstein, Build Submarines, C3 Skids, CW & Sons/Clark’s, Carolina Carports, Carrera, Cube Controls, DQS Solutions & Staffing, EBC Brakes, First Bank of Alabama, Folsom Fence Supply, Frontline Fire Protection, GOVX, Grillo’s Pickles, Insurance King, Jarrett, JF Electric, KOA, KSDT CPA, Kicker, Kubota, LIQUI MOLY, MOTUL, Macc Door Systems, Mechanix Wear, Millertech, Misadventure Life, Mobil 1, NASCAR Car Wash, NASCAR Racing Experience, NASCAR Speedpark, New Era, Nitro Concepts, Öhlins, Prime Bites, Quaker State, Racetech, Registix, Rita’s Italian Ice, Roto-Rooter, Shockwave, Speedy Cash, Straight Talk Wireless, The Joie of Seating, TitleMax, Toxic Waste Candy, Universal Technical Institute, Utilitra, VP Racing, WeatherTech, Weiss Sand and Clay, Whelen, & Zep
  • 一部のスポンサーロゴがアップデートされました:
    • Hellmann’s, Holley, & Lionel Racing.
  • Paint Kit でズームとピッチングが調整されたときのカメラセンタリングが改善されました。

2025s3 リリースノート:

iRacing Development Update – 2025/05

今回も iRacing のエグゼクティブプロデューサー、Greg Hill が最新の開発状況や、シーズン 3 または将来に予定されている新コンテンツ・新機能を伝えてくれました。

iRacing Development Update: May 2025 (iRacing.com)
iRacing Development Update – May 2025 (iRacing Forum)

以下に列挙して紹介します。ほかにも多くのプロジェクトが進行中です。

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Release Notes

2025 シーズン 2 パッチ 3 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2025 シーズン 2 リリースの更新、改良、修正をパッチで配信します。
同時に、新機能の Adaptive AI Racing もリリースとなります!

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Release Notes

2025 シーズン 2 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2025 シーズン 2 リリースの更新、改良、修正をパッチで配信します。

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2025 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2025s2 リリースノート:


SIMULATION:

Connectivity

  • 新しい接続性ブラック フラッグ システムが iRacing に実装されました!
    • 接続性ブラックフラッグシステムは、コンペティティブなレース環境を公平で安定したすべてのドライバーによって予測可能なものとして維持するのに役立ちます。このシステムはすべてのドライバーのレースサーバへの接続の安定性を監視し、時間の経過とその差異を検出できます。ドライバーの接続通信品質が一定時間内に許容できる範囲を繰り返し超えて変動していた場合、そのドライバーには接続性ブラックフラッグが掲示されることがあります。
    • 接続性ブラックフラッグはただちに該当レーサーをピットボックスにテレポートさせ、けん引タイマーを適用してコース上から排除することで、他の参加者すべてのポジティブなレーシング体験を保証します。
    • 接続性ブラックフラッグを受けたドライバーには、画面上でなぜピットに移動させられたかの通知が表示され、ピットで待つかゴーストドライブを始めるかの 2つの選択肢が表示されます。ドライバーの選択に関係なく、接続性ブラックフラッグを受けている間、ドライバーはスコア対象とならずイベントを進行することはできず、再度参加できるほどその接続が安定状態へと改善されたとレースサーバが判断するまで待つ必要があります。ドライバーの接続が再び安定すれば、接続性ブラックフラッグは解除され、ピットから出てコース上のレースへと戻れるようになります。
      • 接続性ブラックフラッグを受け、ゴーストドライブを選択した場合、その走行で受けたダメージやペナルティは、レースに復帰できた際に引き継がれます。
      • チームイベントでドライバーが接続性ブラックフラッグを受けた場合、ドライバー交代によってレースサーバへの接続改善を図ることができます。交代したドライバーによって接続が安定すると、接続性ブラックフラッグは解除されます。
      • 接続性ブラックフラッグを受けたドライバーの接続が長時間にわたって不安定な状態が続く場合には、通信品質が原因でイベントに再参加できないことの通知が表示されることもあります。
    • ラグスパイクが 1回発生しただけでは接続性ブラックフラッグは適用されません。このシステムは通信品質と変動時間の両方を考慮して作用します。
    • 相対的に高い ping であってもそれが一貫しているドライバーには接続性ブラックフラッグは適用されません。レースサーバにとって、一貫性と安定性こそが ping よりも重要です。
    • 接続性ブラックフラッグシステムは、特定のオフィシャルシリーズでのみ適用され、有効化されているオフィシャルシリーズにはその旨が表示されます。このシステムはまだ新しいため、データ収集によってチューニングを行う間は控えめな運用となります。その改善によって、将来的にはより多くのイベントへと展開していく計画です。

Race Control

  • 新しい接続性ブラックフラッグが追加されました。
    • ドライバーの接続通信品質が一定時間内に許容できる範囲を繰り返し超えて変動していた場合、ドライバーは接続性ブラックフラッグを掲示されることがあります。このフラッグによりレーサーはただちにピットへとテレポートされ、ゴーストカーとなります。接続性ブラックフラッグを掲示されたドライバーは、再度参加できるほどその接続が安定状態へと改善されたとレースサーバが判断するまで待つ必要があります。ドライバーの接続品質が安定状態へと戻れば、接続性ブラックフラッグは解除され、ゴーストカーでなくなり、ピットからコース上へと戻れるようになります。
      • 詳細については前述の Connectivity セクションをご覧ください。
  • レース Admin がパレードラップ中のコーションを「2-to-green」までの制限で短縮できるようになりました。

Dynamic Track

  • ロードコースにおいて、ドライバーにこの先でコース上にデブリが出現したことを通知するデブリイエローフラッグが追加されました。1周かそこらでデブリはコースの一部とみなされ、その密度が著しく高まらない限り、ドライバーが近づくたびにフラッグが掲示されるということはありません。
    • このフラッグは情報としてのみ作用し、どの参加者にも要求されるアクションはありません。
  • トラックデブリについて、ラバーマーブルの生成が再計算され、減少しました。

AI Racing

  • AI ドライバーが Dallara iR-01 を運転できるように訓練されました!
  • AI ドライバーは以下の新コース及びレイアウトで公式トレーニングを受けました:
    • Portland International Raceway – Full & No Chicane
    • Daytona International Speedway – NASCAR Road Course, Moto, & Short
    • Mid-Ohio Sports Car Course – Chicane & Short
  • いくつかの AI 車両はタイヤ温度モデルの改良があり、精度が大幅に向上してプレイヤー車両と同等になりました。これにより特に極端な温度での AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。今シーズンこのアップグレードを受けるのは以下の車両です:
    • Porsche 911 GT3 Cup (992)
    • Ray FF1600
    • Toyota GR86
  • AI ドライバーは ’24-’25 冬季トレーニングを修了し、最新のレース技能を習得しました。注目は以下の表彰です:
    • 公式ウェットタイヤ表彰
    • ピットストール出口優秀修了書
    • 歪みのないスタート
    • パレードラップ進行の銀バッジ
    • 精密なペースラップコーナリングに対する T.D. Hudson 表彰
    • 「アダプティブAIが乗っています」リアウィンドウステッカー
  • AI ドライバーは以下の車両のレーシングスキルを向上させました:
    • <Car Class> GT4 Series Cars
    • <Car Class> GTP Series Cars
    • Dallara P217
    • Ferrari 499P
    • Formula Vee
    • Legends Ford ’34 Coupe
    • Ray FF1600
  • AI ドライバーは以下のコースやレイアウトで、該当する場合はウェットも含むレーシングスキルを向上させました:
    • Bristol Motor Speedway – Dual Pit Roads & Single Pit Road
    • Circuito de Jerez – Ángel Nieto – Grand Prix
    • Darlington Raceway
    • Dover International Speedway
    • Homestead Miami Speedway – ALL
    • Kansas Speedway – Oval
    • Knockhill Racing Circuit – International
    • Las Vegas Motor Speedway – Oval
    • Mobility Resort Motegi – Grand Prix
    • Nürburgring Grand-Prix-Strecke – BES/WEC
    • Nürburgring Combined – Gesamtstrecke Long
    • Road America – Bend & Full
    • Sonoma Raceway – NASCAR Long
    • Virginia International Raceway – Full Course, Grand Course, & North Course

