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Tag: Track Limits

Spa 24

スパ24時間レースに向けて準備してくれていたのだからさぞかしフラストレーションが溜まったことへの謝罪と、問題を明確にして通知することを行ってくれています。

インシデント制限の問題を引き起こした問題の原因はバイナリーオーバーフローによるバグと判明しましたが、修正には新しいビルドが必要なものの十分なテスト時間がとれずに他の問題を引き起こしてイベント自体に深刻な影響を与える可能性があったため、昔のようにインシデント制限をなくすのがベストと判断したとのこと。現在問題の修正に取り組んでいるので、将来のイベントでは改善される見込み。

もっとも、iRacing のスパ・フランコルシャンが現実よりも厳しいトラックリミットとなっているとも認識しているので、これを洗練して最良で現実的なレース体験を作り出せるよう、優先して積極的に取り組んでいくとのこと。

iRacingを最高のモータースポーツシミュレーションを可能にするものとするため、iRacingは絶えず改善の努力をしています。次のビルドでこれらの改善点を新しい機能やコンテンツと共に展開することを楽しみにしている、とのことです。

Drive Through Penalty

17というインシデント制限について再考しよう、インシデント値やその制限について再考しよう、というフォーラム・トピックで議論が行われていましたが、iRacing がとる新しい方向性が示されました。

http://members.iracing.com/jforum/posts/list/300/3611127.page#11135080

ざっくり意訳するとこんな感じでしょうか。

インシデント制限は、言うなればもともとは危険運転を排除するために他車とのクラッシュを繰り返すドライバーを失格処分にするためのものでした。その先にはプロテスト・システムがあり、セーフティ・レーティングがあり、その基盤にはスポーティング・コード-競技規約-があり、安全運転を意識させる意図によるものでした。

しかし、長時間のレースが開催されるようになり、また特にスパ・フランコルシャンのようなコースでは、オフ・トラックによるインシデントが嵩み、単なる安全運転とは別種の問題が生じました。

そのため、競技規約に反してレーシング・サーフェスを走らないオフ・トラックを一定数行った場合には、ドライブ・スルー・ペナルティを科す方向で検討しています。

レース・コントロール担当エンジニアの手が空き次第、高い優先度でそれにあたってもらうことになるでしょう。このプロジェクトが進捗すればまたお知らせします。

オフ・トラックの性質は問えないでしょうから、一律的なしきい値が設定されることになるでしょう。それでも、そのレース中に科される罰則によってある程度は、意図的なオフ・トラックを抑えることはできるでしょう。うまく働くとよいのですが。

FIRST Sporting Code

first
スポーティングコード=競技規則が更新されました。
http://members.iracing.com/jforum/posts/list/3297222.page
新しく2つの項が追加され、予選/決勝中のエプロン走行でアドバンテージを得ること、及び予選中の不正なドラフティングが禁じられました。これらに違反する行為はプロテストされ得ます。

7.1.1.12.
予選及びレースにおいて、ドライバーが走行できるのはレーシングサーフェスだけです。エプロンはレーシングサーフェスとは規定されません。例えばデイトナロードコースがそれにあたります。予選でもレースでも、レースカーはエプロンをアドバンテージを得るようには使えません。いかなるアドバンテージもiRacing.comによって決定されます。このセクションはプロテストされることがあります。

7.1.1.13.
予選において、ドライバーは不正な戦術でアドバンテージを得てはなりません。例えば遅いクラスの車の助けになるよう、プロトタイプカーをスローダウンさせて故意にドラフティングの状況を作ることなどを指します。ここではコースをショートカットしたかどうかは含みません。何がアドバンテージか制定するのはiRacing.comです。通常の予選戦略や幸運でドラフティングを得るのはOKです。