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Release Notes

2026 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。初期リリース版から正式版[2025.12.08.03]で内容を更新しました。

記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けます。

2026s1 リリースノート:


iRacing Simulator

Licenses

  • MPR の記述が誤っていたのを修正しました。
    • Sporting Code – 競技規則ではクラス勝者の 50% 以上周回した場合にのみカウントされるとなっていますがこの規定が適用されていませんでした。この変更はさかのぼっては適用されず、2025 シーズン 4 以前の既存データに変更はありません。MPR における周回数規定は 2025 シーズン 4 第13週から適用開始となります。

Netcode

  • 車両と標高差を扱うネットコードがアップデートされ、仮想世界内の垂直位置が改善されました。
    特にレイテンシの高いドライバーには他の車両が浮いて走っているように見えたり地表から潜っているように見えたりする問題が解消されます。
  • 他車の回転方向のリファレンスや予測計算をアップデートしました。ドライバーが向いている方向や、回転速度、ステアリング入力、車両に作用している力によって、他車がより正確な方向を向くようになりました。

Race Control

  • ダートロードイベントにおいて、予選でジョーカーを通ると適切に失格となるようになりました。
    • ジョーカーを通る前のラップは有効で、ドライバーはレースなどそれ以降のセッションには引き続き参加できます。
  • コースカット検出アルゴリズムを強化して、コースカットしていないのに黒旗を掲示してしまう可能性を削減しました。

Dynamic Track Model

  • コースの初期化処理で、コース使用率に基づいて埃がより正確に分散するよう調整されました。
  • オーバルリフレッシュの一部として、タイヤスライドに関するパラメータを調整しました。コースがラバーインする際、タイヤから剥がれるラバーの割合が路面から剥がれる割合よりも大きくなり、ラバーインしたコースではタイヤが摩耗して、グルーブに留まる長期的なアドバンテージを削減します。
  • AI 車両のタイヤと路面の摩耗の配分を調整しました。これにより特に路面のラバーレベルが中程度のとき、摩耗とラバーインが大きくなります。
  • 水たまりの初期値が深くて、車両と路面の作用で水たまりが大きくなってしまう問題を修正しました。

Physics

  • 車両から外れたパーツの減衰率を改善し、外れたパーツのジッターや不自然なジャンプをなくします。

AI Racing

  • AI ドライバーは以下の新車でレースできるようトレーニングされてます:
    • Porsche 911 Cup (992.2)
  • AI ドライバーは以下の新コースでレースできるようトレーニングされてます:
    • Adelaide Street Circuit
    • Miami International Autodrome (全 5 レイアウト)
    • Rockingham Speedway – (Oval)
  • AI ドライバーが思考を拡げて、周囲の車両と自車の位置関係やレースのペース配分に対してより自主的に判断できるようになりました。AI ドライバーは理想的なペースラインに焦点をあわせながらもユニークなパスを辿るようになりました。
  • 夏が終わり、秋には素晴らしい才能を持つ AI のスクールが本格的に再開しました。AI コース教材は以下のとおり:
    • [ガレージコース Level IV] ハイブリッド車両システム
    • How & When: レーシングライン復帰の 1001 シナリオ
    • オーバルカンフー – 古代よりの秘密 – ハイラインでなく自身の中心を探せ
    • シュリマーの処方箋 – 高ストレス下での反応時間とメンタルトレーニング (別名: STRMKRTHSS)
    • In & Out: コーナーでのスロットルマネジメント
    • (オリエンテーリング 213) パイオニアスピリット 自分の道を見つける
    • 故障? クラッシュアセスメントハンドブック – レッカー編
  • AI ドライバーは以下の車両でレーシングスキルを向上しました:
    • GT3 クラス
    • LMP1 クラス
    • Dallara IR18
    • Ligier JS P320
    • Mercedes-AMG W12 E Performance
    • Mercedes-AMG W13 E Performance
    • Toyota GR86
  • AI ドライバーは以下のコースでレーシングスキルを向上しました:
    • Daytona International Speedway – Moto, NASCAR Road, Road Course
    • Iowa Speedway – Oval
    • Nashville Superspeedway
    • New Hampshire Motor Speedway – Oval
    • Phoenix Raceway – Oval, Oval w/open dogleg
    • Pocono Raceway – Oval
    • Rockingham Speedway – Oval – 2012
    • The Milwaukee Mile
  • いくつかの AI 車両で温度の相関関係を更新してタイヤと挙動が人が運転する車両に近づいてよりリアルになりました:
    • Ligier JS P320
    • Mercedes-AMG W12 E Performance
    • Mercedes-AMG W13 E Performance
  • すべての AI 車両ペイントデータベースがよりリアルに再構築されました。
  • 以下の車両用に特別な対戦相手のペイントが作成されました:
    • Gen 4 シリーズクラス
    • Supercars Gen 3 シリーズクラス
    • Stock Car Pro シリーズクラス
    • Radical SR10
  • 以下の既存車両用に特別な対戦相手のペイントが追加されました:
    • NASCAR Cup Next Gen シリーズクラス
    • NASCAR Xfinity シリーズクラス
    • NASCAR トラックシリーズクラス
    • ARCA シリーズクラス
    • NASCAR Legends 1987 Cup シリーズクラス
    • Dallara IL-15
    • Dallara IR18
  • いくつかシステムレベル の AI の問題を修正しました:
    • アダプティブ AI のオフラインレースでシムがクラッシュしてデスクトップに戻る可能性があった問題を修正しました。
    • AI レースセッションをリスタートするとシムがクラッシュしてデスクトップに戻る可能性があった問題を修正しました。
    • コーション中に CPU 使用率が高くなる問題を修正しました。