Weather

  • シミュレータ内の降雨予想の表示を修正しました。特に短時間の予測でパーセントが不正確でした。
  • 「Allow Heavy Fog」オプションは「Allow Fog」に調整されました。
    • このオプションによって霧の発生を有効または無効で切り替えられるようになりました。
  • 悪天候で太陽が低いとき、霧の効果が暗くなりすぎた問題を修正しました。

Graphics

  • 照明システムを再設計してアップグレードされました。主な影響として、環境が空や天候条件とより統合され、さらにリアルでまとまりのある忠実度の高い体験が得られます。
    • この改訂のコアな部分では、反射光と拡散テクスチャ(反射性のメタルや周囲照明など)の間接反射で環境をより正確に再現するために、イメージベースの照明ソリューションに移行しました。
    • 直射日光は個別の明示的な解析関数となり、空の明るさに比例します。
    • 直射日光は大気減衰を受け、天候や時間帯に応じて強度や色が変わります。
    • もう一つの重要な変更は、拡散と鏡面反射の比例関係が物理ベースのレンダリング原理によって決定されるようになったことです。これによりより素材の忠実度が大幅に高くなりますが、コンテンツの改訂が不可欠となります。
    • このプロジェクトは将来に向けた iRacing の新しくモダンなグラフィックエンジンを構築するという取り組みの一部で、その側面をこのプロジェクトで既存のレンダラーに組み込むことができました。
    • 照明のアップデートではサーキットの数多くの素材テクスチャを新しい照明に適応した粗さでバランス調整を行う必要がありました。これによって今シーズンのコース関係のダウンロードが大量となりました。
  • 優先度の高い車と低い車の車両ペイントテクスチャの vRAM 管理アルゴリズムを改善しました。また、車の位置とカメラに基づいてテクスチャメモリを車両間で割り当てる方法も調整しました。例えば、遠い車やカメラの影になる車からテクスチャメモリを盗みます。また、フォーカスした車両がカメラ距離に関係なく常に高いレンダリング優先度を受け取ります。
  • PopcornFX による雨粒, しぶきなどの水効果の夜間照明が大幅に改善されました。
  • 様々なコースで SpeedTree のインスタンスがアップデートされました。
  • SpeedTree のアンビエントオクルージョンがアップデートされました。
  • ヘッドライトが無効にされているがロードコースや雨のロードによって強制的に有効化されたとき、一部のオブジェクトが誤った照明モードでロードされてしまう問題を修正しました。
  • 夜に水が光って見える問題を修正しました。怖がらないで、放射能ではありません。
  • 雨や霧の天候でヘッドライトフレアのフェードアウトが早すぎる問題を修正しました。

Audio

  • オーディオデバイスが切断された状態でシミュレーションを起動すると、ボリュームコントロールやエフェクトが正しく機能しなくなる問題を修正しました。

Spotter / Crew Chief

  • グリーンフラッグが出ていないときには、ラップタイム, ファステストラップ, パーソナルベストなどラップ関連のコールをしなくなりました。
  • その車両のドライバーでないとき、けん引関連のスポッターメッセージは無効化されます。これはチームメイトに不正確な修理時間の見積メッセージを表示しないためです。
  • レースコントロールのスコアリングが終了したことを示すメッセージは、正しくスコアボードが確定した際に再生されるようになりました。以前はセッション終了時でしたが遅すぎて役に立ちませんでした!
  • ホイールダメージアライメントのスポッターメッセージが chattiness 設定に適切に尊重するようになり、High 設定でのみ再生されるようになりました。このメッセージは長いのでドライバーからダメージレポートをリクエストしても再生されません。
  • バカなスポッターが給油できない車なのにピットインして給油するようリマインダーを送っていたのを修正しました。
  • スペイン語 – Ari Cejas スポッターパックがアップデートされました。
    • Thanks, Ari!
  • イタリア語 – Marco Arcidiacono スポッターパックがアップデートされました。
    • Thanks, Marco!
  • イタリア語 – Renzo A. Olievieri スポッターパックがアップデートされました。
    • Thanks, Renzo!

Autofuel

  • Autofuel のロジックがアップデートされ、自動給油で燃料残量と周回数がより正確に推測できるようになりました。
  • 燃料使用記録が 5周から 10周平均に増加しました。

Controls

  • VRS ホイールの 360 Hz モードがサポートされました。
    • app.ini [Force Feedback] loadVRSAPI=0 で無効化することもできます。

Telemetry

  • 新しいテレメトリ SteeringFFBEnabled が追加されました。シムのオプション画面で FFB がチェックONされていると TRUE を返します。
  • 新しいセッション文字列 SessionInfo:CurrentSessionNum: x が追加され、文字列自体で生成されたセッションを定義できるようになりました。

Active Reset

  • Active Reset を実行するとトラックカメラのビューに一瞬変更される可能性がある問題を修正しました。

Sporting Code

  • iRacing 競技規則 スポーティングコードがアップデートされました:
    • 3.4.2.2. = MPR が特定のシーズンに関連付けられていないことを明確にしました。
    • 3.4.3.5. = 昇格と降格によって MPR に何が起こるか説明する新しいセクション
    • 3.7.3. = ライセンスクラスと SR のオーバーラップに関して説明する新しいセクション
    • 3.7.4. & 3.7.5. = ライセンスクラスと SR のオーバーラップとマッピング方法についてより適切に定義し、昇格・降格時の SR 変動に対する混乱を軽減します。
    • 3.9.3. = 昇格すると MPR がリセットされることを明確にしました。
    • 3.10.3. = 降格すると MPR がリセットされることを明確にしました。
    • 5.7.2.1. = チャンピオンシップポイント同点の場合について補足しました。
    • 様々なドキュメント内リンクを修正しました。

2025s2 リリースノート:

Release Notes

2025 シーズン 2 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けました。

2025s2 リリースノート:


2025 Season 2 Release Notes [2025.03.10.03]

iRacing 2025 シーズン 2 ビルドの登場です。日本時間 2025/03/15 09:00 に始まる 2025 シーズン 2 用の新コンテンツ、新機能、改善や修正が含まれます!

iRacing のガレージが拡大され、3台の新しいレーシングカー: ARCA Chevrolet SS, ARCA Ford Mustang, ARCA Toyota Camry が追加されました。Legends Ford ’34 Coupe は全体に渡ってパフォーマンスとフィジクスがオーバーホールされ、ビジュアルとサウンドも新しくなりました。

新コースとして Portland International Raceway が追加されました。トラックアートチームによって 7 つの NASCARコース: Bristol, Darlington, Dover, Homestead, Iowa, Kansas, LasVegas のビジュアルが全面的にリニューアルされました。

iRacing でオフィシャルシリーズを閲覧したり学んだり参加したりする方法を一新しました。新しいフルページレイアウトでこれまで以上のスペースを使って情報を提供できます。

新しく実装された接続性ブラック フラッグ システムにより、他の参加者に有害なレベルで接続性の悪い参加者は、接続が改善されるまで一種のタイムアウトとなります。

トラック デブリ リフレッシュ システムを拡張し、情報提供用のローカルコーションフラッグが追加されました。

アダプティブ AI 難易度システムはこの初期リリースでほぼ完成というレベルに到達していましたが、もう少し時間が必要だと判断しました。このシステムでは、 AI ドライバーのレーシングスキルはドライバーのラップタイムをベースに自動的に調整され、レースをよりエキサイティングにします。この機能はシーズン中のパッチでリリースする計画です。

当社の車両エンジニアは GTP と LMP2 のタイヤアップデートを完了し、2025 シーズン 1 からの変更を大幅に改良してリアリズムを高めました。

Ray FF1600 はサスペンションジオメトリモデルの改良によって 4か所の接続点すべてで精度が向上しました。これは他の車両に先駆けての変更となります。

6つのサーキットで 3D 縁石が追加され、今後もさらに続きます。レーシング体験はさらにリアルなものとなります。
iRacing シミュレータ全体でも、車やコースの景観を変える照明システムの大幅なアップデートが行われました。

Legends Ford ’34 Coupe はレインタイヤを装着可能になりました。今シーズンの大きなアップデートによって Legends Ford ’34 Coupe – Rookie は引退となります。

AI ドライバーは様々なウェットコースのトレーニングを受け、SAFER バリアを備えてアップデートされた NASCAR トラックに適応しました。

Dallara iR-01 と、Portland International Raceway を含む 7コースが AI レースに対応しました。

当社の車両ダイナミクスチームは、このリリースでのありとあらゆる変更を活用するために、何百ものセットアップを再調整しました。

2025 シーズン 2 が提供するすべてのものに飛び乗る準備をしてください!

