Release Note

2010 season 4向けビルドのリリースノートを和訳して掲載します。

長いので以下続き。

Website

Test Panel

  • マシン、トラック、レイアウトを変更してもリロードしないようにしました。
  • マシンごとのフォーラムへのリンクを追加しました。
  • 夜指定の設定見直し。

Race Panel

  • マシンごとのフォーラムへのリンクを追加しました。
  • シリーズのスケジュールページへのリンクを追加しました。
  • サービスが稼動していない場合はセッション選択BOXは表示されなくなりました。

Series Pulldowns

  • オーバルとロード、参加中シリーズと参加中でないシリーズと参加資格のないシリーズ、を切り離した形に作り替えたのでシリーズ数が増えてもプルダウンは使いやすくなります。

References Menu

  • スポーティングコードへのリンクを追加しました。

Spectator Mode

  • セッション内ドライバー数を正しく表示するようになりました。以前は “0” で表示されていました。
  • マルチクラスセッションの観戦時にはマシンを選択するよう尋ねられます。観戦モードにおいてドライブできるマシンを選択するものです。
    ※下のSimulation – Spectatingの項を参照
  • 観戦ページにフィルターを追加。

Online Status

  • セッション情報等のポップアップ表示を変更しました。

Driving School

  • 修了証はただPDFを直接開くのではなく、表彰ページを開くようになりました。

Identity Section

  • 名前にキャリア/Statsページへのリンクを付けました。

Hosted Sessions

  • IE8でホストを実行する際にあった問題を修正しました。
  • Fixedセットアップ選択画面を使いやすいようサイズを変更しました。

Updater

  • インストール/アップデート後にはページが自動的にリロードされるようになりました。

Member Profile

  • ダッシュボードページのコミュニティウィジェットに、新しい「Driver Profile」セクションが追加されました。ここに表示される写真やメンバー情報をアップロードできます。

Member Stats Overhaul

  • STATSページのPersonal/Friend/Studiedセクションを再設計しました。ページ上部はDriver Profileウィジェットと似た内容が表示されます。その下はCareer・Awardsの2つのタブで構成されます。
    Careerタブはこれまで同様のキャリア情報が表示されます。
    新しいAwardsタブでは勝利シリーズやドライビングスクール修了などの表彰内容が表示されます。この仕組みは開発中のiRacing Awardsシステムのホームページとなる見込みで、様々なゴールに向かって取り組み、達成状況を確認できるものとなる予定です。
    NOTE: 賞状は過去に遡って表示されますが、このビルドのリリース直後には見ることができません。週末頃に別途このための処理を行う予定ですので、その後に見れるようになります。

iRacing World

  • iRacingWorldは閉鎖予定です。このビルドより、メンバーサイトからiRacingWorldへのダイレクトアクセスは無効になります。実際にサイトが閉じられるのは1ヶ月後となります。保存したい情報がある場合はその間にwww.iracingworld.comにアクセスしてください。

Simulation

General

  • ドライブするボタンを押す際にドライブ時カメラを変更できるhackに対処しました。
  • ドライバーがスクリーンネームを変更できるバグを修正。
  • ドライビングビュー(Vanish Y)をUp/Downできるホットキーを追加して、ダッシュを見えやすくできるようにしました。デフォルトでは、Shift + [ と Shift + ] が割り当てられています。
  • Scenicカメラをレースラインではなくセンターラインをフォーカスするようにしたので、壁に埋もれることがなくなるでしょう。

Spectating

  • 観戦モードにおいてテスト走行することができるようになりました。このとき、他のドライバーにはあなたは見えないようになっています。

Sound

  • サウンドソースが動いている場合の到達時間によるディレイを計算し。サウンドソースごとの音量を適切に調節します。例えば、向かってくるマシンは小さく、去っていくマシンは大きく、前を走る高速パックのマシンは大きく、後ろのマシンは小さく。
  • On-carカメラではIn-carやOut-carサウンドとは異なる、On-carエンジンサウンドを使うようになりました。ただし現時点ではこの仕組みを取り入れたのはWilliams FW31だけです。

Telemetry SDK

  • タイヤとゲージデータが出力されるようになりました。
  • SDKはDLLでまとめられており、C#をサポートするようになったのでデモアプリケーションはC#で書かれています。

Chat

  • メッセージ表示数が1024まで拡大されました。
  • 観戦者のチャットはドライバーがマシンを降りれば表示され、チャットBOXに追加されたトグルボタンで切り替えれば観戦者とチャットできるようになりました。
  • 観戦者のチャットメッセージを判別できるように色を変更しました。
  • セッションが「!nchat」コマンドでチャット禁止に設定されていても、観戦者間はチャットできます。
  • 「spchat」「nspchat」コマンドは廃止されました。