User Interface

  • 新しいウィジェットエディタでシム内 UI の新しいカスタマイズパラメータがアンロックされました!
    • ウィジェットエディタ (Alt+K) でほとんどの UI 要素のサイズ, 透明度, 位置などを新しい方法でカスタマイズできます。
    • Alt+K 編集画面で、ウィジェット名に続いて表示される目のボタンをクリックしてウィジェットの表示非表示を切り替えできます。
    • 重要: パフォーマンスメーターオプションは Settings – Interface メニューから削除されました。パフォーマンスメーターはウィジェットオプションで設定します。
  • iRacing UI に新しい機能スタンドアロンウィジェットが追加されました!
    • スタンドアロンウィジェットはブラックボックス同等のデータを表示する UI 要素です。
    • 2026 シーズン 1 リリースでは 4つのスタンドアロンウィジェットが有効になります:
      • Lap Timing (F1)
      • Relative (F2)
      • Standings (F3)
      • Weather (F11)
    • ブラックボックスとは異なり、スタンドアロンウィジェットは同時に複数を表示できます。
    • ウィジェットは表示専用で直接操作することはできませんが、ブラックボックスなど他での変更はスタンドアロンウィジェットにすぐに反映されます。
    • スタンドアロンウィジェットを有効にするには、Alt+K を押して UI 編集モードに入り、スタンドアロンウィジェットセクションにスクロールして目のボタンをクリックして表示します。
  • オプションメニューで検索機能が追加されました!
    • オプションやパラメータをタイプし始めると自動的にフィルタが働き、関連する項目のみが表示され、編集することができます。
  • 一般的なアップデートと修正:
    • Admin メニューに移動するとスポッターのドライバー名が表示されていた問題を修正しました。
    • チャットチャンネル UI 要素が適切に制御できなかった問題を修正しました。
    • フルスクリーンでリフレッシュレートを調整できなかった問題を修正しました。
    • オープンプラクティスからレースへの移行中にリプレイが保存されなかった問題を修正しました。
    • リプレイ保存中に UI が消える問題を修正しました。
    • VR ユーザーが UI ウィジェットレイアウトを正しく保存できなかった問題を修正しました。
    • VR ユーザーに、オフスクリーンレンダーターゲットが必要な描画幅の倍を割り当ててパフォーマンスを低下させていた問題を修正しました。
  • セッション画面のアップデートと修正:
    • コースの温度およびコンディション表示が Info タブに追加されました。
    • 小さなコースマップの天気レーダーでズームを拡大しました。
    • 読み込んだコースにコースルールがある場合、Rules タブが自動的に開くようになりました。
    • レースセッションでセッション画面の Entries と Results タブでドライバーの重複が発生することがありました。
    • オプションメニューからセッション画面に戻ったあと、フレームタイマーがオプション値を反映しない問題を修正しました。
    • リザルトタブでカーナンバーでソートすると前ゼロが付く問題を修正しました。
    • 分割ビューでセッションと全体タイミング比較を切り替えると動作が悪くなる問題を修正しました。
    • セッション画面のタブが不合理なサイズにスケールされてしまう問題を修正しました。
    • ボトムバーで観客がポジション数合計に含まれていた問題を修正しました。
    • Settings – Interface メニューからパフォーマンスメーターオプションは削除されました。ユーザーが設定できるパフォーマンスメーターは Alt+K でアクセスできるウィジェットオプションに移動されました。
  • ドライブ画面のアップデートと修正:
    • 最新のセクタレポートが自動的に表示されない問題を修正しました。
    • スタートライトが表示されるときに水平方向に移動することがある問題を修正しました。
    • バーチャルミラーのスケールに関する問題を修正しました。Extra Large スケーリングオプションは削除されました。
    • 描画する解像度が UI スケールに合わせてスケーリングされるようにバーチャルミラーのスケーリングを修正しました。
    • ダート車両の F5 ブラックボックスでタイヤが重複して表示される問題を修正しました。
    • レラティブ/相対時間が -60秒を超える問題を修正しました。
    • ラップタイム表示が 1:00.000 でなく 60.000 と表示される可能性があった問題を修正しました。
  • ガレージ画面のアップデートと修正:
    • ガレージで BoP 増減のコントロールが互いに近づきました。
    • ファイルパスに特殊文字が使われているとセットアップを表示できない問題を修正しました。特にこれらは Windows ユーザ名や Documents フォルダが原因でした。
    • 長いセットアップ名に合わせてガレージ画面上部が拡張される問題を修正しました。
  • オプション画面のアップデートと修正:
    • いくつかのグラフィックオプションが再編成されました。
    • Settings > Display メニューで Monitor/Bezel width や Viewing Distance 、Angle が保存されない問題を修正しました。