シーズンハイライト:

  • ARCA Chevrolet SS
  • ARCA Ford Mustang
  • ARCA Toyota Camry
  • Legends Ford ’34 Coupe オーバーホール
  • Portland International Raceway
  • 7 つの NASCAR コースをアートオーバーホール (Bristol Motor Speedway, Darlington Raceway, Dover Motor Speedway, Homestead Miami Speedway, Iowa Speedway, Kansas Speedway, Las Vegas Motor Speedway)
  • 6 つのコースに 3D 縁石 (Circuito de Jerez – Ángel Nieto, Kansas Speedway, MotorLand Aragón, Rudskogen Motorsenter, Sandown International Motor Raceway, Winton Motor Raceway, 他も続きます)
  • オフィシャルシリーズページの新デザイン
  • 接続性ブラックフラッグ
  • ローカルコースデブリコーション
  • 全般的な照明アップデート
  • GTP と LMP2 のタイヤアップデート
  • Ray FF1600 4-Bar-リンク サスペンションモデル
  • Legends Ford ’34 Coupe が雨でも使えるようになりました!
  • AI レースで Dallara iR-01 が使えるようになりました
  • AI レースで Portland International Raceway (両レイアウト), Daytona International Speedway – NASCAR Road Course, Moto, & Short, Mid-Ohio Sports Car Course – Chicane & Short が使えるようになりました
  • 細心の注意を払って改良された何百もの iRacing セットアップ

2025 シーズン 2 特集ページはこちら: https://www.iracing.com/seasons/2025-s2/

2025 シーズン 2 リリースノート全文は以下。

iRACING:

Official Series Racing

  • オフィシャルシリーズ用セクションはメニュー構成やユーザーインターフェース、シリーズ固有の分析表示など、全面的に再構成されました。
    • 「Go Racing」タブで、現在進行中および以降に続くセッション、コースと車両、天候など、関連するすべての情報が表示されるようになりました。
    • 「Schedule」タブにはこれまで及び今後のシリーズスケジュールと天候が表示されます。
    • 「Results」タブにはタイムスロットごとに各スプリットのリザルトが表示されます。
    • 「Standings」タブにはオフィシャルシリーズと関連するタイムトライアルのランキングが表示されます。
    • 「Series Insights」タブには、様々なシリーズ分析が表示されます。
    • 新デザインとなっても、オフィシャルシリーズから観戦や AI セッションの作成などが行えるのは同様です!

AI Racing

  • 自動生成されたロースターで、AI 用にランダムに設定されるビジュアルパラメータがアップデートされました。
    • 対戦相手用に数多くの車体色とスポンサーの組み合わせが作成されました。
    • Paint Shop に追加された新しいスポンサーがロースターにも追加されました。
    • ストックカーなどゼッケンが標準化されていない対戦相手車両では、その字体や色もカスタマイズされるようになりました。

Paint Shop

  • 多くの新しいスポンサーが Paint Shop に追加されたりアップデートされたりしました!
    • CCW
    • Forgestar
    • Freem USA
    • HANS
    • Holley
    • Holley EFI
    • K1 Circuit
    • K1 RaceGear
    • K1 Speed
    • Momo
    • Ready Set Sim
    • Simpson
    • Stilo
    • Tikore
    • Unitronic
    • Weld
    • Yokohama

2025s2 リリースノート:

iRacing Development Update – 2025/02

いつものように iRacing のエグゼクティブプロデューサー、Greg Hill が最新の開発状況やシーズン 2やさらなる将来に予定されている新コンテンツ・新機能を伝えてくれました。

Racing Development Update: February 2025
https://www.iracing.com/iracing-development-update-february-2025/
iRacing Development Update: February 2025
https://forums.iracing.com/discussion/75015/iracing-development-update-february-2025/p1

以下に挙げて紹介しますが、ほかにも多くのプロジェクトが進行中です。
優先順位が変更されたものもあります。

continue reading…

Release Notes

2025 シーズン 1 パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2025 シーズン 1 リリースの更新・改良・修正を配信します。

Simulation

Anti-Cheat

  • 現在アクティブな Epic Game EasyAntiCheat (EOS) と区別しやすくするために、古い EasyAntiCheat (Kamu EAC) ファイルをリネーム・再配置しました。
  • iRacing が過去に使用していた古い世代のアンチチートシステム(Kamu/EAC)を取り除くための追加の 1ステップを進めました。
    • まだ古い EasyAntiCheat の派生形である Kamu/EAC がインストールされていて iRacing (Game 36) に関連付けられていた場合、iRacing Updater は古い のアンインストールを問うようになりました。もし No を選択すると、今後は確認されなくなります。また、古い Kamu/EAC インストーラと bat ファイルは、古いものとしてサブディレクトリに移動されていますので注意してください。

Race Servers

  • スケジューラが Open Practice セッションを作成する方法を変更しました。

Race Control

  • グリーンが遅延された場合に、ラッキードッグのドライバーが周回遅れのドライバーにスポットを譲らなくてはならなくなる誤りを修正しました。「Two to Green」状態となるように指定した場合、その 2回目には、EOL (End of Line = 最後尾に並ぶ) ペナルティが再度適用されないようになりました。
  • 連続したシングルファイルリスタートは管理者コマンド「!restart」で上書きできるようになりました。
    • 連続した、と判断するためのコーション間周回数を管理者コマンド「!csf N」で指定できるようになりました。
    • デフォルトでは 2 周です。指定可能な範囲は、1~10 (周) で、「0」を指定するとデフォルト(2)に戻ります。
    • グリーンホワイトチェッカー(GWC)となる際には、連続したコーションとの判断は行われません。通常のリスタートとなります。

AI Racing

  • AI ドライバーのアビリティが向上し、クラッシュからのリカバリーやパレードラップでのコースアウトからの回復する能力が向上しました。

Graphics

  • MIP MAP を投じるアルゴリズムを改善しました。
  • 一部の OpenXR のタイム状態・互換性の問題を修正しました。
  • インテルの第 9. 10 世代 CPU を使用しているとシミュレータがクラッシュしてしまうことがある問題を修正しました。

Cars

GTP

  • ダメージモデルで、車体の摩擦を減らして、路面に接地したり引っ掛かるのを減らしました。

NASCAR Cup Series Gen 7

  • スーパースピードウェイでのドラフト設定についてアップデートしました。

Dallara P217

  • ダメージモデルで、一部の素材属性を調整して接地時のスパークを減らしました。

Dirt Mini Stock

  • ダメージモデルで、過伸展限界をアップデートしました。

Dirt Sprint Car

  • (410) – 長いレースでも適用できるように iRacing セットアップをアップデートしました。

Ferrari 499P

  • ダメージモデルで、摩擦をわずかに減らし、縁石での引っ掛かりを防ぎ、バウンシングを減らすために、車体の一部属性を調整しました。

Ligier JS P320

  • フロントガラスで誤って反射する領域があったのを修正しました。

Lotus 79

  • ダメージモデルで、サイドポッドの一部素材属性を更新してスパークを減らしました。

McLaren 720s GT3 EVO

  • ダメージモデルで、リアパネルの破壊限界をわずかに引き上げました。

NASCAR Whelen Tour Modified

  • iRacing セットアップをアップデートそました。

SCCA Spec Racer Ford

  • ダメージモデルで、リアホイールの破壊しきい値を引き上げ、ボディワークのバウンシングを防ぐために属性を調整しました。

Super Dirt Late Model

  • 長いレースでも適用できるように iRacing セットアップをアップデートしました。

Super Late Model

  • iRacing セットアップをアップデートしました。

Tracks

Circuit de Nevers Magny-Cours

  • ターン 1 でのピット出口を使ったショートカットを防ぐためのスローダウンペナルティを追加しました。

Huset’s Speedway

  • コースの初期化パラメータを更新しました。乾燥した粗いエプロンで走行しにくくなり、コース初期化でゆるいダートがなくなる問題が修正されます。

Kevin Harvick’s Kern Raceway

  • (Dirt Mini Oval) – 黄色いホースの下でのタイムペナルティを調整しました。

Misano World Circuit Marco Simoncelli

  • (Grand Prix & Grand Prix 2007) – ターン 1-2 複合コーナーをグラベルを通って直線的にショートカットした場合のスローダウンペナルティを増やしました。

