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* 2002.11.28 に note しておいたものを別ページに取り出したものです。

MOMO Force 1st Impression

晴れてオールジャパンロジモモ普及委員会の入会基準を満たすことができました(?)。別途レビューページを書くかどうかは置いといて、とりあえず昨日数時間使用した後の(MSと比較しての)ファーストインプレッションとしては以下のような感じ。まだまだ慣れなくてタイム向上とは至りません(慣れてないので遅い)(^^;
ちなみに試用したタイトルはColin McRae Rally 2, Grand Prix Legends(以下GPL), RalliSport Challenge、私が使用しているPC机は安物組み立て式に左右2台のPC/CRTを設置、レース用PCではハンドルはほぼ常に設置状態、ハンドルをはずすことはたまにはあるのかな、という程度です。

ステアリング:

  • × 真っ赤なカラーリングはやはりちょっと派手だなぁ(^^;MOMO Racingのステッカーも付属していたけど、これを貼ってる人はいるんだろうか。
  • 必要なら机に穴をあけてネジ固定もできる(穴あけ用台紙が付属)が、さすがにそこまでは(^^;でも、コラム部裏に貼られたゴムのおかげもあってか、2本のL字アームでの固定が思ったよりも強力で、やや天板の薄い私のPC机でもずれることはなさそう。MSよりも強力かもしれない。
  • ステアリング角度がMSよりもアップライトになり、トラック/miniのようになるため、慣れが必要。初めGPLではかなり違和感を覚えた(椅子には浅く腰掛けて足を前方に投げ出し、やや低い体制でドライブするので、床に対して垂直でもよいくらい)が、(どちらかというと上体を起こしてドライブする)ラリー系でしばらく走った後は多少は気にならなくなった。ステアリング自体にチルト機構があるとどんなに嬉しいことか。
  • ステアリング設置本体部へはパラレルポートと同様のネジ付コネクタのみが接続される。ややコネクタ部分が突出してしまうが設置場所への影響はほぼなく、抜けることもまず有り得ない構造なので非常に好感が持てる。なおPCへのUSBケーブルはこのコネクタ部から分岐していて、分岐した2本のケーブルの多少のごちゃごちゃ感はあるが、ACアダプタからのケーブルはペダル部へ接続する分、MSの3本(PC/ペダル/電源)でのそれよりはいい。
  • ステアリングはベアリングによってガタツキのないスムーズに回転する質感の高いもの。ステアリング径自体はMSよりやや小さく思える程度。また、以前実車で使用していたMOMOベローチェ等にも似通った(MOMO Forceの方がさらに太い)非円形のステアリング断面で、革巻きであることもあって握り心地は好感を持てる。
  • シフトパドルのクリック感はゴムのブッシュ感があってMSのカチカチ感とは異なる質感の高いもの。MSではステアリングを握り込んだまま操作できていたため、慣れるのに少し時間が必要か。ステアリングを握った手がパドルに干渉することはない。
  • 前面のボタンはやっぱり遠い。ゲーム内で設定するボタン位置は見直す必要がありそう。ただWingManプロファイラを使えばシフトボタンを割り当てることもできるようで、パドルを除けば6つのボタンで10通りに使用できるのかな?これはポイント高い。
  • × FFBをOffするためのボタンがない(?)。ドリンクがこぼれる〜、というときの緊急回避は難しそう(笑)
  • ロックtoロックが大きくなったのに、GPLのキャリブレーション画面によるとステアリング解像度はMSと同じ1024。このため大きな舵角が必要になり、慣れるのにまだしばらくかかりそう。ロックtoロックを物理的な回転半径ではなく、自分の好みに合わせてクイック方向へのセッティングが必要と感じた(私的には大きくハンドルを切るのが苦手なため)。GPLではステアリングのキャリブレーションとステアリングレシオでのセッティング出しが必要。やや解像度を犠牲にしなければならないが。
  • GPLではcore.ini設定をMS用からまだ変更していないので分からないけど、ラリー系で感じたところでは、やはりMSよりマイルドに思えるFFB。
  • センターが気持ちやや左にずれているかな、と思ったけど、WingMan TeamMOMO Force Center Adjustment Utilityを使って微調整できるのはよいですね。

ペダル:

  • 思ったよりもペダル部のボックスは小さかった(写真からはもっと高さがあるように感じていた)。
  • ペダル部にACアダプタからのケーブルを接続するのは個人的に好感度高。これ以外にはステアリング部へのケーブルが1本。
  • ペダル部のボックスはカーペット上でも滑らず、MSより安定度ははるかに高い。
  • アルミのフット/ペダルプレートは質感は高いのだけど、裸足/靴下ではこの季節は寒い(笑)
  • × 角度可変のペダルプレートはやはり不要に感じる。Bペダル側が特に動き過ぎて踏みにくい。これを固定するには六角レンチでしめこむ前にバネを抜く必要があるのかな?六角レンチが付属していればよかったのに。
  • MS等と比べてペダルアームの設置方向/角度が寝ているため、ペダルのストローク方向はややトラック的アップライトなドライビングスタイルを彷彿とさせる。しかし、足を投げ出す位置に設置している分には違和感はあまりない。ペダル自体はMSより重く感じた。また、ペダルストロークはMSよりも短く感じた(それほど大きな違いはないと思うけど)。まぁ、正直まだ踏み慣れないので△としておく。
  • ペダル解像度はGPLのキャリブレーション画面によると256。ブレーキングでのロックは確実に減り、コーナリング中でのスロットルワークも格段にやりやすくなっている。しかしペダルタッチと解像度が変わったことと、自分の踏み方とがあいまってか、スロットルOnでの吹けあがり方が鈍くなった感じがする。少々慣れが必要か。
  • 左足ブレーキな私には問題ないのだけど、ABペダルの間隔が右足ブレーキ/ヒール&トゥにはやや広い。ボックス部自体けっこう横に広い(フットレストには十分)のでCペダルを横に設置するにはMOMO Forceのペダルボックスにも加工が必要だろうなぁ。