ATLAS Express

あるテストを行ってステアリングホイールを比較した、というフォーラム投稿でATLAS Expressが使われていましたので、そのスクリーンショット画像とホイール比較についてご紹介。


※あくまである特定のテスト結果でありこれがホイール品質の優劣を示すものではない、という注釈が付けられています。

テスト1: ステア中央からフル・フォースの中で左右へステアする様子を300msステップで記録。ホイールが同じ重さで同じ抵抗とすればどれだけ大きなフォースを出力できるかと遅延について計測することができるとされています。しかし重量は同じではないので厳密なものではありません。またECCI 7000はハードウェア的なダンピング機構がフォース出力と関係なく回転を制限するため比較できません。
テスト2: ドライバーのリニアリティを計測するために、異なるフォース出力、異なる回転量で上記テストを繰り返し実行。
今回のテストによると、フォース面ではT500が勝利、G25の低いレイテンシが秀逸とのこと。


左の画像はG25をLogitechドライバーでOverall Strengthを50~150%で変動させたときのリニアリティを比較した図。フォースレベルのゼロ付近はリニアではないこと、105%が少しリニアであることが読み取れる。右はDFPの場合。


シムでのFFBレベルを5, 10, 20に指定した際のフォース出力の様子。20ではクリッピングが発生、5ではポテンシャルを使いきれていない。※テストしたマシン・トラックの組み合わせでの場合

※全てのマシン・トラックは異なり、生成されるフォースフィードバックはセットアップによっても変動するため、記事では自分で確認してみることをすすめています。
オリジナルのこのフォーラム投稿にはテストで使ったプログラムも添付されています。