Silverstone Circuit

  • (International) – 予選ラップ開始時に速度を稼ぐために最終コーナーのランオフを使用するのを防ぐためのスローダウンペナルティを追加しました。

Sonoma Raceway

  • 60台以上が参加する場合、ショートパレードラップのローリングスタートでレースサーバがクラッシュする可能性があった問題を修正しました。

Virginia International Raceway

  • (Grand Course & Full Course) – 南コースのピットレーンでバーニーのいとこに接近するのを防ぐためのスローダウンペナルティを追加しました。

[Legacy] Silverstone Circuit – 2008

  • (Grand Prix, Historic Grand Prix, & Southern) – クラブコーナーのスローダウンペナルティを調整しました。

Release Notes

2025 シーズン 1 パッチ 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2025 シーズン 1 リリースの更新、改良、修正をパッチで配信します。

Simulation

Anti-Cheat

  • 管理者として実行されるように InstallEOSAntiCheat.bat を更新しました。また、処理の最後に pause することでメッセージを確認できるようにしました。

Weather

  • 天候の初期化後のセッション参加者が一部のコース路面水量が少し異なっていた問題を修正しました。違いはわずかでしたが乾きつつある状況では気づくレベルの違いとなっていました。

Dynamic Track Model

  • デブリシステムで、デブリを拾い上げる車体に関するパラメータを調整しました。小さなボディ形状に見合うデブリの量、速度によって拾い上げられるデブリのサイズ、シャシーサイズに影響される拾い上げるデブリの最大量、といったものが含まれます。
  • デブリシステムで、デブリが車両ボディに付着したり落ちたりする力について改良しました。
  • デブリシステムで、放り投げられたデブリのアルゴリズムをアップデートしました。
  • デブリシステムで、タイヤがグラベルで土埃を生成する処理を向上しました。
  • デブリシステムで、グラベルの土埃の色調を正規化し、環境全体のトーンを向上しました。

Dirt Racing

  • ダートオーバルでは、エプロン領域は走行するにはやや粗いものになりました。

AI Racing

  • ホストがセッションから抜けると、AI 車両が MGUK だけでの走行サポートを失う可能性がある問題を修正しました。

Audio

  • 多くの Bluetooth ヘッドセットなど、XAudio でシングルチャンネルオーディオハードウェアのサポートが追加されました。
  • シミュレーションがロードできるサウンド数が拡大しました。これによりサードパーティサウンドパックのサポートが強化されます。
  • ユーザーインターフェースで設定したボリュームが app.ini に保存されない問題を修正しました。

Pit Lane

  • ピットストップの処理中には Auto Fuel を有効化することはきません。これにより、チームレースのドライバー交代時に一時的に有効化されて給油量が変更されてしまう問題が修正されます。

Spotter/Crew Chief

  • イタリア語スポッターパック Renzo A. Olivieri がアップデートされました。
  • エンジン出力が大幅に低下した際のスポッターメッセージの文法的なエラーを修正しました。

Active Reset

  • 外れたパーツの追跡がリセットされる方法のエラーを修正しました。つり下げられたパーツや外れたパーツが、保存されていた状態に適切に戻されるようになりました。

Cars

BMW M2 CSR

  • ロールバーとデジタルディスプレイの反射の問題を修正しました。

Ferrari 499P

  • 片輪のロックアップ時に、ブレーキング中のホイール逆スピンによって誤って電気エネルギー回生が発生する問題を修正しました。この修正で、特に濡れた路面で激しくロックするのを減らせるわけではありませんが、モータージェネレーターがホイールを逆回転させることを防ぐことができます。

Ligier JS P320

  • ダメージモデルで、ノーズ部が少し強化され、接触時のサブマリン現象を防ぎます。

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR

  • ダメージモデルで、後部パーツについての擦過ダメージ進行しきい値を調整しました。

Super Formula SF23

  • Honda
    • ダメージモデルでチューニングパスを完了しました。左サイドポッドのピボットポイントが修正され、ディフューザーとフロアのダイレーションを拡大して地表との接触を防ぎ、フロアの摩擦がわずかに低下し、ホイールがわずかに強化されました。

    Super Formula SF23

  • Toyota
    • ダメージモデルでチューニングパスを完了しました。左サイドポッドのピボットポイントが修正され、ディフューザーとフロアのダイレーションを拡大して地表との接触を防ぎ、フロアの摩擦がわずかに低下し、ホイールがわずかに強化されました。

    [Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado

  • 2008
    • ダッシュボードのメーターゲージが空白/白く表示される問題を修正しました。

    Tracks

    Cadwell Park Circuit

    • ピットレーン入口のタイヤバリアが完全に固体になりました。

    Charlotte Motor Speedway

    • 裏シケインの浮いていた鋸歯縁石が接地されました。

    Lime Rock Park

    • 一部の樹木が暗すぎた問題を修正しました。

    Sebring International Raceway

    • 一部のタイヤスタックの物理サイズが誤っていた問題が修正されました。

    Release Notes

    2025 シーズン 1 ホットフィックス 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    2025 シーズン 1 リリースの重大な修正といくつかのアップデートを配信するホットフィックスです。

    Simulation

    Race Control

    • アクティブ リセットでカスタムセクターを設定できない重大な問題を修正しました。

    Dynamic Track Model

    • デブリの粒子はコンタクトパッチ中央だけでなくタイヤカーカス幅すべてで発生するようになりました。
    • グラベル、泥、埃といったデブリの一部パラメータをアップデートしました。
    • アップデートしたデブリシステムで一部の粒子が存続中に環境と相互作用を受け付けなかった問題を修正しました。

    Dirt Racing

    • ダートオーバルの緩いダートがリプレイカメラで見えなくなる重大な問題を修正しました。

    AI Racing

    • タイムライン型の天候を使用しているオーバルイベントで AI ドライバーがグリッドにつかない重大な問題を修正しました。
      • オフトラック時に新しい傘を要求する AI ドライバーの抗議が認められ、タイムライン型天候のオーバルで AI ドライバーが再びレースするようになりました。

    Graphics

    • シェイプの端に沿った SSAO 処理が改善しました。
    • ペースカーのリアブレーキライトに関するいくつかの表示の問題を修正しました。
    • 一部の 3D 樹木がゼロ除算を試行する問題を修正しました。母なる自然でも数学的に不可能なことはできません!

    Cars

    <Car Class> Supercars Gen 3

    • ドラフトの距離と対応する効果が調整されました。

    <Car Class> [Legacy] NASCAR Xfinity Class Cars

    • ダッシュボードのメーターが空白/白飛びして表示される問題を修正しました。

    Acura ARX-06 GTP

    • 空力オフセットがアップデートされました。

    Acura NSX GT3 EVO 22

    • 女性ドライバーの場合にパドルシフターがステアリングホイールと一緒に回転しない問題を修正しました。

    BMW M2 CSR

    • 非常に遠い距離の LOD をアップデートし、コクピットインテリアが完全に非表示となるようにしました。
    • オフィシャルBMWリバリー使用時にピットクルーと装備に適切な色が適用されない問題を修正しました。
    • 左側の燃料ウィンドウのテクスチャマッピングを修正しました。
    • 特定のカメラ距離でドライバーシートが消えてしまう問題を修正しました。

    Dallara P217

    • ガレージ画面でのトゥ測定の問題を修正しました。

    Ferrari 499P

    • ダメージモデルで、一部車両でボディの衝撃がエンジンに過剰に伝わる問題を修正しました。

    Mini Stock

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Ray FF1600

    • 後方視点カメラとエキゾーストカメラでエンジンサウンドを改善しました。

    SCCA Spec Racer Ford

    • ダメージモデルで、ノーズに受けたダメージがエンジンに伝わるエネルギー量を減らしました。

    Supercars Chevrolet Camaro Gen 3

    • テクスチャマッピングで、リアウィンドウガラスのバナーが追加され、グリルが独立したテクスチャに移動されました。
    • ミラーのパースと角度を調整しました。

