iRacing Development Update – 2025/11
今回も iRacing のエグゼクティブプロデューサー、Greg Hill が最新の開発状況や、シーズン 3 または将来に予定されている新コンテンツ・新機能を伝えてくれました。
iRacing Development Update: November 2025 (iRacing.com)
iRacing Development Update – November 2025 (iRacing Forum)
以下に列挙して紹介します。ほかにも多くのプロジェクトが進行中です。NASCAR25 や iRacing Arcade も楽しんでね。
2026 シーズン 1 登場予定の新サーキット
Adelaide Street Circuit
Miami International Autodrome
Lucas Oil Speedway- Off Road
2026 シーズン 1 で更新されるサーキット(再スキャン・再モデリング)
Rockingham Speedway
これで NASCAR リフレッシュプロジェクト完了
2026 シーズン 1 で更新されるサーキット(リフレッシュ・アップデート)
Bathurst
2026 シーズン 1 登場予定の新車
Porsche 911 Cup (992.2)

Porsche 911 GT3 Cup (992.1) 所有者に無償バージョンアップ。
10psパワーアップ、エアロとサスペンションジオメトリ改良によるフロントアクスルのレスポンス向上、ディスプレイ向上、ABS・TC 搭載、GP コースで 1周 1~1.5秒のラップタイム向上、ニュル北パケージのアップデート(車高上げ・排気音制限によるパワーダウン・フロントダイブプレーン装着)、前後ブレーキパッドオプションとブレーキシステムのオーバーホールでブレーキバイアスや圧はよりリアルに、


FIA Cross Car
車両システムアップデート
Dallara IR18 (IndyCar)
最新の高解像度アートワークによるアップデート、ハイブリッドシステムのアップデート(ドライバーの指示で電気ブースト)に、コントロール割り当てと車内ディスプレイの追加、テレメトリ拡張(チーム)
GR86
横転防止/重心位置の変更、現実シリーズに合わせた ARB 拡大、現実シリーズに合わせたリアアライメント、現実シリーズに合わせたスプリングレート範囲の拡大、加速性能をリアルにする駆動系パラメータ調整、エンジントルク/パワーカーブの微調整と中間域のパワーダウン削減
NASCAR トラック
新しい CFD モデルを活用した空力モデリングの改善、Gen7/Gen6/ARCA に実装したドラフティングモデルの搭載
GT3 クラス
スプリングレート変更で自動的に調整されるスプリングパーチを搭載、スプリング交換後の車高調整不要
Mercedes-AMG GT3 2020: 車高の直接調整が可能に
Acura NSX GT3 Evo22: リアウィングのエアロモデルアップデート>デイトナ24時間でよりコンペティティブに。
BMW M4 GT3 EVO: BMW提供のパワー及びエンジンブレーキカーブに適合する新エンジンを搭載。
Corvette Z06 GT3.R: タイヤウォームアップに関する改善
オーバルリフレッシュの継続
数シーズンに渡ってさらなる改良を加える予定が計画通り進まず、次のステップを再検討します。
走行レーンのダイナミクス改善: ゴムと路面の相互作用について再構築、ラップごとの走行体験を向上
シム UI
Widget Editor: 要素の表示/非表示、個々のスケールや透明度設定など

標準ブラックボックスとは異なるスタンドアロンブラックボックス(Lap Timing, Standings, Relative, Weather)の追加<キーボード操作不可

ネットコード
最近発生したネットコードに関連して複数のパートを横断した取り組みが進行中
高低差のあるコースでの縦方向ポッピング(横方向も同様)の改善
天候システムアップデート
2026 シーズン 1
降水確率が過小評価されていてセッションが長いほどそれが拡大していたのを修正
レッドフラッグとはならない
レースで許容される気象条件が酷くならないようにする作業
将来
1週間の天候スケジュールについて再検討 – 天候を異なる頻度で再生成する仕組みの検討
気象レーダーの世代調整で予測可能性を引き下げてより現実的なモデルに
予報表示 UI の再検討
ローカライズ
フランス語、イタリア語、ドイツ語、ヨーロッパおよびブラジルポルトガル語を追加
その他進行中のアップデート/開発
新しいオーディオ機能の追加
各サーキットにグローバルリバーブを追加して環境音が自然に
コクピットリバーブで車外の音を色付けして区別しやすく
トンネルやスタジアムのリバーブ
※以前公開されていたオーディオチームのエンジニアリング&開発を紹介する動画
https://www.youtube.com/watch?v=Hm8dd1z39Ho
シムUI
より広範なUIカスタマイズ、テレメトリ(簡易版から)、議論を呼ぶかもしれない機能追加…
UI チームを拡大して臨んでいる
新グラフィックスエンジン
9月、コペンハーゲンでのミーティングで初めてチーム全員が顔を合わせた<プロジェクトの主要エンジニア 3人がデンマーク人で、あとは米国と英国
進捗レビュー、課題・ニーズの議論、ロードマップ再調整を実施。次はバーティカルスライス試作プロジェクトを2026Q1に。



フィジクスアップデート
最近別のレーシングスタジオからトップクラスのフィジクスエンジニアが加わり、全く異なる 4つのレーシングシミュレーションとゲームから集まった優秀なエンジニアで構成される最強のフィジクスチームが誕生しました!
フィジクスステップレートにFFB技術革新、新しいタイヤモデル、マルチスレッド処理、新しい車両ダイナミクスツール、エアロモデリングの進化などなど様々なプロジェクトが進行中
キャリアモード
シングルプレーヤーに特化したキャリアモードプロジェクトが進行中。
コンテンツ
St Petersburg セントピーターズパーク開発中、2026s2 目標
Barber Motorsports Park バーバーモータースポーツパークを再スキャンから再構築中

Summit Point Motorsports Park サミットポイントのリフレッシュ中
インディカーに関連したリフレッシュ&再スキャンプロジェクトが多数進行中
米国中西部~カリフォルニア・モントレーまで、改修・再舗装された 4 サーキットのスキャン旅行を計画中
新しいパートナーとシムで運転するのが楽しい車を製造予定で、自動車/シムレースの学術的なエントリーポイントも提供
992.2とGT86以外に2026s1には新しいレインタイヤはありませんが、シーズン2ではクラシックタイヤの開発に取り組む
TCRクラスのオーバーホールが進行中で、シーズン2 には新車が 1台加わります
Steve Myersが将来のプロジェクトのヒントを投下していたようだ … BAR?
2026年もオフロード・RX の拡充・新車の検討を進める
来年には Bahrain International Circuit バーレーン と Circuit Paul Ricard ポールリカールの作業が本格化
Winchester Speedway ウィンチェスターの開発再開

















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