Graphics

  • ヤシの木が受ける風の影響について改善しました。
  • バーチャルミラーで水しぶきがちらつく問題を修正しました。

Controls

  • VNM wheel の API を追加しました。
  • 最新の Simucube API が追加されました。
  • 最新の Thrustmaster API が追加されました。
  • 右前輪が外れたときにステアリングトルクエラーが発生する可能性があった問題を修正しました。
  • Simucube API への接続試行回数を減らしました。
    • これにより Joystick ロジックの起動時間が短くなり、警告メッセージの発生を防いで起動が高速化します。この変更によって古いファームウェア/ドライバーの組み合わせでは接続に失敗して 60Hz モードにフォールバックします。この問題に遭遇したら最新のドライバーに更新してください。この状態には関係なく FFB は正常に稼働します。

Spotter/Crew Chief

  • イタリア語スポッターパックが更新されました。
  • スペイン語スポッターパックが更新されました。
  • 新規プレーヤー向け教材からのスポッターラインに関する問題を修正しました。

Weather

  • オフィシャルレースでは、レースを開催できる最悪のケースとして適切なレベルをiRacing 認定機関が決定しました。
  • 特に長期予報の精度が向上しました。
  • 水量のサンプルポイントを増やしてサンプルポイント間の補間を改善することで、セッション開始時の水深初期化処理を改善しました。
  • 乾いていくコースの初期化処理パラメータを大幅に改善しました。特に多孔性素材と非多孔性素材が直接隣接したエリアで顕著です。
  • トラックマップがより正確に天気レーダーの中央に表示されるようになりました。
  • 霧が影に二重に適用されていた問題を修正しました。

Paint Kit

  • 特定のペイントやパターンを使用するとタイヤ、フロントガラス、窓がペイントされてしまう問題を修正しました。

2026s1 リリースノート:

Release Notes

2026 シーズン 1 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。初期リリース版から正式版[2025.12.08.03]で内容を更新しました。

記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けます。ひとまずハイライトのみ記載して、後日、リリースノート本文の和訳を追記・公開予定。

2026s1 リリースノート:


2026 Season 1 Initial Release Notes [2025.12.PRE-RELEASE]

iRacing 2026 シーズン 1 ビルドがパドックを出てスターティンググリッドにつきました! これは 1年間に 4回ある主要なリリースで、12月16日標準時 00:00 に公式にスタートする 2026 シーズン 1 に向けて新しいコンテンツや機能にアップグレードと多くの修正が追加されています!

シーズンハイライト:

  • FIA Cross Car [FREE!]
  • Porsche 911 Cup (992.2)
  • Adelaide Street Circuit
  • Miami International Autodrome (5 レイアウト)
  • 2つの 新ダートロードレイアウト(Lucas Oil Speedway – Off Road, Winton Motor Raceway – Rallycross)
  • 再スキャン: Rockingham Speedway – Oval
  • 新 UI 機能: オプション検索
  • 新 UI 機能: ウィジェットエディタ
  • 新 UI 機能: スタンドアロンウィジェット(ラップタイム, レラティブ(相対位置), 順位, 天候)
  • 路面の埃や水の初期化を改善しました
  • Dallara IR18 (ビジュアルとハイブリッドシステムの更新)
  • Toyota GR86 (現実での情報をベースにフィジクスとシステムを更新)
  • NASCAR トラックシリーズの空力モデルを更新
  • GT3 クラスも更新あります
  • オーバルリフレッシュ: マルチグルーブレースのためにラバーとそののり方を向上
  • ローカライズ言語の追加: フランス語, ドイツ語, イタリア語, ポルトガル語(ヨーロッパ), ポルトガル語(ブラジル)
  • 新車 Porsche 911 Cup (992.2) は雨対応
  • 新車 Porsche 911 Cup (992.2) は AI レース対応
  • 新コース/レイアウト計 7 コースの AI レース対応: Adelaide Street Circuit, Miami International Autodrome (Grand Prix, Marina Loop, MIA Loop, Extended MIA Loop, Extended Marina Loop), Rockingham Speedway – Oval)
  • 各車両で数百もの新セットアップ