    Supercars Ford Mustang Gen 3

    • ワイパーノブが不適切に回転していた問題を修正しました。

    [Legacy] NASCAR Nationwide Chevrolet Impala – 2012

    • ダッシュボードのメーターが空白/白飛びして表示される問題を修正しました。

    [Legacy] Riley MkXX Daytona Prototype – 2008

    • ヘッドライトフレアが車体の中央に表示される問題を修正しました。

    Tracks

    Mid-Ohio Sports Car Course

    • ブレーキマーカーをアップデートしました。

    Thruxton Circuit

    • 一部の環境テクスチャをアップデートしました。

    Release Notes

    2025 シーズン 1 ホットフィックス 1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


    2025 シーズン 1 リリースの重大な修正といくつかのアップデートを配信するホットフィックスです。

    iRacing

    Account

    • My Account ページを iRacing アカウントの主要な側面を一元管理するページとして再設計しました。My Account セクションはサブスクリプション、残高、プロモーションの管理に必要なものをひとまとめにして、容易なナビゲーションで安全にやりとりを行えます。続くセクションとして以下のものがあります:
      • Account Information: 自身のサブスクリプションステータス、請求先住所、カスタマーID を表示、詳細の更新を行えます。
      • Account Balance: iRacing Dollars と Credits をモニターし、カートと同期して Credit 使用を切り替えたり、 Credit の有効期限を確認したりできます。追加機能として、Send Gift/Add Funds、Buy a Gift Card、Refer a Friend、Check a Promo Code があります。
      • Account History: Account History セクションは過去の取引とアクティビティの詳細な概要が提供され、iRacing の注文とギフトの取引を透明かつ整理された方法で確認できます。注文、受け取ったギフト、送ったギフト、の一覧表示が行えます。各取引は 1行に表示されるので素早く簡単にデータを理解することができます。注文表示ボタンを使うと取引の詳細をドリルダウンできます。

     

    Simulation

     

    Dynamic Track Model

    • 対戦車両によって堆積・投じられたトラックデブリの計算が向上しました。
    • よりリアルな均等分布のために、特にグラベルについて、投じられたり分散されるアルゴリズムを向上しました。
    • ドライバーによる調整のためにデブリ・リフレッシュのコードが一部残っていた重大な問題を修正しました。
    • セッション間の路面清掃が有効化されているとき、新しいデブリタイプのグラベルや泥が適切に清掃されない問題を修正しました。

    Weather

    • 路面の水深に応じた資格効果が改善され、水たまりが見やすくなりました。

    AI Racing

    • フォーミュラカーに乗る一部の AI ドライバーが彼ら自身が頑丈でダメージダメージの影響を受けないと思い込んでいる問題を修正しました。重大なダメージを受けても、修理のためにピットインせずに走り続けてしまっていました。この修正された動作に留意することは一部のメンバーにとって有益かもしれません。
    • AI ドライバーが、ピットインして Fast Repair が使えるのに修理をしない選択をしてしまう問題を修正しました。彼らはこれを理解して必要な場合には Fast Repair を使うようになります。

    Graphics

    • 古い renderer.ini ファイルからアップグレードしたらアンチエイリアス設定が正しくなくなる問題を修正しました。

    Cars

    <Car Class> NASCAR Cup Series Gen 7

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    <Car Class> NASCAR Xfinity Series

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    <Car Class> Supercars – Gen 3

    • ピットストップ中にピットクルーがタイヤコンパウンドを変更できなかった問題を修正しました。どのコンパウンドか適切に把握できるようになりました。タイヤコンパウンドダッシュボードインジケーターライトも正しく機能するようになりました。

    Acura NSX GT3 EVO 22

    • ダメージを受けていない車両でレインライトが適切に表示されない問題を修正しました。

    BMW M8 GTE

    • ライトマップがアップデートされ、デジタルディスプレイが常に OFF のように表示されていた問題が修正されました。

    Ferrari 499P

    • ガレージ画面の Chassis タブにサイドダンパー偏差が追加されました。サイドダンパー偏差を範囲外に押し出すことでヒーブエレメントを調整することができました。
    • ID ライトが白に変更されました。
    • MGU の値がダイヤルと合致していなかったのを修正しました。
    • デプロイモードのロータリーノブが付いていなかった問題を修正しました。
    • ストラテジーロータリーノブのラベルの問題を修正しました。

    Legends Ford ’34 Coupe

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Porsche 963 GTP

    • iRacing セットアップがアップデートされました。

    Supercars Ford Mustang Gen 3

    • ノーズのフォードロゴがアップデートされました。

    [Legacy] NASCAR Cup Chevrolet Impala COT – 2009

    • ダッシュボードゲージが真っ白だった問題を修正しました。

    Tracks

    Circuit Zolder

    • コースマーシャル、フォトグラファー、カメラマン、セーフティカーが配置されました。

    Huset’s Speedway

    • レジェンドフラッグマンのバーニーが到着しました!
    • 樹木限界線のテクスチャがアップデートされました。
    • 木の配置が改善されました。

    Mid-Ohio Sports Car Course

    • ターン 4 にブレーキマーカーとしてコーンが追加されました。

    New Hampshire Motor Speedway

    • ロードレイアウトのピット出口の Aid ラインを追加し、ターン 1 のインフィールドを使うレイアウト用の青いラインとコーンを追加しました。
    • コース脇のバナーがアップデートされました。
    • 木の配置と色が改善されました。
    • 意図しないウォールの開口部がいくつか封鎖されました。
    • ターン 3 でタイヤバリアがコース上に突き出ていた問題を修正しました。
    • 引き延ばされたマーブルのテクスチャがウォールに現れることがあった問題を修正しました。

    Release Notes

    2025 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2025s1 リリースノート:


    SIMULATION:

    Application

    • いくつかの基本パラメータをアップデートし、iRacing は Windows 10 未満のオペレーティングシステムを明示的にサポートしなくなりました。

    Race Servers

    • オフィシャルイベントにおいて、最終セッションの開始時刻に Time of Day オフセットが適用されない問題を修正しました。

    Connectivity

    • ネットコードに変更を加えました。シミュレーションへの車両の再追加がスムーズになり、推測値による車両と地表の衝突を削減します。これにより、接続状態の悪いドライバーがシム内の位置を更新したときに過度の力が加わるのを防ぎます。

    Dynamic Track

    • オーバーホールされたダイナミック・トラック・デブリ・システムで新しいタイプのデブリが追加され、フィジクス特性や外観が改善し、デブリがどのように生成されてからコース上を移動していくのかが大幅に改良されました。
    • 新しいダイナミック・トラック・デブリ・タイプとしてグラベルが追加されました。グラベルは様々なコース外路面にあり、レース路面のタイヤグリップを減少させます。
    • 新しいダイナミック・トラック・デブリ・タイプとして泥が追加されました。泥はタイヤが芝生を引き裂いたときに生成され、ダートと水をミックスしたような振る舞いをします。
    • 様々なダイナミック・トラック・デブリ・タイプによってもたらされるグリップ変化やフィジクスの振る舞いは科学によって微調整されます。
    • ダイナミック・トラック・デブリが蓄積および分散するアルゴリズムが改良され、どんなデブリタイプでも世界中のどこでも、デブリの量や位置の追跡と精度が格段に上質になりました。
    • ダイナミック・トラック・デブリを拾って投じるロジックと様々なタイヤの構造パラメータがアップデートされました。
    • すべてのデブリは車両のタイヤだけでなくボディに付着することもあり、速度変化によって剥がれ落ちることもあります。
    • コースの濡れ具合やタイヤ、デブリの種類によって、タイヤが拾い上げるデブリの量は変化します。
    • 空力効果によってデブリが拾い上げられたり移動したりします。
    • ラバーマーブル、土、埃、芝、泥、グラベルといった全てのダイナミック・トラック・デブリ・タイプのテクスチャやレンダリングが改善され、特に遠くからでも見やすくなりました。
    • ピットクルーはセッション開始時にピットストールを清掃するように訓練していて、ピットストールにデブリが入らないようにします。