Black Boxes / Pitting

  • ブラックボックスを整理しました。またトーイングによってフルタンク・フレッシュタイヤとならないようになりました。そして給油指定を向上しました。
  • タイムトライアルと予選の両セッションでもブラックボックスを有効にしました。
  • ピット移動レーンに駐車してもピットサービスを受けられたバグを修正しました。
  • F4~F8ブラックボックス内でどの項目を調整中なのか記憶するようになりました。HOMEキーはその状態をリセットしてそのブラックボックスの最上部項目を選択しなおします。これによって各項目を設定するためのスクリプト/マクロを使いやすくなります。
  • オーバル予選ではF2ブラックボックスで他車の結果を表示するようになりました。
  • 全車で、F7ブラックボックスを “In-pit Adjustments” 、F8ブラックボックスを “In-car Adjustments” としました。

Graphics

  • 照明モデルが大きく向上し、明暗コントラストをよりよく生成するようになりました。
  • 多くのトラックとマシンのテクスチャを、鮮やかさと発色を適切に調整しました。
  • 新しいグラフィックオプション”shadow maps”によって、樹木、壁、フェンス、多くのトラック脇にあるオブジェクトが影を投影するのに必要なパフォーマンスが低下しました。また、関連していくつかのオプションが用意されました。走行用/リプレイ用共に向上しているので、それらを異なる設定とすることもできます。
    1. 最初に、”shadows maps on everything” か “shadow maps on tracks/cars” のどちらかを選択します。”everything” が多くの範囲で影を受けることが主な違いです。高速なPCを使っているなら、”everything” 、低速なPCなら”track/cars” 、を最初に選択してください。no shadows と比べると、5%から10% の FPS 低下が予想されます。
    2. 関連する “trackside objects” オプションを有効にしてみてください。大きなトラックの読込に問題が発生するようになったら、またはAGPビデオカードや古いGPUなら、このオプションをOffにしてください。
    3. “Prefer shadow maps” を有効にしてください。これはshadow mapsとshadow volumesの両方を有効にし、shadow mapsによってオブジェクトが投影する様子を見せるでしょう。チェックするとウォールや不透明な部分がshadow mapで投影し、shadow volumeでそれを行うよりも高速に処理されます。
    4. (必要に応じて) とても高速のハイエンドシステムを使っていて、コクピットやマシンからの影が欲しい場合、上記に加えてshadow volumeも有効にしてください。現在はコクピットとマシンはshadow volumeによってのみ投影しています。2-passを有効にするのはまだコストが高いので、リプレイモードのみにしたいところでしょう。shadow mapsも有効にしていれば、1-pass shadow volumeの方がおよそ20%高速です。
  • CrowdディテールオプションがAdvanced Graphic optionに追加されました。
    “High”を選択すると多くのトラックで観客の後ろにさらに群集が追加されるので、リプレイに良いでしょう。走行において向上するものはありません。
    “Low”は以前のビルドと同じ状態で、前と横だけの観客です。
    “None”は新しいオプションで、多くのトラックで観客表示をなくしたり劇的に少なくします。観客がFPS低下の要因である場合に便利なオプションとなるでしょう。
    走行用タブでは”Low”、リプレイ用タブでは”High”を選択するのを推奨します。
  • マシンテクスチャ表現を向上するAdvanced Graphicオプションの名前を変更しましたが、その働きは以前と変更ありません。
  • 夜間照明をsRGBガンマで修正されました。トラック上のマシンがスポットで暗くならず照明はより均一になりました。
  • IZ3D(立体視ドライバ)が使えるようになりました。

Tracks

  • MosportとIndianapolis Roadでピット入口をカットできないようにチェックポイントを向上しました。
  • Brands Hatchの最初のいくつかのピットストールを調整しました。
  • Martinsvilleのチェックポイントを調整してインフィールドを使ったラップタイム向上ができないようにしました。

Cars

  • Optionの新しいIn-Carタブを使って、車内から行える+/-調整コントロールをボタンに割り当てられるようになりました。現在選択しているマシンで有効なコントロールはハイライトされ、無効なコントロールはグレーアウトして割り当てられないようになっています。
  • それを持つマシンでは、ピットレーンスピードリミッターが使えるようになりました。デフォルトでは A キーに割り当てられていて、押すごとにOn/Offを切り替えます。マシンに乗り込んだ時点では、Offになっています。
  • 現在のタイヤモデルを調整して、タイヤ自身の減衰特性が向上しました。空気圧が低すぎる車両では問題となることがあります。
  • より少ないまたは補助なしと比較して、全シフト操作補助機構を使った場合のタイムロスをわずかなものにしました。
  • パーキングブレーキ自動解除機構を更新して、Jetta TDIが停止状態から動き出すときに跳ね上がらないようになりました。
  • Riley DPは2011年仕様のデカールで更新されました。
  • Latemodelのエンジン冷却若干を向上しました。
  • Dallaraは、PoconoではIndyタイヤ・エアロパッケージ、Centripetal Circuitではロードコース用エアロパッケージを使うようになりました。
  • Pontiac Solsticeはタイヤモデルを最新にアップデートし、MustangやMX-5に近いタイヤになりました。

