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設置例

LCD Boxアルミ製外箱の寸法は、高さ86mm、幅130mm(USB端子部入れると142mm)、奥行29mm、重さは275gとなっており、その背面にはPCパーツやケースで使われるのと同じタイプのネジ穴が4つを使ってステーなどに固定することができます。

LCD表示を上下反転させる設定も可能なので、USB端子の左右位置、背面ネジ穴位置の都合に合わせて設置することも可能です。

固定場所ですがやはりステアリングの向こうに設置したい。わたし shutaro はLogitech G25に同じLogitechのMOMO Forceのハンドル部を移植して使用していて、このときボス部が延長されているのですが、各部の干渉やよりベストな設置位置を求めて、G25筐体のステアリング軸上部にザグリを入れる加工を行いました。

そうしてホームセンターで入手できるクロムステーにLCD Boxをネジ止めし、台座部を折り曲げてG25筐体上面に3M社の強力両面テープで粘着固定しました。


最初はプリンタ用に使っていたUSBケーブルで接続していましたが端子部が大きくて邪魔なので、スリムタイプのケーブルに変更しました。

LCDスクリーン自体はUSBD480という4.3インチ 480×272 TFT液晶モニタが使用されているので、設置スペースに困ったときにはケースから取り出して、LCDスクリーンだけを設置するのも手かもしれませんが、冷却用にある程度おスペースは確保するようにした方がよいでしょう。

なお、LCD Boxのアルミケースに用意されている接続端子はプリンタで見られるUSB Bタイプ(ケース内のUSBD480自体はミニUSB Bタイプ)です。USBバスパワー駆動のため、電流量が足りていないなどの場合には正しく表示されないことがあるかもしれません。

現在まだダッシュボードが用意されていないマシンでは

どのダッシュボードを使うかは設定ファイルに定義されていて、ダッシュボードが用意されているマシンにはそれ用の設定がすでに施されています。ダッシュボードがまだ用意されておらず、設定ファイルにも定義されていないマシンの場合には、デフォルトのダッシュボード設定が使われます。また、マシンとダッシュボードの組み合わせや背景色などをユーザが自分で定義することもできます(設定ファイル中にマシンごとのセクションがあるので、iRacingマシン名=セットアップフォルダ名を使って追記できる)。

ただし、各種マシン用に設定されたダッシュボードは、LEDが黄色に点灯するのはこのタイミング、といったものがダッシュボード自体に組み込まれているので、ある車種用のダッシュボードを異なるマシンに利用すると、LEDの点灯タイミングや回転数表示などで混乱する可能性があります。例えばMazda MX5 ロードスターとFordマスタングはほぼ同じダッシュで、ロードスター用をマスタング用に使っても違和感なく見えるのですが、LEDによる回転数インジケータはマスタングのタイミングでは点灯しません。
試しにZ1SimWheel.comのRussellにLEDインジケータの点灯タイミングをマニュアル設定できるようにもして欲しいとリクエストを送ったところ、快くTodoリストに入れるよ 返信いただけました。
#例えばロードスターの明るいダッシュボードの背景色ではLEDの点灯状態が見えにくいため、LEDゲージ部分だけは背景色を黒系にして欲しいと追加のリクエストを送ろうかなと考えています。

次は最終ページ、購入方法についてとまとめ