    iRacing Weather System

    • Formula Vee のタイヤがアップデートされ、ウェットレースも行えるようになりました!
    • 新車 5台もレインタイヤを装備しています。天気が悪くなってきたら交換するのを忘れないように!
      • Acura NSX GT3 EVO 22
      • BMW M2 CSR
      • Ferrari 499P
      • Supercars Chevrolet Camaro Gen 3
      • Supercars Ford Mustang Gen 3
    • イベント内セッションの開始終了時刻の精度が向上し、次のセッションへ時間分のシミュレートされた天候や水分量変化の引継ぎが改善されました。
    • 水しぶきが、外れた車両部品と相互作用するようになりました。
    • カメラが近づくたびに再描画されることで水の形や量が絶えず変化したりちらついていた古い問題の修正をアップデートしました。
    • イベント開始前に蒸発が温度に与える影響をアップデートしました。天候変化のない場合やダートトラックでも、コースの水分量や温度はより正確になりました。
    • タイムラインモードの天候設定のオーバルで、No Rain オプションが選択されているセッションで、禁止したのに部分的な雨が発生してしまう可能性がある問題を修正しました。

    Race Control

    • ホワイトフラッグ掲示後はコーションは無効化されます。
      • これにより、リーダーがホワイトフラッグを受けたあとに自動コーションが発動されるされることを防ぎます。
      • これにより、GWC リスタートのスタート/フィニッシュライン前でクラッシュが発生した場合にイエローフラッグが降られる問題を修正します。
    • ピットインが有効なダートオーバルと、1マイル、ミディアム、ショートのアスファルトオーバルで、周回遅れはコーション中にリーダーと一緒にピットインできるようになりました。コーションシーケンスが 1周短縮されます。
      • これはコーション時のリスタートに掛かる時間を短縮する取り組みとして行われます。これらの変更はもともと2020年に長いオーバルで行われ、ポジティブに受け取られていました。
      • 完璧な運転手フレッドの新しいペースカーとして BMW M2 CSR を選択できるようになりました。
    • イエローコーション下でのレース終了後に他のドライバーやフレッドのペースカーを追い越してペナルティを受けることがあった問題を修正しました。
    • 最終ラップに失格になる前にドライブスルーペナルティを消化することができない問題を修正しました。
    • DNC (Do not count = コーション中に周回数をカウントしない)コーション設定で、連続したコーションで 2番手のドライバーにリードが与えられる問題を修正しました。
    • スタンディングスタートでジャンプスタートのペナルティを受けることなくゆっくりとクリープで前進することができる問題を修正しました。
    • すべてのドライバーがピットスタートを選択した場合、グリーンフラッグが振られない問題を修正しました。
    • GWC フィニッシュでレースが終了する前にフレッドがペースカーでピットロードを走ってしまう問題を修正しました。

    Dirt Racing

    • ダートオーバルレースで路面の初期凹凸が少し軽減されました。

    AI Racing

    • AI レースセッションで一度に 16車種まで使用できるようになりました。
    • AI ドライバーが追い越し時のパッシングを覚えました。邪魔になる場合には知らせてきます!
    • AI ドライバーは車両位置の認識を大幅に向上させました。また、「Out of Control」や「Running Off Track」のインシデントポイントが人間同様に評価されるようになりました。
    • AI ドライバーは以下のコンテンツを理解しました:
      • Acura NSX GT3 EVO 22
      • BMW M2 CSR
      • Ferrari 499P
      • Supercars Chevrolet Camaro Gen 3
      • Supercars Ford Mustang Gen 3
      • Williams FW31
      • New Hampshire Motor Speedway – Road Course
      • New Hampshire Motor Speedway – Road Course with North Oval
      • Thruxton Circuit
    • いくつかの AI 車両でタイヤ温度モデルの改良があり、プレイヤー車両と同様に正確になりました。これにより、極端な温度下での AI ドライバーの精度とパフォーマンスが向上します。今シーズンこのアップグレードがある車両は以下のとおり:
      • GTP Class Cars
      • Dallara P217
      • Ferrari 499P
      • Global Mazda MX-5
      • Late Model Stock
      • Lotus 79
      • NASCAR Trucks Series Class Trucks
      • SCCA Spec Racer Ford
      • Street Stock Class Cars

      補足: https://forums.iracing.com/discussion/67303/improved-tire-temperature-modeling/p1

    • AI ドライバースクールの 2024 秋コースが終了しました。今学期では人間の振る舞いのエミュレーションと、人間と機械の境界線をあいまいにすることに重点を置きました。以下の優秀な卒業論文が提出されました:
      • 時代を超えるパッシング – 進化行動シンポジウム
      • 人生と車をコントロールしよう – 特別ゲストカー KITT
      • 活用されないレース戦略: エプロンでの追い越し
      • 地質学的分析 – 緩いレース路面
      • 自然から学ぶ: 転覆したウミガメのリカバリー
      • 絶望と失望を受け入れ、いつリセットすべきかを知る!
      • 次学期の申し込み – マイクロソフト AI からの留学生の受け入れ
    • AI ドライバーは以下のコンテンツについて集中的な特別訓練を修了し、スキル、ライン、ウェットレースのアビリティ、パフォーマンスなどを向上しました。:
      • GT3 クラス車両
      • Atlanta Motor Speedway
      • Circuit de Nevers Magny-Cours
      • Circuit Zolder
      • Lime Rock Park
      • MotorLand Aragón
      • New Hampshire Motor Speedway
      • Slinger Speedway – Oval
    • マルチクラスの AI レースでプレイヤーのグリッド位置が正しくないことがあった問題を修正しました。

    Spotter

    • スポッターが AI ドライビングスクールでいくつかのクラスを受講し、レースに関する知識を深めました。
      新しく発見したノウハウで、車両のダメージ状態とどのように運転能力に影響するか、より詳しく伝えるようになります。これにより次のスポッターコールが追加・更新されました:

      • エンジンダメージ: エンジンのパワーロス(軽微/重度/全損)
      • 空力ダメージ: 最高速・ダウンフォースの低下、オーバーステアまたはアンダーステア
      • ホイールダメージ: グリップ低下、アライメント変化
      • これらの新メッセージはスポッターの chattiness 設定が High の場合にのみ使用されます。既存のダメージに関するメッセージのいくつかは chattiness High から Medium に変更されました。
    • これらダメージに関する新しいメッセージはダメージレポートをリクエストした場合にも使用されます。
    • スペイン語スポッターパックがアップデートされました。ありがとう Ari Cejas!
    • イタリア語スポッターパックがアップデートされました。ありがとう Renzo A. Olivieri!
    • イタリア語スポッターパックがアップデートされました。ありがとう Marco Arcidiacono!

    Pit Stop

    • オートフューエルシステムが全車両に追加されました。以下の車両にはその設計やその他の理由によってこの機能はありません:
    • Dirt Oval Cars (再給油しません)
    • McLaren MP4-30 (設計による)
    • Mercedes-AMG W12 E Performance (設計による)
    • Mercedes-AMG W13 E Performance (設計による)
    • Porsche Mission R (電気なので!)
    • Super Formula SF23 (設計による)
    • ドライバー交代で燃料搭載量が暗黙的に変更されてしまうことがあった問題を修正しました。