ATT Williams FW31

2009 AT&T Williams FW31を紹介します。セットアップガイドを書いた最初のマシンとなります。

  • ダウンフォーストリムは 3つ用意されています。
  • Front flap angleとRear wing wickerはエアロバランスの調整を改めます。
  • フロントサスペンションにはcornerスプリング、アンチロールバー、heaveスプリングがあります。
  • リアサスペンションにはheaveスプリングとアンチロールバーだけがあります。
  • マシンには 4つのcornerダンパーと 2つのheaveダンパー、 計 6つのダンパーがあります。
  • ブレーキプレッシャーとダイナミックブレーキバイアスは調整可能です。
  • ピットボックス内でダイナミックブレーキバランスがニュートラルのときディスプレイ表示されます。
  • バラストは動かせます。
  • フロントとリアのinerter massは調整可能です。
  • デフロックは diff build で指定。
  • 車内から調整可能なのはブレーキバイアス、3つのデフ設定、エンジンブレーキ、エンジンパワー、スロットルペダルレスポンス。
  • ピットストップでの調整項目にはフロントフラップ角度が含まれます。

Mazda MX-5 Cup and Roadster

Mazda MX-5 CupとRoadsterを紹介します。これらのマシンは新しいRookieカーであり、同じシリーズで一緒にレースすることができます。

これらのマシンはお互いに鏡に映しただけではありません。Cupカーは左ハンドルで6速トランスミッション、Roadsterはほぼ日本のNR-A仕様となり、5速トランスミッションと若干小さいタイヤを履きます。

これはミスマッチに見えますが、案外そうでもありません。これらのマシンの異なるギアリングによって、シフトアップでの回転の落ち込みが大きいRoadsterは直線加速でやや失いますが、Cupカーの6速と比較してより良いトップ(5速)ギア比を持ちます。

右ハンドルであることによる重量バランスの違いが主に時計周りのロードトラックで有益とは言及していませんが、長いトラックではCupカーはドラフトでより高い速度に到達できる可能性があります。

2台のギア比の違いは以下のようになっています。

  Cup Roadster
1st 3.82 3.136
2nd 2.26 1.888
3rd 1.64 1.330
4th 1.18 1.000
5th 1.00 0.814
6th 0.79  
Final Drive 4.10

訳注: リリースノートでは6速仕様のギア比が小数点以下2桁しか記載ありませんが、RS相当と同じ 3.815, 2.260, 1.640, 1.177, 1.000, 0.787 と思われます。

  • 両方のマシンはNoviceレベルのレースにFixedセットアップとなるため、手間要らずでイコールコンディションとなります。Advancedレベルのイベントでは、両方のマシンで標準的な項目(キャスター、キャンバー、トー、タイヤ空気圧)を調整できます。Cupカーは車高制限の中でショックの減衰力を調整できます。
  • Roadsterは減衰力調整式ではないBilsteinダンパーと標準車よりは堅いプリングを持ちますが、日々の使用に堅すぎるほどではありません。筑波サーキットまで自走で行き来したり、通勤通学にも使える足です。
  • CupカーはSachsの2-way調整式ダンパー(Bump, Rebound)を持ち、その調整方式はMustangのショックとよく似たものです。Bumpはクリック数で、Reboundは45度回して調整します。
    訳注/参考:http://www.sachssport.com/racedamporder.htm
  • CupカーのタイヤはBFGoodrich G-Force R-1です。Roadsterも同じタイヤで走ることになりますが、これは2台のパフォーマンスの一貫性を保つためです。NR-AではBridgestone RE-11が装着タイヤなのですが、このタイヤはDOT-Rコンパウンドではないので、この2台の間での有利不利を最小にするためにそのように決断されました。
    訳注: リリースノートには記載ありませんが、MX-5 CupではBFGoodrich g-Force R1 225/45/17タイヤと17″x7″ホイールと規定されているので、iRacing MX-5 Cupも同様と思われます。一方のRoadster (NR-A)は本来はBS POTENZA RE-11 205/50/16タイヤと16″x6.5″ホイールです。
    ちなみに、MX-5 Cup車両はバラスト搭載してドライバー込みで2600lbs(約1179kg)と規定されています。NR-Aはマツダ発表の主要緒元では車両重量1100kg、パーティレース車両規定ではバラスト不可・ドライバー除いて決勝後最低重量が1095kgとされています。
    参考:
    http://www.mx-5cup.com/series.php?page=MX5carfacts
    http://partyrace.nr-a.com/regulation.html
    http://www.roadster.mazda.co.jp/contents/108_spec/pdf/spec.pdf