Release Notes

2011 season 3ビルドのリリースノートを和訳します。
ひとまずSimulation編です。一部英語のままの部分があります。

以下、続きをどうぞ。

Simulation:

New Tire Model

新しいタイヤモデルがオーバルのトップ車両3台、Cup、Nationwide、トラックに搭載されました。そしてSkip Barberフォーミュラと2台の新車、Ford GTとAcura LMPマシンにも搭載されました。新タイヤモデルの開発は継続し、できたものから順次リリースしていく予定です。Skip Barber以外のマシンではセットアップを調整する必要があるでしょう。これらのマシンでは、いくつかの新しいベースラインセットアップも提供しています。

タイヤはNationwideカーでのプレビューバージョンよりもやや寛大になっています。ファステストラップのために空気圧を低くする必要はありません。もしブレーキングで不安定になるようなら、ブレーキバイアスを前寄りに(前寄り率を高く)してみてください。ロードマシンで新しいモデルのタイヤを使う際、古いセッティングでは概ねブレーキバランスが後ろ過ぎる傾向があるようです。

新タイヤモデルを搭載しているのは次のマシンです。
Chevrolet Impala, Chevrolet Impala Class B, Chevrolet Silverado, Formula Skip Barber 2000, HPD ARX-01c, Ford GT

Graphics

  • シャドウマップが有効で優先されるときに、シャドウボリュームがレンダリングされないことがあったバグを修正しました。
  • 3画面設定でサイドモニターが45度以上の角度としていたとき、カメラが大きくズームした(FOVを小さくした)際、サイドモニターに大きな歪み生じる問題について作業しました。TVカメラが大きくズームしたとき、モニターのFOVを現実世界のFOVとマッチさせるには視点距離をセンタースクリーンから遠く離す必要があります。しかし頭を動かすことなくそれをすると歪みが生じます。これを減少させるには、サイドモニターのアングルを10度にまで小さくして、視点距離をセンタースクリーンから離します。これはまた異なる歪みを生じますが、元の歪みに比べればマイナーなものです。この新しい作用に対して、renderer.iniの[MonitorSetup]にset Min3ViewZoomDistortion=0というオプションが用意されました。ゼロが指定されたら無効、指定がなければ有効です。

Depth Of Field Effect

  • Depth-of-field効果=被写界深度をリプレイ中に有効化することができます(Options – Replays 画面の右下に”depth of field effect”チェックボックス)。シムの再起動が必要です。
    WARNING: このオプションを有効にするとビデオメモリを大量に消費します。Pixel shaderをも有効にしておく必要があります。
  • When the effect is enabled, each camera’s depth of field is calculated using equations from optics which take into account the camera’s focal length, aperture, and current focus setting. The focal length of each camera is determined via its current field-of-view. Telephoto style shots (with a very narrow field of fiew) require long focal lengths and help best show off the effect. Camera apertures are adjustable via the camera tool (CTRL-F12) , and are specified as a fraction of the lens’ focal length. The first entries in the aperture drop list, f/1.0, f/1.4, f/1.0, f/2.4, etc., result in the largest apertures. To maximize the blur effects make the aperture large (a zoomed in camera and a low f-number such as f/1.4). To eliminate any focus related blurs from the shot make the aperture small (a wide field of view and/or a high f-number in the aperture drop list). Pre-existing camera sets default to f/8.0.
  • デフォルトではほとんどのリプレイカメラはターゲットマシンに自動的にピントを合わせます。”Man. Focus”チェックボックスとスライダーを使えば、手動設定が行えます。
  • The effect breaks down a bit when things near the camera are very out of focus and very blurry and cause things that should be in focus behind them to visibly blur – this is due to a quality vs. performance tradeoff, but generally this tradeoff works out ok (as a starting point). This issue doesn’t occur when the focus is close to the camera and distant objects are out of focus.