    Graphics

    • シム内のすべてのオブジェクトの反射のレンダリングを向上し、色の値が改善して発生し得る白塗り効果を削減しました。
    • これはスペキュラーマップが実質的に二重露光となっていた長年の問題で、多くのテクスチャが白飛び、白塗り、白濁する問題が発生していました。これにより完全に影で太陽が見えないはずの表面に太陽が反射して見える問題も修正されます。スペキュラーレンダリングはよりリアルになり、より広い強度が使えるようになります。
    • シム内でダイナミック・トラック・レンダリングが常に有効となり、雨やデブリを適切に再現されるようになりました。
      • ダイナミック・トラック・レンダリングの有効化に依存しないため、 Low シェーダー設定がいつでも使えるようになりました。
    • アンチエイリアスのグラフィックオプションがアップデートされ、より直感的になりました。以下の AA オプションが使えます: Off, FXAA, SMAA, MSAA。マルチサンプルアンチエイリアス(MSAA) は独自のグラフィックオプションのサブセットがあります。各設定はオレンジ色となり、変更を有効にするにはシムの再起動が必要であることを示します。
    • MSAA により高品質のフィルタオプションが追加されました。これらのフィルタはより多くのMSAAサンプルを考慮してジオメトリレンダリング中のコスト増なしに品質を向上します。フィルタされたMSAAx2はほとんどの場合に古いMSAAx4と一致するはずです。使用可能なオプションは 2x, 4x, 8x で、フィルター微調整で使用できるシャープネス設定オプションには Simple, Soft, Neutral, Sharp があります。従来のオプションは Simple フィルターです。
    • 異方性テクスチャフィルタリングの設定は削除されました。これは常に x16 が使われます。
    • rendererDX11.ini に新しいエントリ AutoNoDynEmptyLOD=1 が追加されました。これは動的な LOD が起動した際に必要に応じてより低い LOD モデルを使用するようになります。
    • デブリのレンダリングが改良され、すべての距離で見えやすくなりました。
    • トーンマッピングが改良され、非HDRモニターで推測されるフォーマットにより適合するようになりました。これにより夜間に目立った乳白色で見える問題を解決します。
    • スクリーンアンビエントオクルージョン(SSAO)が大幅に最適化されました。
    • 空のレンダリングがアップデートされ、実効解像度が向上しました。
    • 浅瀬での水シェーダーの歪み効果を削減しました。
    • PopcornFX のバージョンをアップデートしました。
    • キューブマップ内の照明をフィルタリングし、ダウンサンプリングしていた問題を修正しました。
    • スペキュラーマップおよびその効果がミラー内でレンダリングされない問題を修正しました。
    • グラフィックスとリプレイオプションのいくつかの問題、特にパフォーマンスクラスのスライダー機能について、ドラッグしても変更されないことがあったり、シムを再起動するとリセットされてしまう問題を修正しました。
    • 一部のパーティクルが本来の位置でなくカメラ近くに表示されることがあった問題を修正しました。
    • 一部のスクリーンスペースリフレクションシェーダー(特に雨)で、VRのシングルパスステレオや3画面のMVP/SMPが適切にサポートされていなかった問題を修正しました。
    • 晴れにもかかわらず雲のレンダリングによって本来の明るさでなかった問題を修正しました。
    • 観客の照明が不自然になることがある問題を修正しました。
    • SSAO が樹木に適用されない問題を修正しました。

    Audio

    • コクピットビューカメラのオーディオ空間分離が最適化されました。
      • 車内のステレオおよびサラウンドサウンドアレイが改善しました。よりワイドなサウンドステージで 360度 またはバイノーラル録音されたサウンドをより忠実に再現できるようになりました。
        これによりヘッドセットからステレオスピーカーやサラウンドサウドシステムまで、すべてのサウンドシステムでリアリズムとドライビングの聴覚体験が向上します。
    • すべてのメンバーのオーディオ API が XAudio に設定されました。
      • もしも必要なら、app.ini ファイルで DirectSound を継続して使用するよう設定することもできます。シムを起動したあとで app.ini ファイルの devSpeakerAPI 設定が devSpeakerAPISelect で値 2 に変更されるので、この値を 1 に設定すると DirectSound が使用されます。
    • リプレイオプションメニューにリプレイ音量のスライダーが追加されました。
    • コクピットカメラでの高速時の縁石サウンドが改善されました。
    • オーディオデバイスのプロパティが変更されるたびにコードのクロックスマッシュが発生する問題を修正しました。
    • XAudio2 がクラッシュするレアな問題を修正しました。

    Replay

    • オリジナルのダメージモデルを使用した車両のリプレイ処理をアップデートしました。
    • リプレイカメラが高速に振動する問題を修正しました。

    Controls

    • すべてのストックカーで、約25mphでの走行中にフォースフィードバックが大きなスパイクなしでスムーズに作動するようになりました。

     


    2025s1 リリースノート:

    Release Notes

    2025 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
    記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

    長くなるので 4本の記事に分けました。

    2025s1 リリースノート:


    2025 Season 1 Release Notes [2024.12.09.03]

    iRacing 2025 シーズンビルドが到着しました! このリリースで 12月17日に始まる 2025 シーズン 1 用に新コンテンツと新機能および改良と修正が配信されます。ガレージが拡張され、Acura NSX GT3 EVO 22 、BMW M2 CSR、Ferrari 499P、Supercars Chevrolet Camaro Gen 3、Supercars Ford Mustang Gen 3 が追加されました。BMW M2 CSR は無償コンテンツでメンバー全員に提供されます。新コースも 2つ、Huset’s Speedway と Thruxton Circuit が追加されました。トラックアートチームは New Hampshire Motor Speedway を現代基準の外観へとオーバーホールも行いました。

    iRacing のダウン中に利用可能になる Test Driveサービスがゼロから再構築され、iRacing アプリケーションとシームレスに統合されて Demo Drive とその呼称が変更されます。グラフィックス及びフィジクスの開発者がタッグを組んで、泥やグラベルなどを扱うデブリシステムをアップデートしました。すべてのデブリが見えやすく、そしてレースに影響するようになります。このシーズンリリースではラグのあるドライバーだけでなく一緒にレースする全員の体験を向上するネットコードのアップグレードも実施します。iRacing ワールド全体の照明が改善されて、コントラストを高め、明るすぎたのが軽減されます。スポッターはパフォーマンスに影響のあるダメージを受けると通知するようになります。AIドライバーは追い越し時にパッシングすることを覚えました。

    当社のハイドロマンサーは Formula Vee でのウェットレースの準備をしました。5車種の新車すべてにレインタイヤがあります。AI レースシステムは新たに 6車種に展開されました(Acura NSX GT3 EVO 22, BMW M2 CSR, Ferrari 499P, Supercars Chevrolet Camaro Gen 3, Supercars Ford Mustang Gen 3, Williams FW31)。AI ドライバーは Thruxton Circuit と 2つのNew Hampshire ロードレイアウトをマスターしました。そして最後に、車両ダイナミクスチームは 400以上のセットアップを追加・アップデートして、どんな車両とコースの組み合わせでも最適化されたドライビング体験を提供します。レースリグを準備して 2025 シーズン 1 に向けて盛り上がりましょう!

     

    Season highlights include:

    • Acura NSX GT3 EVO 22
    • BMW M2 CSR [FREE!]
    • Ferrari 499P
    • Supercars Chevrolet Camaro Gen 3
    • Supercars Ford Mustang Gen 3
    • Huset’s Speedway
    • Thruxton Circuit
    • New Hampshire Motor Speedway (2024 Art Upgrade)
    • Demo Drive
    • デブリ・リフレッシュ
    • ネットコード改良
    • スペキュラー照明アップグレード
    • スポッターダメージレポート
    • AI のパッシング
    • Formula Vee と 新車 5車種が雨天対応
    • AI レース対応車種が 6車種追加(Acura NSX GT3 EVO 22, BMW M2 CSR, Ferrari 499P, Supercars Chevrolet Camaro Gen 3, Supercars Ford Mustang Gen 3, Williams FW31)
    • AIレース対応コースレイアウトが 3つ追加(Thruxton Circuit, New Hampshire Motor Speedway -Road Course / Road Course with North Oval)
    • 400を超えるiRacingセットアップ

     

    2025 シーズン 1 特集ページはこちら: https://www.iracing.com/seasons/2025-s1/
     

    2025 シーズン 1 リリースノート全文は以下。

     

    iRACING:

    Demo Drive

    • 2025 シーズン 1 リリース後、これまでの Test Drive サービス(https://testdrive.iracing.com) は廃止され、代わりに iRacing に統合された新しいシステムが登場します。Demo Drive と呼ばれます。
      • この変更により、iRacing メンテナンス中に走行するために別の認証は不要になります。iRacing や iRacing Forum と同じ認証情報でこのサービスを利用できます。
    • メンテナンス中に iRacing を起動すると、インストール&更新されていれば最新のコンテンツをどれでも使用できる Demo Drive に接続されます。
      • 車両とコース、表示モードを選択してドライビングを開始します!
    • メンテナンスモードが終了すると一定時間は使用でき、 カウントダウン表示で Demo Drive の残り時間が知らされます。Demo Drive が有効になったときには iRacing でナビゲーションリンクが利用できるようになります。
    • 以前の Test Drive と同様、リリースされて間もないコンテンツは次のシーズンまで Demo Drive で使えません。

    Season Recap

    • Profile ページに新しい Recaps タブが追加されました!
      • ここでは前シーズンや年のスタッツの要約を見ることができます。この新機能には、これまでメールで送信されていたシーズン要約と新しい年間の要約が含まれます!
      • スマホアプリでも Profile ページから Recapセクションを参照できます!