2025 シーズン 4 特集ページはこちらで公開: https://www.iracing.com/seasons/2026-s1/

2025 シーズン 4 リリースの詳細は以下。

iRacing

Localization

  • iRacing で以下の言語が選択できるようになりました:
    • French
    • German
    • Italian
    • Portuguese (European)
    • Portuguese (Brazilian)
    • シム内以外の多くの部分を翻訳しました。含まれるものと含まれないもの、またネイティブスピーカーの方が翻訳の向上にどのように貢献できるかについて、こちらをご覧ください:
    • iRacing Forum – Localization

Paint Kit

  • iRacing Paint Kit に以下のスポンサーが追加されました:
    • Direct Supply
    • Dude Wipes
    • GFX Wheels
    • Heat Wave Racing
    • Off Axis Paint
    • Rego-Fix
    • RJE
    • Sparco
    • The District Tap
    • Voxx Road Wheels

3rd Party /data API & /jforum Use

  • 前のシーズンリリースでアナウンスされたとおり、以前の認証エンドポイント /auth は廃止されます。
    As announced in last season’s release, the use of the legacy authentication endpoint /auth is being retired.
    /auth エンドポイントのあとで /data API を使用したり、古い /jforum エンドポイントを使用している場合、引き続き /data API を使用するためには以下の投稿を確認してください:


2026s1 リリースノート:

Release Notes

2025 シーズン 4 ビルドのリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね

長くなるので 4本の記事に分けます。ひとまずハイライトのみ記載して、後日、リリースノート本文の和訳を追記・公開予定。

2025s4 リリースノート:


2025 Season 4 Release Notes [2025.09.08.02]

iRacing 2025 シーズン 4 ビルドがいよいよリリースされます! 2025/09/16 に始まる新シーズンに向けた改良や修正とともに、新コンテンツと新機能が導入されます!

長らくお待たせしました。新シム UI がついに登場します! 完全に新設計の新しいシム UI は最新のテクノロジー、ツール、デザインによって高度な UI フレームワークとシム体験を実現します。新シム UI はベテランユーザーにも馴染みやすいデザインでありながら、新しい機能を備えています。パワフルな新技術で、将来の大きなイノベーションとまったく新しいシム体験と機能の道を開きます。

iRacing 収録車種が拡大して 3台の新車が登場します!: Aston Martin Vantage GT3 EVO, Dallara IL-15 (INDY NXT), Ford Mustang GT4
GT4 クラスはその全体がパフォーマンス、タイヤ、フィジクスが多角的なオーバーホールを受けました。
ハイブリッドシステムはリアリズムが向上し、NASCAR Gen4 のドラフトパラメータは大幅に調整されてレース体験が最適化されました。BMW M4 GT3 はフィジクススとビジュアルが EVO スペックにアップデートされます。

iRacing ワールドマップに、メキシコシティ直結の Autódromo Hermanos Rodríguez が追加されました。Sonoma Raceway, World Wide Technology Raceway, Charlotte Motor Speedway, North Wilkesboro Speedway は再スキャンやモデルの再構築がなされ、NASCAR スケジュールの 5トラックと Oulton Park Circuit は新ビジュアルでオーバーホールされました。

ア・サラダ・ア・エスパーニャ! iRacing アプリケーションの多くの部分にローカライズ機能が搭載されます。カスタマーはスペイン語で iRacing を利用できるようになりました。iRacing アプリケーションやシム本体のいくつかの部分で翻訳テクノロジーの開発に取り組んでいるところで、近い将来他の言語にも対応予定です。

3台の新車 (Aston Martin Vantage GT3 EVO, Dallara IL-15, Ford Mustang GT4) はすべてレインレースに対応しています! AI ドライバーが扱える車両が 5台 (Aston Martin Vantage GT3 EVO, Dallara IL-15, Ford Mustang GT4, NASCAR Gen4) 増えました! AI ドライバーは North Wilkesboro Speedway – Oval と Autódromo Hermanos Rodríguez (Mexico City) 全 7レイアウトをマスターしました!