Sound

  • クラッシュで生成するサウンド数を減らし、ランダムにサウンドを選択するようにしたことで、クラッシュ時のサウンドがより良くなりました。
  • ステレオサウンドをモノラルにミックスするとき(エンジンサウンドを車載カメラで聞いているような場合)、低周波数のエンジンサウンドとのクロスキャンセリングを取り除くために、左右のチャンネルを混合せず単に右チャンネルを再生するようにしました。
  • numSoundStreams=-1のとき、16のストリームが生成されたときに発生していたバグを修正しました。

Spotter

  • スポッターをクリーンアップして、間違った3ワイドコールが行われる可能性を減らしました。

Steering Wheel Configuration

  • ステアリングホイールの回転角度を1080度まで認識するようになりました。
  • ゲームパッドの検出処理を向上しました(hint: move your sticks slower!)
  • スロットル/ブレーキをボタンに割り当てできるようにしました。
  • フォースの強さの範囲を 0~40 に変更しました。
  • フォースフィードバックのダンピング調整のスライダーを設けました。ダンピングゼロがもっともクリアなフォースフィードバックです。
  • ペダルを検出するためにはゆっくりと踏む必要があります(ペダル検出に4つのデータが必要です)
  • Brake force curveのキャリブレーションをなくしました。
  • Fanatecホイールがロックしてしまうのを防ぐためにプログラムコードをクリーンアップしました。
  • F430ホイールでのバグを修正しました。

Driver Aids

  • 補足的なアシスト装置を好みのマシンとトラックのあちこちで使えるようになりました。Optionsの設定でドライバーエイドを有効にすることができるようになりました。
  • Racing Lineドライバーエイドは色の付いたレーシングラインをトラック上に表示します。赤い色はブレーキングゾーン、緑色は加速していくゾーンを示します。
  • Brake Assistanceはブレーキがロックしないようにします。
  • Throttle Assistanceはホイールスピンしないようにします。
  • オンラインのHostedセッション作成時に、ドライバーエイドの有効無効を設定できます。
  • iRacing Rookieシリーズではドライバーエイドを使えますが、クラスD以上のシリーズではどのようなドライバーエイドも利用できません。

Garage

  • セットアップ中の値が制限に近くなったときには黄色で表示するようになりました。

Tech Inspection

  • 車検システムでいくつかのバグを修正しました。レース中に車検システムが働いたり、スタート時にガレージに居たドライバーを出走させないようなことはもうありません。

Telemetry

  • テレメトリアイコンを移動してスプリット表示と被らないようにしました。
  • キーボードで “m” を押して、テレメトリファイルにマークビットを埋めることができるようになりました。興味深い事象が発生したポイントを見つけやすくなります。
  • G27シフトライトと車室内描写のライトとのマッピングを向上しました。その副作用としてテレメトリも向上しました。

Black Box

  • F3ブラックボックスのRelative表示が1周を通じて一貫性のあるデルタを表示するようになりました。

Race Control

  • 各トラックでサーバーがラップ速度とタイミングを読み込むようになったので、コーナーをカットした場合に何秒稼いだか正しく判定されるようになりました。
  • “Could not connect to server”エラーとなったり、ピットが1つ残っているのにフルセッションと判断されることがあったバグを修正。

Collisions

  • トラックの路面のコリジョン計算効率を向上したので、スパ最終シケインのようなタイトな縁石でCPUを以前ほど落ち込ませなくなります。またこういった部分で将来的にさらなる向上が見込めています。
  • 新しいImpala Bでの車軸の爆発や、ウォールにスタックしてしまうコリジョンシステムのバグを修正。まだウォールにスタックしてしまうことはありますが、以前ほどではなくなりました。

Updater

  • iRacingUpdate.exeを調整。アップデートがうまく動かないことがあったのを回避します。初回の更新では古いプログラムでの更新となるためまだ問題が残るかもしれませんが、今後のアップデートでは改善されるでしょう。

