eSportsのパイオニア である iRacing はサービス開始から 8周年を迎えます

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iRacing が正式にサービスを開始した 2008年 8月末、様々なゲームを使ったプライベートなリーグは各所で行われていたものの、完全に統率のなされたスポーツとしての開催はまだとても珍しく、eスポーツという言葉もまだ聞かれない時世だったように思います。サービスインから 8周年を祝う記事が発表されていましたので、ざっと日本語に訳してみました。以下よりご覧ください。

eSports Pioneer iRacing.com Celebrates Eighth Anniversary

以下のリンク先を日本語に訳しました。
eSports Pioneer iRacing.com Celebrates Eighth Anniversary
http://www.iracing.com/esports-pioneer-iracing-com-celebrates-eighth-anniversary/

抜きんでたオンラインモータースポーツレーシングシミュレーションを提供する iRacing.com が創立 8周年を迎える。iRacing は2004 年に Boston Red Sox オーナーの John Henry と受賞歴のあるレーシングゲーム開発者 Dave Kaemmer によって設立され、真のモータースポーツシミュレーションとして 2008 年にローンチしました。

最初から eSport として開発された iRacing は、中央集権化された競争構造を持ったオフィシャルマルチプレイヤーレーシングのパイオニアです。最先端のフィジクスを搭載したシミュレーションであるだけでなく、完全なオンラインスポーツとして、世界中のオンラインレーサーが自分と近いスキルのレーサーと一緒に同一条件のもとで競えるシステムとインフラを構築しました。

その上、ルーキーからプロフェッショナルまでのライセンスシステムを作りました。プロフェッショナルドライバーの頂点となるワールドチャンピオンシップライセンスを持つドライバーは、NASCAR, Grand Prix, Team GT Endurance の 3つの世界選手権で世界一のシムレーサーの栄誉と賞金を懸けて戦います。

iRacing の中央集権型構造はまた、中央に集約されたデータと統計システムによるスキルとセーフドライビングのランキングを行い、同様の経験・スキルをもつドライバー同氏のマッチメイキングシステムや、セーフドライビングのシステムはカオスおよび統括組織や競技監視チームをも最小化させることができましたし、チート検出システムも搭載しました。

iRacing は 150か国以上 225,000 人以上の熱狂的なコミュニティに成長し、そのオンラインの周回数は 15 億周を越えました。NASCAR, IMSA, IndyCar, SRO Blancpain Endurance Series, Skip Barber, V8 Supercars といった現実のレース団体とのパートナーシップによって 40 以上のオフィシャルシリーズが開催されています。また、カジュアルなレースゲーマーにはアンオフィシャルな Fun シリーズや制限のないプライベートリーグも用意されていますし、オープンプラクティスや単独でタイムを競う競技もあります。

「iRacing の成長と成功を本当にうれしく思います」 CEO の Dave Kaemmer は言う。「iRacing は eSports として知られるようになったそのものとして開発されました。ビジネスがスタートして 8年、我々はコンペティティブなオンラインレーシングのリーダーであるだけでなく、中央集権化されたサービスと組織によるシームレスなオンラインモータースポーツ体験ができる唯一のサービスです。何千人という世界中の人々が、そのスキルによらずに無数のコンペティティブなレースを体験できるのです。」

iRacing は毎年、DOTA2, League of Legends, Counter Strike Global Offensive といったゲームと同じように、チャンピオンシップトーナメントや多くのスペシャルなイベントを開催し、 $50,000 以上の賞金や賞品が用意されます。上位のシムレーシングチームは才能あるドライバーをリクルートしてそれにのぞみ、どのイベントも iRacing.com/live でライブ中継が行われます。

Kaemmer は言います。「我々のチームがこのような著しい技術的進歩と新しい機能をオンラインレーシングに導入するために費やした数年間は、本当にチャレンジでしたが、しかしまた本物の興奮を伴っていました。2008年にはいくつかの機能が実現できればと夢見ていましたが、結果としてそれが証明できました。ダートトラックレースと他のグレートな新機能が開発中ですので、これからの数年もこれまでの 8年間同様にエキサイティングなものになると確信しています。」