シーズンハイライト:

  • 新シム UI
  • Aston Martin Vantage GT3 EVO
  • Dallara IL-15 (INDY NXT)
  • Ford Mustang GT4
  • GT4 クラスのフィジクスオーバーホール(レインタイヤのアップデート含む)
  • BMW M4 GT3 を EVO スペックへアップデート
  • ハイブリッドシステムのオーバーホール
  • NASCAR Gen4 ドラフティングの大幅なアップデート
  • Autódromo Hermanos Rodríguez (Mexico City)
  • コースの再スキャン&再モデリング: Charlotte Motor Speedway, North Wilkesboro Speedway, Sonoma Raceway, World Wide Technology Raceway.
  • コースのオーバーホール&近代化: Chicago Street Course, Circuit of the Americas, Daytona International Speedway, Texas Motor Speedway, Watkins Glen International, Oulton Park Circuit
  • テクスチャ圧縮のアップデート
  • VR ヘッドセットのアイトラッキングとフォービエイテッドレンダリングをサポート
  • シム内でない iRacing アプリの多くの場所でスペイン語化
  • 新車 3台 (Aston Martin Vantage GT3 EVO, Dallara IL-15, Ford Mustang GT4) はいずれもレインレースに対応しています!
  • AI レースで使える車両が 4台増えました: Aston Martin Vantage GT3 EVO, Ford Mustang GT4, NASCAR Gen4 Class Cars
  • AI レースで使えるコースが増えました: North Wilkesboro Speedway, Circuit of the Americas – NASCAR West, Autódromo Hermanos Rodríguez (Mexico City, 全レイアウト)! AI ドライバーは Charlotte Motor Speedway (ダート以外の8レイアウト), Sonoma Raceway (ダート以外の9レイアウト), World Wide Technology Raceway (Gateway) – Ovalをゼロから再トレーニングしました。
  • 最新の注意を払って設計された何百もの新セットアップ

2025 シーズン 4 特集ページはこちらで公開: https://www.iracing.com/seasons/2025-s4/

2025 シーズン 4 リリースの詳細は以下。

iRACING:

Localization

AI Racing

  • ランダムに生成される AI ロースターが、 300以上の新しい配色、車両やクラスの専門化、新スポンサーの追加、によって改善されました。

Flags

  • オランダ領アンティルがリストから削除されました。この国は 2010年に解体されました。
  • スワジランドはエスワティニに改名されました。

Paint Kit

  • Paint Kit に多くの新スポンサーが追加されました:
    • iRacing Downshift, iRacing Studios, Advance Auto Parts, Advent Health, Alcon, Ally, Anduril, Ansys, BBS, Big Fish BBQ, Borla, Callies, Castrol, Cometic, Cosworth, CW Sports, Dart, Fifth Third, Five Star Bodies, FOD Control, Horizon Hobby, HTL Technologies, Hyperco, Intercomp, Jack Links, JBL, JE Pistons, Jostens, JRi Shocks, Klotz Synthetics, Kooks, Liquid Death, Loose is Fast Podcast, Losi RC Cars, Mack Trucks, Quarter Master, Racing Electronics, Safety Kleen, Schluter Systems, SKF, SPxE, SRI, Stratasys, Technique Chassis, Trak Racer, UNOH.
  • Paint Kit で以下のスポンサーがアップデートされました:
    • Build Submarines (2色目の追加)

3rd Party /data API & /jforum Use


2025s4 リリースノート:

Release Notes

2024 シーズン 4 パッチ 3 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


2024 シーズン 4 パッチリリースでいくつかの重要なアップデートと修正を配信します。

iRACING:

Account Management

3rd Parties using /data API

iRacing Companion App

  • 本日のリリース以降、iRacing Companion App は 2FA をサポートしたバージョン(v1.9.3以降)だけが動作します。認証エラーが出る場合、アプリストアから最新バージョン (v1.9.6) を入手できていることを確認してください。

SIMULATION:

Physics

  • 様々な車両クラスで、小さな車両ダメージが地面を少し引っかけ、空力のカスケード計算を引き起こして不正な月面打ち上げとなる問題を修正しました。今回その空力アップデートを行ったのは以下の車両クラスです:
    • GT4 Class Cars
    • TCR Class Cars
    • FIA F4
    • Toyota GR86

Race Control

  • フィールド全体がピットスタートを選択したとき、レースがスタートしない問題を修正しました。
    • iRacing コースオフィシャルやフラッグマン達のコミュニケーションの問題です。