Miscellaneous

  • カメラのカーナンバーホットキーで前ゼロが有効になりました。
  • ピットスピードリミッターが有効で減速中にリアホイールがロックしてストールするとリスタートできないことがあったバグを修正。
  • “Could not connect to server”エラーとなったり、ピットが1つ残っているのにフルセッションと判断されることがあったバグを修正。

Tracks

  • 多くのトラックにライブタイミングボードが追加されました。
  • 全てのNASCAR、いくつかのUSロードコースにiRacingの飛行船が居ます。

IndianapolisMotorSpeedway

  • 新しいオーバルレイアウトを追加。通常のオーバルレイアウトと同様ですがピットロード速度制限開始位置が異なります。

Charlotte Motor Speedway

  • ビジュアル面で多くのアップデートを行いました。

Iowa Speedway

  • 入手できるようになりました。

Suzuka International Racing Course

  • 入手できるようになりました。

Cars

HPD ARX-01c

  • 入手できるようになりました。

Ford GT

  • 入手できるようになりました。
  • Ford GTはハンドリングバランスをいいところに持っていくのがタフなマシンです。これはフラットボトムのマシンで車高を高くして走ることからくる事実です。ACOのルールにより、最低地上高は55mmに定められいるのです。まず、前も後も最低にセットすると、フロントのダウンフォースを大きく失うため、走行時に10mm近くの傾斜を付けるセットアップから始めるとよいでしょう。一つ覚えておくことは、フロントのダウンフォースを得るために、スプリッターと路面との距離を近づける必要があるということです。最低車高の55mmにまで低くなるのは、減速による荷重変化が起こったときだけです。アクセルをリフトしたかブレーキを踏んだかによらず、ダウンフォースをフロントへシフトさせます。しかしスプリッターをボトミングすることは、フロントダウンフォースの急激な変化やハンドリングの問題を引き起こすでしょう。スプリッターを路面に近づけるけれども、ブレーキングしても決して当たらない程度は高く、マシンをセットアップする必要があります。なお硬いスプリングを使った場合でも、フロントのバンプストップギャップは13-19mmで具合がよく、小さくする必要はないでしょう。
  • これは最初で最高のエアロカーです。高いで高いダウンフォースを得るために選択したスプリングによって、低い速度でのハンドリングは妥協が必要となるでしょう! サーキットの性格によりますが、高速域でマシンの姿勢を保つために、より硬いフロントスプリングと柔らかいリアスプリングを使うことになるかもしれない。しかしハイダウンフォースのサーキットでは、エアロバランスを前寄りにして曲がりやすくするためにブレーキングゾーンでノーズが路面まで下がるセットアップが好ましいかもしれない。ダンパーのリバウンドを調整することで、ノーズを下げたままでサスペンションへの追従性を減らすことができます。良いセットアップを探るのはタフですが、辛抱強いドライバーには高いスピードと優れたハンドリングで報いるマシンです。エアロバランスを変えずにいてよく曲がるよう期待するのはトラックを運転するようなものかもしれないね。

Chevrolet Impala

  • 新しいタイヤモデルにアップデート。
  • サスペンション、エアロダイナミクス、ガレージセッティングを全てアップデート。

Chevrolet Impala B

  • 新しいタイヤモデル(の最新版)にアップデート。
  • サスペンション、エアロダイナミクス、ガレージセッティングを全てアップデート。

Chevrolet Silverado

  • 新しいタイヤモデルにアップデート。
  • サスペンション、エアロダイナミクス、ガレージセッティングを全てアップデート。

Formula Skip Barber 2000

  • 新しいタイヤモデルにアップデート。
  • フロント地上高設定範囲を半減。

Dallara IndyCar

  • 接触判定モデルをマシン底面のプランク位置に合うように下方に調整。

Riley Daytona Prototype

  • エアロダメージと冷却水漏れの影響を大きくした(GrandAmシリーズでのフィードバックより)。

Williams FW31

  • 燃料ミクスチャを調整できるようになりました。コントローラへの割り当ても行えます。