Fmod

2011 season 1 ビルドからサポートが開始されるサウンドライブラリ Fmod についてのリリース文を和訳して紹介します。

長いので続きで。

2011 season 1向けビルドには新しいサウンドライブラリ Fmod のサポートが含まれます。現在のところ大きな変化はありませんが、以下の効果があります。

  • Windows Vista と Windows 7でサラウンドサウンドが使える
  • いくつかのシステムでノイズを減少
  • 任意のボリュームブースト
  • 3コア以上のCPUを効果的に使用

しかしながら、以下のような問題があるかもしれません。

  • テストした多くのシステムでは安定していましたが、時折クラッシュするシステムもありました。
  • いくつかのシステムではノイズがありました。

この仕組みは開発中機能として、冒険心のあるユーザにリリースします。フィードバックが必要です。問題があった場合には ‘how to file a crash report’ガイドを参照してレポートを送ってください。

もしこれを使うなら、最初にいくつか台数の多いプラクティスセッションを試してください。シムがクラッシュするかどうか注意して、問題があればクラッシュレポートを送ってください。

Fmodを使うならALchemyは無効に

  • CreativeのALchemyを使ってWindows 7やWindows Vistaでサラウンドサウンドを有効にしている場合、Fmodの前にまずそれを無効にしてください。 Fmodにはそれらは必要ありませんし、ALchemyが有効だとクラッシュする可能性があります。

app.ini

  • Fmod関連のオプションを有効にするには、%Documents%\iRacing\app.ini の [Audio]セクションに、devSpeakerAllowFmod=1 の1行を追加します。これにより、Options / Sound画面のサウンドカードにFmodオプションが追加されます。

重要な局面では現在のリリースのFmodは使わない

  • FmodとDirectSoundはいつでも切り替えられます。現在の開発中バージョンのFmodは不安定かもしれませんから、重要なレースでは、DirectSoundに切り替えることを検討してください。

その他

  • Fmodデバイスを使うとき、app.iniの[Audio]セクションでcompressor=1としてボリュームブーストを使うことができます。これにより、シムのボリュームを少し増強してWindowsプログラムの典型的なボリュームにすることができます。関連するサウンドのボリュームを少し歪めて、小さな音は大きな音よりもよりブーストされます。