Heat Racing

  • ヒート制イベントでヒートセッションがなかったときにレースサーバがクラッシュする問題を修正しました。

Graphics

  • テクスチャ読み込みアルゴリズムをアップデートして処理を改善しました。
  • パーティクルエフェクトのメモリリークを修正しました。

CARS:

Dallara IR18

  • ドライバーのインターネット接続が不安定なとき、イベント中に使用可能な P2P がリセットされる可能性がある問題を修正しました。

Ford Mustang GT3

  • ダメージモデルで、ホイールマウントを強化しました。

Mini Stock

  • ダメージモデルで、リアサスの過伸展の許容値を小さくしました。

Super Formula SF23

  • ドライバーのインターネット接続が不安定なとき、イベント中に使用可能な P2P がリセットされる可能性がある問題を修正しました。

TRACKS:

Cadwell Park Circuit

  • 最後の 2つのコーナーのコース外地表特性がアップデートされ、舗装よりもむしろ芝に近くなりました。
  • ピット入口のタイヤバリアが部分的にしか固体オブジェクトでなかったのを修正しました。

Circuit de Spa-Francorchamps

  • (2024 Configs) – 通常のペースラップでのスターティンググリッドの位置がプーオン後に移動されました。

Road America

  • 路面バンプマップを再生成しました。
  • 標識と橋のテクスチャをアップデートしました。
  • 地形の色を調整して草とより合うようにしました。

Release Notes

2024 シーズン 3 パッチ 2 のリリースノートを和訳して紹介します。
記事に誤字・間違いなど見つけたら教えてくださいね


このパッチで 2024 シーズン 3 リリースの様々な更新と修正を配信します。このパッチでは Oswego Speedway の Dirt レイアウトがリリースされます。また、2024 シーズン 2 リリースから始まった GPU クラッシュ問題に関するアップデートも含まれます。

iRACING:

Web Data API



  • Results / Get

    • リザルトの各車両クラスに SOF と台数を示す strength_of_field’および‘num_entries’を追加しました。

    • リザルトの天候オブジェクトから‘simulated_start_utc_time’および‘simulated_start_utc_offset’を削除し、API の他のエリアでは天候オブジェクトに一致させるために‘simulated_start_time’を追加しました。



  • Series / Seasons

    • スケジュールオブジェクトから重複した‘simulated_time_multiplier’を削除しました。各スケジュールの weather オブジェクトのみに現れるようになりました。

    • スケジュールの weather オブジェクトから‘simulated_start_utc_time’を削除しました。



SIMULATION:

Race Servers



  • 選択されたコースでローリングスタートができるかどうかの検証処理を改善しました。

AI Racing



  • AI ドライバーが使うウェットレースの走行ラインが増えました。ヘビーレインでは特に増えました。

  • スーパースピードウェイで AI ドライバーがピットやグリッドから離れるのを忘れてしまうことがあった問題を修正しました。

  • iRacing Superspeedway で AI ドライバーが一部のファイナルレシオを使用したとき、シムがクラッシュする可能性があったアスファルトオーバル車両の問題を修正しました。

iRacing Weather System



  • フロントガラスを伝っていく雨粒のエフェクトを更新し、雨粒がそこから離れる前に消えてしまわないようになりました。

  • その時点で雨が降っていなかったのに雨が表示されてしまう問題を修正しました。

  • リプレイでのフロントワイパーの動作を改善しました。

  • セッションのウェット/ドライ状況と車両速度に基づいて、ワイパーによるフロントガラスのウェット/ドライ状況の進捗状態について改善しました。

  • HDR が無効なときにエアロスプレーがブロック状になっていた問題を修正しました。

  • リプレイ、特に巻き戻したりウェット/ドライが移り変わるタイミングにおいて、フロントガラスのウェット/ドライ描画を改善しました。

  • 自動ワイパーが無効で手動でワイパーを動かしたとき、フロントワイパーが水を正しく履いてなかった問題を修正しました。

  • フロントガラスの視覚エフェクトに使われる時間が不正確になる可能性があった問題を修正しました。

Cars



  • 競争相手の車両が誤ったウィング角度で表示される問題を修正しました。

Graphics



  • 2024 シーズン 2 リリース以降レポートされてきた GPU クラッシュを回避するエビデンスを示すアップデートが行われました。

    • パーティクルシステム PopcornFX でのみ SMP/MVP/SPS を無効化するメカニズムを追加しました。いくつかのエビデンスが、iRacing Weather System リリース後に PopcornFX システムと作用する処理が GPU のクラッシュを引き起こしていたことを示していました。

    • このパッチリリースで、Nvidia のみの特殊モード (SMP/MVP/SPS) は PopcornFX システムをバイパスします。これらのモードはすべてのレンダリングに有効です。この変更はパフォーマンス処理とフレームレートに最小限の影響しか与えません。