    Settings

    • Settings ページを再設計して使いやすさと構成を強化しました。このページはモーダルウィドウではなく、専用の全画面ページで利用できるようになりました。このアップデートでは General, Preferences, Network, About ページがタブつきレイアウトとなりました。
      • General: アカウントの基本設定とディスプレイオプション
      • Preferences: ユーザー体験のカスタマイズ
      • Network: 接続設定とデータ関連のオプション
      • About: バージョンの詳細、サポートなど、アプリケーションの情報

    Results & Stats

    • Driver Standings ページにドライバーのプロフィールページと異なるライセンスクラスが表示される問題を修正しました。

    Paint Shop

    • DOF Reality のスポンサーロゴがアップデートされました。

    Protests

    • プロテストの違反リストに追加があります: Unsafe Rejoin.

    Sporting Code

    • スポーティングコード 競技規則に様々な変更とアップデートが加えられました: iRacing オフィシャル競技規則の対象範囲のより明確な定義、ペナルティとその種類に関するすべてのリファレンスの更新と改良、ペースカーとラリークロスを説明するセクションの追加、いくつかの新しい用語集の追加、内部ドキュメントリンクの修正、新しい抗議対象となる Unsafe Rejoin の追加

    Legacy Membersite

     


    2025s1 リリースノート:

    iRacing — AI — Microsoft Research

    iRacing は AI 分野の研究で Microsoft Research とのコラボレーションを開始すると発表しました。

    iRacing Collaborates with Microsoft on AI and Large Action Model Research
    https://www.iracing.com/iracing-collaborates-with-microsoft-on-ai-and-large-action-model-research/

    iRacing は LAM = 大規模アクションモデル(*) の研究と開発を進めて、 AI ドライバー、AI クルーチーフ、AI コーチングやその他のシミュレーション機能の強化とドライビング体験の改善を目標として、新しい AI ベースのモデル作成を検討します。

    研究結果は公開される予定で、AI 開発に携わるワールドクラスの研究者・科学者・エンジニアからなる合同チームに加えて、このコラボレーションを始めた長年のインディカードライバーで機械エンジニアでもあるオリオール・セルビアも協力します。
    このコラボレーションに関する最新情報は今後発表されます。

    *LAM: LLM=大規模言語モデルが自然言語を理解・処理・生成するのに対し、LAM=大規模アクションモデルは理解に基づいて意思決定を行ってタスクを実行する

    iRacing Development Update – 2024/11

    次期ビルドのこと、さらに将来のこと、エグゼクティブプロデューサーの Greg Hill が開発の現状を伝えてくれました。
    https://www.iracing.com/iracing-development-update-november-2024/
    https://forums.iracing.com/discussion/70149/iracing-development-update-november-2024/p1

    まとめて紹介します。


    (新しい反射/Specularレンダリングのショット)

    来たる2025シーズン1向けの新ビルドは、日本時間では2024/12/11未明のリリースが見込まれています。
    このビルドで登場する新車はロード車両が中心となっています。オーバルについては 3月のシーズン2ビルドに期待してください。

    今後数週間で画像や動画などが次第にオープンにされていきます。

    なお、実際のシーズン1ビルドにはここで紹介された以外にも多くの内容がリリースノートでのサプライズとして残されているようです。

    素晴らしいユーザーコミュニティのおかげでiRacingはこの1年も発展しました。新規・更新・カムバックに大幅な割引を行うブラックフライデーをぜひチェックしてください。紹介プログラムの活用もお忘れなく。

    2025s1 新コンテンツ

    新車

    豪州スーパーカー Gen3 Chevrolet Camaro & Ford Mustang

    • 現行スーパーカーFord Mustang GT, Holden ZB Commodoreの購入1年以内ならiRacing Credit発行
    • 現行スーパーカーはレガシィコンテンツとなり、オフィシャルシリーズでは使用されなくなります

    BMW M2 CSR

    • 基本コンテンツとして無償提供されるルーキークラス車両(ルーキーとGT4の中間)
    • BMW M2セーフティカーも追加される

    Acura NSX GT3 Evo 22


    • ドライブが楽しいのはもちろん、美麗なグラフィックにも注目
    • IMSA Endurance 10台目のGT3車両

    Ferrari 499P

    • フェラーリとの開発は広範囲でマラネロ訪問や実車開発チームやドライバーとのコラボレーションも行った
    • 16台が参加する耐久シリーズやPrototype Challengeシリーズに追加

    新コース

    Thruxton

    インフィールドの滑走路も走行可能

    Huset’s Speedway

    3/8マイルダートオーバル

    New Hampshire Motor Speedway (Refresh)

    NASCARリフレッシュプロジェクトで最新仕様化を行う最初のコース

    コース所有者には無償でアップデートを提供

    Las Vegas Motor Speedway (Refresh)

    NHMSと並行して作業中だが12月ビルドに間に合うかどうか


    1.新コンテンツについて (イマココ)
    2.新機能について
    3.進行中・将来の開発について
    4.将来の登場が見込まれるコンテンツについて

    Release Notes

    iRacing 9.50.0 のリリースノートを和訳して紹介します。
    間違いなど見つけたら教えてくださいね


    このアップデートはダウンタイムなしに配信済みです。
    アップデートされたように見えない場合には一度ログアウトして再度ログインしてみてください。

    iRacing (9.50.0)

    General

    • Race Guide で Registration が表示されない問題を修正しました。
    • 競技規則スポーティングコードを開くと Achievement Awarded が表示される問題を修正しました。
    • UI を閉じて開きなおすと最後に開いていたページが保存されていない問題を修正しました。
    • UI でリザルトなどリンクのシェアでコピーした URL にパラメータが漏れていた問題を修正しました。
    • スクロールするときの出走登録ボタンの見えやすさを改善しました。

    Results & Stats

    • 過去のリザルト検索において “Officials Only” を無効化できない問題を修正しました。
    • “Expand All Teams” ボタンを追加しました。

    Official to AI Sessions

    • ユーザーが AI 非対応車両を選択していた場合、検証が不適切だった問題を修正しました。
    • マルチクラスイベントでどのようにグリッドが決定されるかのより良い説明のツールチップを追加しました。

    Release Notes

    iRacing 9.48.1 のリリースノートを和訳して紹介します。
    間違いなど見つけたら教えてくださいね


    今回のアップデートで UI が 9.45.2 から 9.48.1 にアップデートされます。ロールバックされていた 9.47.0 でのアップデートも適用されているので、改めてその内容をここで記載しています。

    New UI Behavior:

    UI を最初に開いたとき、最後に閉じたときの場所でなく、デフォルトでダッシュボードを開きます。
    ただし、最後にアクセスしたサブセクションを記憶するので、例えば Hosted で最後にアクセスしたサブセクションが My Sessions だった場合、Hosted をクリックすると My Sessions が開かれます。

    iRacing (9.48.1)

    Weather

    • 天候ツールチップが消えない問題を修正しました。

    iRacing (9.47.0)

    Results & Stats

    • Driver Standings: ソート順を変更しようとして列を 3回クリックすると iRating 順に並べられてしまうバグを修正しました。
    • Driver Standings: Avg Start 平均スタート順位 と Avg Finish 平均フィニッシュ順位により詳細を提供します。
    • Driver Standings: ttRating 順のソートを修正しました。

    AI Sessions

    • Official to AI sessions: コースステータスのスライダーを修正しました。
    • Official to AI sessions: 静的天候の天気タブを修正しました。

    Hosted

    • コースロゴの色彩を追加しました。

    General

    • My Content から Back ボタンをクリックするとタブが不適切にリセットされてしまう問題を修正しました。