      • この新しいデフォルトを変更したい場合、適切な“rendererDX11*.ini”ファイルの“PopcornFXSPSAllowed”と“PopcornFXSMPMVPAllowed”をどちらも“1”にすることでパーティクルシステム用に Nvidia 専用モードを再有効化します。





  • フル解像度のパーティクルエフェクトが画面左上に正しく表示されない問題を修正しました。

Replays



  • 出走登録したのに入室しなかったドライバーがいたセッションのリプレイがロードに失敗する可能性があった問題を修正しました。

Controls



  • Conspit ペダルの振動サポートが追加されました。

  • 最新の Simucube API が統合されました。

  • “enable360HzInterpolated=0”と設定された Simucube ホイールでフォースフィードバックが適切に有効にならない問題を修正しました。

Telemetry



  • レースサーバ名がセッション文字列に記録されるようになりました。

CARS:

GT3 Class Cars



  • iRacing セットアップがアップデートされました。

    • Daytona International Speedway と Circuit des 24 Heures du Mans では最長のギアレシオが使用されるようになりました。Nürburgring セットアップをリネームし、ノルドシュライフェ混合レイアウトで自動的に読み込まれるようになりました。



LMP1 Class Cars



  • ダメージモデルで、曲がったホイールを完全に修理できるようになりました。

NASCAR Cup Series Next Gen Class Cars



  • タイヤパラメータがアップデートされ、全体的なコンディショニングが早くなりました。

  • ダメージモデルで、フロントタイヤのサイドウォールの摩擦が少なくなり、壁面との接触挙動が改善されました。これは特に対戦相手車両を見たときに顕著でした。

Rallycross Vehicles



  • ダメージモデルで、ラリークロスレイアウト以外でレースを行う際には、多少曲がったホイールでも完全に修理できるようになりました。

  • ダメージモデルで、ホイールの横方向の破壊限界が引き上げられました。

Stock Car Pro Series Class Cars



  • この車両の旧ダメージモデルが使われた古いリプレイがロードできなかった問題を修正しました。

Street Stocks



  • ドライブシャフトが視覚的にずれていた問題を修正しました。

  • ダメージモデルをチューニングして、エンジンのダメージ伝達がさらに減らされ、ノーズが若干強化されました。

V8 Supercars Class Cars



  • ダメージモデルをチューニングして、ホイールが強化され、ノーズ構造体をアップデートしてフロントホイールのカバー範囲を拡大しました。

Acura ARX-06 GTP



  • BoP調整: ダウンフォースとエンジン出力を若干引き下げました。

BMW M4 GT3



  • UI モデルが誤ったリアウィングエンドプレートを使用していた問題を修正しました。

BMW M4 GT4



  • レインライトをアップデートしました。

  • ダメージを負っていないレインライトの見た目をアップデートしました。

  • 水しぶきの向こうでも見やすいようにブレーキライトをアップデートしました。

  • コクピットのラベルのテクスチャをアップデートしました。

  • バックファイアエフェクトをアップデートしました。

  • 特定カメラ距離でのホイール表示の問題を修正しました。

  • ダメージを負っていないのにダメージを受けたパーツが描画される問題を修正しました。

Dallara IR18



  • ステアリングウェイトが 2024 シーズン 3 以前の値にリセットされました。

Dallara P217



  • ダメージモデルで、ノーズが完全に外れるようになり、その破壊限界と特性が調整されました。

Dirt Micro Sprint Car



  • (Outlaws) – この車両タイプがピットサービスを受けられなかった問題を修正しました。

  • 外部エンジンサウンドを改善しました。

Ford Mustang FR500S



  • UI モデルにおけるアンビエントオクルージョンの問題を修正しました。

Ford Mustang GT3



  • ダメージモデルで、完全に取り付けられた状態のノーズが強化されました。

  • iRacing セットアップでリアキャンバーを増やしました。

Ligier JS P320



  • ダメージモデルで、ノーズが完全に外れるようになり、その破壊限界と特性が調整されました。

Modified – SK / NASCAR Whelen Tour Modified



  • (Modified – SK) – ダメージモデルで、フロント及びリアバンパーの剛性がアップデートされました。

NASCAR Xfinity Ford Mustang



  • 他のNASCAR Xfinity 車両と同じようにペイントパターンの黒の縁取りをアップデートしました。

Nissan GTP ZXT



  • ダメージモデルのチューニングを行って、ノーズを強化して破壊限界を引き上げ、コーンで破壊されないようになりました。

Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport MR



  • 遠距離カメラでレインライトが働いていなかった問題を修正しました。

Porsche 911 GT3 Cup (992)



  • SIlverstone 用の iRacing セットアップをアップデートしました。

Porsche 911 GT3 R (992)



  • コクピットのプルタブのテクスチャをアップデートしました。

Radical SR8



  • 夜間にヘッドライトが適切に動作していなかった問題を修正しました。

Ruf RT 12R



  • コクピットのミラーが極端に暗かった問題を修正しました。

Street Stock – Casino & Eagle



  • 数字フォントの傾き指定が逆になっていた問題を修正しました。

[Legacy] NASCAR Truck Chevrolet Silverado – 2008



  • iRacing セットアップがアップデートされました。

TRACKS:

Circuito de Navarra



  • 誤ったピットストールがレーシング路面に置かれてしまい、そのエリアを通過する車両に問題が発生していたのを修正しました。

  • 最終コーナーのブレーキマーカーを修正しました。

  • 様々なオブジェクトがカメラ距離の変更に応じて視覚的にポッピングしていた問題を改善しました。

Daytona International Speedway



  • (2008 Configs) – ピットロードの後ろを走行して周回できていた問題を修正しました。

Oswego Speedway



  • 新レイアウトを追加しました – Oswego Speedway – Dirt!

    • 新しいダートオーバルレイアウト Dirt が追加されました!



  • スキッドマークやアスファルトのヒビ、路面テクスチャを改良しました。

  • 競争相手の車両がインサイドのウォールに引っ掛かって空中に飛び上がるように見えることがあった問題を修正しました。

  • 一部のコンクリートバリアとアウトサイトウォール及びインフィールドフェンスが固体オブジェクトでなかった問題を修正しました。

  • 観客の配置を更新しました。

Sachsenring



  • 一部テクスチャをアップデートしました。

  • 風力タービンのビジュアルを改善しました。

  • 樹木ラインをアップデートしました。

  • 一部 ARMCO と路面のラインテクスチャをアップデートしました。

WeatherTech Raceway Laguna Seca



  • いくつかロゴが間違っていたのを更新しました。

World Wide Technology Raceway (Gateway)



  • いくつかロゴが間違っていたのを更新しました。

Release Notes

2016/9/6(火)夜のメンテナンス明けにリリース予定の 2016 シーズン 4 ビルドについて、リリースノート http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3499219.page が先にリリースされていますので、早速和訳してみました。以下、続きからどうぞ。
間違いなど見つけたら教えてくださいね

# 2016/9/6 renderDX11.ini と誤っていたのを rendererDX11.ini に修正しました。連絡ありがとうございます!

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Logitech ARX

Logitech ARX を使って iRacing で動く何かを作ってみたい、そんな方はメンバーフォーラムへGO
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3344813.page
David Tuckerによる最新デモと解説が掲載されています。

arx_2

iRacing API

2010 season 4向けビルドより、APIが更新され、インターフェースから取得できる値が増えました。開発者向けにSDKも新しいバージョンがリリースされています。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/1021807.page

今回追加されたのはゲージ類とタイヤなどに関するインターフェース。エンジン回転数やレブリミット警告灯、水温や油音・油圧・油量に電圧、ABS作動インジケータや警告灯類とコクピット構想が膨らむものばかり。そして各タイヤの温度や空気圧に磨耗状況、燃料タンク容量と残量についてもようやくAPIで取得できるようになりました(これまで直接稼働中のメモリから読み取っていたアプリケーションはありました)。

※それぞれ取得する都度リアルタイムの値を返すのか、シム内で与えられる情報と同様に項目によってはピットで計測した値を返すのか、については言及なし

Release Notes

2010シーズン3向けビルドのリリースノートを和訳して掲載します。
長いため分割して掲載します。この記事は1つ目です。

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iRacing Simulation API

これまではベンダーのリクエストに応じて渡されていたと思われるAPIですが、今回新しく用意されたサブフォーラムで新バージョンがリリースされました。

http://members.iracing.com/iforum/thread.jspa?threadID=94738

ヘッダファイル、サンプルプログラムのソースとVisual Studio 2003/2008用ビルドファイル群が含まれています。ビルド済のプログラムも含まれているので、ちょっと使ってみることはできそうですよ。

追記: Virtual Dash開発者がさっそくアップを始めたようです ;)

メンバーフォーラムにアナウンスがあって、APIの開発版が完成して各ベンダーへのアクションがとられているようです。

FREXさんにも連絡してみよ、と思ったらすでにオファーされていたらしく、開発作業中だそうで。

以下が開発中のSimConMOTION with iRacing 動画(Legends @ Laguna Seca)。

http://youtube.com/watch?v=seQ4BzoyIKE